コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

RPAテキスト作成・・・日本ロボコム

陽気のせいか、頭がぼんやりする

だいぶ春らしくなってきました。
陽気のせいでしょうか、眠気に襲われ、頭がぼんやりとしています。
私は仕事に追われ、きのうが「ひな祭り」ということも忘れていました。
心の余裕がまったくありません。

「RPA」のテキストを作成する

早めに着手したにもかかわらず和田創研「増収直結SFA・CRM基礎講座」、日本ロボコム「RPA大勉強会」のテキストの作成が遅れ気味です。
とくに「RPA大勉強会」のテキストは3月の「ロボットビジネス勉強会」でも使います。
一日も早く仕上げたい。

講演とセミナー、打合せで出張へ

今週は「営業精鋭学校説明会」の講演、「値上げ交渉の進め方」や「値引き対策の進め方」のセミナーで講師を務めます。
クライアントとの打ち合わせ、経営相談を含め、4泊5日の出張になります。
(自室のクマがさみしがり、家族に噛みついてばかりいます。)

体力が衰えて集中力を高められず

新年度の準備を始めなければならない時期に差しかかりました。
気持ちは焦っていますが、加齢などで体力が衰えて「集中力」をなかなか高められません。

夢に見るのも過去の出来事がずいぶん多くなりました。

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宮原知子と坂本花織に追いつくのは大変

平昌五輪の興奮を味わえなかった

仕事に忙殺されている間に、フィギュアスケートやスピードスケートの観戦を楽しみにしていた平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)が終わってしまいました。
日本勢が大活躍し、冬季五輪で過去最多となるメダル獲得を成し遂げました。
私はその興奮を味わえなかったことが心残りです。

福岡出張で大杉漣の訃報に接する

長期出張の福岡のホテルで、徳島県の小松島中学校を卒業し、城北高校に入学し、明治大学を中退するという学歴がまったく同じだった俳優の大杉漣が66歳で亡くなったことを知りました。
ご冥福をお祈りします。
偶然とはいえ、飼っていたペットの名前まで同じです。

私は66歳になり、訃報に接することが多くなりました。
とことんつきあった長野県の伊那中学校の友人はだいぶ前に亡くなりました。
さみしいかぎり。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学校・城北高校出身」はこちら。

2月下旬にブログ更新が途絶える

2月下旬に疲れがどっと出て、頑張って更新してきた和田創ブログも途絶えています。
とりわけフィギュアスケート女子シングルについて書きたいことがたくさんあります。

平昌五輪に出場した宮原知子と坂本花織が自己ベストを更新するなどし、代表切符を逃した樋口新葉や三原舞依、本田真凜などと力の差を大きく広げました。
自信をつけた2選手に追いつくのは簡単でありません。

2018年世界フィギュアスケート選手権が行われるはずですので楽しみたいと思います。

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メドベージェワの平昌五輪銀メダルは悪夢

日本勢の活躍は素晴らしかった!

休日も夜間(深夜)も仕事に追われる私は平昌五輪が盛りあがる中盤から終盤にかけての放送をほとんど見られませんでした。
それでも仕事でパソコンを立ちあげると、インターネットで結果は目に飛び込んできます。
日本勢の活躍は素晴らしかった!

スポーツ音痴の私ですが、これまではやり繰りをつけて冬季も夏季もオリンピックに熱狂してきました。
ところが、今大会は見どころさえ逃しました。

自分の都合に合わせて動画を再生できる便利な時代ですが、とくに強い関心を持つ種目については堪能したいと思っています。
わずかな隙間時間にちらっと視聴する気持ちになれません。
3月に入ったら、いくつかの種目をじっくりと楽しみます。

メドベージェワとザギトワの対決

私がもっとも気になったのが、ハイレベルな決戦が予想されたフィギュアスケート女子シングルでした。
結果は知っていますが、いまだに動画を含めてちらっとも見ていません。

ロシアの18歳のエフゲニア・メドベージェワと15歳のアリーナ・ザギトワは実力が異次元に達しており、だれもが「一騎打ち」になると考えていました。

が、私は正直に述べるなら、ザギトワがメドベージェワを倒すと考えていました。

二人はエテリ・トゥトベリーゼコーチに師事する同門であり、互いに切磋琢磨してきた友人そしてライバルです。
(相手を倒すというより、相手に勝つという表現が適切でしょう。)

エフゲニア・メドベージェワはわりと最近まで「絶対女王」と呼ばれてきました。
しかし、アリーナ・ザギトワがシニアデビューシーズンに奇跡的な成長を遂げ、金メダル争いの行方が分からなくなっていました。

現行の採点法ではザギトワに軍配

フィギュアスケートはスポーツ、オリンピックはスポーツです。
したがって、「競技性」がベースになりますが、フィギュアスケートはもともと「芸術性」を備えており、それが私には最大の魅力でした。
同じように考えているフィギュアスケートファンも世界に大勢いるはずです。

「技術」を重んじた現行の採点法ではアリーナ・ザギトワに軍配が上がって当然です。
しかも個人資格での参加になったとはいえ、どちらもロシアの選手です。
審判員は公平で公正な採点を行ったはずです。

自分に有利になるように現行の採点法を生かしたアリーナ・ザギトワに問題はありません。
まして何の「罪」もありません。
ザギトワを責めることは筋違いです。
この新鋭はオリンピックで勝つべくして勝っています。

私はメドベージェワが勝者と思う

しかしながら、観戦の印象と実際の得点(順位)はまま異なります。
私が二人の演技を生放送で見たら、エフゲニア・メドベージェワが勝者と信じたはずです。

私はこれまでも「表現」の美しさと深さに溜め息をついてきました。
メドベージェワは女子シングル史上で名前を刻まれて然るべき選手です。

⇒2018年2月15日「メドベージェワ、団体戦SPは鳥肌ものの感動」はこちら。

フィギュアをもっと大人に競技に

私自身は、エフゲニア・メドベージェワが金メダルの栄冠に輝かない現行の採点法に疑問と不満を感じます。
十代半ばの選手に出場と活躍の機会を与えることに異論はありませんが、フィギュアスケートをもうちょっと大人の競技にしてほしい。

私がとくに悪夢と感じるのは、後半にジャンプを集中させたら有利になる点です。
プログラム(演技構成)としての全体の魅力が無視され、「点取り合戦」になるのは明白です。
フィギュアスケートを愛するファンが不在となった採点法と言わざるをえません。

技術&表現バランス重視の採点へ

採点法はとりわけオリンピックで表彰台争いに絡めそうなトップクラスの選手の滑りのありようを決定づけます。
4年後の北京五輪へ向け、選手は準備を始めています。
採点法をいち早く見直し、来シーズンから適用すべきです。

「競技性」と「芸術性」、「技術」と「表現」のバランスを重んじてほしい。
芸術性や表現の評価には「主観」が入りやすく、たやすくないことは承知しています。

例えば、加点(GOE)と減点にもっとメリハリがあっていい。
そもそもジャンプの基礎点が高すぎますし、差が大きすぎます。

美しいと感じるエレメントが大切

ジャンプ構成の基礎点で勝敗がほぼ決まってしまうのではフィギュアスケートならではの興趣がそがれます。
選手の滑りや演技を通じ、私たちが「美しい」と感じるエレメントを大切に扱ってほしい。

また、このブログで幾度も述べているとおり、ジャンプを主体とした技術の偏重は重大なけがや深刻な病気を増やし、選手寿命も縮めます。
(他の採点種目でも似た状況が起こっています。)

メドベージェワこそ真の金メダル

私は女子シングルの動画(放送収録)の視聴を楽しみにしています。
アリーナ・ザギトワの金メダルの演技に驚きを覚えるでしょう。
エフゲニア・メデベージェワの銀メダルの演技に感銘を受けるでしょう。
どちらも会心の演技だったはずです。

それでもメドベージェワの演技こそ真の金メダルにふさわしいと感じるでしょう。
数年から十数年の歳月を置いて映像に接すれば、たやすく腑に落ちます。

category:フィギュアスケートはこちら。



余談。
私は宮原知子の今シーズンの演技が正当に評価されていないと考えています。
技術面の進化もさることながら表現面の「深化」は素晴らしい。
そこから得られる「感動」が得点に反映されているとは到底思えません。

category:宮原知子ブログはこちら。

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宇野昌磨は平昌五輪銀メダルを悔しがれ!

男女初となるワンツーフィニッシュ

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルが江陵アイスアリーナで行われました。
2月16日がショートプログラム(SP)、17日がフリースケーティング(FS)です。

私が期待した宇野昌磨は初出場のオリンピックで絶対王者の羽生結弦に続いて銀メダルを獲得しました。
自己ベストに迫る104.17点を出してSP3位で迎えた決戦のFSは最終滑走というプレッシャーのなかで何とか演技をまとめています。
まだ若い選手ですが、立派です。

しかし、私が気になったのは、金メダル獲得を願ったファンがいるにもかかわらず、本人が心の底から悔しがっていないように見受けられたことでした。
もちろん真のファンはあたたかいですから、どのような結果でも離れていくことはありません。
ましてフィギュアスケートシングルで男女を通じて初となるW表彰台ですし、ワンツーフィニッシュを飾りましたので、国民を熱狂させました。

私もお疲れさま、ありがとうという気持ちですが、宇野昌磨にもっと悔しがってほしいとも思いました。

4回転ループに失敗も大崩れはなし

FSはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」の荘厳な音楽に合わせて滑りはじめました。

しかし、冒頭の4回転ループでいきなり転倒してしまいました。
この失敗を引きずらず、4回転フリップ、3回転ループを決めています。

後半のトリプルアクセル(3回転半)は態勢を崩しながらも執念でこらえました。
4回転トウループ−2回転トウループはどちらも着氷が乱れました。
4回転トウループはきれいに降りました。
トリプルアクセル−1回転ループ−3回転フリップの3連続ジャンプは決めています。
最後の3回転サルコウ−3回転トウループの連続ジャンプも決めました。

FSが202.73点で306.90点となりましたが、自己ベストに遠く及びませんでした。
4回転ジャンプは3種4本という構成であり、技術点で羽生結弦を上回りました。

ノーミスの演技で金メダルを獲れる

宇野昌磨は朝の公式練習から体が動かず、あまり調子がよくないと自覚していました。
それでも不調を想定した練習を積んでおり、大きな不安を感じることなく試合に臨んでいます。
その成果が表れ、本番でもワンミスで抑えられました。

試合後に最終滑走は嫌だったと明かしました。
全員の演技と点数を見て、自分がノーミスの演技を行えれば1位になるという計算はしていました。
しかし、最初のジャンプを失敗した時点で諦めて、そこからは焦らずに自分のことだけに集中しました。
「笑いが込みあげてきた」と言いますから、冷静だったのでしょう。

五輪の舞台に特有の緊張は感じない

宇野昌磨は表彰台に上がり、樋口美穂子コーチを喜ばせました。
決していい得点でなかったと思いつつ、「自分の演技ができた」「自分に勝てた」ことに納得しました。
団体戦SP、個人戦SP、FSと3回の演技にそれなりの満足を得ています。

五輪の舞台に特有の緊張は感じなかったという言葉にも驚きました。
この選手はもともとオリンピックを特別視していないと語っていました。
「メンタル対策」でそうした発言を繰り返しているのなら驚きませんが、本気でそう考えているように見えます。
ほとんどのアスリートがオリンピック出場を最大の目標に掲げるなかで異例でしょう。

五輪の銀メダルも他の試合の銀メダルも、重み(価値)に違いを感じないとあっけらかんとしています。

GOEがつくジャンプを身につける

宇野昌磨はこのところ主要大会で2位に留まっており、本人はそれを承知しています。
「大崩れもなく爆発もなく」という言葉は自嘲でしょうか?
単に跳ぶだけでなく、GOE(出来栄え点)がつくようなジャンプを身につけたいと課題を挙げました。

「羽生選手をいつまでも追いつづけたい」と目をきらきらさせて語りました。
宇野昌磨は羽生結弦を目標にしているというより、羽生結弦に憧れているように映ります。
ほんわかとした天然な性格なのでしょう。

表彰台の頂点への欲を持ってほしい

私はフィギュアスケートファンとして、世界最高峰に位置する日本人選手が二人いて、同時期に演技を楽しめることにこの上ない喜びと誇りを感じます。

が、宇野昌磨にオリンピックの表彰台の頂点への強い「欲」を持ってほしい。
ライバルとの競争心があるのだろうかと思うほど、つかみどころのない選手です。

樋口美穂子コーチによれば、先を越されても落ち込まずに練習を続けてきました。
だから、真面目なのは確かです。
ただし、自分は自分という考えなのでしょう。

私は、宇野昌磨は「負けず嫌い」と思っていましたが、その気持ちはどうやら他人に対してでなく自分に対して働くようです。

北京五輪よりも世界選手権で頑張る

宇野昌磨は試合後すぐに「世界選手権が残っているので頑張りたい」と3月を見据えています。
2位に留まると引きずるはずですが、けろっとしています。

また、2022年北京五輪は念頭にないと語りました。
これは目指さないという意味でなく、当面の試合もしくは一つひとつのシーズンでしっかりと滑るとの意思でしょう。

宇野昌磨は勝敗を突き抜けた世界へ

宇野昌磨はどこまでもマイペースであり、先の「大崩れもなく爆発もなく」の主因でしょうか。
私は勝負に淡白なアスリートがいることが不思議です。
彼の持ち味でもあり魅力でもある「安定感」はそこからもたらされているように思います。

海外の4回転ジャンパーに感じるような「点取り虫」でなく、繊細さと豊饒性を備えた香気の高い演技が私は大好きです。
ある意味、勝敗を突き抜けた世界で滑っています。
この辺りが大好きだった高橋大輔と通じるところです。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

◇◆◇

宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月11日「宇野昌磨、五輪の魔物のぬいぐるみに笑顔」はこちら。

⇒2018年2月9日「宇野昌磨が平昌でネイサン・チェンをごくっと飲んだ!」はこちら。

⇒2018年2月7日「宇野昌磨と宇野藤雄が描く平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月5日「宇野昌磨と樋口美穂子コーチ、朝練なしの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年2月1日「宇野昌磨はじゃんけんに負け、平昌五輪で勝つ」はこちら。

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坂本花織、平昌五輪銅メダル獲得の必要条件

宮原知子とどちらかが逆転で表彰台へ!

平昌五輪のフィギュアスケート女子シングル。
21日にショートプログラム(SP)が行われ、宮原知子が4位、坂本花織が5位といい位置につけています。
男子シングルで五輪連覇の偉業を成し遂げた羽生結弦、ワンツーフィニッシュを飾った宇野昌磨から勇気を授かりました。

個人資格で参加しているロシアのエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワが目もくらむ高得点を叩き出しており、いずれかのワンツーフィニッシュになることは間違いありません。
二人はエテリ・トゥトベリーゼコーチに師事する同門です。

そうなると、残されるのは「銅メダル」ということになります。

笑顔が出るときの坂本花織は出来がいい

日本勢は二人ともオリンピックに初出場です。
坂本花織は全日本選手権でぎりぎりで代表切符をつかみました。
しかも、安藤美姫以来となる高校生です

私は、伸び盛りの坂本花織が自己ベストを更新してきた勢いを保つなら、それなりの得点は出せると思っていました。
しかし、4年に一度の祭典では大変な重圧がかかり、勢いを殺がれるだろうと考えていました。

その坂本花織は笑顔で出たときには成績がいいとのことで、中野園子コーチからそこを念押しされて明るい表情でリンクに飛び出しました。
演技前にわずかでも精神的な余裕を持つことができました。

坂本花織はオリンピックの魔物に勝った

坂本花織はベートーベンの「月光」の調べに合わせて滑りはじめました。
基礎点が 1.1倍になる演技後半に集めた3つのジャンプを勢いよく踏み切り、伸びやかに着氷しました。
最初の3回転フリップ−3回転トウループは1.40点のGOE(出来栄え点)を引き出しました。

坂本花織はパワフルでしなやかなスケーティング、持ち味の高さと幅のあるダイナミックなジャンプで魅了しました。
楽しそうに滑り終え、渾身のガッツポーズを見せています。

自己ベストを更新する 73.18点をマークしました。
演技後のインタビューの充実した表情、ほっとした表情が印象的でした。
「いままでで一番よかった。オリンピックの魔物に勝った」と語っています。

category:坂本花織ブログはこちら。

表彰台争いはSP70点台の4選手になる

23日に行われるフリースケーティング(FS)の最終グループの6選手のうち、ロシア勢を除いた4選手はSPで70点台をマークしました。
おそらくここまでが銅メダル争いに加われるでしょう。

SP3位のカナダのケイトリン・オズモンドは昨シーズンの世界選手権でエフゲニア・メドベージェワに次いで銀メダルを獲得しています。
SP6位のイタリアのカロリーナ・コストナーは31歳であり、演技時間の長いFSでは厳しいような気もします。

4回転ジャンプ競争の男子シングルと違い、女子シングルはジャンプ構成そのもので大差がつきません。
それだけにちょっとしたミスが命取りになります。
完璧な演技が求められます。

宮原知子はFSで回転不足に神経を使う

ちなみに、宮原知子も自己ベストを更新する 75.94点をマークしました。
持ち味の安定感が戻っており、最大の課題だった「回転不足」を克服しています。
本人も目安としていた75点超えに手応えを感じました。

しかし、エースとして責任感や使命感が強い分、顔の表情も体の動きも硬いように見えました。
また、高難度ジャンプが多いFSでは回転不足に神経を使わなければなりません。
これだけでもかなり消耗しそうです。

坂本花織は得意のジャンプのGOE次第

坂本花織はSPでは気負いがなく、自然体で臨んでいます。
FSの前日練習でもリラックスしており、調子は悪くなさそうです。
「ここまで勢いで来られたので、そのまま突っ走っていきたい」と語っています。

とはいえ、演技構成点が4選手のなかでもっとも低得点でした。
FSではその演技構成点が倍になります。
それゆえ、得意のジャンプでつまずかないだけでなく、GOE(出来栄え点)をきちんと稼ぐことが必要条件になります。

坂本花織は団体戦FSで失敗した最初のジャンプをきれいに降りると波に乗れるでしょう。
しかし、得点と順位が決まる決戦では緊張感が格段に増します。
SPのように落ち着いて滑れるなら、5.69点差を逆転できるかもしれません。

安定感の宮原知子か、勢いの坂本花織か

安定感の宮原知子か、勢いの坂本花織か、どちらかが表彰台の一角に食い込んでくれると私はうれしい。
二人を応援しましょう。

category:坂本花織ブログはこちら。

◇◆◇

坂本花織に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月14日「坂本花織は平昌でどうした? らしくないぞ!」はこちら。

⇒2018年2月10日「坂本花織、平昌五輪で中野園子コーチの愛のしごき」はこちら。

⇒2018年2月3日「坂本花織は平昌五輪で残り一人の表彰台へ」はこちら。

⇒2018年2月2日「坂本花織、平昌五輪はジャンプGOEで稼ぐ」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

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宮原知子、平昌五輪銅メダル獲得の必要条件

女子シングルの焦点は銅メダルの争い

平昌五輪フィギュアスケート女子シングルの宮原知子。
21日に江陵アイスアリーナでショートプログラム(SP)が行われます。

私は出張中でまたしても生放送も再放送も楽しめず、動画で見ることになります。
時間の都合をつけられなくても動画に助けられているわけですから文句をいう筋合いでありませんが、先に結果を知ってしまうことになり、緊張感や期待感がありません。
どきどき、わくわくしながら宮原知子と坂本花織の演技を応援したかった・・・。

女子シングルはロシア(個人資格での参加)のエフゲニア・メドベージェワとアリーナ・ザギトワの同門対決によるワンツーフィニッシュは動きません。
金メダルと銀メダルは2選手の実質、予約席です。

そうなると、焦点は表彰台の一角の「3位」です。
宮原知子はイタリアのカロリーナ・コストナー、カナダのケイトリン・オズモンドとともに銅メダル争いに身を投じます。
ほかに、カナダのガブリエル・デールマン、トリプルアクセル(3回転半)を跳ぶ米国の長洲未来です。

私は伸び盛りの坂本花織が勢いをそのまま出せれば十分にチャンスがあると考えています。

メダル獲得へ、求められる完璧な演技

4回転ジャンプ競争が過熱した男子シングルと異なり、女子シングルはジャンプの基礎点でそれほど差がつきません。
したがって、破綻のない演技が求められます。

宮原知子は「ミス・パーフェクト」の異名を持ちます。
とくに大きなミスはまず犯しません。

メダル獲得へ向け、宮原知子は完璧な演技が必要条件です。
(ここでいう必要条件とは、最低条件と置き換えられるでしょう。)
ところが、私には気がかりなことがあります。

category:宮原知子ブログはこちら。

ジャンプの低さを回転の速度でカバー

宮原知子は復帰戦となった昨年11月のGPシリーズ「NHK杯」を含め、今大会が6戦目となります(団体戦を1と数えると個人戦は7戦目)。
試合勘とスタミナはすでに取り戻しており、心配はいりません。
もともと練習量の豊富な選手でした。

問題は高難度ジャンプです。
苦手というわけでありませんが、ジャンプが低く、回転の速度でカバーしてきました。
高く跳べないと、速く回るほかにありません。

しかし、今シーズンはGPファイナルのフリースケーティング(FS)、全日本選手権のSPとFS、四大陸選手権のSPとFS、平昌五輪の団体戦SPと、6回連続で「回転不足」と判定されました。

宮原知子の最大のライバルは回転不足

宮原知子は持ち味だった演技の「安定感」に加え、おもに表現力を示す「演技構成点」でも稼げるようになりました。
にもかかわらず、総得点が伸び悩んでいます。

私は宮原知子の最大のライバルはメダル候補とされる有力選手でなく、自らの高難度ジャンプの「回転不足」と考えます。
回転不足をライバルと呼ぶのは日本語として適切でないのですが、この難敵を退治しなくては表彰台など上れません。

実は、いまに始まったことでなく、宮原知子はずっと回転不足に悩まされてきました。
濱田美栄コーチとオリンピックまでにその克服に時間を割いたはずです。

平昌五輪団体戦SPで表情が凍りつく

2月11日に行われた平昌五輪団体戦SP。
宮原知子と濱田美栄コーチ、そして私の妻のような熱烈なファンは衝撃を受けました。

宮原知子はジャンプの着氷もきれいで、パーフェクトな滑りを見せています。
演技の終了直後、確かな手応えに力強いガッツポーズを取りました。

しかし、キス&クライで 68.95点が表示された瞬間に表情が凍りつき、呆然としています。
宮原知子は自分の目を疑い、納得のいかない会場もざわつきました。
(私もあまりに低い点数に愕然としました。)

その原因は冒頭の3回転ルッツ−3回転トウループでどちらも回転不足を取られたためでした。
回転不足を取られると「GOE(出来栄え点)」がマイナスになります。
高得点を見込んだコンビネーションジャンプで減点されると致命的です。

宮原知子はスピンやステップでレベル4を取れ、緊張やバテがないかぎりは取りこぼしません。
結局、6人中4位に甘んじています。

category:宮原知子ブログはこちら。

回転不足は「グッ」「バンッ」で克服する

宮原知子はこの悪夢を振り払おうと、一時帰国の日本でも練習に励んできました。
しかし、私が気になったのは、SPの直前に語った回転不足の対処法でした。

それは、「グッと上がり、バンッと降りる」。
かの長嶋茂雄ばりの擬音語で克服への意志を明かしました。

後者は、足の裏の中心で降りる「ミッドフッド着氷」です。
それができるなら、次のジャンプでグッと上がれます。
はたして緊張の高まる本番で目論見どおりにやれるでしょうか。

染みついた回転不足の修正はたやすくない

回転不足の判定は微妙ですから「微修正」で済ませられるはずです。
が、それは宮原知子に染みついたものであり、立て直すのはたやすくありません。

選手はそれぞれが固有の跳ぶリズムやタイミング、高さや幅、空中姿勢や滞空時間を持ちます。
それをわずかに変えるだけでも自分のジャンプが崩壊するリスクがあります。
ごく限られた日数での修正は危険と裏腹です。

また、回転不足に神経質になると動きが鈍くなり、演技全般に悪影響を及ぼしかねません。
これまでの自分の努力を信じて思い切り滑ることです。

バンクーバー浅田真央以来のメダルを!

私は2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央以来となる女子シングルのメダルをぜひとも持ち帰ってほしい。

宮原知子は公式練習などでは相変わらずノーミスの好調を保っています。
後は、本番で審査員がジャンプをどう判定するかでしょう。

表彰台が残り一人の状況では宮原知子と坂本花織が二人ともというわけにいきません。
私自身はどちらも応援していますので、どちらかが銅メダルをつかんでくれるとうれしい。

このブログは書き溜め記事をアップしており、SPの結果が出ています。

私はそうならないことを願いますが、SPで修正できないとすれば、ジャンプの種類と本数の多いFSでは厳しい得点を覚悟しなければなりません。

北京五輪への課題は「ジャンプの高さ」

私は復帰後の宮原知子の演技に感動を覚えるようになりました。
表現力の向上を感じますし、演技構成点でライバルに引けを取りません。
それ以前に、演技中の表情がとても豊かになりました。
「練習の虫」にとって一番つらい長期離脱という苦難を乗り越え、人間的にも大きく成長したからです。

しかしながら、率直に言えば、高難度ジャンプにもっと高さがあれば、見るほうはもっと楽しめると感じてきました。
これは宮原知子自身にも技術面と表現面、さらにGOEにおいても可能性を生み出します。
平たく言えば、得点の伸び代になります。

平昌五輪も終わっていないのに、気の早い話ですみません。
私は、宮原知子の2022年北京五輪へ向けての最大の課題は、幅もさることながら「ジャンプの高さ」を出すことだと考えます。

category:宮原知子ブログはこちら。

◇◆◇

宮原知子に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月11日「宮原知子、足は子鹿ちゃん、頭はおでこちゃん」はこちら。

⇒2018年2月4日「宮原知子と濱田美栄コーチ、自己ベストの平昌五輪」はこちら。

⇒2018年1月30日「宮原知子、平昌「練習の虫」作戦は大丈夫か?」はこちら。

⇒2018年1月12日「宮原知子と坂本花織は四大陸選手権で調整」はこちら。

⇒2018年1月7日「宮原知子選手に憧れました・・・」はこちら。

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羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略

体を折り、氷と右足に感謝を伝える

きのうのブログ「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」の続きです。

羽生結弦はFSを滑り終えると右手を突き上げ、感無量の表情を見せました。
何度か「勝った」と吠えたようです。
そして体を折り、氷へ感謝を伝えるとともに最後まで持ちこたえてくれた右足に感謝を伝えました。

「317.85点」が表示されると、会場は熱狂的な歓声に包まれました。
2選手を残して首位に立ち、メダル獲得を確定させました。

最終演技者の宇野昌磨が2位に入って金メダルが確定すると、待機していたグリーンルームで涙ぐむ羽生結弦の姿がスクリーンに映し出されました。

勝たないと意味がないと思っていた

羽生結弦は19歳で出場したソチ五輪で金メダルを獲得してから4年の歳月が経ました。
この間、幾多の苦難に見舞われています。
そして、オリンピックシーズンの大けがを乗り越えて出場し、見事な復活劇を成し遂げました。
今大会は団体戦を避け、個人戦にかけていました。

演技にミスが相次いだこともあり、ソチ五輪で「悔しい」と口にしています。
羽生結弦はそれを胸に刻み、あえてアスリートとして険しい道を選んできました。
次世代をしのぐ、飽くなき挑戦です。

しかし、「この試合はとくに勝たないと意味がないと思っていた」と明かしています。
ジャンプ構成の難度を下げても「勝ち」にこだわりました。
自分の強みを生かし、慎重に、慎重に結果を取りにいきました。
とても沈着冷静でした。

羽生結弦が表彰台の頂点に飛び乗る

SP3位の宇野昌磨が銀メダル、SP2位のスペインのハビエル・フェルナンデスが銅メダルとなりました。
全力を尽くして戦った3選手は抱き合い、互いの健闘を称えました。
私は敬意と友情が溢れるシーンに胸が熱くなりました。

ハビエル・フェルナンデスはフィギュアスケートの不毛の地とされてきたスペインに初のオリンピックメダルをもたらしています。
立派です。

「オリンピックチャンピオン」とコールされた羽生結弦は表彰台にぴょんと飛び乗り、最高の笑顔を見せました。
今大会初の「君が代」は金メダルに触れながら歌いました。
「真ん中に揚げた国旗は2回目だけれど、感慨深いものがあった」「頑張ってきてよかった」「生きていてよかった」と率直に語りました。

私は表彰台の頂点が似合う選手だと改めて感じました。
彼こそふさわしい。

北京五輪へ身体をいたわってほしい

私はこのブログで以前に述べたとおり、羽生結弦は五輪3連覇が狙える選手と考えていました。
確かに、平昌五輪では奇跡を目の当たりにしたような感動を覚えました。
スーパースターの勝利はうれしいの一言!
日本に生まれ育った私が使うと変ですが、「日本びいき」です。

しかし、「絶対王者」としてどっしりと構え、中国の金博洋や米国のネイサン・チェンが仕かけた高難度ジャンプ競争に巻き込まれてほしくありませんでした。
向こうは一か八かであり、けがのリスクが高すぎます。
これについても幾度か述べています。

逆境に強い羽生結弦は平昌五輪の個人戦にかろうじて間に合わせましたが、私は本調子の滑りとは感じられませんでした。
この選手のいまの実力で歴代世界最高得点である自己ベストを更新できないのはおかしい。
(今大会はFSで4回転ジャンプを2種4本に抑えていますが・・・。)

それだけでなく、けがが治ったとしても「選手寿命」は確実に短くなります。
日本はもとより世界に熱烈なファンが大勢いるわけですから、もっと身体をいたわってほしい。

トータルパッケージで北京を制する

フィギュアスケートは男女を問わず、選手にけがや病気が多発しました。
それもこれも、得点比重の高い高難度ジャンプ競争が過熱したからです。
練習による足腰や内臓への負荷が大きく、それ以前に食事制限(減量)による精神への負担が重くなります。

おそらく「採点法」が見直され、基礎点が下がるはずです。

羽生結弦は決してジャンプを苦手とするわけでありません。
むしろ、そのGOEも高い。
しかし、基本戦略として「トータルパッケージ」で勝利を収めるアスリートです。
それをだれよりも分かっているのは、ブライアン・オーサーコーチです。

2022年北京五輪3連覇へ向け、羽生結弦に追い風が吹くことは間違いありません。

今大会で伝説となったのは、常識では到底考えられない「復活」に関してでした。
真にそう呼ぶべきは、前人未到のオリンピック3連覇を成し遂げたときです。

私は、羽生結弦はそれを可能にする資質と資格を備えていると考えます。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月20日「羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル」はこちら。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

⇒2018年2月8日「羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦」はこちら。

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羽生結弦、狙い澄ました平昌五輪金メダル

宇野昌磨とワンツーフィニッシュ!

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。
江陵アイスアリーナで16日のショートプログラム(SP)に続き、17日のフリースケーティング(FS)が行われました。

私は土日も夜間も仕事に追われ、大好きなフィギュアスケートはもとより日本勢のメダル獲得が予想された競技種目もまったく見られませんでした。
羽生結弦と宇野昌磨の活躍は知っていましたが、その演技を楽しむことができたのは月曜日になってからでした。
結果が出てからのダイジェストや動画よりも臨場感を味わえる生放送のほうが断然エキサイティングなのは言うまでもありません。

さて、SP1位の羽生結弦はFSで206.17点を記録し、合計317.85点でソチ五輪に続く金メダルを獲得しました。
男子シングルでのオリンピック連覇は1948年サンモリッツ五輪と1952年オスロ五輪を制した米国のディック・バトン以来、66年振りの快挙となりました。

羽生結弦は今大会で日本勢の金メダル第1号となりました。
宇野昌磨が銀メダルを獲得したため、日本フィギュアスケート史上初のワンツーフィニッシュとなりました。
実は、ダブル表彰台も初でした。

4回転は2種4本でも十分に勝てる

けがから復帰した羽生結弦は練習で2パターンの4回転ジャンプの構成を試していました。
サルコウとトウループの2種4本、ループとサルコウ、トウループの3種4本でした。

羽生結弦はだれも届かない高みに達したいと願い、勝利の確実性を重んじるブライアン・オーサーコーチと幾度もぶつかってきました。
しかし、最終目標が五輪連覇ということは共通でした。

羽生結弦は金メダルの有力候補のSPでの得点や順位を踏まえ、とくに宇野昌磨やスペインのハビエル・フェルナンデスのジャンプの基礎点も確かめたうえで、ブライアン・オーサーコーチの「精度と加点の高いジャンプなら、2種4本でも十分に戦える」という助言に従いました。
クリーンなトリプルアクセル(3回転半)でも、ジャンプ以外のエレメントでも得点を伸ばせます。

良質な4回転を3本降りて決まり!

羽生結弦は場内が割れんばかりの歓声に迎えられてリンクに立ち、映画「陰陽師」の「SEIMEI」を滑りました。
冒頭の4回転サルコウをきれいに決めて波に乗っています。
高さも幅もあり、着氷も至って自然で美しい。
突出したクオリティ(質)を感じさせ、GOE(出来栄え点)は満点でした。
続く4回転トウループは余裕があり、3回転フリップも上出来です。

後半の4回転サルコウ−3回転トウループをきれいに降りています。
4本の4回転ジャンプの3本を決めたこの時点で勝負はありました。

4回転トウループ−1回転ループ−3回転サルコウの3連続ジャンプは最初でステップアウトして単独になりました。
続くトリプルアクセル−2回転トウループの連続ジャンプはトリプルアクセル−1回転ループ−3回転サルコウの3連続ジャンプに変えました。

3回転ループは降りました。
最後の3回転ルッツは執念でかろうじてこらえました。
終盤ではバテており、右足首も限界だったのでしょう。

羽生結弦は総合力で危なげなく勝つ

男子シングルでは4回転ジャンプを何種も何本も跳ぶのが当たり前になりました。
それでも羽生結弦は「総合力」で危なげなく勝ってみせました。
技術点では4回転ジャンパーがノーミスで滑ると及ばないものの、9点台後半の演技構成点を合わせるとあまり引けを取りません。

ましてSPもFSも完璧に跳ぶということは緊張が極限まで高まるオリンピックでは多くないはずです。

私は羽生結弦の最大の不安は、時間が長く、高難度ジャンプの本数が多いFSを滑りきれるかどうかだと考えていました。
試合勘はセンスで戻せるとしても、スタミナは短期間で戻せません。

羽生結弦はとても賢い。
朝の公式練習を早く切りあげ、エネルギーを温存しました。
不安に負けると、練習時間を増やしたくなります。
選手生命にかかわる大けがを経て復帰し、冷静さも備えたようです。

category:羽生結弦ブログはこちら。

羽生結弦は狙い澄まして平昌五輪で勝利を収めました。
本人の意思と能力、努力がずば抜けていたのは当然として、金メダル請負業のブライアン・オーサーコーチ(チーム)の存在が大きかった。

続きは、あすのブログ「羽生結弦とオーサーコーチ、五輪3連覇への戦略」にて。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月17日「羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇」はこちら。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

⇒2018年2月8日「羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦」はこちら。

⇒2018年2月3日「羽生結弦は平昌五輪団体戦回避、金メダル絶望的?」はこちら。

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小平奈緒、けものでないのに平昌スケート女子 500m金メダル

オリンピックレコードに勝利確信

平昌五輪で日本選手が大活躍を見せています。
ところが、私は仕事のピークとぶつかり、祝日も土日も、そして夜間(深夜)もセミナーや研修、経営相談や打ち合わせが詰まっています。
経営層などとの会食の機会も続いています。
極度の疲労、背中など全身の痛みで、口を利くのもおっくうになり、ホテルで泥のように眠る毎日です。

というわけで、とても楽しみにしていた平昌五輪の生中継はもとより動画を見ることもままなりません。
頑張って更新していたブログも、きのう途絶えてしまいました。
熱心な読者に申し訳ないと思います。

さて、スピードスケート女子 500メートルが行われ、小平奈緒が金メダルを獲得しました。
ゴール直後に36秒94のオリンピックレコードと知り、ガッツポーズを見せました。
おそらく勝利を確信したのでしょう。

本人は後で「これで負けたら仕方がないと思った」と語っています。
結城匡啓コーチが小平奈緒に説いてきた「順位は相対的なものであり、絶対的なものでない」という教えが浸透していたわけです。
小平奈緒はライバルでなく自分、そしてタイムと戦い、勝利を収めています。

大本命が勝ちきる精神力の強さ!

小平奈緒は2016年10月からワールドカップ(W杯)など国内外のレースで24連勝中でした。
W杯でも15戦負けなしです。
国民の期待の重圧がのしかかる大本命が実力をそのまま発揮して勝ちきるのは、並々ならぬ精神力を備えているからでしょう。
(W杯で無敵だったスキージャンプ女子の高梨沙羅がソチ五輪で表彰台を逃したことでもいかに難しいかが分かります。)

小平奈緒はバンクーバー五輪の団体追い抜きと今大会の1000メートルで銀メダルを獲得していましたが、それでも大変なプレッシャーを感じていたはずです。
それを凄まじい集中力と闘争心ではねのけました。

小平奈緒はけもののような滑り!

興奮したインタビュアーが「けもののような滑り」と口を滑らしました。
許してやってください。
本人は「けものかどうか分からない」と苦笑しました。
が、確かに獲物を狙うかのような鋭い眼光で躍動感にあふれたレースを見せてくれました。
おめでとう、小平奈緒、よくやった!

小平奈緒は最初の百メートルで同走の選手とほぼ並んでいたため、自分が遅いのでないかと思ったそうです。
しかし、滑りの感覚としてはよかったので、その後はぐんぐん加速しました。

私は短距離の 500mは瞬発力と俊敏性に優れた若い選手が有利と考えてきました。
小平奈緒が31歳ということにも驚かされます。

冬季主将は勝てないとのジンクス

小平奈緒の金メダルはいくつかの記録が絡んでいます。
スピードスケートの日本勢の金メダルは長野五輪の男子 500mの清水宏保以来でした。
女子で初!
また、通算3個のメダル獲得は冬季五輪の女子で最多です。
さらに、小平奈緒は日本選手団主将として冬季五輪で初の金メダリストになりました。

今大会ではフィギュアスケート男子シングルの羽生結弦が金メダルを獲得しています。
小平奈緒が続いたことにより日本勢のメダル獲得数は過去最多の長野五輪の10個(金5、銀1、銅4)に並びました。
海外開催の冬季五輪で日本勢が金メダルを複数獲得したのも初!

「男子の滑りをいま滑れないか」

小平奈緒は結城匡啓コーチと二人三脚で「究極の滑り」をずっと追い求めてきました。
あるとき、結城匡啓コーチが語った「いまの男子の滑りは10年後の女子の滑り」という言葉に、小平奈緒はそれをいま滑れないかと思ったそうです。
低地リンクで前人未到の36秒台という目標を設定した根底には男子に勝とうとの意識がありました。

スケート大国のオランダに渡って2年間、修行を積んだのもそのためでした。
身体と技術での強化を図れましたが、それだけでなく「適当さ」と「達観」というメンタル面の収穫が得られました。
日本に戻ってきたときには別人になっていました。
これが先に述べた大本命の金メダル獲得につながりました。

小平奈緒の滑りには「マイペースでやれることをやる」という、自信に裏打ちされた落ち着きがありました。

感謝の気持ちで涙を抑えられない

また、「スピードスケートの魅力を自分の体で表現したい」とも語ってきました。

試合後のインタビューでは、相澤病院、コーチ、学生、チームの仲間、ファンなど、自分を支えてくれたすべての関係者に感謝の言葉を述べました。
このチームの仲間には小平奈緒の能力を引き出した男子の選手も含まれます。

いつもはひょうひょうとしている小平奈緒もこのときばかりは涙を抑えられませんでした。
とてもいい表情でした。

韓国の李相花と健闘を称え合う!

小平奈緒は地元・韓国の李相花(イ・サンファ)の3連覇を阻みました。
バンクーバー五輪とソチ五輪で連覇を成し遂げ、「氷速女帝」と呼ばれた最大のライバルです。

しかし、李相花は37秒33で銀メダルに留まっています。
「自国開催でなければ引退していた」と語りましたが、けがに苦しんだ時期がありました。
試合後に3連覇を期待する国民の重圧から解放され、感情がこみ上げました。

涙を流す李相花を小平奈緒は抱き締めました。
ねぎらいと敬意を込めた言葉をかけ、李相花は勝者を祝福しました。
そして、互いの健闘を称え合いながらウイニングラン。
感動的な光景です。

小平奈緒は沸き立つ日本のファンへ向け、静かにというジェスチャーをしました。
レースの準備を行っていた李相花への配慮でした。
(後に「残り2組がフェアに戦えるように」と語っています。)
日韓関係は冷え切っていますが、二人は「オリンピック精神」を世界に示しています。
それ以前に、真の友情は国境を越えることを示しています。
私は、胸が熱くなりました。

伊那市西春近の伊那西高校を卒業

小平奈緒は伊那市西春近の伊那西高校を卒業しました。
私は1964年から1966年まで伊那中学校に在籍していましたが、1965年4月1日に伊那市は南に隣接する西春近村を編入しています。
当時、西春近から通っているクラスメイトがいました。

出身地の茅野市はもちろんのこと、長野県はおおいに盛りあがっていることでしょう。
私も誇らしいです。

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羽生結弦、平昌五輪で人間業と思えない復活劇

フィギュア男子シングルFSへ

平昌五輪フィギュアスケート男子シングルの羽生結弦。
きのう、江陵アイスアリーナでショートプログラム(SP)が行われました。

私は羽生結弦と宇野昌磨の演技の出来が気になって仕方がありませんでした。
しかし、研修やセミナーなど7日間の出張中であり、仕事が終わったのが午後11時近くでした。
動画を視聴できたのは、日付が変わった深夜です。

練習で見せた滑りを本番で再現

昨年10月のGPシリーズ「ロシア杯」以来4か月振りに実戦に復帰した羽生結弦でしたが、その場がオリンピックの個人戦になりました。
結論から言えば、練習で見せた滑りをそのまま本番で再現しました。
運も味方し、本人が大好きという1番滑走(最終組25番滑走)です。

ショパンの「バラード第1番」の美しい調べに合わせ、しっとりと舞いはじめました。

冒頭で予定していた4回転ループは4回転サルコウに難度を落として決めました。
ジャンプの基礎点が 1.1倍になる後半に得意のトリプルアクセル(3回転半)を余裕で決めました。
4回転トウループ−3回転トウループのコンビネーションジャンプは2本目で両手を挙げています。

魂がこもる演技にファンが熱狂

羽生結弦が登場したときはもちろん、ジャンプを決めるたびに歓声や拍手が沸き、やがて曲がかき消されました。
演技後に客席から「くまのプーさん」がこれでもかと投げ込まれました。
熱狂的な応援を受けました。

不安視された4回転ジャンプを含め、質の高い演技を見せています。
魂がこもっていましたし、ファンへの感謝の気持ちが伝わってきました。
そして、自らが持つ世界最高得点の112.72点に迫る111.68点をマークしています。

66年振りの連覇を視野に収める

氷上練習を再開して1か月ちょっと。
わずかな期間でどうしてここまで戻せるのか、「奇跡」を目の当たりにした思いです。
世界中のメディアが絶賛していますが、滑りはベストコンディションからは差があると感じました。
彼本来の力はもっと上です。

とはいえ、私には「人間業(にんげんわざ)」と思えない復活劇でした。
羽生結弦は男子シングルで66年振りの五輪連覇を視野に収めました。

僅差で続く百点台の選手が3人

私が驚いたのは、羽生結弦に僅差で続く百点台の選手が3人も出たことです。
宇野昌磨のほかにはいないと考えていました。

2位はスペインのハビエル・フェルナンデスで107.58点。
3位は宇野昌磨で104.17点。
4位は中国の金博洋で103.32点。
とくに金博洋は団体戦に続いて自己ベストを更新しています。
高難度ジャンプを得意にしており、完璧に決まると得点が伸びます。

いよいよ運命のフリースケーティング(FS)が始まります。

category:羽生結弦ブログはこちら。

◇◆◇

羽生結弦に関するブログは以下のとおり。

⇒2018年2月16日「羽生結弦、うそみたいな絶好調で平昌五輪金メダルへ」はこちら。

⇒2018年2月12日「羽生結弦、平昌五輪個人戦のジャンプ構成は固まらず」はこちら。

⇒2018年2月8日「羽生結弦はいいのか悪いのか、ブライアン・オーサーの心理戦」はこちら。

⇒2018年2月3日「羽生結弦は平昌五輪団体戦回避、金メダル絶望的?」はこちら。

⇒2018年1月31日「羽生結弦、平昌SP・FSジャンプ構成はいかに?」はこちら。

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和田創研代表
日本ロボコム代表
ロボットビジネス勉強会&交流会主宰
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。クライアントとともに77歳までに百社の設立を目指す(内、自ら11社)。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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