コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2008年04月

和田創ブログ 2008年4月タイトル一覧

◇2008年4月30日(水) 老麺魂、くじら軒
◇2008年4月29日(火) 円山町の飲み屋が消えた
◇2008年4月28日(月) 日経ビジネス「社長革命」
◇2008年4月28日(月) ベンチャーミーティング
◇2008年4月27日(日) GW、今年はいつから?
◇2008年4月26日(土) 都心のハイグレードオフィス
◇2008年4月25日(金) 内需型企業が海外重視へ
◇2008年4月24日(木) マグロの赤身に異変
◇2008年4月23日(水) ぞっとするほど冷たい
◇2008年4月22日(火) 先が見えてしまう
◇2008年4月21日(月) 墓場と化した職場
◇2008年4月20日(日) 技術者派遣を収益の柱に
◇2008年4月19日(土) 包装の切り口を分かりやすく
◇2008年4月18日(金) 経営統合のニュース
◇2008年4月17日(木) トヨタ、日野、デンソー、動く
◇2008年4月16日(水) 社員の覚醒とトップの打ち手
◇2008年4月15日(火) 化けの皮がはがれる…
◇2008年4月14日(月) 新聞にウェブ版が登場?
◇2008年4月13日(日) 寒い、寒い…
◇2008年4月12日(土) 日本全国を10年放浪
◇2008年4月11日(金) 久々のブログ…
◇2008年4月1日(火) 新年度、営業実践大学へようこそ!

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老麺魂、くじら軒

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地方区の老麺魂と、全国区のくじら軒について―。
自宅の近くに「老面魂(ラーメンたましい)」がある。
徒歩5分くらい。
港北ニュータウンの広い道路をクルマで行き来すると、週末や祝日は決まって行列ができている店があった。
立地がいいとか店舗が目立つとかではない。
皆にこにこして並んでいる。
「うまいのかなぁ」。

ずっと気になっていながら、足を運んだのは昨年である。何せ食べるために並ぶという熱意がない。
顔見知りのタクシーの運転手に「食べましたか?」と聞かれたのが、行動を起こすきっかけになった。
「おいしくて胃にもたれないので、私は気に入っています」。
高齢の方が強く勧めてくれた。
私の自宅から徒歩10分くらいに有名な「くじら軒」がある。
彼はそこよりも好きだと言う。

くじら軒は長らく、平日でも行列ができていた(いまもそうかもしれない)。
店の前を通りかかったらすんなり入れたときがあり、1度食べた。
「なるほどなぁ」。
おいしいと感じたが、驚くほどでない。期待が大きすぎたのだろうか。
しかし、オーソドックスな支那そばでこれだけの味を出すのは並大抵の努力でないことは、私にも分かった。
食べる側は気楽だが、つくる側は大変である。
ごちそうさまでした。

さて、老麺魂はときどき足を運ぶようになった。
おいしい。
ここ数年では一番。
細麺が好きだが、太麺が苦にならない。
叉焼が苦手だが、ペロッと食べられる。
透明な魚介系スープが秀逸だと思う。さっぱりなのにしっかり。
なかでも驚きは、その香りのよさ。
魚の匂いが限界近くまで引き出されており、ここら辺で好き嫌いが割れるのでは…。
私の体調により鼻につくときがある。
平日、男性客は飯を無料でつけてもらえるが、私は麺のボリュームだけでおなかが一杯になる。
女性客は杏仁豆腐を無料でつけてもらえる。
女装したらどうなるのか。
もう少し麺を細くしたほうが、食後の胃にやさしい。
女性社会、高齢社会がますます加速する。
体へのやさしさは、客に末永く支持されるうえで重要な要素になるはず。
ぜひ柔軟に検討してほしい。

なお、メニューにお決まりの餃子がなく、その代わりサラダがある。
ラーメン屋ではきわめて珍しい?
スープの香りを楽しんでほしいという、主からのメッセージなのだろう。
私は餃子が好きだが、納得させられてしまう。
スープの味にこだわる店は多いが、香りにこだわり抜く店は知らない。
ただし、私はラーメン通でも何でもない。評判の店を食べ歩いた経験がない。
新横浜ラーメン博物館がいいところ。

あっ、GWに行ってみようかな。
何年もご無沙汰である。
テレビでお馴染みのみたいな主の店はどんな味なのか?

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円山町の飲み屋が消えた

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土曜日のブログ「都心のハイグレードオフィス」の続き―。
私は厳しい現実を知った。
渋谷マークシティから、かつて自宅と会社があった松涛1丁目へ抜ける際に、円山町というラブホテル街を通った。
川柳20080423-02ここに、私が入り浸った3軒の飲み屋がある。
2軒は数年で消えたが、1軒はずっと頑張っていた。
1998年に港北ニュータウンに越してきてから、足を運ぶことはなくなったが…。

当時、私は毎日のように通った。
時刻は仕事に区切りがつく午前1時か2時。
暗い店内、低いカウンター。わずか10席で、気持ちがとても落ち着いた。
客は近隣の住民と勤め人に限られ、相互の会話がないのが何より。
煩わしくない。
長くても2時間と決め、日本酒をロックで浴びるほど飲んだ。
うまかったなぁ。
疲れが癒やされ、深い眠りに就くことができた。
確かこの店は88年前後にオープンし、私は90年頃に知った。
客が入りきれないほどの絶頂期が93年頃まで続いた…。

あれっ。
看板の文字がはがれかけていて、しかも店のガラスがかなり汚れている。
薄暗い中を覗き込むと内装が壊され、工事が始まった直後のようである。
わりと最近まで営業を続けていたのだろう。
これで最後の1軒が消えたことになる。
閉店前に顔を出せず、ママに大変申し訳なく思う。
思い出の場所がまた一つ失われた。
さみしい。

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日経ビジネス「社長革命」

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日経BP社が発行する『日経ビジネス』4月28日・5月5日合併号が興味深い特集を打っている。
きょうの日本経済新聞朝刊の第6面に広告が載っていた。
「社長革命〜変革のカギは“傍流リーダー”の活力」。
なるほど、なかなかタイムリーな編集企画だと思う。
景気が踊り場に差しかかり、再び閉塞感が日本経済を覆いはじめている…。

バブル崩壊後、多くの企業は社員や事業、設備のリストラなど、おもに収支の改善を図ることで当面の生存を保った。
しかし、経営やマーケティング、生産などの根本的な思想やあり方の改革を行ったわけでない。
不幸にも2003年頃から世界経済の追い風が強まり、自力のはずが他力により業績回復・拡大に転じた。
戦後経済が終わり、ようやく芽生えかけた改革への取り組みがうやむやになったことになる。
ましてもっとも変わりにくい企業文化や組織風土を含めた全社改革に踏み込んだ企業はほんの一握りであろう。

「社長革命」の特集は2部構成だ。
第1部は、本体にどっぷり浸かることのなかったトップだからなしえた革命の事例。
HISの平林朗社長、昭和電工の高橋恭平社長、多摩川ホールディングスの橋本昇社長。
そういえば、トヨタの再建に立ち向かった奥田碩社長もかつては傍流だった。
内部に毒されていない頭と心、外部から眺められる目が必須となる。
第2部は、企業を再生へ導く革命派リーダーの条件。
コバレントマテリアル山武積水ハウスP&GDOWAアシックスが取りあげられている。
そして、「会社を伸ばした社長ランキング50人」が添えられる。
そこにどんな傾向や特徴があるのか。これも面白そう。
早速読んでみよう。

ちなみに、5月13日(火)開催のNPO法人営業実践大学の公開講座は「アンコール、伝説の革命派リーダー!」
自分で言うのもなんだが、私の企画もタイムリーである。
営業変革を業務変革へ飛び火させて全社改革を巻き起こし、経営危機を乗り越えた実際の事例。
目からウロコが落ちること請け合い!
ぜひご参加ください。

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ベンチャーミーティング

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土曜日、和田創研の会議室で月例方式の「ベンチャーミーティング」を行った。
ボランティアの創業メンバーが集い、丸1日、立ち上げへ向けた検討を深める。
川柳20080423-01当日は第4回。
IT企業とのジョイントベンチャー「メビウス」の全容が徐々に固まってきた。
それにつれ、設立までに済ませておかなければならない事柄が明らかに…。
あまりに膨大で、気が重くなる。
道は遠く険しい。
胸突き八丁はこれからといえよう。

準備を徹底することにより、短期間でのIPOが可能になる。
「段取り8分、本番2分」。
そんな決意で粘り強くプロジェクトを進めていくしかない。

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GW、今年はいつから?

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ゴールデンウイークといえば、前半と後半の2部に分かれるというイメージが、私にある。
それが、今年は不明。
ひょっとして世間では、きのうからGWに突入したことになっているのか?
前半はわずか2日間である。月曜日に有給休暇や代休を取り、4連休とした人が多いのかもしれない。
私どもの顧客のなかに5月6日まで11連休というところがある。
うらやましい限りだ。
懐の温かい中高年夫婦なら、海外旅行をゆったりと楽しめる。

私はGW、原則として仕事を行う。
もし11連休を与えられたら、ベンチャー創設の企画を練ろうとするだろう。
立ち上げたい事業がいくつかあるのに、腰を据えて考えるゆとりをなかなか持てない。
年を取り、新しいことへの挑戦が最大の喜びになってきた。
残りの職業人生が短くなったせいだ。

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都心のハイグレードオフィス

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私は水曜日と木曜日、仕事で虎ノ門、表参道、渋谷の3地区を巡った。
いずれも最高のロケーションに建つランドマークタワーに構えたハイグレードオフィスである。
外資系企業やベンチャー企業が入居している。
あ、グーグルも…。

私はベンチャー企業を訪ね、溜め息が出てしまった。
圧巻!
一度でいいから、こうしたオフィスで働いてみたい。
いわゆるクリエイティブクラスを確保するには、最高の労働環境を提供しなければならないのだろう。
カネのかけ方が文字どおりケタ違いである。
人材に対する考え方がここまで変わったとは…。
グローバル経済の時代に勝つための必須条件と言わんばかり。

                      ◇

ところで、私が痛感したこと。
職種により、オフィスのブランドが非常に大事になる。
実は、コンサルタントという仕事もそうでないか。

もとより同業者を寄せつけない力量を有するなら、そうしたことは問題にならない。
しかし、世の中、大抵は紙一重の差で戦っている。
そこでモノをいうのが、会社の所在地となるロケーションやビルだったりする。
和田創研についても真剣に考えてみたい。

自宅も会社も渋谷の松涛1丁目を離れ、丸10年が経った。
私は港北ニュータウンでの満たされた生活と引き換えに、何かを失ったのかもしれない。
そう気づかせてくれた2日間だった。

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内需型企業が海外重視へ

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きのうの日本経済新聞朝刊の第1面によれば、内需型の大手企業が海外重視を相次いで打ち出す。
何をいまさら…。
少子化と高齢化で国内市場が劇的に縮小することは、ずっと前から予想できた。
取り組みがあまりに遅いというか、間抜け…。

企業がこの先も成長を確保しようとすれば、世界市場へマーケティングどころか経営の軸足を思い切って移すくらいの決断が必要になる。
しかし、肝心の役員会議がほとんど機能していない。
経済のグローバル化のなかで、日本のさらなる地位低下は避けられそうもない。

                      ◇

また、海外進出に当たり、我々の特性も大きな壁になる。
戦後長らく護送船団方式に浸かってきた企業、平等社会に慣れきった国民は、敵との戦い方を知らない。
仮に勇気を奮って現地へ乗り込んだとしても、先行企業と真正面からぶつかる。
勝ちを収めるのは難しい。
となると、カネを頼りにM&Aへ走るしかない。

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マグロの赤身に異変

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夕食を久し振りに我が家で食べた。
スーパーの鮮魚コーナーでマグロの赤身を叩き売りしていたとかで、威勢のいい声につられて妻が買ってきた。
ところが、刺身にしてみると筋だらけ。
確かに値段は安いのだが、それにしてもひどい。
食べにくいうえ、おいしくない。

健康志向の和食にならい、世界のあちこちで魚を生で食べるようになった。
新興国でも消費が伸びている。
水産資源の争奪と、それにともなう価格の高騰。
日本人の口に入るマグロの質が極端に落ちているように思う。

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ぞっとするほど冷たい

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このところ気温の変動が激しく、私は体がついていけない。
年齢的な衰えを感じる機会がめっきり多くなった。
実は、月曜日から風邪気味である。
私が高熱を出すのはノドをこじらせた場合なので、クスリを欠かさず飲んでいる。
だが、なかなか直らない。

数年ほど、全身が冷え切っている。
胃や腸の辺りは、ぞっとするほど冷たい。
血行が極端に悪くなっているのだろう。
当然、抵抗力もガタ落ち。
命に関わる病気にかかりやすくなるわけで、いよいよ危険ゾーンに入ってきた。

                      ◇

私はきのう大阪証券取引所の立派なビルのなかで、みずほ総合研究所が主催する提案営業セミナー講師を務めた。
川柳20080416-02この時期の恒例である。
先週は東京で行い、大盛況だった。
それには遠く及ばないが、大阪としてはまずまずの集客かな。

株価はやや持ち直している。
しかし、営業関係者は景気減速を肌で感じているようだ。
受講態度は真剣そのもの。
終了後、ロビーで質問を受けた。
大阪は内需型企業が多いので、危機感はひとしおだろう。

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先が見えてしまう

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昨日のブログ「墓場と化した職場」の続き。
私はコンサルタントとして多くの企業に伺い、さまざまな社員と接する。
そして、その大部分について「この人は、こんなふうになっているだろう」と、先々のイメージが浮かんでくる。
とくに40代以降になると圧倒的大多数である。

なぜか?
理由はたった一つ、自己否定ができないからである。
したがって、当人は従来の延長線でしか働くことができない、生きることができない。
職業人生がほとんど変わらない道理である。
数年後、十年後の仕事振りも成果も地位も報酬も見えてしまう。
せいぜい、ちょぼちょぼ。
何と退屈なサラリーマン生活か。

ところで、業績が低迷気味の企業は、思い切った自己否定を避けてきた。
保身の組織風土がつくられる。
その結果、小さくまとまった社員だらけになる。
しかも、当人はぬるま湯に慣れ切って自覚さえない。
経営トップは理解せよ。
成長の持続には、個別業務の見直しより、精神土壌の改革を先行させるべきだ。

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墓場と化した職場

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長寿社会の進展と生産人口の減少、そして年金制度の危機を背景に、職業人生が長くなっている。
定年の延長だ。
国の負担軽減と企業の雇用確保が一致した結果である。

かつては、50歳を過ぎたら老けてもやむをえないという雰囲気があった。
いまは、40代どころか50代でさえ大きく伸びてもらわなければならない。

だが、現実はどうか?
腐った中高年が若手の意欲をつぶし、組織の活力を失わせる。
業績の重石にしかなっていない。
私がコンサルタントとして低迷企業で見かけるのは、墓場と化した職場である。
すでに目が死んでいる。

定年の延長は、いわゆる「老害」をもたらしかねない。
事なかれ主義が台頭し、伸びようとする芽を忌み嫌う風土が形成されてしまう。
「それくらいにしたら…」。
「そんなにしなくても…」。
企業は、彼らの成長を促すという重い経営課題を抱え込んだことになる。
そして、その成長とは、第一に変化することである。

成員の高齢化、組織の成熟化が進む現在、知識系より革命系の教育の重要性が増す。
実際、企業間の勝敗は、知識でつくわけでなく、意識と意欲、それに基づく行動で決まる。
トップよ、仕込むべきは覚醒のきっかけだ。
彼ら自身が変わろうとし燃えようとしなくては、サバイバル競争を乗り切れるはずもない。

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技術者派遣を収益の柱に

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金曜日のブログ「経営統合のニュース」に対し、マイミクの三枝欣一氏からコメントをいただいた。
以下に紹介しよう。
                      ◇
先生のご判断は正解ですネ。
名古屋は土地柄を大事にするところです。
例えば、名古屋の支店長は、できるかぎり地元出身者を選ぶべきです。
よそ者は相手にされない封建的な風土が残っている都市です。
拍手!
                      ◇
ありがとうございます。

私が知っている何人かの社長が名古屋に根を張れなくて困っている。
外からやってきて事業を行うには、なかなか難しい土地柄らしい。

さて、金曜日のブログを補足したい。
浜松から名古屋にかけての一帯は、日本のモノづくりを代表する企業がひしめく。
ここに強固な地盤を持つピープルスタッフは、技術者派遣が中心となる。
人材派遣業界は依然として成長しているが、その分だけ競争が熾烈である。
昨今では各社とも売り上げほど利益を伸ばせず、生き残りをかけた再編の機運が高まる。

テンプスタッフは、名古屋という有望な市場に加え、高付加価値な技術者派遣に大きな魅力を感じたのだろう。
この分野を収益の柱に育てようと目論む。

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包装の切り口を分かりやすく

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私がしばしばお世話になるレンジ食品に限らず、日用品の大半は包装されている。
以前、おやじがその切り口を見つけられず、おふくろが苛立っていたことを思い出す。
私は、頭がボケたせいだと思っていた。
むろんそれもあるだろうが、視力の低下、とくに老眼の進行が主因だったのではないか。

私はいま、かつてのおやじと同じように、包装の切り口をなかなか見つけられない。
まだ頭はボケていないはずだから、目が悪くなったのだ。

今後、高齢社会がますます進展する。
メーカーは包装の切り口をもっと分かりやすくしてほしい。
商品の天地や表裏をひっくり返し、懸命に切り口を探す自分が悲しくなる。

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経営統合のニュース

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名古屋の地元志向は突出している。
閉鎖性ゆえか、プライドゆえか。
全国展開を行う企業にとり、唯一の例外が名古屋ということがある。
地元企業をどうしても切り崩せず、思うような成果を挙げられないのだ。
川柳20080416-03
私は以前、優良企業の社長から名古屋への事業進出について相談を受けた。
ここは内部留保が大きい。
「地元企業を買ったほうがよい」。
これが私の助言だった。

昨日の日本経済新聞夕刊の第1面によれば、テンプスタッフピープルスタッフが経営統合を行う。
後者は名古屋で強固な地盤を持つ。
人材派遣業界は勝ち残りをかけた再編期へ突入している。
「なるほどなぁ」。
そう思わせるニュースだった。
ただし、前者が後者を買収したわけでない。念のため。

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トヨタ、日野、デンソー、動く

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私は目の回る忙しさが続く。
この1年、自分に課してきたブログの更新がいよいよ厳しくなってきた。
わずかな時間を割くこともままならない。

さて、経済の流れが変わった。
それにもっとも機敏に反応したのが、巨人・トヨタである。
とにかく打ち手が大胆かつスピーディ。
中小企業並み、いやそれ以上か。

日本経済新聞朝刊の第1面によれば、トヨタが今期、減益に転ずる。
円高と米国市場の冷え込みが主因だ。
もとより国内販売はずっと前から落ち込みつづけている。
国内トラックメーカーの最大手・日野自動車が北米工場を3つから2つに集約することを決定した。
日本の自動車メーカーが北米の組立工場を閉鎖するのは初めてだそうだ。
また、BS1によれば、トヨタ系自動車部品メーカーの最大手・デンソーが新社長就任の人事を発表した。
加藤宣明専務が昇格し、トップの若返りを図る。

私は思う。
変化は危機感の現れ。
変化は成長への決意。
トヨタはもっと勝とうとしている。

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社員の覚醒とトップの打ち手

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日本経済はここ数年、世界を渡る追い風に背中を押されてきた。
多くの会社がそれなりの業績を上げ、多くの営業がそれなりの売り上げを立てた。
皆がやっていけたので、たいした差はついていない。

実は、コンサルタントとしての私の関心は、好況期の営業活動にない。
向かい風が行く手をはばむなかで、いかに売り上げや業績をつくるかに尽きる。
なぜなら、不況期にやっていける実力を培っておけば、将来にわたり安泰だからである。
少なくともあたふたしなくて済む。

現実はどうか?
いいときにしか備えられないのに、皆が浮かれてしまう。
好況期に鍛錬を怠った会社や営業は、風向きが変わった途端に風邪を引く。
それどころか、命にかかわる病に冒される。

多くの企業が市場でぶつかりあう。
そして、シェアや地位が大きく動くのは不況期だ。
その意味で、勝ち残りを目指す企業にとり、競争原理が強く働く不況期は待ち望んだチャンスを迎えたことになる。
顧客を奪い、売り上げを伸ばすなら、ライバルの体力を一気に奪える。
となると、容易に相手を飲み込めるが、その前に相手がつぶれるかもしれない。

景気が後退局面に差しかかり、しかも劇的な人口減少が目前に迫る。
世の中に淘汰や再編の嵐が吹き荒れそうな気配が漂いはじめた。
これまでのやり方の延長線では業績の維持さえ叶わない。
社員の覚醒とトップの打ち手がシビアに問われている。

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化けの皮がはがれる

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「生き残り? 何と姑息な言葉なのか」。
優良企業の社長が即座に切り捨てた。
彼の関心は勝ち残りにしかなかったのだ。

和田創研が請け負う「提案営業研修」の最大の特徴とは何か?
それは、生き残りでなく“勝ち残り”を目的としていることである。
すなわち業績拡大による成長持続を実現する。

ところが、内需型企業に則して述べれば、今後市場が縮小するのは疑う余地がない。
したがって、勝ち残るとは、競合他社の顧客、売り上げ、シェアを奪い取ることである。
口で言うのはたやすいが、社員が危機感に加え、貪欲さを持っていることが前提となる。

私の経験では、それを成し遂げようとする企業には、めったにお目にかからない。
大多数は、それなりにやっていければと思っている。
しかし、そうした気持ちでは、早いか遅いかの違いはあるにしろ、やっていけない日が来る。

奥田碩がテコ入れしたトヨタ、永守重信が率いる日本電産…。
トップ以下、全員が本気で勝とうとしている企業だけが勝っている。
勝利への意志と意欲がすべて!
そうでない企業は停滞するか衰退している。

                      ◇

私どもは教育系のコンサルタント会社として営業活動を行うなかで、相手から勝ち残りへの決意を聞かされる。
やがて、おつきあいへ…。

ところが、トップが同意してスタートしたにもかかわらず、教育と経営がつながっていない。
したがって、勝ち残りへの“運動”を引き起こすはずが、知識習得のための“勉強”に成り下がる。
とくに大手企業では、研修の実施が目的であったことがすぐに判明する。
化けの皮がはがれ、本心本音が露呈した状態…。

私どもが軌道修正に努めても、不振なところほど拒みたがる。
自分たちの考えで立て直せなかったのだから、外部の意見を取り入れたらよい。
が、改革の入口となる謙虚さをすでに失っている。
彼らが当初熱く語ったあの決意はいったい何だったのだろう。
業績が永久に回復しない道理である。

なお、なぜ私どもは「教育」に重きを置くか?
本気で勝とうとする企業にとり、教育はコストパフォーマンスがきわめて高いと信じるからだ。
ただし、運動の成就には、研修の実施とは違った進め方と押さえどころがあることは言うまでもない。
当事者の理解と協力が不可欠である。

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新聞にウェブ版が登場?

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先日、読売新聞を手にする機会があり、私はびっくりした。
本文の文字がバカでかい。
いまインターネットで調べたら、「メガ文字」

読売新聞に限らず、文字大型化はすでに何度か行われてきた。
今回は、高齢社会の本格化が最大の理由に挙げられている。
確かに、私は老眼と近眼、乱視が重なり、本文がかすんでしまう。
これを無理に読もうとすると、目と頭が痛くなる。
日常の接し方としては、見出しを拾うのがせいぜい。

しかし、従来の文字大型化との決定的な違いは、背景に急速な「新聞離れ」があることだろう。
部数が凄まじい勢いで減少しているのではないか。
インターネットが普及し、私たちはより速くより多くより手軽に情報を入手できるようになった。
しかも無料で…。
新聞社は、1文字の面積を何十パーセントか大きくしたというが、それは失った読者の割合だったりする。

この先、用紙価格は世界的な原材料需給の逼迫のなかで高騰する。
また、広告費用は多様なメディア間の争奪のなかで分散する。
現行の購読料ではやっていけない。

21世紀、環境が劇的に変化したにもかかわらず、なぜ本格的な「ウェブ新聞」が登場しないのか。
そもそも、私たちは新聞にしろ雑誌にしろ書籍にしろ、紙という器でなく、情報という中身を買ってきたのだ。
というと、当事者らは分かっていると笑うだろう。
しかし、それは違う。
真に気づいていたなら、とっくに変わっている。

商品の納入にともなう代金の請求など、経理の合理化に貢献してきた帳票メーカーがあった。
ところが、彼らは顧客が紙を買っていると誤解し、勘定奉行や大蔵大臣に市場を奪われた。
やっぱり分かっていない。
いち早くウェブ版を実現した新聞社が、次世代の勝者となることは明白だ。
まさか“横並び”を目論んでいるわけでは…。

私は思う。
長らく権力を握りつづけると、人も組織もかならず腐敗の道をたどる。
新聞社とて例外でない。
やることなすこと、すべてが自社都合で発想され、顧客志向がなおざりにされてきた。
読者不在!
最大の関心は、己の立場と権益の防衛。
社会的影響力をいかに保持するか。

もし、新聞販売店の経営を守るために、新聞社が紙にこだわるとしたら読者に背くことになる。
また、それでは「地球温暖化」という人類共通の課題に反することになる。
しかも、配達は自転車からバイクへ。

問われているのは、大げさに正義と知性を掲げてきた新聞社の、わずかばかりの良心と知恵にすぎない。
それとも、世の中の現象や動向を星の数ほど取材してきて、自分たちのビジネスモデル一つ創造できないというのか。
哀れ、マスコミ。

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寒い、寒い…

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今年は春先に気温が急上昇し、桜の開花が早まったらしい。
私は腰や背中、右肩の具合がずいぶんよくなったと喜んでいたが、それは陽気のせいだった。

最近、体の痛みが増している。
うず高く積もった日本経済新聞にざっと目を通そうとしたら、この1週間分はポリ包装されていた。
そう、桜の満開とともに気温が急降下し、さらに雨模様が続いていたのだ。
寒い、寒い…。

あさっての「みずほセミナー」は大盛況と聞いている。
会場一杯の受講者を丸1日引っ張っていくには、それなりの声と動きが欠かせない。
この状態で、はたして乗り切れるだろうか。

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日本全国を10年放浪

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昨日の続き―。
営業実践大学のゲスト、ルーマス三井豊久氏は、青春時代の10年間、日本全国を放浪した。
それもアルバイトをしながらでない。
無銭だ。
その面影が50歳近くになったいまも濃厚に残っていて、目の前からいつ消えても不思議でない。
「やっぱり」。
皆、妙に納得してしまうだろう。
奥さまはもちろん、お子さんに「パパ、しっかりして…」と言われる。

私は一目で彼のファンになった。
それにしても、働かなくて食べていける人がいるとは…。
三井豊久氏不思議、そしてショック。
小さくて細くて浅黒いから、世間はついつい応援したくなるのかなぁ…。

東京国際マラソンに出場したところ、沿道の人たちが「ないとう〜」と盛んに声を飛ばしてくれたらしい。
本人は知らん振りもできず、手を振って応えた。
ないとうとは、亀田大毅に抱え上げられ投げ飛ばされそうになったWBC世界フライ級チャンピオン内藤大助である。

川柳20080409-01その三井氏に、私は再登場をお願いした。
秋口、9月10日、水曜日になる予定。
どうかいま手帳に書き入れ、営業実践大学にお運びいただきたい。
彼の熱さと優しさに触れるだけでも大きな価値がある。

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久々のブログ…

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私は年度初めの雑用などに追われ、10日振りのブログとなった。
この間、和田創研のホームページをリニューアルした。週明け、営業実践大学のホームページもリニューアルする。
デザインやウェブと無縁の女性社員がつくったので仕方がないが、カラーがどぎつかった。
そこで、全体のトーンを思い切って抑えた。
かなり印象が変わることに…。
昨年初めの創設以来ずっと気になっていたので、一安心。

                      ◇

私は一昨日、昼は横浜・関内のSBI大学院大学
事務局と「実践営業論」の授業の打ち合わせを行った。
間近に撮影が迫っている。
コンテンツとテキストの完成に非常に時間がかかる。
苦しい。

                      ◇

夜は東京・神保町の営業実践大学
人材紹介会社のジェイックに毎回、会場を無償で提供していただく。
大学が財政難にもかかわらず公開講座を継続できたのは、同社の支援があればこそ。

ゲストさて、大学セミナーのゲストは、ルーマス代表の三井豊久氏。
演題は、「“強み”の引き出し方・伸ばし方講座」
テーマは、「顧客から見た、自分と自社の魅力をどう高めるか?」。
…面白くてタメになるセミナーとは、コレ。
私は独断で秋口の再登場をお願いした。
その場で決め込んだのは、 145回の歴史のなかで初めて。
とても得るところが大きく、続きを聞かぬ手はない。

アシスタント右手で右手はつかめないように、自分のことは自分で分からない。
「私らしさ」、そのなかでも「強み」をしっかりと認識し、それを職業や人生で活用できている人は、めったにいないのではないか。

会社を回さなければならない。家族を養わなければならない。
重い責任感と強い意志を持って“頑張る”人ほど、自分が見えなくなりがちだ。
結果として、苦労や回り道がひどい。

自分の強みに気づくことは、職業や人生に自信と自由をもたらすことになる。
懇親パーティすなわち、精神的自立の条件である。
が、とても難しい。
そう思い知らされたセミナーだった。
秋口に具体編へ進む。
乞う、ご期待!

                      ◇

そういえば、団地の桜がいつの間にか散っていることに気づいた。
3月下旬より、私は心のゆとりをすっかり失っていたのだ。
「忙殺」。
見事な表現である。

港北ニュータウンに引っ越してきた頃、満1歳だった子どもが小学5年生に進級していた。
彼もちょっとお疲れモード。

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新年度、営業実践大学へようこそ!

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営業実践大学の公開講座は、4月から当初の方針に戻し、奇数月は第2火曜日、偶数月は第2水曜日に実施する。あくまで原則なので、事前にホームページでかならず確認してほしい。

さて、4月9日(水)午後6時50分より神保町にて、営業実践大学第145回公開講座を開催する。
大学セミナーの演題は、「“強み”の引き出し方・伸ばし方講座」。テーマは、「顧客から見た、自分と自社の魅力をどう高めるか?」。
ゲストは、日本で唯一といえる「強み引き出しサービス」を始めた、ルーマス代表の三井豊久氏。
このサービスは、2千社以上の企業で採用され、高い評価を獲得している。
今回は、強みの構造と引き出し方を、ケーススタディやワークショップを交えて具体的に学ぶ。一皮向けた営業に変われる絶好の機会である。
なお、私は社長スクール「縦割り組織に“顧客”の横串を通す!」と題し、講演する。

きょうから新年度がスタートした。
景気の行方は? 業績の見通しは?
不透明な局面に差しかかりつつある。
どうか皆さま、お誘い合わせのうえ、奮ってご参加を!

うれしいニュース。
今月から公開講座の曜日が変わったことで、1年ちょっとぶりにアクティブビット福岡貴志代さんから参加申込書が届いた。
インド人のIT技術者など、人材派遣会社の女性社長である。
こぼれるような笑顔と、あふれんばかりの元気。
私は再会が楽しみだ。

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コピーライター、デザイナー(グラフィック、ウェブ)、イラストレーターなどのクリエイター、コンサルタントなどを求めています。
詳しくは、和田創研のホームページをご覧ください。

和田創研
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しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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