コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2009年09月

クラブ夢で遊ぶ…新横浜キャバクラ

新横浜で安心して接待に利用できるキャバクラといえば「クラブ夢(CLUB夢)」である。
現在は知らないが、昔は路上でのスカウト活動が基本だったので、ホステスは粒選り。
求人広告による採用は女性全体の2割程度にすぎないという話を聞いたことがある(不確か)。
目を見張る“美人”がいるかどうかはともかく、クラブ夢はホステスの平均点が高いように感じた。
私どもの大事な顧客(社長など取締役)にとても満足してもらえた。
コストパフォーマンスが高い。

キャバクラでは料金体系の説明を行ってくれるし、それがないときには説明を求めるべき。
クラブ夢は決して安くないが、酔っ払っていない限り、自分で計算できるほど。
個人で利用したのは、さらに前、ほんの数回。
私はヒコーキ嫌いなので、たいてい新幹線の新横浜駅で乗り降りする。
長期のセミナーや研修などが終わり、息抜きに立ち寄ったくらい。
が、クラブ夢は店内が昼間のデニーズ並の明るさ。
目が悪く疲れやすい私にはまぶしい。
照明が暗いほうが気持ちも落ち着く。
まして当時は全国を飛び回り、へとへとだった。

ところで、照明を明るくするというのは、店が女の子のスタイル、とりわけルックスに相当な自信を持っている証拠。
私はホステスを指名しないので、同伴の経験もゼロ。
客はわがままで、「店で魅力的に見えた女の子と日中に会ったらがっかりした」などとこぼす。
年齢や生活疲れ、肌荒れが気になったりする。
明るさに耐えられるホステスは限られるはず。
「きれいなおねえさんは、好きですか。」。
松下(パナソニック)電工にそんなストレートなCMがあったなぁ。
「はい、好きです。」。

新横浜には土地柄、いわゆる高級クラブは存在しない。
それにこだわる接待では都心へ出向くことになろう。
なお、クラブ夢は関内と横浜西口にもある。
3店でインテリアなど雰囲気が違うようだ。

新横浜は「クラブマナ」1軒の時代が長く続いた。
そもそも新幹線の新横浜駅が完成したとき、周辺には建物さえまばらだった。
次第にオフィスビルができ、IT系を中心に企業が増えてきた。
それにつれ、クラブ夢などができた。
21世紀に入り、キャバクラの出店が一気に加速した。
いまは百軒前後か?
歓楽街と呼べるスケールに育ちつつある。

しかし、昨秋来、人影はまばら…。
店を畳むキャバクラが少なくないらしい。
水商売も生き残りは容易でない。

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和田創ブログ 2009年9月タイトル一覧

◇2009年9月30日(水) クラブ夢で遊ぶ…新横浜キャバクラ
◇2009年9月30日(水) 渡瀬謙、これが内向型営業の極意!
◇2009年9月30日(水) 営業強化コンサルティング(再録)
◇2009年9月29日(火) 西堀栄三郎の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月29日(火) ヤクルト阪神3連戦は天王山か?
◇2009年9月29日(火) 認知症は大丈夫か?
◇2009年9月29日(火) 社長の業績建て直しセミナー(再録)
◇2009年9月28日(月) ガッツ朝青龍…北の湖と並ぶ歴代3位
◇2009年9月28日(月) 河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ
◇2009年9月28日(月) 下期売上会議・営業会議へ(再録)
◇2009年9月28日(月) 横浜の恥…開国博、ベイスターズ
◇2009年9月27日(日) 哀れ、野党総裁選はひっそり投開票
◇2009年9月27日(日) コロッケの言葉と生き様(再録)
◇2009年9月27日(日) 消えた年金記録が見つかった!
◇2009年9月27日(日) 仕事がない、給料を払えない(再録)
◇2009年9月26日(日) 清水宏保の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月26日(土) ダイハツ、日本で激安車を発売!
◇2009年9月26日(土) 下期販売計画・売上計画(再録)
◇2009年9月25日(金) ONの時代…両雄並び立つ奇跡!
◇2009年9月25日(金) 会社を救う…社長セミナー(再録)
◇2009年9月24日(木) ついに日本航空(JAL)倒産へ
◇2009年9月24日(木) 日本航空は法的整理へ…経営破綻
◇2009年9月24日(木) 素材部品メーカー経営相談会(再録)
◇2009年9月23日(水) セ・リーグMVPはゴンザレス!
◇2009年9月23日(水) 原巨人独走胴上げV3、黄金期へ
◇2009年9月23日(水) 営業を変える、利益を伸ばす(再録)
◇2009年9月22日(火) TORAZO…センター南「トラゾ」
◇2009年9月22日(火) 百貨店の業績不振が深刻に…
◇2009年9月22日(火) 社長、手遅れになる前に…(再録)
◇2009年9月21日(月) 岡本太郎の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月21日(月) 鳩山内閣、わずか1年の命!
◇2009年9月21日(月) 漁師まかない飯…直江津漁港
◇2009年9月21日(月) 仕事がない、会社がつぶれる(再録)
◇2009年9月20日(日) 寺田千代乃の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月20日(日) 連休、伊豆88寺巡礼の旅へ
◇2009年9月20日(日) 営業が弱い、会社が危ない(再録)
◇2009年9月19日(土) 日航、アイフル、ウィルコム経営危機
◇2009年9月19日(土) 秋元康の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月19日(土) 老麺魂…港北一押しラーメン店
◇2009年9月19日(土) 社長の営業強化・収益向上(再録)
◇2009年9月18日(金) お見事、鳩山政権の気持ちよさ!
◇2009年9月18日(金) 鳩山内閣への熱狂的期待値!
◇2009年9月18日(金) 「仕事がない」社長経営相談会
◇2009年9月17日(木) 鳩山新内閣の船出に思う
◇2009年9月17日(木) MRの世界に飛び込む…三原淳氏
◇2009年9月17日(木) 売上不足…web営業相談室(再録)
◇2009年9月16日(水) ジャイアント馬場の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月16日(水) 日本航空、存続危うし、綱渡り!
◇2009年9月16日(水) 下期営業方針…社長の打ち手(再録)
◇2009年9月15日(火) イチロー、心が折れる
◇2009年9月15日(火) イチロー、凄い言葉!
◇2009年9月15日(火) 営業を強くするセミナー(再録)
◇2009年9月14日(月) 大山康晴の言葉と生き様(再録)
◇2009年9月14日(月) 渋谷ギャルはどこへ行った?
◇2009年9月14日(月) 業績回復…社長個別経営相談(再録)
◇2009年9月13日(日) エルグランドとアルファードの至福
◇2009年9月13日(日) 営業が弱い、売上が足りない(再録)
◇2009年9月12日(土) アルファードハイブリッド仕様
◇2009年9月12日(土) ガソリン車は買えない…下取り暴落?
◇2009年9月11日(金) キンタマの正しい姿!
◇2009年9月11日(金) タクシー台数削減へ
◇2009年9月11日(金) 下期売上づくり・営業方針(再録)
◇2009年9月10日(木) 意外、渋谷ギャルの中身
◇2009年9月10日(木) 提案営業セミナー受講者アンケート
◇2009年9月10日(木) 社長の営業変革・全社改革(再録)
◇2009年9月9日(水) 腰痛注意報、発令!
◇2009年9月9日(水) インフルワクチン1万6千円也
◇2009年9月9日(水) 禁煙CMに出演!
◇2009年9月9日(水) 部品メーカー営業強化相談会(再録)
◇2009年9月8日(火) 「潰れそうです」の貼り紙!
◇2009年9月8日(火) web営業相談室、開設
◇2009年9月7日(月) 景気の先行き
◇2009年9月7日(月) 福岡天神で「営業相談会」を開催
◇2009年9月7日(月) 880円ジーンズで298円弁当を食う
◇2009年9月7日(月) サイレントセールスの時代へ(再録)
◇2009年9月6日(日) Bocelli & Sarah … BEST
◇2009年9月6日(日) 散財する政治家がいなくなった…
◇2009年9月5日(土) Vivo Per Lei … BEST
◇2009年9月5日(土) 平成の武田信玄、中国の加東仁
◇2009年9月4日(金) 首相と闇将軍、偉いのはどちら?
◇2009年9月4日(金) 霞が関、激震走る!
◇2009年9月4日(金) 小沢民主、参院選まっしぐら!
◇2009年9月4日(金) 経営トップ営業強化セミナー(再録)
◇2009年9月3日(木) なぜ景気は悪いのか?
◇2009年9月3日(木) 売上回復…営業会議資料(再録)
◇2009年9月2日(水) 景気は民主党ご祝儀相場へ
◇2009年9月2日(水) 残酷物語…コニー・タルボット
◇2009年9月2日(水) ガソリン車下取り、暴落!?
◇2009年9月1日(火) 民主、国の財布をのぞく
◇2009年9月1日(火) 営業実践大学・佐藤哲也氏、NHK出演
◇2009年9月1日(火) 最悪、おしゃべり営業マン(再録)
◇2009年9月1日(火) 御社の営業をどう変えるか?(再録)

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渡瀬謙、これが内向型営業の極意!

「NPO法人営業実践大学」公開講座を行った。
夏季休暇とぶつかる8月を除く年11回の開催…。
会場は都心、「JAIC営業カレッジ」で名高いジェイックのセミナールーム。
演題は、「『サイレントセールス』のススメ」
副題は、「雄弁をやめよ! 時代は“無口な営業”を求めている!」。
ゲストは、有限会社ピクトワークス代表取締役の渡瀬謙氏。

渡瀬謙氏1氏はリクルートに中途入社したが、内向的なためにまったく売れない日々を過ごしていた。
独り苦しむ氏を、素晴らしい成績を上げていた先輩が見兼ねて、自分の営業活動に誘った。
そして、氏はしゃべらなくても売れる事実を目の当たりにする。

内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく!渡瀬謙氏は、「営業はうまくしゃべらなければならない」というのは誤解と気づく。
迷いが吹っ切れた氏は、内気な性格に合った営業スタイルへ転換させ、1年目にしてトップセールスを達成した。
当日は、持論の「サイレントセールス(寡黙な営業)」を、営業活動のシンプルなステップに沿って解説してくれた。

渡瀬謙氏2講義の内容には経済合理性も貫かれており、この辺りはリクルートのトップセールスマンに共通する。
彼らは、営業を科学的に追求する習性を養っている。
したがって、講義が分かりやすく、説得力に富む。
かつての売れる時代で武器となったやり方は、いまの売れない時代でむしろマイナスとなる。

営業ビジネスマナー超入門…私はとても勉強になった。
後日、私は渡瀬謙氏にケータイをかけ、近い将来の再登場をお願いした。
素晴らしい営業セミナーだった。
心より感謝!

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ヤクルト阪神3連戦は天王山か?

東京ヤクルトスワローズがホームの神宮球場に阪神タイガースを迎え、きのうから3連戦を行っている。
初戦は、7対1でヤクルトの圧勝。
3位ヤクルトと4位阪神のゲーム差は、1.5に開いた。
3日間、スタンドは大盛りあがりだろう。

一昨日、深夜のスポーツニュースで、「クライマックスシリーズ進出をかけてヤクルトと阪神が激突!」。
が、これを「天王山」と呼んだのは、どうなのか?
しかも、どちらがCSに進むにしても、勝率は5割以下になりそうな気配。
次元の高い戦いとはお世辞にも言えない。
最近まで3位争いに割り込もうとしていた広島東洋カープは、強すぎる読売ジャイアンツに3タテを食らい、絶望的。

今年のセ・リーグは、巨人がぶっちぎりでV3(3連覇)を成し遂げた。
原辰徳監督などの手腕により若手選手が育ち、一段と戦力が厚くなった。
しかし、これほど盛り上がりを欠いたペナントレースは珍しく、一度も「天王山」と呼ぶにふさわしい試合がなかった。
私はがっかり。
マスコミがこの言葉を使いたい気持ちは分からないわけでないが…。
明鏡国語辞典によれば、天王山とは「勝敗・運命を決する重大な時や場面」とある。

◆書き加え1
以下に、2009年4月12日の和田創ブログ「巨人を走らせるな!」を紹介する。

このままでは今年のセ・リーグはつまらなくなる。
巨人を走らせるな!
5球団が協力し、巨人戦に主力投手を極力ぶつける。
ペナントレースは巨人が追いかける展開でなくては…。

かつてのような絶大な人気は巨人にない。
したがって、独走は巨人にとってもメリットがない。
とくに序盤に抜け出すと、球団の経営に響く。
リーグ全体が盛りあがらないかぎり、観客動員数も視聴率も伸びない。

そこで、私からの提案。
皆さんはご存じないだろうが、地元に「横浜ベイスターズ」という名前の球団がある。
チームの強化は自己責任・自助努力により果たすべき。
それは重々承知している。
しかし、1球団だけ蚊帳の外、まして首位の貯金に貢献してしまうとペナントレースがつまらない。
いや、白ける。

巨人は早急に横浜へ中堅選手3〜4名を差し出す。
期限付きの無償貸し出しでもよい。
他チームならレギュラーとして働けるかもしれないのにベンチを温めているのでは、本人も辛かろう。
プロはやはり試合に出てナンボ。

原辰徳監督はWBCで「侍ジャパン」を優勝へ導いた名将。
器が大きく、目線が高い。
セ・リーグはもとより日本球界全体を見据えているはず。
ぜひ実行してほしい。

私は、巨人の義務を述べたわけでなく、巨人の配慮を願ったのである。

以上。
弱すぎる横浜ベイスターズを何とかしてほしい。
市民よ、ときどき横浜スタジアムへ応援に出かけよう。

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認知症は大丈夫か?

以前の日本経済新聞夕刊によれば、認知症に備え、思い出をつづる取り組みが始まっているのだとか…。
わが人生0566そのツールとして、すでに「上手に老いるための自己点検ノート」が6百円で販売されている。
これに自分の性格や行動、生活や習慣、趣味など、多岐にわたる事柄を、頭がしっかりしているうちに記しておく。
要は、生い立ちや暮らし振りを含めたプロフィール。

そうした記録が残されていれば、認知症になった人は少しでもフィットしたケアを受けられる。
また、周囲の人はいくらか介護の手がかりを得られる。
わが人生0567何せ痴呆が進むと、本人は家族はもとより自分のことさえ分からない。
患者が何を思い、何を望んでいるかを的確に理解するのは、認知症では不可能に近い。

私は還暦が迫る。
いまにして思うのだが、父は50代半ばからアルツハイマーが緩やかに進んでいた。
一番気にしていたのは自分がボケることだった。
私にとり認知症は他人事でなく、ここ数年は発症の恐怖と闘っている。
両親ともにボケの家系。

わが人生0568私がブログに力を入れている理由の一つもそれ。
痴呆が始まる前に記憶を書き留めておきたい。
自分のために、そして子どものために…。
すでに頭の働きがかなり衰えている。

◆書き加え1
このブログはかなり前の執筆。
両親は富山・滑川の田舎暮らしだった。
日常の買い物でさえクルマ(ケイ)が欠かせない。
私も妹も、そして母も、父の運転が気が気でなかった。
とくに同乗する母は怖かったろう。
結局、私は両親を横浜に呼び寄せた。
同じ心配を持つ家族は非常に多いのでないか。

運転技能の低下もさることながら、軽微な痴呆により高齢者が引き起こす重大事故が増えている。
大半は単純な操作ミス。
今後、行政が中心となり、運転免許の返納を促す制度を充実させていかなくてはならないだろう。

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無料個別相談会20091016









ガッツ朝青龍…北の湖と並ぶ歴代3位

大相撲秋場所千秋楽は朝青龍が14勝1敗で優勝!
私は深夜のスポーツニュースで知った。
再建屋雑記帳0803本割での白鵬の鋭い立ち合い、一気の攻め込み。
優勝決定戦での朝青龍のなりふり構わぬ食い下がり、豪快なすくい投げ。
両横綱の意地と力が激突して見応え十分、素晴らしい取り組みだった。
白鵬は初場所と同じ展開で、苦杯をなめた
結びの大一番は、史上2番目に多い50本の懸賞がかかったらしい。
それに恥じない内容で、両国国技館を埋め尽くした観客は酔いしれたはず。

朝青龍の優勝は4場所振り通算24回目。
憎たらしいほど強かった北の湖に並ぶ、歴代3位の記録。
再建屋雑記帳0804大横綱!
ワープロの変換でも一発で「朝青龍」と出る。
私はもっと長い間、優勝から遠ざかっている気がしていた。
よほど嬉しかったのだろう、投げの勢いで土俵に転がりながら軽くガッツポーズ。
高砂部屋の打ち上げパーティーで、記者団を前に「やっちゃいました」とお詫び。
師匠の高砂親方にとがめられたのか、文句あるかの本音を神妙な表情で隠した。
これこそが朝青龍を大横綱に押し上げた原動力!

表彰式では、何でも腰を痛めていた鳩山由紀夫首相が初めて内閣総理大臣杯を渡した。
しかも、朝青龍の29歳の誕生日。

再建屋雑記帳0805私はへそ曲がりなせいか、皆からこき下ろされている人を応援したくなる。
憎まれ役の朝青龍が強くなくては、大相撲は盛りあがらないぞ!
ただ、年齢的な衰えもあり、白鵬との実力差はかなり開いているとの印象を、私は持った。
いい意味でも、「二度あることは三度ある」。
同じ展開で、九州場所も勝ってしまえ!
私は白鵬も大好き。
ホント、申し分ない横綱だ。

…きのう、千秋楽で横綱同士が優勝を争った。
二人はモンゴル出身。
再建屋雑記帳0806日本人力士が不甲斐ないのか、大相撲が世界的なスポーツになったのか。
ここは前向きに考えるしかない。
が、栃若時代、柏鵬時代、輪湖時代を知っている私は、正直さみしい。

◆書き加え1
このブログはきのうの深夜の執筆。
朝方、朝青龍は勝ち名乗りを受けた後に観客席へ向かって両腕を高く突き上げたとの報道に接した。
土俵を下りる前のこと。
それがガッツポーズに当たるかどうかはともかく、これは確信犯。
さらに、花道で観客と握手とハイタッチを繰り返した。
う〜ん、擁護が厳しい。
何かと物議を醸す男である。

初場所同様、横綱審議委員会で批判が噴出しそう。
高砂親方は頭を抱え込んでいるだろう。

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河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ

野党転落、自民党総裁選の投開票がひっそりと行われた。
私が応援する河野太郎は得票が伸び悩み、落選した。
再建屋雑記帳0801が、それを織り込んで準備を済ませていたのだろう。
直後、報道陣のカメラに向かい、駆けつけた渡辺喜美とがっちり握手を交わした。
激しく焚かれるフラッシュ!

自民党が分裂し、「みんなの党」と新党を立ち上げた瞬間である。
急展開に、河野太郎の支持者らも口をあんぐり。
政界再編の動きを見越して「みんなの党」を立ち上げた渡辺喜美はしてやったりの表情…。
先の衆院選後、「私の完全な読み違え」「タイタニックに救命ボートを出し、ぐるぐる回っているのにだれも飛び下りてこなかった」と嘆いた。

しかし、この総裁選で、解党的出直しとは程遠い党内事情に絶望した改革派の若手議員や中堅議員などがついに腹を決めたのだ。
これで自民党は復活どころか存続すら危うくなった。
20世紀の遺物として国民から忘れ去られる運命…。

私は政界再編を待ち焦がれていた。
ようやく芽が出た嬉しさをこらえ切れず、声を立てて笑ってしまった。
再建屋雑記帳0802そのとき・・・。
いつ以来のオネショか。
シーツ全体に、政界の新たな勢力地図を描いていた。
還暦間近、老化で尿道が緩んでいたようだ。

何やら日本は3大政党へ。
私は確かに奔流を感じた。

◆書き加え1
きょうのブログは数日前の執筆。
明け方、自民党総裁選を戦う3名の候補者が手を重ね合わせる映像が流された。
河野太郎は、握手の相手を間違えている。

◆書き加え2
午後3時前、谷垣禎一が自民党の新総裁(第24代)に選出された。
圧勝!
“全員野球”で結党以来の最大の難局を乗り切るようだ。

一貫して思い切った世代交代を訴えた河野太郎は国会議員票がまったく振るわず、頼みの地方票もほとんど伸びなかった。
主張は受け入れられなかった。

総裁選では脱派閥を力説し、幹部クラスを名指しで批判していたので、今後の身の処し方が難しい。
活躍の舞台も狭まろう。
せっかくの敗北なのだから、自民党をスパッと飛び出したらよい。
当人にとり、ピンチはチャンス。

◆書き加え3
河野陣営は投票直前に皆で「カツカレー」を食べていた。
勝負に“ゲン担ぎ”は当然なのか。
「カツ丼」にすればよかったという反省の弁も聞こえてくる(聞こえてこない)。

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提案営業研修1日体験版20091002









横浜の恥…開国博、ベイスターズ

私は横浜に暮らし、横浜を愛する。
その私が横浜の恥だと思ったこと。

きのう閉幕した横浜開港 150周年記念テーマイベント「開国博Y150」。
内容は詰まらないが、そうした博覧会は珍しくない。
私がどうにもならないと感じたのは、入場料の設定。
欲張っても大人8百円、中高生4百円がいいところ。小学生以下はむろん無料。
どこかの広告代理店がついているはずで、信じられない。イベントのド素人なのか?
人気のテーマパークのチケットと、値段は大差ない。
当然、Y150の集客は惨憺たる状態。動員目標5百万人の2割に満たないらしい。記録的不入り!
とりわけ地方からそれなりの期待を持って足を運んだ方は、横浜に対する失望が広がったはず。
中田宏横浜市長はすでにいないので、私がお詫びする。
どうか怒りをおさめてほしい。

もう一つ。
横浜ベイスターズ。
阪神タイガースを除く4球団とともに読売ジャイアンツの貯金にせっせと貢献し、セ・リーグのペナントレースをひどくつまらなくしてくれた。
加えて、負けすぎ!
借金は40に迫る。
横浜ベイスターズの選手は、私が暮らすセンター北駅周辺で見かける。
また、田代富雄監督代行や駒田徳広打撃コーチなどは、和田創研があるセンター南駅周辺で見かける。
皆、堂々としている。
開幕前に最下位が確定しているチームを立て直さなくてはなるまい。
私は横浜スタジアムに応援に行こうとわが子を幾度か誘ったが、すべて却下された。
子どもは正直だ。

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哀れ、野党総裁選はひっそり投開票

どのようなリーダーのもとで解党的出直しを推し進めるべきか?
きのうは自民党総裁選の全国遊説最終日だった。
投開票はあした。
長期政権から転落した直後なので、国民の注目が集まるかと思ったが、至って静かだ。
再建屋雑記帳0796ニュース報道でも、鳩山新政権に時間のほとんどを奪われている。
自民党は野党の悲哀を味わっていることだろう。
西村康稔前外務政務官、河野太郎元副法相、谷垣禎一元財務相の3名の候補者も拍子抜け?
国会議員と党員はどのような判断を下すのか。
自民党復活の最大のポイントは、旧来体質の変化というより刷新の印象づけだろう。
有権者へのインパクト勝負である。
それがなくては、鳩山由紀夫新内閣の失政や失態を待つしかない。

私は政界をガラガラポンしないと、日本は真の再生へ向けて力強く歩み出せないと考えている。
再建屋雑記帳0797社会の疲弊、国力の衰退は目に余る。
政権につくための野合でなく、基本理念・基本路線の堂々たるすり合わせに則った大規模な政界再編が起こってほしい。

先の衆院選、私の地元・神奈川7区では、政界再編を睨んだ「みんなの党」の候補者がいなかった。
そこで、衆議院の議席が少しでも拮抗することを願い、自民党の候補者に投票した。

しかし、民主党が「高福祉高負担社会を目指す」と明言していたら、そちらに一票を投じたかもしれない。
再建屋雑記帳0798国民の暮らしがここまで壊れたら、その可能性を追求し、有効性を検証してみたらよい。
が、民主党は「低負担」どころか「ゼロ負担」と宣言したものだから、私は嫌気が差した。
そんなうまい話は、どこにもないぞ!

私は、自民党政治がどうのこうのより、20世紀型の資本主義が行き詰まっているのでないかと感じていた。
再建屋雑記帳0799バラ色の夢など呑気に描けないと…。
日本は凋落傾向が歴然としてきたが、いまならまだ新たな政治のあり方を模索できるのでないかと…。
崖っぷちまで追い詰められてしまうと、冒険的な試みを行うのは不可能。
はおもに中堅・中小企業の立て直しを営業面から手がけてきたにすぎないが、この経験からしても、そうした段階での試行錯誤は国家破綻を招こう。

日本の再生は恐らく至難だ。
大胆かつ明確な戦略の策定、政策の実行が不可欠となる。
再建屋雑記帳0800ところが、政党政治ゆえ、基本的なところに関して党内の合意が形成されていなくては方向性を定められず、身動きが取れない。

やはり政界再編は起こってしかるべき。
その結果が3大政党なら、私はさらにうれしい。
2大政党だと、政権政党にお灸を据えようとするともう一方を選択せざるをえない。
これはどうなのか?

政治家も政党もマスコミに叩かれなくなったら、お仕舞いなのかもしれない。
活力を失った自民党は前世紀の遺物になろうとしている。
総裁選の結果次第で、ひっそりと息絶えていく?

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消えた年金記録が見つかった!

先だって新横浜駅近くの港北社会保険事務所へ足を運んだ。
といっても徒歩で15分。菊名駅や大倉山駅からも同じ。場所が不便だ。
例の「消えた年金記録問題」で、私のもとに社会保険庁から書類が送られてきたが、ラチが明かない。
わが人生0564大昔のことであり、記憶が曖昧というより消滅…。
先方に電話をしたら、火曜日から木曜日まで、午後遅くの時間帯は窓口が比較的空いていると聞かされた。
それでも1時間待ちで、せっかちな私はいらいら…。

ようやく順番が回ってきた。
窓口の方がコンピュータの画面を覗きながら、私にそれとなく質問をぶつけてくる。
恐らく“名寄せ”によるデータが表示されているのだろう。
質問は、私にとり過去を手繰り寄せるヒント。
少しずつ若い頃の暮らし振りが甦ってくる。
それとともに年金記録の膨大な漏れが見つかった。
社会保険庁の書類に記載されていたのは、私が納付した期間の半分に満たないことが判明した。
私は怒らなければならないのに、大喜び…。

それにしても情けない。
窓口の方が「25年・3百カ月の納付が、年金を受け取れる条件です」と教えてくれた。
私は58歳に達しているのに、そして見つかった年金記録を足しあげても、“受給資格”を満たしていないのだ。
わが人生0565厚生年金は70歳まで。
国民年金は60歳まで。納付は、期間が不足する人は70歳まで延長が認められる。

私はまだまだ納付に励まなくてならない。
で、その結果、将来いったいいくら受け取れる?
生活はとても成り立つまい。
“自業自得”とはいえ、老後の不安に一気に襲われた。
港北社会保険事務所を出ると、目の前は真っ暗。
あっ、日が落ちていた。

ところで、私は気に食わない。
年金の納付が1カ月でも不足していると受給はゼロ。
ビールが1本は出てくる“ぼったくりバー”より断然悪質である。
そもそも“金融機関”にカネを積んだのに1円も戻らないということが許されてよいのか。

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ダイハツ、日本で激安車を発売!

ダイハツ工業は再来年度までに部品の調達コストを3割削減し、それにより新車価格を大幅に引き下げる。
クルマの製造原価で大きな比重を占める部品に思い切ったメスを入れる。
すでに部品メーカーを呼び集め、今後の購買方針について説明を行ったそうだ。
背景には、スモールカーの充実とハイブリッドカーの低価格化により、ケイ(軽自動車)の競争力が低下したことがある。
販売テコ入れの一環だ。

それと、新興国で発売された超低価格車のインパクト!
値下げというより「価格破壊」。
この動きが、中流階級が崩壊し、低所得層が増加する日本市場にも持ち込まれることになった。
ケイに限定した取り組みだが、すぐに自動車全体へ広がるのでないか。

新車を買う際、7〜8年で乗り潰す人は気にしなくてよいが、3年で買い替える人は悩ましい。
頭金に充当する“下取り価格”が、愕然とするほど落ち込んでいるかもしれない。
理由は、新車価格の下落に加え、ガソリン車の不人気。

私が意外だったのは、トヨタグループのダイハツが価格破壊の先陣を切ったこと。
以前のブログで述べたとおり、日本でも遠からず50万円前後の国産低価格車(軽以外)が相次いで登場する?

ところで、クルマ部品メーカーが大変だ。
昨秋来の新車販売台数の激減で経営が厳しいところに、今回の追い討ち。
また、脱ガソリンの流れが加速するにつれてクルマの構成部品も変化しており、発注が別の業界へ流れはじめている。
やはり以前のブログで述べたとおり、自ら「クルマ部品メーカー」と名乗り、それに違和感を持たなかったのがおかしい。
部品メーカーなのだ。
クルマ業界への依存から脱却することが急務であり、そのためには他の業界や市場に打って出る「営業力」が不可欠である。
脱系列の後は、脱クルマへ!

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ONの時代…両雄並び立つ奇跡!

経営と人生の名言0224NHKスペシャル「シリーズ ONの時代 第1回 スーパーヒーロー 50年目の告白」が20日午後9時から約1時間にわたり放映された。
戦後最大のヒーロー、ONが誕生したのが半世紀前、昭和34年(1959年)だった。
日本は高度成長期に突入し、週刊誌が創刊され、テレビが普及しはじめた。

経営と人生の名言0225Oとは、王貞治(おう・さだはる)。
Nとは、長嶋茂雄(ながしま・しげお)。
プロ野球界の盟主、読売巨人軍(読売ジャイアンツ)の中軸打者。
王貞治が3番、長嶋茂雄が4番を打つことが通例だった。

経営と人生の名言0226私は昭和26年(1951年)生まれ。
レジャーらしきものがほとんどなく、男はおとなも子どもも野球が大好きだった。
私が直江津小学校時代の遊びといえば、雪の深い冬を除いて近所の仲間との野球が中心である。
地方のせいか民放は1局、テレビ中継は人気が全国区の巨人戦のみ。
経営と人生の名言0227それもONに集中。
国民は二人に対し、残酷なまでの期待を寄せた。
ONはその重圧とどのように闘い、その苦悩をどのように乗り越えていったのか?

経営と人生の名言0228番組は、ONの久し振りの再会から始まった。
二人に言葉はいらない。
私はいきなりジーンとくる。
集中して番組を見たいのだが、仕事が片づかず、“ながら視聴”になる。

プロ野球界に時を同じくして登場した両雄(長嶋茂雄は立教大学から1年前に入団し、いきなり大活躍)。
経営と人生の名言0229マスコミは、派手で天才肌の長嶋茂雄、地味で努力家の王貞治と、大衆に分かりやすく区分けしてみせた。
対照的な性格づけだ。
そして、それが二人自身のプレースタイルはもとより、野球人生さえも大きく左右していくことに…。

成功教本0199長嶋茂雄はファンの期待に応えるためなら、どんな努力も惜しまなかった。
王貞治を含め、長嶋茂雄の記録を超える選手は数多く現れたが、「記憶に残る」という点において抜きん出ている。
自分の持ち味を土台に、マスコミがつくり、ファンが描いたイメージをどんどん膨らませていった。
とりわけ「天才」という夢を裏切らないよう、人目を避けて練習に励んだ。

成功教本0200プロ野球を愛してやまない選手はON以外にも大勢いる。
が、長嶋茂雄はだれよりも純粋にそれを愛した。
「ミスタープロ野球」の称号は、必然のご褒美だ。

ファンを魅了すること!
長嶋茂雄は、ここに野球人生のすべてを傾けた。
グランドであれほど晴れやかな表情で華やかにプレーする選手は永久に現れないのでないか。
成功教本0201唯一の「スーパースター」。

王貞治は最初から努力家だったわけでない。
早稲田実業から破格の契約金で入団したが、シーズンが始まるとすぐに「三振王」とからかわれるようになった。
3年間はパッとした成績を残せなかった。
だが、その才能を見抜いていた川上哲治監督は、教育係として荒川博に白羽の矢を立てる。
成功教本0202技術的な指導もさることながら、結果を出せず、練習に身の入らなかった王貞治の精神面の立て直しを託した。
荒川博打撃コーチのもと、王貞治は真剣を用いた練習を取り入れ、一本足打法を築きあげた。

4年目、三振王はホームラン王に生まれ変わった。
初のタイトル獲得により、王貞治は周りから羨ましがられ敬われる喜びに浸るとともに、努力の大切さに気づいた。
成功教本0203高まるファンの期待にバッティング、それもホームランで応えようと、自ら進んで猛練習に明け暮れるようになった。
やがて、だれも寄りつけない「修行」の域へ…。

王貞治は本塁打を量産し、ついに世界記録を樹立する。
成功教本0204「国民栄誉賞」の初の受賞者となった。
しかし、バッティングの奥義を究めたはずの王貞治にして途中、幾度も大スランプに陥った。
それはときに40〜50日に及んだ。
長嶋茂雄は、王貞治が限界まで苦しみ抜く姿に「凄さ」を感じていた。
その王貞治は、長嶋茂雄が独り抱える孤独の深さに「恐れ」を感じていた。
二人にしか分からない世界である。
成功教本0205
長嶋茂雄は2004年3月に脳梗塞で倒れ、言葉と手足が不自由になった。
当人のイメージが壊れるからと、テレビに露出することを止めようとする人が少なくない。
だが、長嶋茂雄は、ファンにそうした自分をすべて見てもらいたいと語った。
王貞治は福岡ソフトバンクホークスの監督を務めていた2006年7月に悪性腫瘍が見つかり、胃の摘出手術を受けた。
日本プロ野球の黄金期を支えた両雄はさすがに老けた。
成功教本0206
・・・番組を見ての感想。
イチローもそうなのだが、この世に天才など存在しない。
あるとすれば、底なしに努力する才能。

                       ◇

成功教本0207NHKスペシャル「シリーズ ONの時代 第2回 スーパーヒーロー 終わりなき闘い」は27日午後9時から約1時間にわたり放映される。
第1回はONの選手時代だったのに対し、第2回はONの現役引退後にスポットライトを当てている。
栄光に彩られた二人は、恐らく自身も想像していなかった大きな試練に見舞われることに…。

成功教本0208◆書き加え1
このブログは月曜日の執筆。
私は火曜日、王貞治が胆のうの摘出手術を受けたことを知った。
幸い、胃ガンの転移は見られなかった。
長い間、心身を酷使し、あちこちが傷んでいるのだろう。
プロ野球界のためにも1日も早い回復を祈る。

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ついに日本航空(JAL)倒産へ

今朝のブログ「日本航空は法的整理へ…経営破綻」で述べたとおり、深刻な経営危機に陥っていた日本航空はついに産業再生法(改正産業活力再生特別措置法)の適用を申請した。
要は、倒産!
先ほど西松遥社長が報道陣に発表した。
前原誠司国土交通相は就任早々ご苦労なことだ。
自民党政権のツケなのに…。
公的資金に頼って資金繰りのピンチを凌ぐので、実質的に国有化される。

ただ、これにより日本航空は大胆な再建策を早急に講じられる、はず。
従来の計画は大甘だ。
結果として国の負担、つまり私たちの負担もいくらか少なくなろう。
自助努力を怠り業績悪化を招きつづけてきたわけだから、もっと早い段階で潰すべきだった。

鳩山新政権は、高コスト体質を温存したままでの資金注入は断固拒まなくてはならない。
1日延命するたびに私たちが納めた税金が失われる。

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日本航空は法的整理へ…経営破綻

日本航空(JAL)の経営危機が日増しに深刻化している。
債務超過の状態が迫り、主力金融機関が政府に対して健全資産と不良資産を切り分ける“新旧分離”を要請するとの報道があった。
再建屋雑記帳0793公的資金投入の特別立法の成立を前提にしている?

以前のブログ「日本航空、存続危うし、綱渡り!」でも述べたが、歴代の社長が問題を先送りしてきたことが最大の原因だろう。
もっと早い時期に、再建の抜本策を講じなければならなかった。
関係者との調整が困難だったとはいえ、不採算路線からの撤退が遅すぎる。
労務などを含め、「減らす・削る・なくす」に踏み切っていれば、ここまで財務が悪化することはなかった。
特権意識に染まった社員とOB、選挙事情を押し付けた政治家、航空行政を操った代議士…。
彼らが寄ってたかって日本航空をダメにしてしまった。
再建屋雑記帳0794自民党政権との癒着から生じた「いざとなったら、国が何とかしてくれる」という甘え体質…。
日本航空は身をごそっとそぎ落とす覚悟なしに、自主再建は不可能!
まさか「自分たちをつぶせるはずがない」と高を括っているのでは…。

私は混乱が起ころうとも、日本航空に法的整理を潜らせたほうがいいと思う。
即、破綻処理に入らせよ。
再建屋雑記帳0795実態を把握し、地域の経済と暮らしへの影響を勘案しつつ、政府が最小限の支援を行う。
ゆるゆるの再建計画のまま公的資金を投じたところで禍根を引きずり、赤字が膨らみかねない。
例えば、年金の改訂を棚に上げ、国策の名のもとに税金を持っていかれるのはかなわない。

はたして、鳩山新政権は日本航空を一時的にせよ国有化するのか。
前原誠司国土交通相はさらに難題を抱えた。
新政権は、「友愛」を唱える首相より、“ケンカ”に臨む大臣のほうが大変そう。

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セ・リーグMVPはゴンザレス!

セ・リーグMVPは、ディッキー・ゴンザレスで決まり!
きょう現在、14勝1敗、勝率は圧巻の9割超え。
一人で貯金(勝ち越し)13は立派。
再建屋雑記帳0790防御率も2点強。
何せセ・リーグのチームに一度も負けていない。
また、巨人がぺナントレースで唯一競った中日に4勝。
安定感が抜群に高いので、ベンチは楽だったろう。
文字どおりエースの働き。
巨人はヤクルトをお払い箱(自由契約)になったゴンザレスを再生させた。
スカウトも投手コーチも見事。
私の記憶では、プロ野球で初の黒人投手のMVPか?

もしくは、小笠原道大(おがさわら・みちひろ)。
北海道日本ハムファイターズで2006年パ・リーグMVPに、読売ジャイアンツで2007年セ・リーグMVPに輝いている。
再建屋雑記帳0791年齢的な衰えは感じるものの、勝負強さは相変わらず。
また、野球に取り組む姿勢が素晴らしく、若手の増えたチームを背中で引っ張る。
ラミレスに打率は劣るが、四球をよく選び、出塁率は大きく上回る。
打点も巨人最多。
小笠原道大が本命かなぁ。
待てよ、全試合出場のアレックス・ラミレスが「首位打者」のタイトルを取ると、ややこしい。
シーズン終盤の山場で爆発している。

巨人で珍しく5番に定着した亀井義行(かめい・よしゆき)を推す声も上がるが、来シーズン以降に期待したい。
再建屋雑記帳07921番に定着した坂本勇人(さかもと・はやと)と並んで印象的な働きも少なくないが、数字的にはあと一歩。
本人がよく口にする原辰徳(はら・たつのり)監督への恩返しは、MVPを取ったときだろう。

穴は、おもにセットアッパーとしてフル回転した山口哲也(やまぐち・てつや)。
球団タイ記録の70試合に登板し、新記録は間違いなし。
防御率が1点台前半。
実は、9勝1敗4セーブ。
これも凄い。
接戦で好投した証だ。
優勝への貢献は大きい。

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原巨人独走胴上げV3、黄金期へ

読売巨人軍(読売ジャイアンツ)のペナントレース優勝、V3にケチをつける気持ちはない。
が、今シーズンのセ・リーグは盛りあがりに欠けた。
再建屋雑記帳07884月12日のブログ「巨人を走らせるな!」で述べたとおり、その時点でセ・リーグ制覇が決まったのでないか。
開幕当初からぶっちぎりの強さを発揮した巨人は、きょうにも東京ドームで胴上げを行う。

ただ、これまでの巨人と明らかに違う。
確かにフリーエージェントで獲得したベテランの頑張りはあった。
稲作型ベースボールしかし、それ以上に自前で育成した若手の活躍が目立った。
つねに2軍から選手が上がってきて、しかも彼らが勝利を加速させる実績を次々と残した。
ゆえに、戦いぶりは1年を通して安定していた。
ペナントレース後半、勢いづいた中日に3ゲーム差くらいまで詰め寄られた時期もあったが、まったく危なげなかった。
おおよそ2勝1敗のペースを守り、貯金は40に達している。
再建屋雑記帳07892軍を含め、監督とコーチの手腕が見事!
とくに1軍を率いる原辰徳監督。
あの若さで、すでに「名将」の仲間入りを果たした。
巨人は“黄金期”に突入するのか…。

第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での采配が原辰徳をさらに一回り大きくした。
なお、私は素人なりに“侍ジャパン”の勝因分析を行っている。
9分24秒の動画である。
⇒和田創講演TV社会編「稲作型ベースボール」はこちら。



中日はせめて東京ドーム最終戦、意地を見せてほしい。
全力で胴上げを阻止せよ。

                       ◇

ペナントレースの興味が、クライマックスシリーズ進出をかけた「3位争い」になってしまったのは寂しい限り…。

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TORAZO…センター南「トラゾ」

横浜市営地下鉄ブルーラインのセンター南駅近くに「TORAZO(トラゾ)」というスナックがある。
周辺はもとより、港北ニュータウンに根強いファンがいる。
実は、店の率直な評価をもっとも聞かされるのは仕事柄、タクシーの運転手だ。
「客に尋ねられると、安心して勧められる」。

以前、センター南駅前にあった「ブルーシャーク(途中でブルーに変更)」のママを任されていた葵(あおい)が数年前に立ちあげた。
店の名前「TORAZO」は、ママの愛猫「寅蔵(表記は不明)」から取ったとの噂を耳にしたことがある。
飼っている猫でなく、囲っている男の名前では?
それは私の勘違いのようだ。
なお、「トラゾー」と延ばすと、ママに叱られる。
あくまで「トラゾ」であり、しかも「ト」にアクセントを置くのが正しい。

「トラゾ」は、店の入口がとても分かりにくい。
私が初めて店を訪ねたとき、途方に暮れ、しばらく周辺をうろついた。
センター南駅の真下(ガード下)にマクドナルドがあり、そこから32秒程。
至近距離。
食べ物のおいしい居酒屋「よういち流」の店内に入り、階段で地下1階へ。
そこが「TORAZO(トラゾ)」。
つまみは「よういち流」から取り寄せ。
同店のメニューから選べるので、品数も豊富、値段も手頃。
腹を満たしながら酒を飲める。

ところで、たまプラーザなどを含め、この辺り一帯は飲み屋がかなり減った。
キャバクラもさることながら、スナックが姿を消した。
「TORAZO(トラゾ)」は、葵ママの魅力と頑張りもあって優良客が多く、不況を乗り越えて営業を続けている。
もともとスタイル抜群のママだが、年齢とともにいくらか贅肉がついた。
切ない表情で大きなマイクを握り、なぜか腰を振りながら歌う、中森明菜のカラオケはなかなか。
むろん明朗会計であり、私はあの値段でよく店を維持していけるものだと感心してしまう。

私が見るところ、スナックは経営が難しい。
1年から3年くらいは何とか回していけても、継続させるのは至難。
いわゆる“常連客”を育てられないと、売り上げの基盤ができない。
だが、そうした客と馴れ合いが生じると、店の空気が次第によどんでくる。
末期症状…。
店を持たせるのも常連だが、店を潰すのも常連である。
客との“距離”の保ち方が急所!
葵ママは都心のクラブなど水商売の経験が長いだけに、サジ加減はお手のもの。
また、女性は人生経験が豊か。
基本はフレンドリーだが、適度な緊張感を持たせている。

「TORAZO(トラゾ)」は原則として土曜日と祝日も営業を行っている。
地元の方が一人で、あるいは何人かでくつろいで楽しむには打ってつけの夜の遊び場(ナイト・レジャー・スポット)。
港北ニュータウンでもスナックの祝日営業は珍しい。
ぜひ「トラゾ」を探してほしい。
私は、比例代表は「みんなの党」に投票した。
「トラゾ」は中川〜センター北〜センター南〜仲町台で働き、暮らす人々の「みんなのスナック」である。
投票は現金でもカード(JCBなど)でもOK。

初めて行くときには、電話で営業日と営業時間ほかを確かめよ。

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百貨店の業績不振が深刻に…

流通業が深刻な業績不振に陥っている。
なかでも百貨店(デパート)。
再建屋雑記帳0786売り上げの大幅な前年割れを一向に止められず、「下取りサービス」に活路を見出そうと必死である。
靴や衣料など、家庭内の不用品と引き換えに割引券を提供する方式が主流。
金券により商品の購入を動機づける狙いだが、それ以前に靴箱やタンスなどの家具に収納空間を確保する。
モノがいっぱいだと購買意欲がわかない。
なりふり構わぬ販売テコ入れ策、不振打開策である。
もっとも百貨店は歴史も長く、体力がないわけでない。
スーパーマーケットや専門量販店、ディスカウンターのなかには、経営がもっと苦しいところが少なくないはず。

百貨店だから注目を集めているが、中古も取り扱う大型書店などは年中、下取りサービスをやっていることになる。
再建屋雑記帳0787ただ、こちらは現金で買い取った中古を商品として販売する点が決定的に異なる。
百貨店は、不用品の引き取りはもちろん、処分もコストになっている可能性がある。
値引きゆえ、こうした下取りサービスはやがて壁に突き当たるだろう。
また、家中モノであふれているといえ、不用品は無限に出てこない。

苦境の百貨店は知恵を絞り、あの手この手の販促手法を繰り出しているが、結果がなかなかついてこない状況である。

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鳩山内閣、わずか1年の命!

日本テレビの世論調査の結果に、私は呆れ返った。
鳩山内閣の猶予期間を1年以内とする人が多数に上ったのだ。
再建屋雑記帳0782新政権が掲げる政策はどれも官僚主導の戦後政治の抜本的な見直しであり、少なくとも任期満了の4年間は必要である。
が、国民はわずか1年で結果を出せと言う。
それは絶対にムリ!
どうしてこんなにせっかちなのか?
衆院選は国政の方向性を定める機会であり、ムード重視のイベントでない。

私は疑問を感じる。
有権者は覚悟もなしに「政権交代」を選択したのだろうか。
再建屋雑記帳0783ならば、バカげている。
先日のブログ「民主、マニフェスト撤回も…」で述べたとおり、民主党に投票した有権者は新政権を育てる義務を負う。
また、民主主義下では、そうでない私も過半数の意思を尊重すべきだろう。
しかし、調査結果を眺めると、来夏の参院選前に鳩山内閣にダメ出しする有権者が増えそう。
悲しい…。

民主党新政権は税金の再分配を自民党政権と思い切って変える。
当面は傷んだ暮らしへの手当てが行われるので、国民からそれほど不満が出ないかもしれない。
再建屋雑記帳0784が、最終的には経済を成長させられないと、財源は枯渇して財政はさらに悪化してしまう。
所得も減少するし、失業率も上昇する。
実は、株価を含めた諸々の経済指標が私たちの心理に与える影響は決して小さくない。
いつまで蜜月関係は保たれるか?

…それにしても、社会がこれほど疲弊しているというのに、私は日本人の“自民党好き”に呆れ返る。
再建屋雑記帳0785国民を幸福にするとの志を置き忘れた自民党に対し、なおかつ再生を期待する有権者が7割に及んだ。
この声は、はたして総裁選の3名の候補者に届いているのだろうか?
正論を吐くのは一人しかいないが、にもかかわらず選出されないらしい。
仕組まれた茶番か?
生まれ変わってもこの程度の自民党だとしたら、さっさと消滅したほうがよい。

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漁師まかない飯…直江津漁港

私の生まれ故郷、直江津。
その漁港に漁師の賄い飯(まかないめし)がある。
ちょうど1カ月前、8月21日に放映されたテレビ東京「所さんのそこんトコロ」の特別編で知った。
わが人生0557そうなのか…。
スタジオで数名のゲストが食べていたが、とてもおいしそう。
私は“ながら視聴”だったので、肝心の説明を聞き逃してしまった。
恐らく「鯛」を下ろし、熱々のご飯にのせたもの(不確か)。
マグロ丼をタイ丼にした?
名前は? また、味付けはどうやるのだろう?

子どもの頃、浜で地引網を引くのを手伝ったら(実際は迷惑だったかもしれない)、漁師が魚をくれたことを思い出した。
そのおいしかったこと!
番組で紹介されたまかない飯は、地元ではそれなりの名物らしい。
直江津を訪れる機会があれば、ぜひ食べてみたい。
きっと和食処などでメニューとして取り入れられているはず。

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連休、伊豆88寺巡礼の旅へ

先日の日本経済新聞夕刊によれば、「伊豆88寺巡礼」が静かなブームなのだとか…。
私は、ブーム以前に、伊豆88寺巡礼のコースが設けられていることさえ知らなかった。
2代目エルグランドと初代アルファードを持っていた頃は、箱根と伊豆へ気楽に出かけた。
私は原則年中無休で働いているが、その代わり滅多にない休日を取ると、かならずといっていいほどドライブを楽しんだ。
大型ワンボックスカーをゆったりと走らせる小旅行は、激務で傷んだ心身をリフレッシュさせる最高の機会だった。
私は老化が進み、視力が衰えて信号の識別が危うくなったので、だいぶ前にクルマの運転をやめた。

伊豆半島の88カ所の霊場を巡る…。
夢みたい!
全長は4百キロメートル強。
頭がボケず、腰痛が悪化していなければ、リタイア後に自分の足で踏破してみたい。
それもぶっ通しで…。
1カ月前後で可能か。

私は、テレビ番組で四国巡礼「88カ所霊場(札所)巡り」に接するたびに気持ちが動いた。
「お遍路さん」にずっと憧れていても、いざ敢行するとなると遠くて二の足を踏むだろう。
時間に加え、費用もかかる。

1951年生まれの私は、長野県・伊那中学校3年生の10月下旬に徳島県・小松島中学校へ転向し、同県・城北高校1年生の12月下旬に東京都・墨田川高校へ転校するまで、1年ちょっと四国に暮らした。
引っ越して驚いたのは、独特の地勢。
極論すれば、四国は海上に突き出した山頂部分である。
標高からは想像しにくいが、とんでもなく険しい。
川が海へ注ぎ込むところにわずかな平野が開け、したがって4つの県庁所在地が分断されている。
東洋紡績の工場労働者を確保するために学校や家庭を訪問する仕事に就いていた父は「バイクでもきつい」と、私に珍しく弱音を吐いたっけ…。
四国巡礼は体力的に非常に厳しいのでないか。
達成感は大きいにしろ、相当な覚悟を要する。

しかし、私が慣れ親しみ、愛した伊豆半島なら抵抗が薄い。
私は、西伊豆をまったく知らないが、それ以外ならいくらか分かる。
心強く、自宅に近い安心感もある。
海と富士山、温泉、そして海と山の幸…。
今後、伊豆巡礼がブームになるかもしれないとのこと。

ところで、巡礼でスケッチを描いたらいけないのか?
また、キャンピングカーを使ったらいけないのか?
ぜひ自分の足でという決意が早くも揺らいでいる…。
基本は“苦行”なのかなぁ。

いまはマイクロバスで巡礼するツアーが用意されている。
半年・12回の日帰りコースで完了。
1回当たり7〜8千円。
中高年のなかには連休を利用し、観光やレジャーのつもりで楽しむ向きも少なくないのでは…。

ウィキペディアによれば、1度の旅ですべてを回り切るのが「通し打ち」、幾度かに分けて回るのが「区切り打ち」。
また、順番に従って回るのが「順打ち」、逆に回るのが「逆打ち」、順序に捉われずに回るのが「乱れ打ち」。
私が行うとしたら、「通し打ち」「順打ち」「歩き遍路」。
もっとも、遍路という呼称は四国巡礼に限られるようだ。

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日航、アイフル、ウィルコム経営危機

9月に入り大手企業の経営危機が相次いで表面化している。
特徴は、非製造業へ破綻が広がりそうなこと。
再建屋雑記帳0780製造業は景気回復が鮮明になっているが、サービス業と流通業はむしろ悪化が加速しているということはないか。
講師やコンサルタントとして社長に接する機会が多いは、そうした実感を持っている。
経営者の苦悩と疲労は深まるばかり。
昨秋来の真っ逆さまの景気降下は乗り切ったものの、その後も業績が戻らず、真綿で首を絞められるような状態が続いた。
脳裏に「倒産」の二文字がちらつき、それを懸命に打ち消す日々…。

下期に入り大手流通業の経営危機が深刻になるのでないか。
客数も客単価もガタ落ち。
店頭価格を下げても、消費者が手を出さない。

再建屋雑記帳0781大手がぎりぎりで凌いでいるくらいだから、中堅・中小・零細は経営が崖っぷちまで追い詰められている。
年末、年度末へ向け、資金繰りが行き詰まるところが続出しそうだ。

私が暮らす横浜も“街角景気”はかつてないほど冷え込んでいる。

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老麺魂…港北一押しラーメン店

和田創グルメ川柳9月に5連休とは驚き。しかも、これを「シルバーウィーク(SW)」と呼ぶらしい。
知らなかった…。
「敬老の日」が含まれるからか。
「ゴールデンウィーク(GW)」のような期待感の高揚は得られないネーミングだが、秋らしい落ち着きは感じられる。
58歳の私は、敬老の対象になるのか気になってきた。
実生活ではまもなくシニア割引の特典があちこちで使えるはず。

さて、せっかくの大型連休なので旅行へ行きたくなるが、4〜5人の家族だとマイカーでレジャーへ出かけるだけでも相当な出費を覚悟しなければならない。
そこで、ちょっと離れたラーメンの名店に足を延ばしてみてはどうだろう。
若い世代なら、ラーメン屋巡り。
行き先に加えてもらいたいのが私の一押し、横浜・港北ニュータウンの名店「老麺魂(らーめんたましい)」である。
一帯に「ノースポート・モール」「ルララこうほく」「コーナン港北センター南モール」などの複合商業施設が林立し、駐車場も多く、丸1日楽しめよう。

私は若い頃、毎日ラーメンを食べても平気だった。
人間は何とおいしい料理を考え出したものか。
極論すればスープと麺だけなので、奥が深い。

私はいまでもラーメンはかなり好きである。
といっても1カ月に2〜4回食べるくらい。
先の老麺魂へは自宅から徒歩で10分足らず。
月1回前後のペースで通う、静かなファン。
その都度、味に満足して帰る。
魚介の香りを大切にした透明なスープと、気持ち太めの麺の組み合わせが醸し出すハーモニーは絶妙である。
味はさっぱりなのに結構しっかり。
醤油味のほかに塩味のラーメンがあり、つけ麺を食べている人も多い。

こってり系がお気に入りという若い知人は、ここのラーメンがおいしいのは認めるが、自分には物足らないと言っていた。
嗜好により食べ物の評価が異なるのは当然である。
その嗜好を案外左右するのが、年齢。
還暦間近の私には、ここのラーメンがベスト!
やはり自宅から徒歩で15分足らずに一時代を画した「くじら軒」がある。
何年かは日本一と喧伝された。
ここもおいしく、まれに足を運ぶことがある。
しかし、私個人は老麺魂のほうが好み。
きっかけは、高齢のタクシー運転手に「おいしくて、しかも胃にもたれない」と勧められたこと。

私は、老麺魂で醤油味のラーメンしか食べたことがない。
たまには違うものをと思いながら、店内に入るとやはり注文してしまう。
40代半ばから60代半ばの人においしく感じられるのでは?
つまり、さっぱり系を求めるものの、枯れ切ってはいないラーメン好きにぴったり。
また、好みの異なる家族連れ、とりわけ3世代で食べるのにはとてもよい。
好みの割れる職場の仲間で食べるのにも…。
が、老麺魂は皆に迎合したラーメンというわけでない。
つくり手のこだわりが秀逸なスープににじむ。
ただし、魚介の香りが鼻につく人は難しいかも…。

昨秋来の世界同時不況の影響は深刻である。
この名店にして、昼食時の行列が消えた。
比較的最近まで、平日も週末も大勢が並んでおり、ときに1時間以上待たされることもあった模様。
私はおいしいと噂されるラーメン店でも行列する情熱、というか執念を持たない。
いわゆるラーメンおたくでない。

ラーメン業界(こんな言葉があるか?)は競争が激しく、新たな趣向を凝らした店が次々と生まれる。
押し出しが強い店ほど話題に上りやすいのだが、食べるほうは飽きやすい。
ラーメン店が長期にわたって人気を維持するのは至難!
しかも食べるほうは身勝手であり、味を守れば味が落ちたとなじり、味を変えれば味が落ちたとこき下ろす。
千円に満たない大衆食に、なぜ日本人はこれほどうるさいのか。
私は主に同情する。

老麺魂は強い主張のない、優しい仕上がり。
おいしいのはもちろん、ほっとするスタンダード。
ウンチクを垂れたい人やアラを探したい人に向かない。
麺は恐らく手打ちでないが、私には十分。
場所は、北山田交差点の近く、「神奈川日産ニュータウン都筑店」「ホームセンターコーナン港北ニュータウン店」の正面である。
クルマなら、買い物を兼ねてコーナンに駐車するしかない。
老麺魂の駐車場は1台分(不確か)。
地元の人たちに根強く支持される名店なのだ。
ただ、木曜定休のほか、ときに臨時休業も…。

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お見事、鳩山政権の気持ちよさ!

鳩山政権が選挙公約どおり、発足直後からバサバサやりはじめた。
いやぁ〜気持ちいい。
再建屋雑記帳0774これほど爽快な政権はかつてなかったぞ!
廃屋をハンマーで叩き壊すかのよう…。
拍手!
私は便秘が一気に解消した。

日本の置かれた状況を考えると、大ナタを振るわなくてならないのは明白である。
が、戦後長らく政権についてきた側が自ら改めることは、現実に不可能に近い。
再建屋雑記帳0775いったん何かを決め、何かをつくると、その後の情勢や環境に変化が起こっても、それをなかなか取りやめられない。
こうして温存された廃屋がどんどん権益と化す。
私は、しがらみのない野党政権でなければ、日本の大掃除は絶対にできないと思う。
国民(有権者)の大多数が「政権交代」の必要性に気づいたのでないか。

新政権が大ナタを振るうに当たり、早くも人材不足が露呈している。
私は、自民党の若手や中堅などの改革派を引き抜いてきたらと思う。
再建屋雑記帳0776自民党議員も新政権に深く共感するなら“党替え”をためらうべきでない。
何せ自民党支持層のなかでも民主党新政権への期待が急速に膨らんでいる。
暇そうな「みんなの党」も引き込んだら…。

ところで、「政策の連続性」ということが問題にされる。
再建屋雑記帳0777それはそうだ、それを欠いては政権交代が起こるたびに、社会に大混乱が生じてしまう。
国民の政治に対する不信感が募りかねない。
国際社会の日本に対する信頼感が壊れかねない。

しかし、今回は戦後政治の歴史的な転換点!
私はむしろ政策の連続性が途切れることにこそ積極的な意味があると思う。
再建屋雑記帳0778バケツの底まで引っくり返し、とことん洗い直せ!
当然、国政の動揺と停滞による、大きな弊害や損失が一時的に現れよう。
が、新政権は国民を幸福にするとの約束を唯一の拠り所として闘い抜け。
日本は重く腐っており、一度膿を出し、垢を落とさないと、前へ決して進めない。
再生・創造の第一歩は、いかなる場合も否定・破壊なのだから…。

民主党がバサバサやる効用は、日本の政治の活性化にとりきわめて重大!
これなくして、自民党の解党的出直しによる再生も促されない。
再建屋雑記帳0779ならば、先の衆院選、小選挙区で自民党の候補者、比例代表でみんなの党に投票した私はとても嬉しい。
自民党総裁選が行われるが、河野太郎衆院議員が選出されるようなら、支持率の回復がいくらか図られるかもしれない。

…二大政党、三大政党が競い合うようにして日本の立て直しに取り組み、次世代へよりよい社会を手渡せるか。
素人ゆえの新政権の無謀な挑戦を、私たちは温かくそして粘り強く見守らなければなるまい。

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鳩山内閣への熱狂的期待値!

最新の世論調査によれば、民主党新政権、鳩山由紀夫新内閣に対して期待を寄せる国民は75パーセント近く。
再建屋雑記帳0771驚異的な数字!
衆院選で自民党に一票を投じた人でさえ、いまの世の中を何とか変えてほしいと願っている証にほかならない。

私は小選挙区で自民党の候補者、比例代表でみんなの党に投票したこともあり、新政権に過度の期待を抱いていない。
当面、暮らしにプラス、経済にマイナスと考える。
民主党新政権は、ムダの徹底排除により生活修復のための財源確保が可能だとしている。
が、私は、新政権がしばらく継続したなら、高負担・高福祉路線が鮮明になっていくように思う。
再建屋雑記帳0772大多数の国民にとり優しい社会を目指している。
経済の活力は損なわれるかもしれないが、生活水準の下落を受け入れ、皆で貧乏を分かち楽しむ。
まさに「友愛」の精神。
堺屋太一による日本の近未来予想の2パターンのうち「アジアの片田舎になる」というシナリオも立派な選択肢でないか。
世界経済から退場し、気楽に仲よく生きるのだ。

話を戻そう。
私は、民主党に多くを望まない。
政権担当能力の問題もさることながら、日本の状態がきわめて深刻であり、ちょっとやそっとで立て直せないと考えているからだ。
再建屋雑記帳0773あまり欲張ると中途半端で終わりそうなので、マニフェストの一部をやり抜いてくれればよい。

何といっても「日本の大掃除」。
先日のブログ「民主、国の財布をのぞく」で述べたとおり、民主党が違った観点から国の財布を検める。
やはり先日のブログ「民主、マニフェスト撤回も…」で述べたとおり、戦後長らく続いた自民党政権の膿を出す。
この2点だけでも画期的であり、野党による政権交代の意義は十二分!

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「仕事がない」社長経営相談会

和田創経営川柳恐らく喜んではいけない。
私が行う「社長個別経営相談会」に多くの申し込みをいただいている。
私は営業分野の経営コンサルタントなので、メインテーマは営業強化、営業再建。
対象はおもに社員が百名以上の中堅クラスの社長、そして営業統括役員。
都心のほか、まもなく福岡・天神の財団法人九州生産性本部でも開催。

この個別経営相談会は日本が世界同時不況に飲み込まれた昨秋以降、かなりの頻度で行ってきた。
冷夏も響いたのか、私が秋口から感じる街角景気は悪くなっている。
流通業やサービス業がひどく、集客が落ち込む。
大規模商業施設でさえ人影がまばらの日も…。
鳩山新内閣の経済運営の手腕にもよるが、景気の先行きは不透明なままであり、社長の心労は限界に近づいている。

ところで、個別経営相談会で社長が決まったようにこぼすのは「仕事がない」。
それはたいてい第一声である。
そして、ときに「このままでは会社がつぶれる」。
これは追い詰められた悲鳴である。
昨今、どこも資金繰りは苦しい。
が、仕事があるなら、会社は何とか回っていく。
経営トップの悩みは「仕事がない」に尽きる。

私が営業のテコ入れ、業績の立て直しを図るうえで出発点とする認識は次のとおり。
仕事を取ろうとして取れる時代は終わった。
商品を売ろうとして売れる時代は終わった。
では、どうするか?
長らく結果を残せていない企業では、それまでの営業の考え方とやり方を思い切って変えるほかにない。

肝心なのは、ここから。
変わるとは、捨てること!
この点を理解できない社長がほとんどだ。
旧態依然とした営業に「さよなら」を告げる。
そして、そうした営業をつくったのが社長や営業統括役員である以上、彼らの“自己否定”が絶対不可欠!
個別経営相談会では結局、経営トップがこの点を受け入れられず、「営業変革」の断行に二の足を踏む。
話し合いが行き詰まり、相談時間が切れる…。

今春以降、私が講演や公開セミナーなどで接して気になるのは、無気力になっている社長が少なくないこと。
仕事は取れない、商品は売れないと、経営トップが諦めてしまっている。
「座して死を待つ」かのよう。
どうか会社の再生に真剣に取り組もうとする社長は、この個別経営相談会にお申し込みいただきたい。
とくに社内や身近に相談相手がいない創業社長やオーナー社長にお勧めする。

和田創ブログ「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。

和田創「社長個別経営相談会(無料)」のお申し込みはこちら。

和田創「web営業相談室(無料)」のお申し込みはこちら。

『月刊トップセミナー(和田創講話映像)』無料購読のお申し込みはこちら。

経営相談員・和田創のプロフィールはこちら。

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鳩山新内閣の船出に思う

全閣僚の顔触れが固まり、鳩山由紀夫新内閣が船出を果たした。
高らかに「霞が関の解体」「日本の大掃除」を謳う。
官僚組織総体を地名で呼ぶのは世界的にも珍しいのだとか…。
鳩山新政権は傷んだ暮らしの手当てを最重視し、その財源確保も絡めて官僚主導から政治主導への劇的転換を目指す。
どうか国民の期待に応えてほしい。

私は四半世紀前の出来事を思い出した。
さて、一定の条件を満たした国民に対し、政府が記念品を贈る。
当時プランナーの私がとても懇意にしていた社長が、省庁との取引実績の豊かな業者からそれを受託した。
生産が心配になるほどの数量であり、金額も凄い。
社長自ら現場に張り付くようにして納期に間に合わせた。

後日、社長は伝手から、自分が納入した記念品が数倍の価格で省庁に納入されていたことを知り、絶句した。
途中、何者かが介入し、何社かが関与していた?
霞が関にうごめく影、影、影…。
社長は怖くて理由を聞けなかったそうだ。
私たちが想像もつかない深い闇が、あの辺り一帯に存在するのだ。

社長は別の機会に、業者のオフィスで奥まった部屋に通された。
そこには最新鋭で最高級のマージャン卓が置かれていた。
豪華な本革の椅子と立派な家具調のサイドテーブルを含め、いったい一式いくらするのかと思ったそうだ。

省庁が仕事をつくりカネを動かすことで大きな利権を生み出す図式が戦後長らく保たれていたのか。
そこにたかる人物や企業が絶えなかった。
政治家の口利きや圧力もあっただろう。
いまはこんなデタラメは通用しないはずだが…。
それが当時の税金の使い道・使い方だった。

では、皆無になった?
戦後初の野党政権は、霞が関の利権と表裏一体の関係にある行政のムダを徹底的に排除する責務を負う。

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MRの世界に飛び込む…三原淳氏

NPO法人営業実践大学の会報『月刊営業人』で、株式会社エムアイエス(MIS)代表取締役の三原淳氏が1年間・計11回の連載をスタートさせた。
ボランティアでの執筆。
タイトルは、「生涯営業マンとして 〜理念営業への道のり」
第1回は「新卒時はMRになる」
生涯営業マンとして 第1回氏の社会人としての第一歩は、ファイザー製薬への営業マンとしての就職だった。
製薬会社はたいてい自前の施設を持ち、そこに新卒採用者を閉じ込めて長期の営業研修を施す。
しかし、GW後に戻ってこない研修生が続出する。
第1回は入社の経緯、そしてMR研修の様子と出来事を綴っている。

三原淳氏失礼な言い方になるが、三原淳氏は筆が達者で、私は驚いた。
多忙で飛び回っていることもあり、本人はあまり時間をかけていないとのこと。
読者を惹きつける魅力に富む文章である。
本人の許可をいただき、大学関連のホームページやブログなどで連載を公開することにした。
ぜひお読みいただきたい。

ところで、ごく小部数でもきわめて低コストで単行本に仕立てられるようになった。
それもフルカラー。
自分の本を出すにはカネがかかるという常識が崩れた。
生涯営業マンとして 第1回連載終了後、百ページ弱の書籍にできる。
私は、それだけの価値があると思う。

三原淳氏は人望が厚く、人脈が広い。
友人や知人、取引先や顧客にプレゼントすれば、おおいに喜ばれよう。
相手との絆も一段と深まる。

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日本航空、存続危うし、綱渡り!

JALのロゴマークでお馴染みの「日航」。
再建屋雑記帳0764深刻な経営危機に陥っている日本航空が年末、そして年度末にかけて存続の正念場を迎える。
数千億円、巨額の資金調達は一刻を争う。
報道では世界航空大手との提携交渉という表現を使っているが、実情は救済打診でないのか。
はっきり言って醜態。

私は大昔、パイロットとスチュワーデスは大変な高給取りという話を耳にした。
ヒコーキをまったく利用しないので航空業界にうといが、長らく不思議に思っていたことがある。
再建屋雑記帳0765乗客の命を預かり、高度な判断能力と操作能力が欠かせないパイロットはまだしも、スチュワーデスがなぜあれほどチヤホヤされるのかと…。
自分の仕事にプライドを持つことは大切だが、それが世間とかけ離れた「特権意識」を助長したということはないか。

私は講師という仕事柄、都市ホテルに宿泊する機会が多い。
航空会社系のホテルでなくても、スチュワーデスの姿をしばしば見かける。
再建屋雑記帳0766概して、長身、美人。
また、語学が堪能なはず。
が、仕事の本質は、新幹線グリーン車の客室乗務員などとあまり違わない。
食事の提供のほか、臨機応変の心遣いなど、ホスピタリティの次元は異なるかもしれないが…。
同じ「アテンダント」でも、空路と陸路ではステイタスに天と地ほどの開きがある。
どうも腑に落ちない。
昨今はスチュワーデスでなく「キャビンアテンダント」「フライトアテンダント」と呼ぶ?

かつて、海外出張や海外旅行は富裕層に限定されていた。
いまや、だれもがそれを行うようになり、市場の拡大につれて競争が激化し、料金も低下した。
再建屋雑記帳0767利益の確保が難しくなってきた。
空路の大衆化である。
さらに、不況の影響で海外出張と航空貨物が減り、海外旅行も減っている。
しかも、燃料費がかさむ。
加えて、北半球における新型インフルエンザの大流行、一段の原油高も懸念材料…。
航空会社はどこも経営が厳しいようだ。

日本航空は、こうした環境の変化にもかかわらず、社員の待遇などを見直さなかったのか。
再建屋雑記帳0768私は経営危機の理由を知らないが、歴代の社長はいったい何をやっていたのだろう。
労務費の膨張は直接関係がないかもしれないが、旧態依然とした特権意識が会社や職場の隅々まではびこり、思い切った改革を先送りせざるをえなかったのか。
GMのように国による救済を待っているわけであるまい。

再建屋としての経験から、私は思う。
再建屋雑記帳0769日本航空は「減らす・削る・なくす」といった基本策を早急かつ大胆に講じないと倒産に追い込まれる。
旅客収入などの増加が当面見込めない以上、それによってしか崖っぷちの経営は立て直せない。

は、税収の増加が見込めない日本の財政再建を見ているような暗い気持ちになってきた。

◆書き加え1
きょうのブログは数日前の執筆。
日本航空はきのう、西松遙社長が過去最大規模の路線縮小とそれにともなうリストラを発表した。
2011年度までに国内線29路線、国際線21路線の計50路線の廃止に踏み切る。
また、グループ社員4万7千人の15パーセントに当たる6800名の人員削減を行う。
再建屋雑記帳0770なお、デッドラインの10月中旬までに米航空大手などとの提携交渉をまとめる。
…残り時間はわずか、綱渡りの状態が続く。

株式会社日本航空は1951年に日本航空株式会社として発足。
私が生まれた年だ。
まさに朽ちようとする私とともに消えてしまう運命?

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イチロー、心が折れる

きのう夜のNHK番組「スポーツ大陸」。
なかなか見応えがあった。
再建屋雑記帳0761主役は、9年連続200本安打のメジャーリーグ記録を樹立したシアトル・マリナーズのイチロー選手(外野手、35歳、本名鈴木一朗)。
番組では、あまり知られていないイチローの素顔というか本音が紹介された。

本人が明かしたところによれば、重圧に弱い。
これまで記録達成が目前に迫ると、吐き気にしばしば苦しめられてきた。
ファンからお叱りを受けそうだが、私はチャンスに強いバッターという印象を持っていない。

イチローが続ける。
打率に目がいくと、打席から逃げたいという気持ちが出てくる。
再建屋雑記帳0762しかし、安打を増やそうと思うと、打席に立ちたいという気持ちになれる。
イチローが「安打数」を追求する最大の理由である。
減らない安打でなく落ちるかもしれない打率に捉われると、心が折れてしまう。
自分本来のバッティングが崩れることに…。
なるほど。
イチローがボール(悪球)を打ちにいくわけも分かった。
「首位打者」のタイトルは二の次なのだ。



ちなみに、イチローが味わった最大のプレッシャーは、今年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝戦。
宿敵韓国との延長10回表、2死二、三塁のチャンスがチームリーダーのイチローに回ってきた。
再建屋雑記帳0763見事、センター前へ2点タイムリーヒットを放ち、日本を優勝へ導いた。
このシリーズでは不振を極めていたので、喜びはひとしおだったろう。
そして、メジャーリーグ開幕から8戦、胃潰瘍で休場。
イチローがいかに強いストレスを感じていたか。
責任感の塊。

なお、素人の私なりに第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)における日本チームの戦いを振り返り、勝因を探った。
9分24秒の講演映像である。
和田創講演TV社会編「稲作型ベースボール」はこちら。

稲作型ベースボール

イチローの決勝打についても触れている。
どうかご視聴いただきたい。




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このブログは、おもに長期出張の移動時や宿泊時などに数日分〜1月分の記事を書き溜め、それを家族に更新してもらっています。
しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
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なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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