コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

「株式公開」の最短記録を目指す

史上最短での株式公開を目指すベンチャーの設立が済み、実務面の具体的な打ち合わせを行った。
私は全速力で、社会人の啓蒙と教育のためのカリキュラムをつくり込むことに…。
スピードと完成度の両方を要求されているので、めちゃくちゃ大変である。
7月までにテキストの作成を終え、8月からは大都市圏で講演を始める。
正直、間に合うか不安であるが、やるしかないでしょう。
40日間は、地獄の忙しさ!
まもなく虎ノ門か神谷町の一等地に、立派なオフィスが手当てされる。
泊り込みなんて事態にならなければよいが…。徹夜は、来月56歳を迎えるこの身にひどく堪える。
ところで、このベンチャーは東証マザーズ、そのすぐ先に東証一部を睨んでいる。
早ければよいというわけでないが、創業メンバーの励みとして「記録更新」はとても分かりやすい。
日付は、有力な目標だ。
頑張ろうっと!

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アメとムチの鬼軍曹、ビリーが来日

「7日間集中ダイエット」のカリスマ・インストラクター、ビリー・ブランクスが昨夕来日した。
引き締まった強靭なボディが、着衣でもダイレクトに伝わる。鍛えに鍛えた努力の“賜物”だろう。
「アメとムチの鬼軍曹」と呼ばれ、アメリカはもとより世界で人気が沸騰している。
彼のダイエットプログラム「ビリーズブートキャンプ」は、1千万本の売り上げを記録しているとか…。
ハリウッドスターやアスリートに信奉者が多い。日本の芸能人などにも実践者が少なくない。
成田空港に大勢のファンが詰めかけた。
…情けない話を明かそう。
私は昨日、東京駅近くのりそな創研で10時から16時45分まで、「提案営業セミナー」の講師を務めた。
ところが…。
一昨日、私が長らく住んでいた渋谷・松涛の女性専用温泉施設「シエスパ」の別棟で爆発事故があり、ひどい寝不足だった。子ども3人が松涛中学校を卒業しており、地元といえる。
また、GW以降の研修の疲労も溜まっていたのだろう。
開講時から頭が重く、口が動かない。午前の講義が終わった段階で、息が上がりかけている。まずい…。
そこで、気合とエネルギーを補給しようと、大盛りの「ランチ握り」を食べる。この大盛りが余分だった。
胃がもたれ、体がだるい。
午後の講義は地獄…。
息が続かない。受講者の目をはばからず、酸素を幾度か吸入する。ボンベを持参していて助かった。
やがて汗がしたたる。ついに意識が薄れる。
私は堪らず、水戸黄門の紋所を、スーツの内ポケットから取り出した。そして一くさり講釈を垂れ、「ユンケルファンティ」を一気に飲み干した!
これで何とか講義を終えられたが、文字どおりグロッキー。
途中で、倒れなかったのが不思議である。
…その理由は、決定的な「運動不足」。私の場合は、不足でなく“皆無”。
30年以上、体を動かすどころか、足を動かすこともない。とくにここ十余年、「歩く」ことがない。
実は、うちの近くに、腕のいい整体師がいる。私は、たびたびお世話になってきた。
しかし、いつも厳しい言葉を浴びせられる。
「私がどんなに治療しても、あなたがまったく運動しなければ意味がない」。
つまり、進んで体を動かし、稼動域を広げるとともに、筋肉をつけなさいと…。
分かってはいるが、それができないのだ。
エクササイズは、体の柔軟性を高め、しかも心肺機能を強めてくれる。
講師の仕事に明け暮れる私に“打ってつけ”なのだ。
…テレビの映像を見る限り、かなりハードである。
私にできるかなぁ?
よし、体が壊れない程度に、「ビリーズブートキャンプ」を取り入れてみよう。
ぶよぶよの下腹もすっきりするに違いない。
となると、スラックスのウエストを詰めないと…。

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若い受講者から、おほめのメール

私の「提案営業研修」を受講した男性が、おほめのメールを送ってくれた。
実は、彼は4日の「和田創ブログ」で紹介した、入社2年目の若手営業担当者である。
その後に頂戴したメールだ。
私は、こういう人にからきし弱い。頭のよさはもちろん、「生きる姿勢」の素晴らしさがストレートに伝わってくる。
彼の年齢に、はたして自分はどうだったかと考えると、冷や汗が出てくる。
ただただ溜め息…。
メールの一部を抜粋し要約して紹介しよう。
「和田先生のお言葉は、少しでも油断すると本意を汲み取れないほど、エッセンスが詰まっていました。
というよりも、エッセンスだらけのお話のように感じていました(私:照れますぅ)。
受講後に、和田先生のホームページのなかで、当日の内容の確認、さらに掘り下げができるので嬉しいです(私:講義の総括と発展に役立ててください)。
私はこの先どんな人に会い、自分がどう成長していくのか、楽しみでなりません(私:この年でも同じですよ)。
この気持ちさえ忘れなければ、だれしも充実した人生を手に入れられるでしょう。
そうした思いがあったから、和田先生とも素敵な“ご縁”を持つことができました(私:縁を育てましょう)。
出会いを大切にしながら、自分の人生を決めていきたいと思います」。
ご丁寧にありがとうございます。
…私は、締め括りの一文の、彼の大きさと深さに感動してしまった。これは凄いっ!
彼はあくまでも自分の意思と責任において、「人生」を決めると言っている。
だが、それは「出会い」を生かしながら行うと…。
縁を育むことにより変わっていく、変えられていく自分を、積極的に受け入れるわけである。
それは、人生最大の“醍醐味”に違いない。

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渋谷・松涛は閑静な住宅街だった…

かつて渋谷・松涛は、都内で屈指の高級住宅街だった。
気品と威厳がみごとに調和し、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。
私はそれに憧れ、移り住んだ経緯がある。月々の家賃の支払いは大変だったが、それに見合った満足感が得られた。
松涛は略字で、「松濤」。
この「濤」は波である。松の枝と葉が、あたかも波が重なるように居並んでいたのだろう。
往時の街並みが目に浮かぶではないか…。
ところが、バブル期に若者が住宅街に入り込むようになり、それを見込んでおしゃれな店がつくられた。
そして、それがさらに若者を住宅街に呼び寄せる…。
また、松涛1丁目は、神山町と神泉町に挟まれている。
両隣は、町名に「神」が付くので、宗教団体が多かった。
それが松涛まで増えてきた。バブル後に広大な屋敷(敷地)が遺産相続で売り出され、金のある新興宗教などが買った。
閑静な住宅街が、喧騒の繁華街に侵食されていく…。
私が、住み慣れた松涛と決別し、港北ニュータウンに転居した最大の理由である。
きのうの爆発事故は、その松涛に建てられた「高級スパ」で起こった。イメージの打ち出しに、手っ取り早かったからか。
松涛は、様変わり―。
とはいえ、地元を愛し、地元を離れられない人たちは大勢残っている。
昔からの住民が惨事に巻き込まれなかったことが、唯一の救いといえよう。

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渋谷区松涛1丁目で温泉施設が爆発

たったいま八重洲富士屋ホテルにチェックインした。
明日、近くのりそな総研で「提案営業」の公開セミナーが行われ、その講師を私が務める。
部屋に入り、テレビをつけてびっくり!
渋谷区松涛1丁目にある女性専用「松涛温泉シエスパ」の別棟施設で爆発事故が起き、建物が全壊した。
映し出された現場の様子に、私は血の気が引いた…。
何と9年前まで住んでいた松涛1丁目の自宅マンションと至近距離である。
家族が日常的に出入りしていた日本そばの春木屋、酒の松本屋と目と鼻の先…。
当時は住宅街であり、そうした高級スパはなかった。原因は地下のメタンガスか。
別棟施設は裏通りだが、私と妻が生まれたばかりの子どもを抱き、昼間たびたび歩いたところだ。
いまの横浜に引っ越さなければ、通行人として爆発事故に巻き込まれた可能性は十分にある。
連日通ったスナックのリラックスミーに電話をかけているが、ずっと話中でつながらない…。
気の毒に、温泉の従業員の方が3名亡くなったらしい。
世話になった近所の方々に何事もなければよいのだが…。

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事業承継は、営業を確立したうえで

読売新聞社が6月6日に開催した「営業変革トップセミナー」の受講者からメールをいただいた。
彼女の仕事は、企業再建・承継のコンサルティングである。
社長やアントレプレナーを輩出する企業の出身者が中心になって設立した会社である。
私の仕事と比べものにならないくらいハードだろう。
しかし、それを成し遂げたあかつきには、顧客から絶大な感謝と信頼を寄せられる。やり甲斐があるというもの。
メールの一部を抜粋し要約して紹介しよう。
「非常に分かりやすい講義をありがとうございました(私:こちらこそ)。
出身企業のDNAを受け継ぎながら、私なりにこれまでやってきた営業が体系づけられていて、参加した意義をおおいに感じました(私:うれしい!)。
企業再建に5年ほど携わってきましたが、この1年は後継者問題に悩む創業者と子息の相談に乗る機会が増えました(私:頼りにされている証拠です)。
結局、中小企業の社長の仕事は「営業」になります。2代目には、先生がおっしゃるような提案営業を実践してもらわないと、会社が伸びるチャンスを失います(私:まったく同感です)。
いろいろな“接点”が考えられますので、先生のベンチャー設立が落ち着きましたら、ぜひ情報交換をさせてください(私:喜んでお伺いします)」。
わざわざご丁寧にありがとうございます。
実は、私は常々、オーナー社長に対し、「事業承継は、営業を確立したうえで」と忠告している。
また、和田創研では、その子息に対し、マンツーマンかつ短期集中で営業を指導している。
…戦後誕生した会社が、後継者へのバトンタッチの時期を続々と迎えつつある。

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危機感と愛情が保守性を打破する!

つくづく思う。
「人は変化を嫌う」。
それは多くの場合、過去の働き方や生き方の否定をともなう。自分に「ノー」を突き付けることになる。
変わらずにこの先もやっていけるなら、だれしも変わりたくない。むろん、私も…。
だが、周りが劇的に変化するいま、そうはいくまい…。
私は、業績の低迷や不振に悩む社長に申しあげている。
「あまり難しく考えないでください。時代は変わり、環境は変わった。十年前と同じような事業を行い、同じような営業で売っていたら、業績が悪くて当たり前です」。
人は変化を嫌うが、それは人に限らず、存在に固有のものではないのか。
あらゆる存在は、その本質において「保守的」である。
存在を生命と置き換えてもよい。
とくに「人」に関して言えば、その保守性を打破しうるのは、現状への危機感と、未来への愛情である。
未来とは、明日、そして社員や部下、後輩などの次世代。
変わらずにやっていけないと気づいた私は、進んで変化に挑むどころか、変化を楽しむ心境になりつつある。

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「児童画展」が絵の才能を摘み取る

小学4年生の子どもが終日、「絵」の仕上げに没頭している。いつもながら凄い集中力。
全国レベルの児童画コンクールに応募する作品であり、締め切りが目前に迫る。
延べで1週間、50時間はかけている…。
よくよく絵が好きだ。先ごろ落選し、失意のどん底に沈んだばかりなのに…。
すでに何度も塗り直したため、画用紙がずっしり重い。ついに不透明水彩の表面がひび割れし、ぼろぼろ剥がれてきた。
たまらず定着液をスプレーしたら、表面がぎらぎら光ってしまった。
悲惨な状態になり、肩を落としている…。
さて、子どもは作品を描きながら、かなり悩んでいた。
これまでの経験で、上手な絵は入賞や入選の前に、審査対象から外されることを知っている。
「どうすれば審査員が喜ぶ、子どもらしい絵になるか」。
彼らの思い込みや尺度に合わせない限り、評価されない…。
これを愚かと笑えない。
膨大なエネルギーをかけてコンクールに応募する以上、入賞したいと願うのは当然であり、子どもを責められない。
愚かなのは、審査員である。
うまく描けるのに、へたに描くわけだから、さぞかしストレスが大きいだろう…。
世の中は変わった。
子どもは子どもらしい絵を描くべきだという時代錯誤の審査員たちが、大きく伸びようとする「才能」の芽をみごとに摘み取っている。
世界に通用する画家が、日本から育たない道理である。
絵の英才教育を受けている幼稚園児や小学生が少なからずいるのではないか。
ちなみに、子どもは趣味として楽しんでいる。

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変われるものが生き残りを許される

きのうまで、製造現場に関わるメーカーで「提案営業研修」。その第1回・2日間―。
社長が立ち会ってくださり、私は開講前と昼食時にじっくりとお話を伺った。
ここ2〜3年、多くの日本企業は業績が好調に推移しており、ここも例外でない。
しかし、近い将来に対する社長の“危機感”は強い。
とくに2010年以降は毎年百万人分の市場が失われるため、国内を対象とした生産ラインは著しく縮んでいく。
私はこれまでに十数社、創業百年を超える企業に指導で訪れたり、営業担当者として働きかけたりした。
そして、強く印象に残ったこと―。
「百年」に対する受け止め方が、まったく正反対なのだ。
「百年も続いているから、大丈夫だろう…」と言っていた企業は、ダウントレンドに飲み込まれ、リストラを繰り返して、あっという間に中小企業になってしまった。
東証一部でさえ、衰退し切った名門企業が抜け殻のように残っている。
「百年も続いているから、そろそろ危ない…」と言っていた企業は、国内のシェアを着実に伸ばしながら、海外の市場へ果敢に打って出ている。
トップの危機感がいかに会社の“運命”を分かつか、私は目の当たりにしてきた。
ちなみに、危機感の横綱は「トヨタ」であり、しかも一人横綱の状態が長らく続いている。
さて、研修は定刻の17時を若干オーバーして終わった。受講態度は至って真面目だ。
さらに別の場所で、特別に熱心な営業管理者と営業担当者の7名に囲まれ、18時半まで話し合った。
講師冥利…。
百年後を考えるのはムリとしても、5年後、10年後くらいの生き残りを睨んで議論を深めてほしい。
私が十余年の指導経験のなかで、もっとも多く受けた反発や抵抗は、「うちに提案営業は合わない」である。
人により、さまざまな感想を持って当然だ。
ただ、私が繰り返し説くのは、「ならば、自社の営業はどうあるべきか、どうするべきか、前向きで具体的な意見を述べよ。代案もなく否定するのは無責任すぎる」である。
自分の後に続く社員や部下、後輩を案じよう。
この先、時代や環境の変化は、私たちの想像を絶するほど大きく激しくなる…。
学生時代に読んだダーウィンの『種の起源』の一節が、いまなお頭にこびりついている。
「強いものが生き残るわけでない。優れたものが生き残るわけでない。変われるものだけが生き残りを許される」。
けだし名言である。

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ベンチャー挫折の最大の原因とは?

12日のブログの終わりで、ベンチャーのあっけない挫折について触れた。
誤解があるといけないので、説明を補足しよう。
私は、ベンチャーの出発点は「志」であってほしいと考えている。
だからといって、ベンチャーの動機が「金」であってならないなどと言うつもりはない。
私はそこまで堅苦しくないし、まして聖人君子でない。
アントレプレナーは大きなリスクを冒すわけだから、成功した暁にそれに見合ったマネーを手にして当然である。
たとえ金目当てで立ち上げたベンチャーであっても、それは衰退しがちな日本の産業や経済を活性化するし、雇用の機会を創出することは事実だ。
大きな効用と貢献をもたらす…。
富への欲望が根底にあったとしても、徐々に「心」が磨かれ、「志」に目覚めていくならば何の問題もない。
成功を収めたかに見えるベンチャーのあっけない挫折の最大の原因は、会社が劇的に成長したにもかかわらず、創業者がまったく成長しなかったことではないのか。
先ごろ保釈された2人についても、マスコミで発言を聞いたり行動を見たりする限りでは、人間としての“成熟”がみごとに停止していたことが分かる。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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