コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。

ベンチャー挫折の最大の原因とは?

12日のブログの終わりで、ベンチャーのあっけない挫折について触れた。
誤解があるといけないので、説明を補足しよう。
私は、ベンチャーの出発点は「志」であってほしいと考えている。
だからといって、ベンチャーの動機が「金」であってならないなどと言うつもりはない。
私はそこまで堅苦しくないし、まして聖人君子でない。
アントレプレナーは大きなリスクを冒すわけだから、成功した暁にそれに見合ったマネーを手にして当然である。
たとえ金目当てで立ち上げたベンチャーであっても、それは衰退しがちな日本の産業や経済を活性化するし、雇用の機会を創出することは事実だ。
大きな効用と貢献をもたらす…。
富への欲望が根底にあったとしても、徐々に「心」が磨かれ、「志」に目覚めていくならば何の問題もない。
成功を収めたかに見えるベンチャーのあっけない挫折の最大の原因は、会社が劇的に成長したにもかかわらず、創業者がまったく成長しなかったことではないのか。
先ごろ保釈された2人についても、マスコミで発言を聞いたり行動を見たりする限りでは、人間としての“成熟”がみごとに停止していたことが分かる。

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学んでいるのに縁を生かせない悲劇

7日のブログで、「学んでいるのに報われたという実感を持てないのは、縁を生かせていないからではないか」と述べた。
さて、それは何ゆえか―。
自分が「得る」ことばかり考えるためである。
こうした姿勢は、周りに伝わる。
したがって、周りが避けるようになる。
となると、がんばるしかない。ますます、遠ざかる。
努力が孤立する悪循環である。出会いをとてもつくれない。
独りで懸命に回るコマを見るようで、本人より周りのほうがつらい…。
ところが、自分が「与える」ことを考えると、周りが近づいてくる。
向こうから縁が押し寄せるので、自分でがんばらなくても、周りに動かされたり運ばれたりする。
ただし、むやみに流されることはない。まして、自分を失う心配はいらない。
なぜなら、自分が周りに与えられることは限られており、そこには志や意思などが色濃く反映されている。
だから、“お返し”も自分を反映している。
出会いが自ずと深まっていく。
学んで報われないとしたら、お気の毒なことである。
…「目標設定」の大切さを知る人は多い。
だが、大半は、自分が得る目標を立てている。学習プランやキャリアプラン、ライフプランなどの類である。
しかし、周りに与える目標を立てている人は、あまりいないのではないか。

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土木・建設談合の隠語

「お願いします」「どうぞ」。
これ、何の意味だか分かりますか?
土木・建設業界の“談合”の際の隠語だとか。
工事を自社が請け負いたい。工事を他社へ譲ろう。
その意思表示である。
日本的な美徳ともいえる2つの言葉が、そんな意味で使われているとは…。

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東京からの転校生というだけで大変

私は40年近く前に、東京の墨田川高校から富山の魚津高校へ移り、周りの反応の凄まじさに戸惑った。
東京からの「転校生」というだけで、これほどまでに注目されるとは…。
高校2年の夏休み明けだ。
魚津高校はそれなりの進学校だから、進路がおおよそ固まる頃合いである。大半の生徒は大学に進学し、しかもその半数は東京に出たのではないか。
私は、神に誓う。
「東京生まれ」と言ったこともなければ、「東京育ち」と言ったこともない。
東京からの転校生にすぎない。
ところが、周りに強固な“思い入れ”があり、それを口にすることがはばかられる雰囲気が漂っていた。
昔は、田舎はどこも同じだったろう。
余談だが、徳島の城北高校から東京の墨田川高校へ移ってまもなく、クラスメートの女の子2人が大学見学を兼ねて上京し、自宅に訪ねてきた。私が数カ月で転校した後の話である。
東京は、日本中の圧倒的な“憧れ”の的だった。
話を、富山の魚津高校に戻す。
約40年を経たいまでも、忘れられない2つの出来事がある。
一番の友人と雑談していたとき、「なまっているぞ」と叱られた。彼には、それがどうしても許せなかった。
東京人らしくあれということだったと思う。
彼は現役で「東京大学」に合格した。入試が中止になった翌年なので、2年分の難関である。
また、私が明治大学に合格し、上京が近づいた頃、ある友人が「帰省ですね」と言ってきた。
なるほど、そういう受け止め方になるのか。
2人の表情が脳裏に焼き付いている。
当時、地方の若者にとり、「東京」は特別な響きを持つキーワードだった。

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日本一のブログを目指す!

私にとり、当面の目標は、このブログをなるべく多くの人に読んでいただくことである。
「日本一」のブログを目指している。
誤解がないように、説明を補足したい。
いわゆる「ブログランキング」の社長部門、まして総合部門の1位になるという、大それた意味でない。
アクセスの数という「量」は大切であり、それがあるから上位表示も叶う。ならば、私が読んでほしいと願う人と出会える可能性も高まる。
だが、私は大勢に好かれるほうでない、残念ながら…。このブログの性格も、かなり辛口である。
高い志と強い意欲を持ち、仕事と人生における自己実現を追い求める人に読んでほしい。
互いに出会いと感じ、ともに“縁”を育んでいけるような、アクセスの「質」にこだわっている。
訪れた方に、「いいブログですね」と言ってもらいたい。
ほんの一握りの方に、「私が知る範囲で、一番いいブログだと思います」と誉めてもらいたい。
これで、私は間違いなく昇天っ!
日本一とは、そういう意味である。
ちなみに、現時点でアクセスは皆無に近い。とほほ…。

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新学説「頭は筋肉」、本日発表!

俗に「頭がいい」というとき、乱暴な分類ながら2タイプがあるように思う。「頭が切れる」と「頭が強い」。
頭が切れる。
おもに先天的な資質による。回転の速さであり、頭の瞬発力である。
「脳」の優劣と密接に関わる。キャパシティの大きさと、思考回路の円滑さである。
持って生まれた才能がものをいう。
陸上競技にたとえれば、ハイジャンプや短距離走か…。
頭が強い。
おもに後天的な努力による。稼動の長さであり、頭の持続力である。
「心」の強弱と密接に関わる。思考回路を働かせようとする意志の固さである。
身につけた人生哲学や職業観がものをいう。
スポーツにたとえれば、長距離走やトライアスロンか…。
一握りの傑出した人を別にすれば、資質は似たり寄ったりである。それで闘える人をうらやんだところで仕方ない。
…私のように才能に恵まれなかった人間にも“救い”がある。
「資質は有限、努力は無限」。
うまく経験を積んでいくなら、だれしも少しずつ“いい頭”に変えられる。
「うまく」とは何か。
第1のキーワードは、「挑む」だ。
できることはやらない。慣れと安心の世界から離れ、違和と不安の領域に入る。つねに“高み”をうかがう。
第2のキーワードは、「考える」だ。
考えてから行う(設計)。考えながら行う(最適)。行いながら考える(改善)。行ってから考える(検証)。
言い換えよう。「挑むには考えるしかない」。
ところで、私が指導している「ソリューションセールス」は、頭の切れでは不十分で、頭の強さが不可欠となる。
顧客のベネフィットにフォーカスし、それを最大化するためにどこまでしつこく考えられるかが決め手である。
私のように生きる意欲、働く姿勢では負けないという人に向いている。
「頭は筋肉」。
頭は鍛えるほど強くなるというのが、私の結論である。
鍛えるうえで大事なのは、体と同様、これくらいでいいと妥協しないこと。
「人は限界を超えない限り、ネクストステージへ進めない」。
すなわち、ブレークスルーが必須。
頭が切れないと嘆く必要はない。鍛えれば鍛えるほど、頭は強くなる…。
土光敏夫に、氏ならではの名言がある。
ただし、うろ覚えなので、正確なところは不明である。趣旨は次の通り。
「体は外から分かるので、体を鍛えている人はたくさんいる。だが、外から見えない頭を鍛えている人はめったにいない」。
非常に耳が痛い。私は体を鍛えていないので…。
なお、どなたか出典と原文をご存知でしたら、教えてくださいませんか。

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「和田創土日会」がまもなく開催

私たちは、先行きが不透明な時代に生き、働いている。
景気の動向が読めない、日本の将来が見えない。
3年後、5年後、10年後…。
生活や家族、仕事や会社、地域や社会はどう変わっているか、予測がつかない。
とくに10年後のイメージがまったく湧いてこない。
例えば、会社は伸びているか、縮んでいるか。あるいは、つぶれていないか、飲み込まれていないか。
そして、自分は会社に留まっているか、放り出されているか、飛び出しているか。はたまた、仕事を続けているか、変えているか、やめているか…。
不安や心配は尽きない。同時に、興味や期待は尽きない。
この先、日本がどうなろうと、景気がどうなろうとうろたえない力をつけておく必要がある。
それらに歩調を合わせて沈むわけにいかない。
そのためには、自らを修練の場や鍛錬の機会に置く。勇気を奮い、数段階上がよい。
土光敏夫に名言がある。
「行動となって現れないような思考は無用であり、時には有害でさえある」。
氏が企業再建に取り組むなかで発したものか?
しかし、この言葉は、自分の職業人生を総括し展望するうえでも核心を突いている。
それは、自分再建の教えだ。
「学んだはずなのに、なぜここにいるのだろう」。
そんな気持ちを拭えないあなた。そろそろ行動に移そう。
私が7月1日(日)に第1回を開催する「和田創土日会」は、高い志と強い意欲を持つ人たちを応援する、気づきと出会いの道場である。
本土日会が最重視するのは、参加者が「行動」を起こすきっかけを与えること―。
例えば、会社を大きくする、ビジネスモデルを編み出す、事業や商品をつくり出す、社内ベンチャーを立ち上げる、起業に備える・加わる、独立を目指す、キャリアアップを図る…。
また、著者や講師、コンサルタントなどの自由業が育ってほしい。
果敢に門を叩いてください。
参加者が1名いれば、中止にしない。

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会員が大企業の社長に就任!

きのう、「営業実践大学」の第136回 公開講座を開いた。
ゲストは営業コンサルタントとして注目を集める菊原智明先生だったこともあり、おおいに盛りあがった。
テーマが絞り込まれ、内容が具体的・実践的だった。非常に参考になり、だれでも即使える。
いま大人気の先生にボランティアで講師を引き受けていただいた。会員を代表し、お礼申しあげる。
主要書店に先生の営業本がしっかり並んでいるはず。ぜひお買い求めください。
なお、私としては、先月入会した女性が引きつづき参加してくれたことが、とてもうれしい。
事務局によれば、もう来月の申し込みが届いているとのこと。素晴らしい向上意欲。どうか粘り強く学んでほしい。
それと、徐々に「交流」を深めてほしい。男性会員が中心で、取っつきにくいとは思うが…。
幸い今月、女性が入会してくれた。心を通わせていただければと思う。
少し前の会員の方が今年、数千名の企業の社長に就任した。おめでとうございます。ご挨拶に伺います。
また、大手企業の役員に手の届くところにお二方。まだ若いから楽しみだ。
会員の皆さま、本大学に継続してご参加くだされば、力はかならずつきます、成果はかならず出ます。
それも営業に限らず、仕事において、いや人生において。
出会いをじっくりと掘り下げ、豊かさと幸せをともに手に入れましょう。

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ベンチャーがスタート!

ベンチャーの創設メンバーが虎ノ門に集まり、事業の成功、会社の成長を願い、キックオフミーティングを行った。
全速力での株式公開を目指すが、それは時代と社会、そして市場と顧客の共感と支持を得られ、初めて叶う。
このプロジェクトを引っ張ってきたお二方には、心よりお疲れさま、またありがとうと申しあげたい。
ビジネスプランを温め、練りあげ、並行して人と能力を探り、手当てし、設立登記にまでこぎ着ける。
並々ならぬ情熱…。
むろん、大変なのはこれからだ。新会社は取りあえずスタートを切ったにすぎない。
私は、事業の運営で肝となる「教育」において、実務責任者として微力を尽くす決意である。
素晴らしい仲間との出会いを大切にし、この“縁”を実り豊かに育んでいきたい。
久し振りに、胸の高鳴りを抑え切れない。

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あなたはドラッカーから学んだか?

…きのうに続く。
「商談はするな。相談に乗れ」。
私は、営業活動では「商談」を後回しにし、ボランティアやプレゼントを先行させている。
顧客の経営や業務のヒントとなる情報などの“おみやげ”を提供することから入る。
当然、会社案内や製品カタログ、商品パンフレットなどの販売ツールは持ち歩かない。
それにより、とかくギクシャクしがちな営業活動の導入部分がスムーズになる。
私の学びを1冊にまとめたものが『提案営業成功の極意』。ドラッカーからもらった本である。
「顧客が欲する商品を売るな。顧客に役立つ商品を売れ」。
私は、現役の営業担当者として、販売に興味がなく、役立ちにしか関心がない。
したがって、顧客の要望やニーズを拒むことがある。
それにより、私が手にした“ごほうび”は重い。
私の学びをまとめたものが「和田創 営業格言 Weekly」
このところ掲載が止まっている、ごめんなさい。なるべく早く戻します、ごめんなさい。
…もう、際限がないので、列挙はやめる。
こうした気づきの結果の一つが、1995年2月から歯を食いしばってきた「営業実践大学」の開催と、その継続であったように思う。
私の憶測にすぎないが、この言葉は、頑張っているのに恵まれない職業人、頑張っているのに儲からない経営者に対する、ドラッカー流の皮肉たっぷりの忠告なのではないか。
「いい加減、目を覚ませ」。
何が凄いといって、先の短い言葉に包含された「真理」の大きさと深さ、つまり普遍性だ。
一般に、著名な学者や経営者などの名言は、すでに大勢に行き渡っている。
だから、それを知っていても、どうということはない。
しかし、それに学べたならば、仕事や人生が一変する。
私は、ドラッカーの“一節”と巡り合うことで、“百冊分”は学んだ気がしている。膨大に授かった。
「運命」が別物に…。
人は、平坦な道ばかり歩めるわけでない。
わが身を顧みて、幾度か浮き沈みを経験した。苦しいとき、さらにつらいときがあった。
働き方や生き方に揺れる私を支え、「迷い」を振り払う拠りどころとなったのが先の言葉である。
小銭を数えながら考えたことがある。
「かすみを食べて生きていけたら、どんなにいいだろう」。
だが、現実には、住む家、着る服、食べる物が必要になる。私はコストそのものだ。これはどうにもならない。
人は、周りによってしか救われない。
自分が苦しいとき、つらいときでさえ、顧客や世間、周囲の幸せと豊かさに尽くしていく気持ちを忘れない。
…それにしても、ドラッカーの教えは、がっかりするほど単純で明快である。笑っちゃう。
だれも突けない核心を、ずばり突いているからだろう。
無限の知恵が込められており、それらは私たちの気づきをいまかいまかと待っているかのようだ…。
あやふやな記憶に基づいて書き進めてきて、ふと思った。先の言葉がドラッカーでないとしたら、私は大バカである。
そのときは、どうか笑ってください。そして許してください。
そういえば、検索結果に「ドラッカー学会」なるものが含まれていた。こわそう。
うかつなことを書くと、大目玉を食らう?
話は変わる―。
先週から、「金」にしか関心がなかった介護サービス会社がマスコミで糾弾されている。
もともと福祉の心を持たず、市場性に目がくらんで設立したベンチャーなので、「志」などは存在しなかった。
ニュース番組で、現場の責任を強調する経営陣が繰り返し映し出された。視聴者の大半は、あきれ返ったのではないか。
それは、創業者がつくりあげた「企業体質」である。
いまも絶大な権力を持つ会長は、ドラッカーの言葉から学べなかったのであろうか。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

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