コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2008年07月

和田創ブログ 2008年7月タイトル一覧

◇2008年7月31日(木) 酸欠と熱射病のWパンチ
◇2008年7月30日(水) なぜ成功できないか?
◇2008年7月29日(火) 起業家パーティに顔出し
◇2008年7月29日(火) 社長の給料…起業の現実
◇2008年7月28日(月) 自給自足の生活へ
◇2008年7月28日(月) 原油高騰に歯止め!?
◇2008年7月27日(日) 「第36回我ら海の子展」審査結果
◇2008年7月26日(土) なんてこった!!
◇2008年7月25日(金) 瀕死の地球
◇2008年7月25日(金) 資本主義の闇
◇2008年7月24日(木) 満員御礼
◇2008年7月24日(木) 未曾有の大混乱
◇2008年7月23日(水) 年金記録に四苦八苦
◇2008年7月23日(水) うなずきすぎて首が痛い
◇2008年7月22日(火) ビラ配り異変
◇2008年7月22日(火) 年齢を間違える
◇2008年7月21日(月) あごを引いたり上げたり
◇2008年7月20日(日) ボケの恐怖と戦う
◇2008年7月19日(土) 夏生まれの夏嫌い?
◇2008年7月18日(金) やりたいことと好きなこと
◇2008年7月18日(金) ゼファー倒産…マンション不況
◇2008年7月17日(木) SWOT分析に初挑戦!
◇2008年7月17日(木) コンビニが値引き合戦?
◇2008年7月16日(水) 個人消費が全域で急降下
◇2008年7月16日(水) 大チョンボをやらかす
◇2008年7月15日(火) 目の色が変わった
◇2008年7月15日(火) スターバックスが値上げ
◇2008年7月14日(月) マンション不況がついに…
◇2008年7月13日(日) 仕事と陽気でグッタリ
◇2008年7月12日(土) 不動産価格の行方やいかに?
◇2008年7月11日(金) taspoとニコチンパッチ
◇2008年7月10日(木) 新築と中古の決定的な違いとは?
◇2008年7月9日(水) 道州制で地方企業は激減!
◇2008年7月8日(火) 弁当箱と自転車の売れ行き
◇2008年7月7日(月) 株はぼろぼろ、不動産はずたずた
◇2008年7月6日(日) 賞与、週末、晴天、人出の図式
◇2008年7月5日(土) 住宅ローンの恐ろしさ!!
◇2008年7月4日(金) 深夜営業取り止め
◇2008年7月3日(木) 7月の営業実践大学について
◇2008年7月2日(水) 稼ぎの吸いあげ
◇2008年7月1日(火) 不況が足元を濡らす

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酸欠と熱射病のWパンチ

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まあ凄いこと、会場に受講者があふれんばかり。
私は先日、提案営業セミナーを行った。
主催者に感謝しているが、それにしてもギュウギュウ詰め。
受講者も大変だが、講師も大変だった。
今年は不況のせいか、申し込みが殺到した。

私は講師として伝えたい内容が山ほどあり、機関銃のように話している。
呼気に吸気が追いつかず、しばしば酸欠になる。
そのため、用心に酸素ボンベを携帯している。
当日は会場自体が酸欠気味だったので、幾度か用いた。
最前列の受講者が呆れ顔…。

さらに、冷房の効きが極端に悪い。
熱射病は、日差しというより、体温の上昇により引き起こされる。
会場の湿度が高く、汗が乾かずにしたたった。
これだと、体の熱が奪われない。

私は、酸欠と熱射病のWパンチを食らったような状態…。
頭がぼーっ、体がふらふら。
何とか乗り切ることができてホッとしている。

                       ◇

最近、テレビ番組で知ったこと。
足が痙攣したり、言葉が出てこなくなったり…。
私は、夏場の研修で幾度か経験している。

これは熱中症の症状なのだとか。
講師は屋内の仕事なので他人事だと思っていたが、そうでないらしい。
今年はやけに暑い。

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なぜ成功できないか?

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職業人生の夕暮れが迫り、考えること。
私はなぜこれといった成功を収められなかったか?
労働日数と労働時間の長さなら負けないつもりなのに…。

真っ先に、能力の限界と性格の問題が思い浮かぶ。これは間違いない。
しかし、もっと大きな理由は、儲からないことをやってきたからでないか。

以前のプランナーの仕事。
当時、企画に対してカネを支払うという概念がまったくなかった。いや、いまだにない。
顧客に価値を認めさせ、報酬に変えるなど、鼻からビジネスになりえなかったのでないか。
私は、周りから画期的だとしばしば言われた。
他人ができないことを自分がやっているとの気持ちもあった。
振り返ると、それは賞賛というより、私が見込みのないことに挑んでいるという呆れが含まれていたのでないか。
40歳近く、私はそれを思い知らされることになる。

現在のコンサルタントの仕事。
世の中にコンサルタントを名乗る会社は無数にあるが、その大多数はそれ以外で収益を得ている。
内部に抱えるコンサルタントも申し訳程度の人数。
実際、教育指導にしろ戦略策定にしろ手間ばかりかかり、ビジネスとして大きくならない。
著名なシンクタンクでも独立する社員は一握りである。
食べていけないことを知っているからだ。

私の結論―。
職業人生は、何をやるかにより、つかめる成功の大きさが決まってしまう。
これは経営者人生でも同じ。

私は何事でも気づきが遅い。
報われにくいことで頑張りつづけてきた自分が悔やまれる。

                       ◇

黄昏に呆然と立ち尽くす。
そんな老後の姿が見えてくる。

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社長の給料…起業の現実

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先のブログの続き―。
起業に挑む彼らは希望に燃えていた。
ほほえましい。
どうか成功してほしい。

だが、私は社長業の現実に思いが至った(年なのかなぁ)。
それは想像を絶するほど厳しい。
実際に会社を立ち上げた人でないと、決して分からない苦労がある。

きょうは、社長の給料について―。
給料をもらうのと、給料を払うのとでは、後者が何十倍も大変である。
この点をまず理解しておかなければならない。
会社がいったん動き出すと、月末が近づくたびにカネの心配をするハメになる。
綱渡り、冷や冷やもの。

設立時はオーナー社長が一般的である。
したがって、自分で自分の給料を決められる。
しかし、サラリーマンでないので、額面どおりに受け取れる保証はない。

驚くなかれ、社長の給料は社員の給料を払った残りになる。
零細企業の経営はとても分かりやすい。

ところが、新会社の10年後の生存率はわずか数パーセント。
この現実から容易に察せられるように、会社をつくった社長の大半は給料がほとんどない。
では、どうするか?
自分や家族の生活を支えなければならないので、何らかの借金により当座をしのぐことになる。
これがどんどん膨らむ。

社長が額面どおりに給料を受け取れるのは経営が軌道に乗ってからだが、その前に大多数の会社は消えてしまう。
また、会社がうまくいったとしても、そうした状態が続くとは限らない。
経営が苦しくなると、社長の給料はなくなる。
社員の給料との決定的な違いだ。

知人が2名の仲間とベンチャーを立ち上げた。
3名とも株主、そして取締役である。
数名の社員を雇用し、7カ月が経過しようとしている。
この間、彼らは一度として給料を受け取っていない。
社員に給料を払うと何も残らないからである。
悲壮な頑張りは実を結ぶだろうか。

                       ◇

華やかなクラブ…。
ママの収入は、女の子より少ない。不況下なら、ゼロも珍しくない。
自分が仕切っているというプライドで、何とか持ち堪えているのだろう。
これは、会社の経営でも店の経営でも同じ。

会社をつくると、すぐに給料の支払いに追われ、まもなく資金繰りに苦しめられる。
多くの社長は火の車なのだ。
相当な覚悟が必要である。

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起業家パーティに顔出し

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私は知人に請われ、起業家のパーティに顔を出した。
いままさに会社を立ち上げようとしている人、個人でやっていたのを会社に改めた人、会社をつくったばかりの人など、社長とその予備軍の集まりである。
20代と30代の30名前後が3時間にわたり、情報交換と歓談を行っていた。

私は途中1時間ほど立ち会っただけだが、会場に華やいだ雰囲気が漂っていた。
皆それぞれの夢を抱いており、それが目と表情にはっきりと表れている。

年々、起業が減り、廃業が増え、日本経済の活力がどんどん失われている。
自立と挑戦の気概を持ち、会社の設立に動く若い世代はきわめて少ない。
このままでは衰退の一途を辿る…。

私はできる範囲で、といっても資金面の協力はまったくムリだが、応援したい。
ささやかな経験と知恵が、彼らのビジネスの成功に役立つならうれしい。

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原油高騰に歯止め!?

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このところ原油の高騰が鈍ってきた。
投機マネーの流入にいくらか歯止めがかかったようだ。
まもなく資源の高騰も鈍るはず。
久し振りにホッとするニュースである。

となると、物価の上昇にもブレーキがかかるだろう。
生活破壊という最悪の事態は避けられるのか。

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自給自足の生活へ

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もし経済的に許されるなら、また頭と体が持つなら、将来は自給自足に近い生活を送ってみたい。
人里離れた場所に引っ込む覚悟があれば、タダみたいな値段で広い土地を手当てできる。
海外へ移り住む選択肢もあるが、年金の額が少ないと実現は難しそう。

老いて暮らすのは小さな丸太小屋で十分。
いまは「ログハウス」というおしゃれな呼び名があり、お手軽キットが売られている。
そこで、やりたいことをやりたい。

大昔、陶芸家と書道家に憧れていた。
真っ先に窯を築こう。
茶碗や皿にごく簡単な書と絵を添える。

自分の畑で取った作物で料理をつくり、自分の釜で焼いた食器で食事をいただくとしたら、どんなに楽しいだろう。

                       ◇

我が家の食卓に不揃いのミニトマトとインゲンが出てきた。
妻がマンションのベランダで栽培したのだとか。
私は吹き出してしまった。

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「第36回我ら海の子展」審査結果

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先週日曜日、横浜画塾笠井一男先生から電話が入った。
センター南のお絵描き教室だ。
「第36回我ら海の子展」の審査結果が届いており、わが子が初の入賞を果たしたとのこと。
妻の声が弾んでいる。
実は、小学3年生、4年生と2年連続で最終審査に残ったが、入賞を果たせずにいた。
何年も粘り強く応募した甲斐があった。

川柳20080723-02私はこれまで応募作品をだいたい写真に収めてきた。
ところが、今回は絵の完成が締め切り間際だったので撮れなかった。
入賞作品は返却されない。
うれしいやら、悔しいやら…。

それにしても、絵の評価は分からない。
子どもが出来栄えに納得した絵はことごとく選外だった。
ところが、自分では不満な絵が立て続けに入賞した。
我ら海の子展についても去年の応募作品のほうが気に入っているようだ。

とはいえ、よかった、よかった。
子どもは来月行われるホテルニューオータニでの授賞式に出席する。
おめでとう!
幼稚園の頃から絵を描く楽しさを教えてくださった笠井一男先生に心より感謝したい。

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なんてこった!!

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私は東海道新幹線での移動では、しばしば「ひかり」に乗る。
列車によるが、途中の停車駅が少ないと、「のぞみ」とそれほど時間が変わらない。
私は講師として大きなキャリーバッグを引きずっている。
隣に人が座ると、自分の前に荷物を置くしかなく、いくらグリーン席でも窮屈である。
とくに研修の終了後は汗まみれで疲れ切っている。
そのうえ、脚と足がだるい。
ということで、がらがらのひかりを選ぶ。

先日、品川のホテルにチェックイン。
入室と同時にベッドに倒れ込む。
しばし呆然…。
翌日のセミナーに備え、バッグから新しいスーツとワイシャツ、ネクタイなどを取り出し、着ていたものを収めていた。
講師商売ではシワは御法度である。

タバコが吸いたくなり、灰皿を探した。
そのとき、禁煙マークが目に飛び込んできた。
何と「禁煙室」だったのだ。
私はヘビースモーカーである。

ベッドに寝転び、衣料も広げてしまった。
いまさら客室を替えてくれと言いにくいが、定宿なので、フロントのミスならば応じてくれるだろう。

うーん、私の落ち度だった。
インターネットで予約した記録が残っていた。
ここは9月にも泊まる。同時に申し込んだかも…。
念のために問い合わせると、やはり禁煙室を選んでいた。
こちらは変更を受け付けてもらえた。
部屋のなかでタバコが吸えず、ほんとうにつらかった。

妻に電話をかけ、愚痴をこぼす。
「ボケてきたのかなぁ」。
自覚はないのだが…。
仕事だけでなく日常生活においても、これまで考えられないようなチョンボが増えてきた。
やばい。

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資本主義の闇

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20世紀後半の先進国の発展に、21世紀初頭の新興国の成長が加わり、怒涛のグローバリゼーション。
それにともない、経済活動は利益追求から利益至上へ。

このところ浮上している諸問題は、資本主義の影、いや闇の部分でないか。
マネーが独り歩きするどころか、暴走する。
すべてが投機の対象となり、物価の高騰による生活の破壊をだれも止められない。
カネが私たちを追い詰める図式だ。

人類に繁栄と幸福をもたらすと信じられてきたシステムが激しく軋んでいる。
今後、世界的な規模で行き過ぎた資本主義に対する見直しの動きが起こるだろう。
といっても、社会主義や共産主義に変わるということでない。
モラルもルールもないかのようなカネの野放し状態に歯止めが掛けられる。

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瀕死の地球

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私は1951年生まれ。
半生と、戦後の高度成長期が重なる。
何だかとても後ろめたい。

いま地球は病んでいる。
世界規模で、環境の破壊と気候の変動が進む。
絶滅危惧種は増えるばかり。
それはいつしか人類に及ぶ。

1950年から2000年にかけての先進国における成長謳歌のツケを、2000年から払わされているかのよう。
この50年間で産業に関わる数値は急激な上昇カーブを描いた。
例えば、CO2排出量。

工業社会が加速し、物質文明が爆発した結果である。
地球は瀕死の重体に陥りかけている。

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未曾有の大混乱

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年初から、景気減速が強まっている。
そのうえ、政権交代が起こる可能性がある。
今後の日本にとり、どちらの政党が望ましいか、私には判断がつかない。
ただ、政権が移ると、少なくとも数年は社会も国民も右往左往する。
政治の動揺が経済の低迷に輪をかけることになる。
行く手に待ち受けるのは、未曾有の大混乱か。
とても怖い。

また、こうした短期的な破綻もさることながら、私は日本の将来が気がかりである。
少子化と高齢化が進み、内需が縮むとともに活力がそがれる。
日本人は、かつて経験したことのない長期的な衰退の入口に立たされているのでないか。
数十年にわたる国力の低下が現実味を帯びてきたように思う。

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満員御礼

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先週、三菱UFJ(東京)提案営業セミナーを行った。
20080723-01大会場なのに、満員御礼。
ありがたい。
その場で追加開催が決まった。異例のこと。
時期は11月。

                       ◇

和田創研では、9月17日(水)に都心で「提案営業研修1日体験版」を行う。
私どもが顧客先企業で指導している8日間コースのエッセンスを公開する。

また、10月9日(水)に都心で「営業変革トップセミナー」を行う。
変革志向の強い社長と取締役を対象に開催する。

今秋、日本の景気はどうなっているだろうか。

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うなずきすぎて首が痛い

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先だっての提案営業セミナーにて…。
30代の受講者が午後の休憩時間に話しかけてきた。
先生、きょうはうなずきすぎて首が痛いです」。
何とありがたい言葉か。
最近すべての面で衰えを痛感しているだけに、私は非常に勇気づけられた。
こうした激励があるから、私は頑張れる。
この仕事に就いてよかったと、心から思える瞬間…。
正直なところ、体力的にはとうに限界に達している。
私のように声を張りあげるタイプの営業講師は、55歳まで続けられればいいところだろう。

彼はOEMメーカーの営業だとか。
確かに、OEM営業は顧客先企業の経営者の目線で考え、高度なソリューションを投げかけなくてはならない。
ベネフィットの最大化への貢献が問われよう。
もし案件を決定するなら売り上げが大きく、しかも安定・継続する。
提案営業なしにOEM営業は成り立たない。

私はセミナーの終了後、彼を含めた受講者から質問を受けた。
とても熱心である。
成功を願ってやまない。

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年金記録に四苦八苦

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社会保険庁から例のハガキが届いている。
だが、年金記録を確認しようにも手がかりがない。
血まなこで資料を捜したが、どこからも出てこなかった。
管理のずさんな私がいけないが、国を信用していた多くの人は記録を残していないのでは…。
まさか納付先の事務処理が滅茶苦茶だとは、だれも考えなかった。

私は不安定な職業だったため、納付期間が短い。
非は自分にあるわけだが、恐らくぎりぎりだろう。
漏れがあると、受給資格を満たせないのでないか。
これまでの払い込みが無になる。

年金の額はわずかといっても、それがあるのとないのとでは老後の生活に天国と地獄ほどの違いが出る。
「物価の高い日本で暮らせそうもないから、どこか海外へ渡るしかないね…」。
妻とそんな話をしている。
しかし、それも年金を受け取れるという前提。

私は懸命に記憶を辿っている。
が、雲をつかむようだ。

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年齢を間違える

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ひどい。
私は自分の年齢を間違えていた。
いったいいつ頃からだろう。

私は先週、58歳の誕生日を迎えた。
60歳が2年後に迫る。
心身ともにすっかり衰えてしまった。

ところが、妻が57歳でないかと言ってきた。
うん?
指を折って数えてみると、その通り!

私は出張が多い。
当然、ホテルでは宿泊者カードに記入する。
ずっと「57歳」としていた。

もともと性格はガサツ。
自分の誕生日を覚えていることはまれだが、年齢を勘違いしていたのは初めてである。
ボケが始まっているのか、不安がよぎる。

もちろん、57歳と気づいたからといって若返るわけでない。
いまは何をするにも“老い”を感じ、それと向かい合う日々である。
だれしも辿る道なのだが…。

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ビラ配り異変

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3連休の初日、小学生の子どもとセンター北駅の広場を歩いていたときのこと。
人出はそれなり。
例により、マンションやコンタクトレンズ、カルチャー教室やエステティックサロンなど、さまざまなビラ配りがあちこちで行われていた。

川柳20080716-01さて、差し出されたキットを子どもが受け取らなかった。
「どうして…」。
最近、ポケットティッシュが入っていないとの答。
なるほど、そうなのか、子どもはよく知っている。
紙が高騰し、販促用にばら撒けなくなったのだ。
注意して眺めると、どれもティッシュがついていないかも…。
ビラ配りにもインフレと不況が忍び寄っている。

私は、わが家にあふれていたポケットティッシュがいつの間にかなくなっていることに気づいた。

                       ◇

ところで、読み終えた新聞を古紙回収に出すと、トイレットペーパーに交換してもらえる。
1カ月分で2ロールだったのが、5月から1ロールに変わった。

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あごを引いたり上げたり

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私は目の衰えが加速している。
脳と並び、大事な商売道具。
以前から近視、乱視、老眼が重なり苦しんできたが、このところ老眼がどんどん進んでいる。
私は手元の資料を見ながら、パソコンの画面を眺めることができない。
距離が少し違うだけでも、うまく焦点を合わせられないのだ。
その結果、目がすぐに疲れてしまい、仕事に大きな支障が出てきた。
これではコンサルタントとしてやっていけない。

ということで、私は最近、遠近と中近の2種類のメガネを使い分けざるをえなくなった。
これはこれで目が疲れる。切り替えに対応できないのか。
だが、眼科医によれば、やがて3種類のメガネが不可欠になるらしい。
デスクワーク専用の近近、室内などでの中近、屋外などでの遠近である。
やれやれ…。

                       ◇

実は、講師を務めていて、午後から目が霞んでくることが多くなった。
見なければならないのは、演台のテキスト、自身の板書、参加者の目と表情。
当日の調子にもよるが、この内の1つか2つがぼやける。

恐らく、私は無意識であごを引いたり上げたり。
老眼に特有の仕草である。
ハリウッドの大スターがやればサマになるのだが…。

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ボケの恐怖と闘う

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おやじは老いてから、迫りくるボケの恐怖と闘っていた。
陸軍中野学校の出身であり、プライドが高い。
姿勢は抜群、頭脳は明晰!
私が上京してから受け取った何通かの手紙は、それは立派な文章と内容だった。
ワープロのない時代で、手書きは修正や練磨ができない。

私が20代半ば、おやじが55歳を過ぎた頃から少しずつ頭が衰えてきた。
そして60歳に達した頃から明らかにボケが始まった。
自分でもそれをとても気にしていた。

私はその60歳が2年後に迫る。
現時点でボケの治療薬は開発されていないので、間に合わないだろう。

私は今秋、昭和大学横浜市北部病院で脳を診てもらう。
両親が痴呆なので、時間の問題なのだ。
それも恐らくアルツハイマー
私はおやじにそっくりであり、そのおやじは亡くなったおふくろのことも、私と妹のことも何一つ分からない。
悲しい。

私は子どもが小さいうえ、老後の蓄えがないため、まだまだ働きつづけなければならない。
本来なら、毎年検査を受けたほうがよいらしい。

私が暮らす団地でも、頭の真っ白なお父さんが小学生の子どもと歩いている。
授業参観でも、おじいさんのようなお父さんを見かける。
晩婚化が進み、いまや40代での第一子は珍しくない。
私と同様、迫りくるボケの恐怖と闘っている父親は大勢いるのでないか。

Copyright ©2008 by Sou Wada

夏生まれの夏嫌い?

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私は夏生まれなのに、夏嫌いだ。
うーん、どうだろう。
夏が嫌いでなく、夏に弱いのかなぁ。
思い起こせば、海水浴ができる夏休みは、直江津小学校の頃の一番の楽しみだった。

昔から夏は決まってバテバテになる。
とくに営業講師の仕事に就いてから…。
さらに50歳を超えてから…。
夏がとても辛い。

私はこのところ出張が重なり、疲労がピーク。
ホテルを転々としていたので、食事も偏りがひどい。
どうしてもノドを通りやすいもので済ませてしまう。
体調は最悪である。
まだまだ働きつづけなければならないというのに…。

私は後2年で60歳に達するが、ここでリタイアできる人がうらやましい。
不安定な職業人生を送ってきたため、65歳からの年金もほとんど当てにできない。
厳しい老後が待ち受けている。

Copyright ©2008 by Sou Wada

ゼファー倒産…マンション不況

このブログで何度か述べたように、マンション市況が急速に悪化している。
先ほどマンションディベロッパーの「ゼファー」が資金繰りに行き詰まり、民事再生手続きを申請した。
負債総額は1千億円弱。

購入者の不安が高まるため、マンション不況に拍車がかかる。
また、金融機関が融資をさらに引き締めるため、業界は予断を許さない状況になるだろう。

                   ◇

ところで、都市ホテルの宿泊費のディスカウントが止まらない。
メールの頻度の凄いこと。
最近、当日のプランが夕方以降に届くようになった。
客室がガラガラなのだ。
遅い時刻のチェックインなら格安で泊まれる。

やりたいことと好きなこと

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ついに58歳…。
これまでの人生を振り返り、やりたいことを何一つやれなかった。
せめてもの救いは、好きなことをやれたこと。
ほんとうにあっという間だった…。

自分がやりたいことをやれる人は、この世にどれほどいるだろう。
才能と努力に加え、運に恵まれることが必須である。
それは、ごくわずかな成功者にしか見かけられない。
私は努力にいくらか秀でていたくらいなので、やりたいことをやれなかった。

しかし、私は好きなことをやれた。
正確に言えば、やれることを好きになった。
では、やれることとは何か?
それなら自分と家族がどうにか食べていけそうな仕事にほかならない。
それがプランナーだった。

私は本質的に怠け者で、しかも恐ろしく面倒臭がり屋である。
まして当時は「企画」に対してカネを支払うという社会通念がなかった。
それを覆すには、その魅力と完成度を高め、クライアントに認めさせるほかにない。

猛烈な頑張りが必要なプランナーは、私にまったく不向きだった。
実際、食べていくのは困難を極めたが、私はこの道しか見つけられなかったのだ。
起きている時間の圧倒的大部分を仕事に奪われる以上、それを何とか好きになろうとした。
でなければ、昼も夜も働きつづけられなかった。

だが、ついに体力的な限界が訪れる。
私は40代から講師の仕事に挑んだ。
それは、思い切った決断というより、大きな賭けだった。
何せ人前で話すのが苦手である。
それ以前にスーツとワイシャツ、ネクタイを着用するのが苦痛だった。
どれもプランナーには不要な代物である。

すべての面できちんとしていることが要求される講師は、ズボラな私にまったく不向きだった。
何と窮屈なことか。
しかし、追い詰められた末に選んだこの道を何とか好きになろうとした。
いや、選んだわけでなく、その頃の私が食べていけそうな唯一の仕事だったかもしれない。

                      ◇

誤解が生じるといけないので、少し補足したい。
私は確かに企画の仕事も教育の仕事もやりたかったわけでない。
むしろ程遠い。
食っていけない「芸術」に携わりたかった。
学生時代、美大の友人に勧められ、一度だけ経験した裸婦のクロッキーにしびれた。
燃えたぎる眼差しと情念…。
そこには私が求めていた世界があった。

とはいえ、私はこれまでいやいや仕事をこなしてきたわけでない。
好きなことをやれた。
当然、私を支えてくださったすべての顧客に対し、深い感謝の念を持っている。
きょうのブログは、それを前提にしたうえでの話である。

Copyright ©2008 by Sou Wada

コンビニが値引き合戦?

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ついにコンビニが値引き合戦?
関内のコンビニで買い物をしたら、金券(割引券)が何枚も刷り込まれたチラシがポリ袋に入っていた。
川柳20080716-03それも商品と期間が異なる。
本気で何度も来店を促そうとしていることが分かる。

コンビニといえば、私は定価販売というイメージを持っていたが、これは実質的な値引きである。
さらに景気が悪くなると、消費者心理はどこまでも冷え込む。
コンビニ業界も価格競争の大波から逃れられない?
大きな再編劇が起こるか。

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SWOT分析に初挑戦!

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私は、次世代のリーダーを育成するプロジェクトを中堅企業から受託している。
若き精鋭が集う。
先だって、彼らに「SWOT分析」に初挑戦してもらった。
多少の戸惑いは見られたものの、すぐにワークショップに没頭した。
さすが!

このSWOT分析は、あらゆる戦略を策定するうえで、もっとも基礎的かつ有効なツールである。
将来を担う人材にはどうしても使いこなせるようになってほしい。

さて、2日間にわたりSWOT分析を通じて中長期的な課題の抽出に取り組んだ。
むろん、その場で作業が終わるはずもなく、来月までの宿題となった。
そして、初秋には中長期的な「経営戦略」を導き出す。
彼らが会社の未来を方向づけるのだ。
目指すは、市場縮小下での持続的成長!

私はそのお手伝い。

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大チョンボをやらかす

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先だって、私は大チョンボをやらかした。
提案営業研修で講師用の教材の一部を忘れたのだ。
初めての出来事!
しかも気づいたのは、開始直前である。

いやー、焦った。
指導に当たり、提案営業の事例と提案書の見本が不可欠だというのに…。
十八番なので何とか乗り切った。
受講者は気づくはずもないが、大変申し訳なく思う。

私は出張前に持ち物をかならず指差し確認している。
にもかかわらず、とんでもない失態を招いた。
頭の衰えだろう。
ボケが怖い。

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個人消費が全域で急降下

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個人消費が日本の全域で急降下している。
それはそうだろう、必需品が軒並み値上がりしているので、生活防衛へ走るしかない。
その影響は、流通にまともに表れている。
急がない商品について、購入の先送りが行われる。例えば、家具、スーツ…。
ガソリン価格の高騰が響き、郊外型の大型量販店や巨大SCは客数の減少が止まらない。
その代わり、徒歩で行けるコンビニ、勤め帰りや自転車で立ち寄れる食品スーパーは売り上げの上昇が見られる。

レギュラーの店頭価格が 170円に達した頃から、生活者がクルマの利用を一斉に控えはじめた。
スタンドは販売量の落ち込みがひどい。

夏からはレジャー関連に影響が広がるのでないか。
ちなみに、私が最近泊まったホテルはどこもガラガラである。

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スターバックスが値上げ

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スターバックスがあすから値上げを行う。
私はコーヒーが大好き。
ホットかアイスをブラックで飲む。
おいしさが深く価格が手頃な同店は、出張先でも利用する。
ファンといってよいだろう。

横浜市営地下鉄センター南駅の前、会社の近くにスターバックスがある。
ここに限らず、同店はどこもたいてい客が入っている。
しかし、1月以降、さらに4月以降、客がどんどん減っていることが分かる。
去年まで、座席の空きがなくて、トレーを持った客がうろうろしていたのに…。
わずか半年で様変わりだ。

急成長を誇ってきた同店でさえ、スタグフレーションの猛威に苦しめられそうな気配である。

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目の色が変わった

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私が公開セミナーの講師を務めていて、ひしひし感じること。
4月以降、さらに7月以降、受講者の目の色が変わってきた。
非常に真剣である。

そう、不況が深まり、顧客の引き合いが日に日に減っているのだ。
今後、営業が顕在ニーズを刈り取るだけだと、売り上げはどんどん落ち込む。
潜在ニーズを掘り起こさなくては、会社も社員も持ち堪えられない。
提案営業の出番が迫る。

先週のSMBC(東京)は、会場に張り詰めた空気が流れていた。
きょうの三菱UFJ(名古屋)、あすの三菱UFJ(東京)はどうだろうか。
3月12日に三菱UFJ(名古屋)で「営業変革トップセミナー」を行ったとき、多くの受講者が絶好調と語った。
勝ちっ放しのトヨタの恩恵が大きい。

そのトヨタが原材料とガソリンの高騰に激しく揺さぶられている。
東京はクルマが減り、道路が空いてきたように思う。

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マンション不況がついに…

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土曜日のブログ「不動産価格の行方やいかに?」に対し、マイミクのムッチー氏からコメントが寄せられた。
                      ◇
ご無沙汰しています。
不動産物件といえば、これまでは電話やチラシによる「購入」の働きかけを前提としていました。
ところが、きのう「賃貸」の勧誘に訪れたのです。
しかも新築物件で、かなり広いつくりになっています。

もちろん断りましたが、自分が住んでいる所は23区内です。
新しい路線が乗り入れ、駅前再開発により高層マンションもできています。
そして完売したまではいいのですが、下層の商業フロアは借り手がつかない状態です。

きのうは、分譲用に建てたファミリーマンションが売れず、賃貸用に変えての営業活動だったようです。
                      ◇
ありがとうございます。

マンション不況はついにここまで来た!
東京から首都圏へ、そして全国の大都市へ広がっていくのだろう。
秋から年末にかけ、不動産会社や建設会社の倒産が続くことにならなければよいが…。

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仕事と陽気でグッタリ

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仕事が立て込み、そのうえ蒸し暑い陽気が続き、私はグッタリ…。
疲労で食欲がない。
頬がげっそりこけてきた。

週末に出張から戻ったばかりなのに、あすからまた出張へ出かける。
講師コンサルタントの仕事はどうしても重装備になる。
あれやこれや荷物を詰め込んだパスファインダーのキャリーバッグとビジネスバッグは恐ろしく重い。
私の年齢では移動だけでも堪える。
実際、背中の筋がガチガチに張り、吐き気が治まらない。

まもなく58歳を迎えることも私を憂鬱にしている。

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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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