コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

夢は叶わない

「ぼくは夢という言葉が好きではありません」。
取り囲む大勢のマスコミを前にし、西武ライオンズの松坂大輔が発した言葉である。
当然、その先にはテレビの画面があり、大勢の国民がいる。
世の中どこもかしこも「夢」を語る人であふれるなか、私はその勇気に驚いた。
彼が持つ社会的な影響力からして、一歩間違えば大きな反感を買う可能性がある。
イチローと松坂大輔は、野球だけでなく「人生哲学」においても突出した存在といえる。
若いが、一家言を持つ。
共通点は、完全主義。
さぞかし苦しかろう…。
そう思うのは私が凡人ゆえか。
さて、私は、いわゆる夢という言葉が大嫌いである。
私が大切にするのは、夢でなく「目標」。
それは、あくまで現実を踏まえてのもの。
すなわち、現状分析に則し、明日や未来への希望でなく意志として設定される。
夢は空想の世界で見るのに対し、目標は現実の世界で見据えるものである。
したがって、自己観照、そして自己受容が必須となる。
人それぞれ、好むと好まざるにかかわらず、置かれた環境、投げ込まれた状況は異なる。
その現状を無視し、目標は立てられない。
いまの自分を冷静に振り返り、それを事実として受け入れることによってしか、今後を展望し計画することはできない。
嘆いてみても致し方なく、それでは何も変わらない。
実は、「夢」には、こうした観点と考察が決定的に欠ける。
ワタミ渡辺美樹「夢に日付を…」という名言がある。
どうかもう一度、読み返してほしい。
まさに成功者ならでは…。
これほど恐ろしい実践哲学は、めったにお目にかかれない。
むろん、彼は「目標」について語ったわけであり、彼が持ち歩いているのは「計画」にほかならない。
何という厳しさ!
呑気にマネをする人の気が知れない…。
私の体験や他人の事例でも、夢といえるほどの「夢」は叶ったためしがない。
大事なのは、今日に根差した明日のイメージであり、明日に根差した未来のビジョンである。
これこそが目標―。
あえて言えば、若い頃のぼんやりとした夢は書道家か陶芸家、画家であった。
しかし、生活の厳しさを前にし、跡形もなく消え去った。
…私は、ちっぽけな成功を収めたにすぎない。
だが、いまの道を歩んだことに後悔していない。
それは、自己観照と自己受容に基づく目標設定に沿ったものだったから…。
つまり、私自身がつくった必然である。

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MOA全国児童作品展第19回結果

昨日、妻が仕事帰りに自宅の郵便ポストを覗いたら、MOA美術館から第19回全国児童作品展の審査結果が届いていた。
残念!
いわば地区予選で2年連続1位(MOA美術館奨励賞)に輝いたが、またしても全国大会へ進めなかった。
ちなみに入賞は4年連続。
子どもが猛烈に頑張ったのを身近で知っているので、妻の悔しがること…。
しかし、当人は至って冷静に受け止めている。
確か5月に始め、9月に終わった。
この間、鉛筆描きを10枚前後、着色を2枚。
なかなか思ったように描けなくて、何度もやり直していた。
延べ百時間近く!
小学4年生にして、完全主義―。
私たち夫婦は、絵は中学の授業までなので、その評価はできない。
でも、素人目で、昨年の作品は明らかな力不足。
あのレベルだと全国進出は叶わない。
ところが、子どもの技術が昨秋以降、目覚ましく向上した。
今年の作品は小学4年生とはとても思えない。
地区予選の会場にしばらく展示されていたが、周囲からまったく浮きあがっていた。
年齢不相応!
私は、全国進出は難しいと確信した。
あらかじめそれを伝えてあったので、子どもはとっくに諦めていたようだ。
1年後に作品が戻ってくるのが、いまから楽しみである。
…それにしても、私も妻も子どもの頃、1枚せいぜい2〜4時間で描いていたのではなかろうか。
凄まじい集中力に驚かされる。

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山崎誠氏、「鏡の法則」

このブログで月曜日に紹介したパスタンテこと山崎誠氏から、その直後にメールをいただいた。
札幌でスター・ターンアラウンド・パートナーズを設立し、代表兼事業再生コンサルタントとして活躍する。
そういえば、きのうは小川誠氏の「創造性」に関するコメントを紹介した。
お二方とも「誠」。
うーん、不思議…。
きょうはコンサルタントのありようについて―。
                    ◇
先ほどブログを拝見しました。
私のコメントを取りあげてくださり、ありがとうございます。
一読し、和田先生は私の心の動きを何から何までお見通しのような印象を受けました。
とくに、次のくだりです。
「ただし、当人(コンサルタント)は金持ちである必要などないが、あまりにも貧しいとしたら、いただけない。それでは説得力を持てない…。」
和田先生のレベルに程遠いのですが、私がセミナーでしゃべるときは「コンサル殺し・鏡の法則」を披露しています。
それは、コンサルタントの言うことを、「鏡」のように切り返すということ…。
「これで儲けましょう!」と言えば、「じゃあ、おまえの会社は儲かっているんだな?」。
「さあアイデアを出しましょう!」と言えば、「じゃあ、おまえはアイデアの5つ6つは出せるんだな?」
「これで幸せになりましょう!」と言えば、「じゃあ、おまえは幸せなんだな?」。
「これしきのことで3人ほどコンサルタントが即死しました」と説明します(笑)。
…当然ですが、「幸せな人しか、人を幸せにできません」。
同様に、幸せなコンサルタントしか、クライアントを幸せにできないのです。
基本は、自分が幸せであり、自社が儲かっていること。
それを実践できない限り、クライアントの信任は得られないでしょう。
…私が手がける事業再生や経営改善は、だれにでもできる仕事というわけではありません。
したがって、誇りと自信を持ち、手数料をチャージします。
ただし、お客様が支払う際の負担をなるべく軽くするように配慮しています。
例えば、融資がおりたときにいただくなどです。
和田先生と直接お話したわけではありませんが、何か同じ価値観、同じ心の温度といったものを感じます。
勉強になりました。ありがとうございました。
私は、悩める中小企業の頼れるパートナーとして、札幌そして北海道経済の活性化に貢献していく決意です。
またブログを拝見させてください。
                    ◇
以上。
精神的にも肉体的にも大変な負荷がかかる仕事ですので、健康にお気をつけください。
余談ですが、実績を積み、さらに銀行とパイプを築けると、案件が降ってくるようです。
営業活動の苦労がほとんどなくなります。
そのためにも、自社が儲かっていることが前提になります。
よくご存知だと思いますが…。
さて、和田創研は、創業17年の歴史を持つ。
この間、私はよく社員に諭したものである。
講師やコンサルタントとして得意先を訪れると、社長や役員などから「先生」と呼ばれる。
先方がグリーン車やタクシーを手配し、夕食の席まで用意してくれることがある。
至れり尽くせりの対応に、初めは襟を正し、心を引き締めるのだが、半年、1年と慣れが出てくる。
やがて、「自分は偉い」といった錯覚が生まれる。
例えば、研修の場で受講者へ発した容赦ない指摘は、エコーのように己に跳ね返ってこなくてはならない。
「あなたが講師として普段言っていることを、そっくりそのまま自分に向けるだけでよい」。
「それができなければ、あなたはプロフェッショナルの道を歩み始められない」。
だが、それを分からせるには、かなりの根気を要した。
…リストラの嵐が吹き荒れていた頃、大手企業の社内講師が私どもにしばしば就職を打診してきた。
皆一様に職歴を誇る。
確かに、呆れるほど多彩な講義をこなしている。
そこで、私―。
「人に教えるのはいいとして、それをあなたは行えますか」。
途端に表情が曇る。
「教室での集合研修だけでなく、私どもは現場での実地指導がとても多いですよ」。
そそくさと帰り支度に入る。
二度と連絡はない…。
悲しいかな、これが実情である。
頭でっかちは最悪!
自らの実践と実績が厳しく問われる。
それが成果責任を負うコンサルタントという職業である。
奥は深い。
精進を重ねるべし。

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小川誠氏、創造性を語る

和田創研がジョイントベンチャーを進めている相方・小川誠氏から、私のブログ記事に関連し、考察メールが寄せられた。
月曜日の朝、テーマは「創造性」。
以下に紹介しよう。
                    ◇
先ほど、11月20日の和田創ブログ「つくる人しか輝けない」を読んだのですが、私も似た思想なのでコメントします。
個人の尊厳・存在意義・アイデンティティとは、その人の人生・経験を通して具現化される「創造性」であると思います。
創造性は、無形ゆえに、具現化できなければ価値がありません。
しかし、ときとして、例えば世の中がその創造性に追いつかないなどの理由で、具現化する際に激しい痛みを味わいます。
ところで、無限の創造性は、人類だれしも平等に持っている能力です。
だが、いまの人のなかには、社会に適応するため、自ら創造性を放棄してしまう人が少なくありません。
たいへん悲しいことです。
私たちは、合理性(制約・ルール)と創造性(内から湧き上がるエネルギー)の狭間に、揺れるようにして生きています。
そのギャップを埋める行為こそ、心の平穏を得るための苦行だと感じます。
苦行は本来、心が満たされる楽しいものであり、苦しいものでありません。
しかしながら、既存の合理性を安易に受け入れ、創造性を投げ出した(苦行から逃れた)結果、永遠に苦しめられる人が多いのです。
自分の心に巣食い、やがて心を蝕む、モヤモヤとした「やりきれなさ」のようなものでしょうか。
昔ながらの教育、とくに義務教育は、創造性を発揮させるというより、忠実なロボットとしての動きを求める思想のほうが強いですし…。
どのような職業であれ、個人が創造性を生かし、自分にしかできない仕事をすることは十分に可能です。
にもかかわらず、それを許さない企業・職場があちこちに残っているのも事実ですね。
こうしたところほど、社員に創造性を許さないくせに、「チャレンジしろっ!」と叫んでみたり。
組織・風土が腐り、その矛盾にさえ気づかない…。
個人の単なるエゴとしての創造性でなく、「創造性は、合理性と両立しなければ、現実社会に具現化することはできない」。
私は、それが真理だと考えます。
究極の創造とは、既存社会の合理性を破壊し、より高次元の合理性を実現するものではないでしょうか。
                    ◇
以上。
「創造性」に関する完璧な考察―。
彼は若い。
私は、その思想の深さに、ただただ溜め息…。
しかも、慌ただしい月曜日の出社前のごく短時間で入力したはずだ。
つねに問題意識を持って考えつづけているから可能なこと。
なお、創造性を重視しつつも、合理性とのバランスが保たれているのは、優れた経営者に通じる資質であろう。
私は、両者のバランスを大切と考えながらも、実際は合理性より創造性へ激しく傾斜しがち。
要は、わがままな職人気質。
小川さん、素晴らしいコメントをありがとう。
…ところで、やみくもな創造性は、破壊しかもたらさない。
それがもし許される世界があるとしたら、「芸術」と「革命」だけなのかもしれない。
私は思う。
創造性と合理性のせめぎあい。
まさに人生の醍醐味。
それは自己表現、自己実現そのもの。
そして、そのもっとも分かりやすい形が「起業」なのである。
合理性を踏まえない創造性は叶えられない、続けられない。
平たく言えば、食べていけない。
なぜなら、社会や市場において、最終的に受け入れられることがない。
                    ◇
彼が説くところの「苦行」。
私なりに理解すれば、「苦行とは、生の証であり、創造の喜びである」。

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ひらめく人、ひらめかない人

アイデアは資質でない。ましてセンスでない。
どちらもなくても大丈夫!
話としては単純で、「考える人ほどひらめく」。
経営や業務、仕事に関わるアイデアをひねり出す最大の条件とは、考えつづけること。
発想は、粘り強さの勝負となる。「潜在脳」が関与するためである。
夢の中にまで現れるようなら、いいアイデアは思いつく。
では、なぜ考えつづけられるか。
自社への危機感、そして次世代への愛情がそうさせるのだ。
したがって、オーナー社長がもっともひらめく。
例えば、本田宗一郎、稲盛和夫…。
かたや、自分がいる間はやっていければと思う管理者やベテランはまったくひらめかない。
オーナー社長でも、いったん守りに入るとひらめかなくなる。
また、政治が悪い、景気が悪い、業界が悪い、競合が悪い、顧客が悪い、社員が悪い…。
自責の念を忘れ、他責の念に固まるとひらめかない。
何かおかしいと感じつつ、これまでのやり方を続けるのが関の山である。
さて、もう一つ、「持たざる人ほどひらめく」。
徒手空拳で、事を起こそうとする人はしばしばひらめく。
例えば、カネがなく、志に燃える起業家である。現実の行動を起こそうとすると、ひらめくほかにない。
かたや、恵まれた環境に浸かっている人はめったにひらめかない。
例えば、裕福な家庭の育ち、有名な企業の社員…。
ひらめかなくてもそれなりにやっていけるから、当然である。彼らを責めてはいけない。
それは、美田を残した親が悪い、ぬるま湯にした社長が悪い。
…結局、挑む姿勢、戦う姿勢が優れたアイデアを生み出す。

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画期的なアイデアを発想するには?

どのようにアイデアを発想すべきか?
「当該テーマに関わる通念や常識を疑ってかかれ」。
多くの本に書かれている発想のセオリーである。
つまり、既成概念に捉われるな、と。
その通りだが、私たちはそれでもなかなかアイデアを思いつかない。まして画期的なものは…。
では、どうすればよいか。
答は簡単―。
疑うのでなく、当該テーマに関わる事象や現実をことごとく否定してしまう。
そして、そのうえで考える。
そこから生み出されるアイデアは、前例のないものにならざるをえない。
ここが非常に重要なところ。
ただし、当該テーマに関して前例がないということ。世の中に前例がないことを考えるのは「発明」。
発想とは、すでに存在するアイデアの応用問題である。
例えば、組み合わせや横滑りだ。
                    ◇
ちなみに、私は、スタッフに当たり前だった企画力養成の研修を営業へ横滑りさせ、大きな評価と報酬を得た。
コンテンツを売るターゲットを変えただけの話。
同じ中身なのに、当時は「企画研修」が「提案営業研修」ともてはやされた。
マスコミの取材や寄稿依頼、顧客の注文をかなり受けたものである。
ミソは、対照的な分野・領域への横滑り―。
長らくもっとも無縁とされてきた営業に、私は「企画」を持ち込んだ。
講師として受講者へ「ソリューション」の必要性を力説しているが、企画では「課題解決」という考え方は基本中の基本。大昔からある。
                    ◇
…さて、アイデアの発想では、よさそうなことも悪そうなことも、いったんすべて捨てる。
いまあるモノやコトを片っ端から退けて行う。
これは、とりわけ商品や事業など、“開発系”の企画に有効である。
なかでも「起業」に打ってつけ!
「すでに世間にあるものと同じような会社をつくるのでは意味がない」。
私はそこまで言うつもりはないが、起業のワクワク感が小さいのは事実である。
どうせ大きなリスクを背負うわけだから、前例のないビジネスを展開したいではないか。
成功を収めれば、銀座のクラブで「自分が考えた」とホステスに威張れる(必須にあらず)。
…知恵比べの時代で、発想は最大の武器だ。
優れたアイデアは、それ自体に高額な値段がついたり、潤沢な資金が吸い寄せられたりする。
また、起業後は差別化の要因や競争優位の源泉となる。
ビジネスは、全否定からスタートするのが面白い。
面白いとは、むろん難しいということ。
それは起業のスピリットであり、起業家のプライドである。

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パスタンテ氏からコメント

私の一昨日のブログ「君よ、ありがとう!」にコメントが寄せられた。
パスタンテ氏から。
以下に紹介しよう。
                    ◇
私の取り扱い業務である「事業再生コンサルティング」の本質もまったく同じだと思います。
営業活動による受注の困難さ、顧客のシビアな選別など、私の仕事観のなかで端々ぼやけていたものを、きちんとした形で明示していただいた感じがします。
ありがとうございました。
勉強になりました。
                    ◇
以上。
ご丁寧にありがとう。
事業再生コンサルティング―。
その難しさ、その面白さ。
そして、その厳しさ!
これほど遣り甲斐のある仕事はないだろう。
社会や地域への奉仕は突出して大きい。経営不振企業の社員や顧客への貢献も…。
相手にカネがない以上、志と情熱がなければ、とても続けられない。
そうした使命に邁進する人を、私は尊敬する。
…ただし、当人は金持ちである必要などないが、あまりにも貧しいとしたら、いただけない。
それでは説得力を持てない…。
いわば敗北者を救わなければならない立場にある事業再生コンサルタントこそ、真の意味の「営業力」が不可欠となる。
あなたの成功を願ってやまない。

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治療のやり直しを決断!

痛くて動けないどころか「眠れない」という一頃の最悪状態は脱することができた。
私が信頼を寄せる先生のお陰で、痛みはかつての2割程度に軽減した。
よかったぁ…。
やりかけの仕事があり、家族の生活もあるので、私はおっかなびっくり動き出した。
ところが、この半月ほど回復が進まない。むしろ症状が悪化している。
かなり逆戻りした感じ。
先週末にかけ、痛みで明け方まで寝つかれない日が続いた。顔はげっそり…。
恐らくこのまま通院しても維持が精一杯だろう。
そこで、ちょうど月が変わることもあり、私は治療のやり直しを決断した。
来年1月から3月にかけ、全国縦断の研修出張、そして提案営業研修のスタジオ収録が待ち受けるので、今年中にぜがひでも治癒のメドをつけておきたい。
そうでなければ、このハードワークは乗り切れない。何せキャンセルが絶対に利かないのだ。
やはり設備と機器、スタッフの揃っている病院にしよう。
スポーツ選手ほか著名人のリハビリで知られる「昭和大学藤が丘病院」の先生に診てもらった。
診断は明快で、説明は素人にも分かりやすい。
ちょっと希望が…。
年内にどこまで回復するか、通院を欠かさず、トレーニングに励もうと誓った。
…私は、朝の歯磨きが憂鬱だ。
鏡に映る自分の顔に愕然とする。
この1年、とくに最近3カ月で、ひどく年を取った。
母もそうだったが、人は病気やケガが引き金になり、ドッカーンと老け込むのか。
やはり長年の過重労働がたたり、メニエール病に悩まされる妻もかなり年を食った。
悲しいかな、「老いを楽しむ」という心境には程遠い。

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グーグル、やっぱり!?

以前、テレビ東京の経済トーク番組「カンブリア宮殿」に、グーグル日本法人の村上憲郎社長が登場した。
題して、「“検索”が世界を変える」。
グーグルの使命は、あらゆる情報のインデックス化である。
がっかりするほどシンプル・明快―。
すなわち、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできるようにすること。
いまや時価総額が、あのトヨタを超えたとか…。
十年足らずで、情報検索がこれほどのビッグビジネスに化けると、だれが考えたろう。
また、番組から、グーグルは仕事と遊びがみごとに融合している職場だということが伝わってくる。
それはさて置き…。
私がもっとも共感を覚えたのは、同社のモットーであった。
以下、うろ覚え。
                    ◇
1.セルフスターターたれ
2.「どうしましょう」は禁句
3.上司の時間は部下のもの
4.会社は踏み台
                    ◇
以上。
私どもの考え方とあまりにも近くて驚いた。
1と2は、和田創研の求人コーナーに明記。
3と4は、私の研修とブログで明言。
ここでは、求人コーナーのコピーを紹介しよう。
                    ◇
日日創造、生涯挑戦。
――
考える仕事しかありません。
――
自ら進んで創るだけです。
周りから何も与えられません。
                    ◇
グーグルには「検索連動型広告」という明確な商品がある。
これが売り上げの9割を叩き出す。
「発明」と呼んでいい。
同社の爆発的な成長を支えた。
ところが…。
和田創研には会社としての「商品」がない。
要は、私の頭が悪い。
それらしきものと言えば、「提案営業研修8日間コース」くらいだ。
しかし、これに頼っては商談が決まらないし、売り上げも立たない。
過去、私どもに入社した人がもっとも戸惑う点である。
そして、それを乗り越えられずに去っていく…。
実は、商品を売ってきた営業は、前職でナンバーワンであろうが素晴らしい実績を残そうが、私どもで通用しない。
自信満々のトップセールスパーソンが、いきなりゼロ営業に落ち込む。
そう、何を売るかは、顧客からつかむ。
そのうえで、自ら商品をつくっていく。
したがって、会社が商品を用意してくれることを当てにする人は、まったくやっていけない世界といえよう。
私どもには飛び込みなど営業活動で持ち歩く会社案内も製品カタログも商品パンフレットも存在しない。
最近ようやく「提案営業研修8日間コース」のパンフレットをワードで作成したが、印刷物にしていない。
また、ホームページでさえ、今年の初めに不細工な試作版ができたばかり…。
もう一度言おう。
売るもののヒントは、すべて顧客の側にある。
「うちは商品力が弱い」と嘆く贅沢な営業担当者を目の当たりにすると、私は吹き出してしまう。
私どもでは、商品をつくれない人は、営業になれない。
コンサル営業!
これほど難しく面白い仕事は、そうそうない。
…長嶋茂雄は巨人軍を「勝つ、勝つ、勝つ」と励ました。
和田創は社員に「創る、創る、創る」と叫ぼう。

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君よ、ありがとう!

私ども和田創研はホームページに求人広告を1年中載せていることもあり、就職希望者が名乗り出る。
なかにはとても熱心な方がいる。
社長として感謝したい。
私どもはコンサルタント会社だが、ここではおもに当社の営業活動について述べたい。
就職希望者だけでなく、「営業」の仕事を理解しようとする人にも参考になるはずだ。
さて、営業の基本となる思想と、それに基づく姿勢はおおよそ共通である。
逆に言えば、この点はすべての営業関係者が知っておかなければならない。
しかし、実際に携わる仕事により、必要となる能力や技術は大きく異なる。
また、資質や気質の傾向もかなり関わる。
こうしたことを頭に入れたうえで読み進めてほしい。
                    ◇
営業には対象により「個人営業」と「法人営業」がある。
また、特性により「リレーション系」と「ソリューション系」がある。
大雑把な捉え方ながら、この2つの軸を組み合わせたマトリクス上に、大半の営業は位置づけられよう。
ちなみに、私どもは法人営業で、ソリューション系だ。
キャリアを極め、頂点を目指す際に大事なのは、自分がどのような営業に向いているかという判断である。
ここを誤ると志を遂げられないか、遠回りを強いられる。
…私どもに就職を希望してくれるのはありがたいが、コンサル業界の営業はかなり高度である。
とくに和田創研の場合は、人材紹介やシステム受託などで稼いでいるのでなく、コンサルそのものを売らなくてはならない。
過去に、前職でトップセールスパーソンだった人が入社しているが、年間の売り上げがゼロというケースは珍しくない。
従来の経験と実績はほとんど無力である。
それと、難度の高い営業というだけでなく、想像を絶する営業といえよう。
商談のイメージとしては「修羅場」に近い。
顧客との対決、トップとの衝突。
あるいは、社長を叱る、受注を拒む、その連続。
…したがって、私どもでそれなりの成績を残すには、法人営業に精通し、かつソリューションによる大型案件を経験している必要がある。
さらに、そのうちの一握りしか通用しない、恐ろしく厳しい世界なのだ。
結局、コンサル営業の本質とは、顧客の拒絶である。
間違ったことをやっているから業績が悪い。ゆえに、そうした相手の話にうなずかない。
これが基本中の基本。
コンサル営業では、首を横に振ることはあっても、縦に振ることはない。
また、コンサル業界のビジネスとして考えても、「顧客を拒まずして高収益を挙げられない」。
単価も伸びず、総額も膨らまないので、細々と食べるのが精一杯になる。
そう、人に同調したがる人は不向きだ。
…実際、コンサル営業は大変である。
私が懸命に営業活動を仕掛けても、なかなかゴールにたどり着けない。
コンサルを好きか嫌いかで判断する相手は、顧客にならない。
それは素人(アマ)の判断基準である。低迷する名門企業に目立つ。
そもそも、優れたコンサルは、素人に手を出さない。
仮に仕事を得たとしても成果を上げられないということを、経験で分かっているからだ。
コンサルを評価するか評価しないかで判断する相手しか、顧客にならない。
それは玄人(プロ)の判断基準である。
「このコンサルは嫌いだけれど、評価できる」。
相手にそう考えさせられたとき、ゴーサインが出る。
やれやれ。
顧客に好かれるとか嫌われるとかは、コンサル営業にとり本質的な問題でない。
好かれないと仕事をもらえない営業は好かれたらよい。
「人に嫌われることを恐れない」「人に嫌われようが気にしない」。
そう、人に好かれたい人は不向きだ。
…私どもは、営業でも教育系コンサルである。
具体的には、営業関係者に対する集合研修と実地指導などのサービスを提供している。
例えば、私どもが研修を行い、勉強に役立てば失敗であり、革命が起これば成功である。
すなわち、知識の伝達に留まれば私たちの負けであり、気づきの体得に届けば私たちの勝ちである。
講師が知識を授けて業績が上向くなら、1年以上の経営不振などありえない。
まして自前で講師を抱える企業では…。
それは、知らないより、知っているほうがマシという程度にすぎない。
私どもは、クライアントにおける「営業変革」の成就、そしてそれによる業績の向上を唯一の使命としている。
                    ◇
だいたい以上―。
誤解が生じるといけないので、説明を補足しよう。
個人営業が卑しく、法人営業が尊いということはない。どちらも尊い。
リレーション系が卑しく、ソリューション系が尊いということはない。どちらも尊い。
それぞれ違った難しさ、違った面白さがある。
…最近、マイミクが「面接」を申し入れてきた。
吹けば飛ぶような零細企業なのに、その熱意と勇気に頭が下がる。
しかし、私は「力量不足」とばっさり切り捨てた。売り上げなど立てられない。
和田創研が成果分配型のシビアな給与体系を敷く以上、彼の生活は成り立たない。
にもかかわらず、彼は悪びれなかった。
プライドを傷つけられたくらいで引き下がる人は、営業として見込みがない。
…私は呆れてしまう。
こちらに盛んにアプローチしてくる。
いいことである。
ところが、私が厳しく言ったり接したりすると、すぐに温度が下がる、距離を置く。
こうした人は、営業に限らず、職業人生で成功しない。
何とひ弱なのか!
気持ちの持続、情緒の安定が絶対不可欠。
ネットワークで人同士が安易に知り合えるようになった分、簡単に遠ざかってしまう。
…だが、彼は違った。
私どもコンサル会社では、営業活動そのものがコンサルティングになっていなければならない。
商談の段階から、それは始まっているのだ。
言い換えよう。
顧客への営業活動が、トップへのコンサルティングのレベルに達していなければ務まらない。
ゆえに、とびきり難しく、とびきり面白い!
営業っ、最高っ。
ごく一部の精鋭を除き、コンサル営業は30代後半以降がよかろう。
マイミクよ、どうか“価値”ある経験を積み、修練を重ねたうえで、再び門を叩いてほしい。
とりわけ「提案営業」の習得は絶対条件となる。
ならば、私はあなたを喜んで迎え入れよう。
…なお、このブログの内容は当たり前すぎると感じる人は、突出したトップセールスパーソンである。
転職は、自在だ。
私どもみたいな取るに足らない会社でなく、はるか頭上を飛行してほしい。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
著作権について
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プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

和田創研

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