コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2010年03月

歌手・役者・お笑いを目指す人の名刺

私が大特急で作成中の「転職専用名刺」。
新年度、サードキャリアを目指す。
4月2日(金)に印刷会社から届き、4月3日(土)から営業活動に早速用いる。

3つ折り(6面)の超本格派。
「和田創方式 名刺セオリー&フォーム」。
印刷は、表面が特色3色+スミ1色、裏面がフルカラー(4色)。
用紙は、最高級。
初版・初刷(第1版・第1刷)は、1万枚。
私はとても楽しみ。

和田創の完成名刺はこちら。
先日の原稿状態をブラッシュアップした。
出来に満足はしていないが、それなり。
第2版、第3版と、磨きをかけていく。

私は、1万枚を1年間で渡す。
還暦間近に困難な転職に挑むので、過大な「成果(結果)目標」はいきなり立てなかった。
この試みがそもそも無謀であり、2011年度から何とか軌道に乗せられたら上出来だろう。
ただし、そのための「行動(過程)計画」はしっかり立てた。
つまり、1万枚を1年間でどう使い切るかを定めた。
ならば、仕事の受託や商品の販売につながるはず…。
そう考えると、ストレスやプレッシャーがずいぶん軽くなる。
専門用語で「プロセスマネジメント」と言う。
ノルマや焦りから心を患う人があまりに多い。

なお、1万枚のなかにクラブホステスのマオとエリナ、ミサキに渡す3枚が含まれる。
皆さまのご理解をたまわりたい。
すでに彼女らの首は長くなっているのでは…。
急がなくては男であるまい。

ボクチンが名刺の作成に当たり重視したのは、それを受け取った女の子が喜び、そしてありがたがること。
「へぇ〜、すご〜い、和田さん」。
専門用語で「顧客満足(CS)」と言う。
あなたは、恐ろしくシビアな女性が評価してくれる名刺を持ち歩いているか。
でなくては営業活動の力とならんぞ!

実は、名刺の重要性に気づいている社会人はきわめて少ない。
あなたが知恵を絞り、魅力を高めるなら、最強のビジネスツールとなる。
職業人生、いや人生が変わる。

例えば、営業なら、収益を大きく伸ばせる。
新卒や中途なら、就活で希望の企業に入りやすい。
独身者なら、婚活で理想の相手と結ばれやすい。

さらに、ホステスなら、“枕営業”なしに富裕な指名客を得られやすい。

この名刺がとりわけ有効なのは、営業活動にあまり手間をかけられないフリーランス。
弁護士・弁理士・公認会計士・税理士・司法書士など“士業”が含まれる。
当然、歌手・役者・お笑いなど、芸能界で活躍したい人も含まれる。
所属事務所もマネジャーも当てにできないといったケース。
オーディションで書類選考をパスできないのではデビューも果たせない。

私は思う。
起業を含め、成功を収めたいと本気で願う人は「勝負名刺」をつくるべきだ。
「勝負下着」を買うより先!

勝負名刺サンプルはこちら。
勝負下着サンプルはどちら。

たかが名刺、されど名刺。

                       ◇

余談。
経営も営業も売り上げを目標にすることよりも行動を計画にすることのほうがはるかに重要である。
これは経営再生、営業再建の鉄則。
就活・婚活も同じ。

単に売り上げ(成果)を目標にしたところで、どうせ未達で終わる。
第一、息苦しい。
いやだな、そんな暗い職場(人生)…。

                       ◇

人生で幸せと豊かさをつかむ勝負名刺(就活専用名刺)に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年3月16日「講演一本で食べる…講師稼業の懐事情」はこちら。

⇒2010年3月23日「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」はこちら。

⇒2010年3月24日「2011年新卒就活、勝負名刺の作成技法」はこちら。

⇒2010年3月30日「二・三流大卒…門前払いはこう防ごう」はこちら。

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2010年4月公開講座

和田創ブログ 2010年3月タイトル一覧

◇2010年3月31日(水) 歌手・役者・お笑いを目指す人の名刺
◇2010年3月31日(水) 新入社員研修の準備は万全?(再録)
◇2010年3月31日(水) にっぽん駅弁列島…磯の漁火(再録)
◇2010年3月31日(水) 金荒川静香が通った道…羽生結弦
◇2010年3月30日(火) 二・三流大卒…門前払いはこう防ごう
◇2010年3月30日(火) 配置転換者向け営業教育ビデオ(再録)
◇2010年3月30日(火) 銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!
◇2010年3月30日(火) 製造業のトップセールス養成(再録)
◇2010年3月29日(月) 問題提起…営業社員教育の敗北(再録)
◇2010年3月29日(月) 論理は人を感動させられるか?
◇2010年3月28日(日) 笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台
◇2010年3月28日(日) 浅田真央歓喜、キム・ヨナ最終決戦に勝利!
◇2010年3月28日(日) 浅田・長洲・村上、ソチ五輪表彰台独占へ!
◇2010年3月27日(土) 浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?
◇2010年3月27日(土) 子ども手当と高校無償化で景気回復へ
◇2010年3月27日(土) 新入社員へ贈る珠玉の名言集(再録)
◇2010年3月26日(金) 高橋大輔、日本男子初の金メダル!
◇2010年3月26日(金) これでいいのか、うちの営業?(再録)
◇2010年3月25日(木) 社会人勉強会で大人気の教材(再録)
◇2010年3月25日(木) 知識と気づきの違い…MBA授業
◇2010年3月25日(木) 1名4千円、評判の営業研修(再録)
◇2010年3月25日(木) 新卒就活専用名刺作成のコツ(再録)
◇2010年3月24日(水) 社員の意識改革個別経営相談会(再録)
◇2010年3月24日(水) 2011年新卒就活、勝負名刺の作成技法
◇2010年3月24日(水) 生産性本部が営業の精鋭育成(再録)
◇2010年3月23日(火) 社員教育サポートの動画資料(再録)
◇2010年3月23日(火) 新卒・中途就活で面接官の心をつかむ
◇2010年3月23日(火) 民主から自民を跳び越え「みんな」へ
◇2010年3月23日(火) 大人気公開型新年度社員研修(再録)
◇2010年3月22日(月) 一人も眠らない営業研修ビデオ(再録)
◇2010年3月22日(月) マリーンルージュ横浜クルージング
◇2010年3月22日(月) 魚津高校出身講師のセミナー(再録)
◇2010年3月21日(日) 丸の内サロン・経営課題相談会(再録)
◇2010年3月21日(日) 料理自慢の名門旅館が素泊まり歓迎へ
◇2010年3月21日(日) 新作駅弁に情熱を注ぐ名物男(再録)
◇2010年3月20日(土) 経営者の集まりに最適な講演(再録)
◇2010年3月20日(土) 校歌を歌ってみなさい…就活・面接
◇2010年3月20日(土) 社会へ巣立つ人に贈る名言集(再録)
◇2010年3月19日(金) 温暖化で入学式に咲く桜の新種開発
◇2010年3月19日(金) 問答無用の営業革命…衝撃研修ビデオ
◇2010年3月19日(金) 生産性本部が営業育成コース(再録)
◇2010年3月18日(木) わずか2勝で名将? 野村克也監督人生
◇2010年3月18日(木) 業績低迷を救う経営と営業の新思想
◇2010年3月18日(木) 経営トップ全社改革個別相談会(再録)
◇2010年3月17日(水) 歴代最低の総裁が自民党を消滅させる
◇2010年3月17日(水) 卒業式シーズン…大人への通過儀礼
◇2010年3月17日(水) 北経研営業テコ入れセミナー(再録)
◇2010年3月16日(火) 講演一本で食べる…講師稼業の懐事情
◇2010年3月16日(火) 丸の内トラストタワー サーブコープ
◇2010年3月15日(月) 再婚の私がアメショーを飼ったワケ
◇2010年3月15日(月) 人気の個別相談会…丸の内経営サロン
◇2010年3月15日(月) 法人会員制ビジネスの活性化(再録)
◇2010年3月14日(日) 定時で帰る営業は断固首にしろ!
◇2010年3月14日(日) 経営理念・戦略策定ヒント集(再録)
◇2010年3月13日(土) 夢も希望もない…人生と経営(再録)
◇2010年3月13日(土) 駅弁甲子園ハイマート鱈めし(再録)
◇2010年3月13日(土) 卒業おめでとう…魂の名言集(再録)
◇2010年3月12日(金) 人気急上昇、職場・会議の無償教材
◇2010年3月12日(金) 目が点状態…予算未達の原因セミナー
◇2010年3月11日(木) 心にぽっかり穴…直江津小学校卒業式
◇2010年3月11日(木) 提案営業習得の本格コース来月開講!
◇2010年3月10日(水) 直江津ホテルハイマートに宿泊予約
◇2010年3月10日(水) 丸の内トラストタワー本館…和田創研
◇2010年3月9日(火) 五輪銀メダルのダイチは富山中小企業
◇2010年3月9日(火) 社員研修用・無料セミナー映像配信
◇2010年3月9日(火) 面白いほど仕事が取れる名刺(再録)
◇2010年3月8日(月) 国母和宏…アウトサイダーの危うさ
◇2010年3月8日(月) 北経研セミナー:営業強化・収益伸長
◇2010年3月8日(月) 予算未達が慢性化する職場(再録)
◇2010年3月7日(日) 地獄の新聞奨学生制度へようこそ2
◇2010年3月7日(日) 地獄の新聞奨学生制度へようこそ1
◇2010年3月7日(日) 中古・軽キャンピングカーが人気
◇2010年3月7日(日) 仕事が取れなくて困っている(再録)
◇2010年3月6日(土) 長野金・清水宏保が引退…名言に感銘
◇2010年3月5日(金) 薄型大画面テレビの買い時はいつか?
◇2010年3月5日(金) 福田剛大…仕事の取れる名刺(再録)
◇2010年3月4日(木) あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!
◇2010年3月4日(木) 宮里藍、史上初、金メダルの活躍!
◇2010年3月4日(木) 営業が苦手な社員や社長へ(再録)
◇2010年3月3日(水) 人間国宝コロッケ&キムのアイスショー
◇2010年3月3日(水) 驚き! 仕事が取れるユニーク名刺!
◇2010年3月3日(水) 和田創研…丸の内トラストタワー本館
◇2010年3月2日(火) 国母和宏…伝統の夏季、革新の冬季
◇2010年3月2日(火) 豊田章男社長…独り矢面に立つ創業家
◇2010年3月1日(月) 日本金メダル逃す…女子団体追い抜き

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金荒川静香が通った道…羽生結弦

先頃オランダで開催されたハーグ世界ジュニア選手権で逆転優勝を飾った村上佳菜子(むらかみ・かなこ)。
フィギュア王国・名古屋で「浅田真央2世」との呼び声が高い。

その村上佳菜子が次のような趣旨の発言を行った(不正確)。
「ソチは、真央さんが金メダル、私は銀メダルでいい。私は次で金メダルを取る」。
「真央ちゃん」だったかもしれない。
屈託のなさが持ち味だ。

村上佳菜子は、浅田真央が通った道を歩んでいる。
同じ山田満知子コーチにつき、同じ中京大中京高へ進む。
先の大胆発言は憧れの先輩に敬意を示した格好。
といっても、本気でそう考えている節がある。
日本期待の新星はおっとり派だった。

山田満知子コーチによれば、村上佳菜子はライバルに頑張れと言える。
頂点を目指す選手には珍しいお人好し?
明るくて楽しい性格であり、周囲に笑いが絶えない。
“天然ボケ”が入っているのか…。
皆から可愛がられる。
現時点では、シニアのグランプリファイナルを制した15歳の浅田真央のレベルに及ばない。

村上佳菜子がオリンピックに出場することの大変さが分かってくるのはこれから。
そのときも先の発言のようにのんびりと構えていられるかどうか疑問だが、いまはそれもよし。

余談。
実は、この大会では男子の羽生結弦(はにゅう・ゆづる)も逆転優勝を飾った。
柔らかい体から繰り出すビールマンスピンやイナバウアーは女子顔負け。
韓国のキム・ヨナの表現も貪欲に取り入れようとしている。
羽生結弦は宮城県出身で、4月に荒川静香の母校、宮城・東北高へ進む。
羽生結弦と村上佳菜子はともに15歳。

日本勢の男女アベック優勝は、2005年の織田信成&浅田真央以来、5年振り2度目だ。
また、世界ジュニア選手権で過去に優勝した男子3選手は全員バンクーバー冬季五輪で入賞した。
羽生結弦も期待の新星…。

先日のイタリア・トリノ世界選手権で高橋大輔と浅田真央が金メダルを獲得した。
世界ジュニア選手権と合わせた4冠独占は歴史的な快挙である。
「フィギュア王国・日本」と呼んでいいだろう。

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二・三流大卒…門前払いはこう防ごう

溺れる者は藁をも掴む。
就職氷河期に右往左往する新卒の気持ちが分からないわけでない。

ゆえに、学生の多くはいわゆる“就活本”を買い求め、そこに書かれている事柄を取り入れる。
恐らくやらないよりやったほうがよい。
年度版の刊行される定番もあり、その内容は就活の常識になった感がある。
学生は専門家の指摘や助言を踏まえるのが有利だ。
しかし、売れ行きが良好な人気本ほど大勢がマネする。

確かに同じノウハウ本を読んでも、人により理解の度合いが異なり、まして実践の次元はまったく違ってくる。
それを就活に生かせるかどうかは、本人次第。
ノウハウとは、そうしたものだ。

「この就活本のおかげで勝てた」と考える人もいるはず。
感謝の気持ちは大事。
が、その人がもともと優位に立っていたか、ライバルがそれほど強くなかったのでは…。

就活のキモは、やろうとしてもうんざりするほど大変なためにだれもやらないことをやり抜くことだ。
皆が呑気に口にする「差別化」とは、かならず“地獄”をともなう。
この程度のことを分かっていない人が社会人のなかにも少なくない。

「和田創方式 名刺セオリー&フォーム」は明確な差別化による勝ち抜きを目指して設計されている。
見本(サンプル)として、来月から転職活動に挑戦する私の名刺(原稿状態)を1週間前のブログ「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」に掲げている。
見た瞬間につくるのがいやになるので見てほしい(うふっ)。
応募者・求職者が殺到する企業に対してとりわけ有効。
氷河期の就職戦線でも横綱相撲を取れるのは、東京大学を筆頭とした一流大学卒業者だけである。
それ以外の新卒は就活に創意と工夫が欠かせない。

私は明治大学5年中退、就社経験なし。
さらに老いぼれ。
和田創方式の名刺は、溺れる私が掴んだ藁なのだ。
どうだっ!

私は思う。
限界まで考え抜いた名刺だから、希望する企業の人事(採用)担当者や役員の心をとらえる。
どうか学生は会社(就職)説明会、書類選考、面接を悠々と突破してほしい。

                       ◇

就活専用名刺に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年3月16日「講演一本で食べる…講師稼業の懐事情」はこちら。
⇒2010年3月23日「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」はこちら。
⇒2010年3月24日「2011年新卒就活、勝負名刺の作成技法」はこちら。

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2010年4月公開講座

銀・浅田真央は金・荒川静香より凄い!

荒川静香は2006年トリノ冬季五輪で金メダルを獲得した。
浅田真央は2010年バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得した。
どちらも立派な成績である。

私は、オリンピックの直後にどちらの演技が凄いかという話題でインターネットが盛り上がったことを知った。
切り出したのは、おもに浅田真央のファンか…。
人気の凄さの裏返しだろう。

しかし、数年前のパソコンと現在のパソコンを比較するようなもので、ナンセンス。
過去を土台として進化した結果が現在である。
それが競技。
しかも、評価の尺度は同一でなく、競技のルールや採点のシステムが変更される。
両者の得点をいくらか翻訳したところで判定は下せない。
まして、単にスライドさせるのでは…。

私は銀メダルよりも金メダルのほうが凄いと思う。
だから順位が一つしか違わないのに、人々は熱狂するのでないか。

オリンピックに限らず、競技会はそこに至る過程を問うものでなく、そこで出した結果が問われる。
まして、オリンピックは比較対象のない祭典だ。
その時点における最高の選手しか栄冠を手に入れられない。

恐らく、浅田真央もそう考えているはず。

以下は、浅田真央について私が率直に語ったブログ。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

⇒2010年3月28日「笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台」はこちら。

余談。
私は、浅田真央の同年齢のライバル、韓国のキム・ヨナにタレントとしての可能性を感じる。
フィギュアスケートを含め、資質はプロ向き。
道を究める姿勢を持ちながら、奔放な性格と溢れる愛嬌は彼女ならでは…。
どこか危うさも…。
キム・ヨナはスケートを離れても成功を収めそうだ。

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論理は人を感動させられるか?

恥ずかしいけれど、言ってしまおう。
私が講演や公開セミナー、企業研修で講師を務める際に意識しているのは、「論理は人を感動させられるか」である。
それが頭から離れない。
「意識している」は、「目指している」と言い換えてもよい。
実は、このブログをしたためる際も基本は同じ。
また、和田創研のHPで公開している講演映像やユーチューブで公開している講話映像も…。

言ってしまったら気が楽になったが、やはり恥ずかしさが込み上げてきた。

私は、ロジックが人を震わせることはできないと考えている。
説得したり、納得させたり、が関の山。
ということは、「例外は存在する」。
例えば、社会・経済・経営学者のピーター・ドラッカー(本人によれば、社会生態学者)。
ほんの一握りの天才やエリートだ。

しかし、私は凡人だ。
論理により受講者や読者、視聴者を感動へ導くことは絶望的である。

が、自分には絶対に無理だと思うと、私のなかでめらめら燃える何かがある。
つむじ曲がり、ひねくれ者なのか…。
還暦間近となっては手遅れ、改められない。

私はこの異常な性格のせいで職業人生を遠回りし、昔自分なりに思い描いていたゴール(目標)に届かない。
いや、ほとんど近づけなかった。
40年間を振り返り、徒労の連続だった。

勝算のない頑張り…。
無謀極まりない挑戦は、老いぼれたいまでも続いておるぞ。

                       ◇

私は転職のために名刺をつくっているところ。
自分につけたキャッチフレーズは、「人生、すべりっぱなし。」。
偽らざる実感だ。

                       ◇

先日のブログ「知識と気づきの違い…MBA授業」が気になり、手を加えた。
怒りの導火線に火がついた感じ…。

⇒2010年3月25日「知識と気づきの違い…MBA授業」はこちら。

会社を変えられる社長だけが、会社を大きくできる。
これが経営コンサルタントとしての私の結論。
零細・中小・中堅企業がそこから抜け出せないのは、会社を変えられないから。

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2010年4月公開講座

笑顔がこわばる浅田真央…フィギュア表彰台

先ほど、フジテレビで「2010世界フィギュアスケート選手権」が放送(放映)された。
しかし、結果が分かっているせいか物足らない。
やはりライブに限る。

長洲未来は極度の緊張からか表情が硬く、体が全然動いていない。
憧れの浅田真央、キム・ヨナと優勝を争っている…。
インタビューで悔し涙を流した。
こうした経験を幾度も経て、世界のトップフィギュアスケーターに育っていくのだろう。

浅田真央は金メダル決定後の表情がとても険しかった。
インタビュー、そして表彰台で…。
笑顔がこわばっている。
心の底から喜んでいない。

私には、好調なキム・ヨナに勝ちたかったと言っているように見えた。
この子の真骨頂!
そうした気持ちを忘れなければ、浅田真央はまだまだ伸びる。
4年後、2014年ソチ冬季五輪で悔しさを晴らしてほしい。

冬季五輪のメダリストにとり、直後の世界選手権はライバルとの戦いの前に自分との戦いになる。
私は、そう思った。
男子も女子も同じ。
皆、オリンピックに照準を合わせてモチベーションとコンディションをピークに持っていく。

いったん緩んだ心と体をわずかな日数で立て直すのは、きわめて難しい。

その意味で、日本の高橋大輔と浅田真央のアベック金メダルは称賛、いや絶賛に値しよう。

以下は、午前中にアップしたブログ(内容に変更なし)。

                       ◆

午前1時、朗報!
浅田真央が2010年世界フィギュアで金メダルを獲得した。
高橋大輔に見事続いた。

私は競技が気になり、仕事が手につかない状態…。
多くの国民が関心を寄せる種目なのに、テレビ中継が行われていない。
インターネットで手に入る速報や情報に頼るしかない。
そして、結果の確定を受けて深夜にブログをアップした。

このブログは、それに手を加えたものである。

                       ◇

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
フィギュアスケート女子は、ショートプログラム(SP)の上位24選手によるフリープログラムが行われた。
2位の浅田真央が貫録を見せ、金メダルを手繰り寄せた。
7位のキム・ヨナ(金妍児)は大逆転ならず。
とはいえ、銀メダルに届いたのはさすが。

カナダ・2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリストのキム・ヨナはSPでつまずいた。
失敗を重ね、動きを止めることも…。
こんなキム・ヨナは見たことがない。
モチベーションを回復できず、コンディションが最悪…。
「ここに来て戦うのが怖かった」。
五輪女王の面影はなかった。

この間隙を突いて首位に立ったのが、米国の長洲未来。
16歳ながら五輪4位に食い込んだ実力の持ち主。
日本人の両親がすし店を経営する米国育ち。
もともとはゴルフを習っていたが、5歳のときに悪天候でスケートリンクへ遊びに行ったことがフィギュアの道に進むきっかけとなった。

以下は、フィギュアスケート女子の結果。

浅田真央はSPが68.08点、20番目に滑走したフリーが129.50点。
合計197.58点で1位。
本調子でなかったが、目立ったミスを犯さなかった。
これが最大の勝因。
場内は大歓声が沸き起こった…。

長洲未来はSPが70.40点、23番目に滑走したフリーが105.08点。
合計175.48点で7位。
ジャンプに安定感を欠き、最後のダブルアクセルで転倒した。
若さというか経験不足を露呈した。
SP1位のプレッシャーに押し潰されたか…。

キム・ヨナはSPが60.30点、15番目に滑走したフリーが130.49点。
合計190.79点で2位。
コンビネーションジャンプを軽快に決めていたが、途中、着氷で転倒して尻もちをついた。
さらに、バランスを崩して飛べないところも…。
試合後、失敗が五輪でなくてよかった、と。
さらに、長く厳しいシーズンが終わった安ど感を口にした。
国際大会の連勝は6止まり。

大会直前は宿命のライバル、浅田真央とキム・ヨナの対決にばかりスポットライトが当てられた。
キム・ヨナは大会直後にプロ転向が噂されており、二人の競演は見納めになるかもしれない。
日本での関心は、五輪の演技直後に号泣した浅田真央がリベンジを果たせるかどうか…。

しかし、SPでキム・ヨナが大きく出遅れたことで、興味の的は浅田真央と長洲未来の対決へ。
さながらロシア・2014年ソチ冬季五輪前哨戦!
キム・ヨナが復帰しなければ、長洲未来が浅田真央の最大のライバルとなる公算が高い。

浅田真央は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて波に乗った。
スピンやスパイラルも安定。
途中のトリプルアクセルが回転不足と判定されたが、全体を無難にまとめた。

浅田真央は、現時点では長洲未来より実力はかなり上であり、得点差がわずか2.32点だったこともあり、落ち着いて滑れたのでは…。
首位を逆転したわけでなく、首位が陥落した。
2大会(2年)振りに世界女王に返り咲いた。
ちなみに、日本選手で2度の優勝は史上初。
試合後、SPもフリーもパーフェクトに近い演技ができたことが一番うれしいと語った。
自分としては、出来は五輪よりいい。

SP11位の安藤美姫がフリーで巻き返し、合計177.82点で4位に入ったのは健闘。
3位(銅メダル)、フィンランドのラウラ・レピストとわずか0.80点差だった。
惜しい!
だが、彼女の頑張りにより日本女子は上位2選手の順位合計が13以内となり、2011年東京大会で「出場枠3」を確保した(日本男子も…)。
お疲れさま。

私は、3選手のだれが栄冠に輝いても不思議はないと思っていた。
とくにキム・ヨナは爆発的な得点力があり、怖い存在だったが…。

二人の直接対決は10戦で幕を閉じた(恐らく)。
浅田真央の4勝6敗(シニア限定)。
キム・ヨナは、浅田真央が胸を張って「勝てた」と言える状態に程遠かった。
それは真央自身が一番よく分かっているはず。
しかも得意のフリーで、絶不調のキム・ヨナの得点に及ばなかった。
0.99点差。
内心、ショックでは…。
浅田真央は、演技点で稼いだキム・ヨナと対照的に技術点を伸ばした。
ソチ五輪で金メダルを目指すうえで、採点システムに則ったスケーティングを極めることが課題だろう。

本大会フィギュアスケートは、男女とも日本勢が“世界王者”の歴史的快挙!
高橋大輔と浅田真央は五輪の無念をいくらか晴らせたか。

五輪メダリスト男女6選手のうち、直後の今大会に出場したのは3選手。
それくらい調整が難しい。
女王キム・ヨナは別人…。
このブログで述べたとおり、高橋大輔と浅田真央は精神力が強じんだ。
私は大きな拍手を送りたい。

高橋大輔よ、おめでとう!
浅田真央よ、おめでとう!
男女制覇よ、おめでとう!!

生中継の興奮に浸りたかったなぁ…。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。
⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

                     ◇

気が早いとお叱りを受けそうだが、2014年ロシア・ソチ冬季五輪(オリンピック)のフィギュアスケート女子を占ってみた。
私の希望的観測にすぎない。

金メダルは浅田真央、銀メダルは長洲未来、銅メダルは村上佳菜子。
実質、日本人が表彰台を独占!
これは凄いぞ。
しかし、キム・ヨナが復帰すると、順位予想がややこしくなる。
熱狂的なファンが放っておかないかもしれないなぁ…。

余談だが、私はキム・ヨナを金メダルへ導いたカナダのブライアン・オーサーコーチがだれを指導するのかも気になる。
案外、優勝争いに影響を与えそう。

私の注目は、何といっても先頃オランダで開催された世界ジュニア選手権で逆転優勝を飾った村上佳菜子。
フィギュア王国名古屋で、「真央2世」との呼び声が高い。
名古屋市立前津中学校3年生の15歳。
春から中京大学附属中京高等学校へ進学する。
浅田真央が通った道だ。
コーチも浅田真央が師事した山田満知子。
日本期待の新星!

コーチによれば、彼女は性格がおおらか。
負けず嫌いの浅田真央と対照的。
3歳からフィギュアを始め、ジャズ、ヒップホップ、バレエなども習い、どんな振り付けもこなせるのが強みらしい。
大きく伸びると、メダル争いに絡んでこよう。

私はソチがおおいに楽しみだ。
そちはどう思う?

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

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浅田真央歓喜、キム・ヨナ最終決戦に勝利!

午前1時、朗報!
浅田真央が2010年世界フィギュアで金メダルを獲得した。
高橋大輔に見事続いた。

私は競技が気になり、仕事が手につかない状態…。
多くの国民が関心を寄せる種目なのに、テレビ中継が行われていない。
インターネットで手に入る速報や情報に頼るしかない。
そして、結果の確定を受けて深夜にブログをアップした。

このブログは、それに手を加えたものである。

                       ◇

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
フィギュアスケート女子は、ショートプログラム(SP)の上位24選手によるフリープログラムが行われた。
2位の浅田真央が貫録を見せ、金メダルを手繰り寄せた。
7位のキム・ヨナ(金妍児)は大逆転ならず。
とはいえ、銀メダルに届いたのはさすが。

カナダ・2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリストのキム・ヨナはSPでつまずいた。
失敗を重ね、動きを止めることも…。
こんなキム・ヨナは見たことがない。
モチベーションを回復できず、コンディションが最悪…。
「ここに来て戦うのが怖かった」。
五輪女王の面影はなかった。

この間隙を突いて首位に立ったのが、米国の長洲未来。
16歳ながら五輪4位に食い込んだ実力の持ち主。
日本人の両親がすし店を経営する米国育ち。
もともとはゴルフを習っていたが、5歳のときに悪天候でスケートリンクへ遊びに行ったことがフィギュアの道に進むきっかけとなった。

以下は、フィギュアスケート女子の結果。

浅田真央はSPが68.08点、20番目に滑走したフリーが129.50点。
合計197.58点で1位。
本調子でなかったが、目立ったミスを犯さなかった。
これが最大の勝因。
場内は大歓声が沸き起こった…。

長洲未来はSPが70.40点、23番目に滑走したフリーが105.08点。
合計175.48点で7位。
ジャンプに安定感を欠き、最後のダブルアクセルで転倒した。
若さというか経験不足を露呈した。
SP1位のプレッシャーに押し潰されたか…。

キム・ヨナはSPが60.30点、15番目に滑走したフリーが130.49点。
合計190.79点で2位。
コンビネーションジャンプを軽快に決めていたが、途中、着氷で転倒して尻もちをついた。
さらに、バランスを崩して飛べないところも…。
試合後、失敗が五輪でなくてよかった、と。
さらに、長く厳しいシーズンが終わった安ど感を口にした。
国際大会の連勝は6止まり。

大会直前は宿命のライバル、浅田真央とキム・ヨナの対決にばかりスポットライトが当てられた。
キム・ヨナは大会直後にプロ転向が噂されており、二人の競演は見納めになるかもしれない。
日本での関心は、五輪の演技直後に号泣した浅田真央がリベンジを果たせるかどうか…。

しかし、SPでキム・ヨナが大きく出遅れたことで、興味の的は浅田真央と長洲未来の対決へ。
さながらロシア・2014年ソチ冬季五輪前哨戦!
キム・ヨナが復帰しなければ、長洲未来が浅田真央の最大のライバルとなる公算が高い。

浅田真央は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて波に乗った。
スピンやスパイラルも安定。
途中のトリプルアクセルが回転不足と判定されたが、全体を無難にまとめた。

浅田真央は、現時点では長洲未来より実力はかなり上であり、得点差がわずか2.32点だったこともあり、落ち着いて滑れたのでは…。
首位を逆転したわけでなく、首位が陥落した。
2大会(2年)振りに世界女王に返り咲いた。
ちなみに、日本選手で2度の優勝は史上初。
試合後、SPもフリーもパーフェクトに近い演技ができたことが一番うれしいと語った。
自分としては、出来は五輪よりいい。

SP11位の安藤美姫がフリーで巻き返し、合計177.82点で4位に入ったのは健闘。
3位(銅メダル)、フィンランドのラウラ・レピストとわずか0.80点差だった。
惜しい!
だが、彼女の頑張りにより日本女子は上位2選手の順位合計が13以内となり、2011年東京大会で「出場枠3」を確保した(日本男子も…)。
お疲れさま。

私は、3選手のだれが栄冠に輝いても不思議はないと思っていた。
とくにキム・ヨナは爆発的な得点力があり、怖い存在だったが…。

二人の直接対決は10戦で幕を閉じた(恐らく)。
浅田真央の4勝6敗(シニア限定)。
キム・ヨナは、浅田真央が胸を張って「勝てた」と言える状態に程遠かった。
それは真央自身が一番よく分かっているはず。
しかも得意のフリーで、絶不調のキム・ヨナの得点に及ばなかった。
0.99点差。
内心、ショックでは…。
浅田真央は、演技点で稼いだキム・ヨナと対照的に技術点を伸ばした。
ソチ五輪で金メダルを目指すうえで、採点システムに則ったスケーティングを極めることが課題だろう。

本大会フィギュアスケートは、男女とも日本勢が“世界王者”の歴史的快挙!
高橋大輔と浅田真央は五輪の無念をいくらか晴らせたか。

五輪メダリスト男女6選手のうち、直後の今大会に出場したのは3選手。
それくらい調整が難しい。
女王キム・ヨナは別人…。
このブログで述べたとおり、高橋大輔と浅田真央は精神力が強じんだ。
私は大きな拍手を送りたい。

高橋大輔よ、おめでとう!
浅田真央よ、おめでとう!
男女制覇よ、おめでとう!!

生中継の興奮に浸りたかったなぁ…。

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                     ◇

気が早いとお叱りを受けそうだが、ロシア・2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)のフィギュアスケート女子を占ってみた。
私の希望的観測にすぎない。

金メダルは浅田真央、銀メダルは長洲未来、銅メダルは村上佳菜子。
実質、日本人が表彰台を独占!
これは凄いぞ。
しかし、キム・ヨナが復帰すると、順位予想がややこしくなる。
熱狂的なファンが放っておかないかもしれないなぁ…。

余談だが、私はキム・ヨナを金メダルへ導いたカナダのブライアン・オーサーコーチがだれを指導するのかも気になる。
案外、優勝争いに影響を与えそう。

私の注目は、何といっても先頃オランダで開催された世界ジュニア選手権で逆転優勝を飾った村上佳菜子。
フィギュア王国名古屋で、「真央2世」との呼び声が高い。
名古屋市立前津中学校3年生の15歳。
春から中京大学附属中京高等学校へ進学する。
浅田真央が通った道だ。
コーチも浅田真央が師事した山田満知子。
日本期待の新星!

コーチによれば、彼女は性格がおおらか。
負けず嫌いの浅田真央と対照的。
3歳からフィギュアを始め、ジャズ、ヒップホップ、バレエなども習い、どんな振り付けもこなせるのが強みらしい。
大きく伸びると、メダル争いに絡んでこよう。

私はソチがおおいに楽しみだ。
そちはどう思う?

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浅田・長洲・村上、ソチ五輪表彰台独占へ!

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
フィギュアスケート女子は、ショートプログラム(SP)の上位24選手によるフリープログラムが行われた。
そして、2位の浅田真央が1位の長洲未来を逆転し、金メダルを獲得した。
7位のキム・ヨナ(金妍児)は巻き返しがならなかった。
とはいえ、銀メダルを獲得したのはさすが。

カナダ・2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)金メダリストのキム・ヨナはSPでつまずいた。
失敗を重ね、動きを止めることも…。
こんなキム・ヨナは見たことがない。
モチベーションを回復できず、コンディションが最悪…。
「ここに来て戦うのが怖かった」。
五輪女王の面影はなかった。

この間隙を突いて首位に立ったのが、米国の長洲未来。
16歳ながら五輪4位に食い込んだ実力の持ち主。
日本人の両親がすし店を経営する米国育ち。

以下は、フィギュアスケート女子の結果。

浅田真央はSPが68.08点、20番目に滑走したフリーが129.50点。
合計197.58点で1位。

長洲未来はSPが70.40点、23番目に滑走したフリーが105.08点。
合計175.48点で7位。
ジャンプが不安定。
最後のダブルアクセルで転倒。
若さというか経験不足を露呈した。
SP1位のプレッシャーに押し潰されたか。

キム・ヨナはSPが60.30点、15番目に滑走したフリーが130.49点。
合計190.79点で2位。
コンビネーションジャンプを快調に決めていたが、途中、着氷で転倒して尻もちをついた。
さらに、バランスを崩して飛べないところも…。

大会直前は宿命のライバル、浅田真央とキム・ヨナの対決にばかりスポットライトが当てられた。
キム・ヨナは大会直後にプロ転向が噂されており、二人の競演は見納めになるかもしれない。
日本での関心は、五輪の演技直後に号泣した浅田真央がリベンジを果たせるかどうか…。

しかし、SPでキム・ヨナが大きく出遅れたことで、興味の的は浅田真央と長洲未来の対決へ。
さながらロシア・2014年ソチ冬季五輪前哨戦!
キム・ヨナが復帰しなければ、長洲未来が浅田真央の最大のライバルとなる公算が高い。

浅田真央は、SPで回転不足と判定された、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて調子に乗った。
現時点では長洲未来より実力はかなり上であり、得点差がわずか2.32点だったこともあり、落ち着いて滑れたのでは…。
本来の演技を披露し、2大会(2年)振りの優勝を飾った。

私は、3選手のだれが栄冠に輝いても不思議はないと思っていた。
とくにキム・ヨナは爆発的な得点力があり、怖い存在だったが…。

二人の直接対決は10戦で幕を閉じた(恐らく)。
キム・ヨナは、浅田真央が胸を張って「勝てた」と言える状態に程遠かった。
それは真央自身が一番よく分かっているはず。
しかも得意のフリーでキム・ヨナの得点に及ばなかった。

本大会フィギュアスケートは、男女とも日本勢が世界王者の歴史的快挙!

五輪メダリスト男女6選手のうち、直後の本大会に出場したのは3選手。
それくらい調整が難しい。
女王キム・ヨナは別人。
高橋大輔と浅田真央は精神力が強じん。
私は拍手を送りたい。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

⇒2010年3月27日「浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?」はこちら。

                       ◇

気が早いとお叱りを受けそうだが、2014年ロシア・ソチ冬季五輪(オリンピック)のフィギュアスケート女子を占ってみた。
私の希望的観測にすぎない。

金メダルは浅田真央、銀メダルは長洲未来、銅メダルは村上佳菜子。
実質、日本人が表彰台を独占!
これは凄いぞ。
しかし、キム・ヨナが復帰すると、順位予想がややこしくなる。
熱狂的なファンが放っておかないかもしれないなぁ…。

余談だが、私はキム・ヨナを金メダルへ導いたカナダのブライアン・オーサーコーチがだれを指導するのかも気になる。
案外、優勝争いに影響を与えそう。

私の注目は、何といっても先頃オランダで開催された世界ジュニア選手権で逆転優勝を飾った村上佳菜子。
フィギュア王国名古屋で、「真央2世」との呼び声が高い。
名古屋市立前津中学校3年生の15歳。
いよいよ中京大学附属中京高等学校へ進学する。
浅田真央が通った道だ。
コーチも浅田真央が師事した山田満知子。

この子は性格がおおらか。
3歳からフィギュアを始め、ジャズ、ヒップホップ、バレエなども習っており、どんな振り付けもこなせるのが強み。
大きく伸びると、メダル争いに絡んでくる。

私はソチがおおいに楽しみだ。
そちはどう思う?

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浅田真央vs長洲未来…ソチ五輪前哨戦?

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
フィギュアスケート女子は、ショートプログラム(SP)が始まる。
バンクーバー冬季五輪金メダリスト、韓国のキム・ヨナ(金妍児)は51番目に滑走(10組)。
銀メダリストの浅田真央は45番目に滑走(9組)。
浅田真央は、SPで自己最高を記録した五輪と滑走順が同じ。
精神的にゆとりを持てそう。

浅田真央は高橋大輔と同様、五輪後に体重が2キロ増えた。
が、打倒キム・ヨナを胸に現地入りし、調子を上げている。
本人によれば、体のキレが戻り、エンジンがかかってきた。
練習ではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をほぼ決めるなど、まずまずの仕上がり。

二人の直接対決は10戦目となる。
ともに人気と実力が図抜けており、同年齢ゆえに注目が余計集まる。
このところキム・ヨナが4連勝、しかも最近は圧勝。
浅田真央は大きく成長したが、キム・ヨナはそれをはるかに上回った。
現時点での実力差は小さくない。

荒川静香によれば、五輪直後のコンディションづくりは、好成績を収めた選手ほど難しくなる。
一番つらいのは、金メダリスト。
キム・ヨナは韓国の報道によれば、後遺症が深刻らしい。
周囲に「出たくなかった」とこぼしており、モチベーションを高められない。
だが、練習では2連続3回転ジャンプなどを軽快に跳んだ。
こちらも調子を徐々に上げている。

キム・ヨナは本大会の終了後にプロフィギュアスケーターへの転向が噂されている。
アイスショーでの活躍だ。
ボディガードなしには外出できないスターであり、タレントなどとしても十分にやっていけそう。
世界選手権が宿命のライバル・浅田真央との最後の対決になるのだろうか。
二人の競演はこれが見納め?

浅田真央にとってはこれを逃すと、雪辱を果たす機会は訪れないかもしれない。
優勝すれば2大会(2年)振りとなる。
はたして勝負の行方は?
両選手は“ぶっつけ本番”に近い状態でアイスリンクに立つ。

私の注目は、米国の長洲未来。
50番目に滑走。
日本人の両親を持つ16歳、五輪4位の新鋭。
彼女は、ロシア・ソチ五輪で浅田真央の最大のライバルとなる可能性が高い。
もっとも、キム・ヨナが祖国の期待を背負って復帰するかもしれないが…。
浅田真央は長洲未来の演技にも無関心でいられない。

フィギュアスケート男子は、高橋大輔が今季世界最高となる得点で金メダルを獲得した。
「楽しく滑ることができた」。
私は浅田真央にリベンジという言葉を忘れてほしい。

…と、ここまでは昨夜したためた。

                       ◇

ショートプログラム(SP)が終わった。
長洲未来は70.40点で1位。
浅田真央は68.08点で2位。
キム・ヨナは60.30点で7位。

浅田真央はトリプルアクセルが回転不足と判定された。
が、いい位置につけている。

キム・ヨナは重症。
彼女も人の子だった。
ジャンプやスピン、スパイラルでミスが相次いだ。
五輪とは別人。
とはいえ、長洲未来まで10.10点差。
これくらいなら軽く引っ繰り返す実力を備えているのは確かだが、精神面はどうだろう。

キム・ヨナは五輪で燃焼し尽くした。
「もうすべてのタイトルを手にした…」。
本大会に出場する動機を見出せず、意欲を失った。
裏を返せば、五輪ではそれだけ重圧がかかった。
何せ国民の応援が尋常でない。
ブライアン・オーサーコーチは、自身が1988年カルガリー冬季五輪(銀メダル)後に同じ経験を味わったことを伝え、キム・ヨナを慰めているという。

本大会、五輪銅メダリスト、カナダのジョアニー・ロシェットは欠場した。
フィギュアスケート男子でも、五輪金メダリスト、米国のエヴァン・ライサチェク、銀メダリスト、ロシアのエフゲニー・プルシェンコも欠場した。
皆、心身ともにボロボロなのだ。
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)でも、イチローや松坂大輔などが大きなダメージを受けた。
彼らはプロだ。

これを考えると、高橋大輔と浅田真央は立派の一言。
精神力が非常に素晴らしい。
尊敬に値する。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

⇒2010年3月26日「高橋大輔、日本男子初の金メダル!」はこちら。

私は、3選手のだれが栄冠に輝いても不思議はないと思う。
長洲未来、浅田真央、キム・ヨナの三つ巴の優勝争いになると、会場はヒートアップする。

                       ◇

SPの上位24選手によるフリープログラムは、27日に行われる。
長洲未来は23番目に滑走。
浅田真央は20番目。
キム・ヨナは15番目。
出遅れたキム・ヨナは最終組の1つ前。

浅田真央の現在があるのは“勝ち気”だから。
しかし、もう一度述べれば、浅田真央は演技を楽しむとの気持ちで臨んでほしい。
キム・ヨナを意識するより、純粋に頂点を目指したほうが結果はよいはず。
仮にキム・ヨナに勝ったとしても、彼女のいまの状態では喜びも半減だろう。
また、そうでないと、実力では自分より劣る長洲未来に金メダルをさらわれる。

バンクーバー冬季五輪で、浅田真央は周囲をはばからず大粒の涙を流した。
痛ましかった…。
私は浅田真央の会心の笑顔を見てみたい。
最良の演技を心より願う。

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子ども手当と高校無償化で景気回復へ

私は年明けの二番底を覚悟していた。
経済の先行きを見通す能力がまるでない。
まあ、経営者やコンサルタントの端くれとして、最悪の状態を想定する習慣が身についていることもある。
よくなる分には困らないからだ。

私は、2月下旬頃から街角景気がにわかに改善している印象を持っている。
いま暮らすのは、横浜・港北ニュータウン。
一昨年の秋以降、閑古鳥が鳴いていた商業施設に客が戻りつつある。
いわゆる「節約疲れ」のせいか、消費に動いている。
私たちは財布のひもを縛りつづけることができない?
依然として将来に不安を抱えており、節約志向は続く。
が、ちょっぴり高級な商品が売れはじめた。
住宅ローンを抱える私は、デフレに歯止めがかかってくれると一番うれしい。

振り返れば、輸出中心の製造業は一足早く底を打ち、上昇へ転じた。
ところが、内需主体の流通業やサービス業は地獄を這いずり回っていた。
まもなく2010年度予算が執行される。
民主党政権が家計へダイレクトに還元するので、景気回復に一段と弾みがつく。
商業施設の活況は、それを先取りした動きでは…。

民主党政権は、子育てのコストを社会全体で負担するように向かう。
私は前妻の3人の子どもを養い、再婚後の1人の子どもをいま養っている。
昔は自分が食べていくのさえ大変であり、しかも収入の不安定な自営だったので、妻を含めた4人を賄うのは苦労だった。

税金で子育てを支援すべきか、異論もあろう。
しかし、急激な少子化を防止しないと、社会の制度やシステムが相次いで破綻してしまう。
政策としての優先順位は低くない。
私たちも発想の転換が必要だろう。

子育て手当支給、公立高校無償化へ。
わが家にも対象となる子どもが1人いて、とても助かる。
だが、最大の問題は、原資がないのにばら撒くこと。
鳩山由紀夫首相は、現世代は「友愛」、次世代は「憂哀」の路線を堅持し、財政問題を先送りする。
選挙戦で不利になると思えば、消費税の議論も避ける。

私は、現状の民主党政権では日本を著しく衰退させると考える。
とくにひどいのは、首相。
国難だというのに、情緒はあれど戦略も方針もない。
責任を負う気がないので、閣僚への指示はファジー。
ゆえに、閣内が不一致というよりバラバラ…。
リーダーにまったく相応しくない。
民主党は国民新党と社民党と連立を組んだ段階で、前途多難。
必要に応じて公明党とみんなの党と協力を行えば、参院対策は十分だった。
私は内閣総辞職を望む。

先の3連休、我が家の近く、センター北地区の「ノースポート・モール」「ルララこうほく」は久し振りにクルマの渋滞ができた。
大渋滞でないが…。
広大なフロアにもかかわらず、子ども手当を待ち侘びる家族連れの買い物客で賑わった。
上機嫌の私は「鳩ぽっぽ」を口ずさんでいた。

豆がほしいか、そらやるぞ。

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2010年4月公開講座

高橋大輔、日本男子初の金メダル!

イタリア・トリノで開催されている世界選手権。
そのフィギュアスケート男子で、関大大学院の高橋大輔が日本男子初となる金メダルを獲得した。
過去最高は同選手が2007年大会で獲得した銀メダル。
冬季五輪での銅メダルも同選手が初。

高橋大輔はショートプログラム(SP)に続いてフリーでも1位となり、合計257.70点をマーク。
今季世界最高!
SPは89.30点、フリーは168.40点。
カナダのパトリック・チャンに10点以上の大差をつけ、圧勝した。

アイスリンクにイタリア映画「道」のテーマが流れる。
高橋大輔は出だし、大技の4回転フリップで着氷。
大会史上初挑戦。
本人によれば跳ぶ際につまずき、完璧でなかった。
判定は惜しくも回転不足。
3回転ジャンプを次々と決め、終盤のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も余裕で成功。
観衆の手拍子に応えるように、世界一のステップを披露した。
会場を感動の渦に巻き込む見事な演技!

高橋大輔は自己評価が厳しく、出来に満足していない。
が、米国のエヴァン・ライサチェクがロシアのエフゲニー・プルシェンコを破ってバンクーバー冬季五輪で優勝したときの得点を上回った。
非常に立派だ。

高橋大輔は、練習不足で体重が2キロ増えた。
体調は決してよくなかった。
五輪後にもう一度モチベーションを高めるのは大変だったろう。
実際、金・銀メダリストが揃って世界選手権を回避した。

このブログで述べたが、高橋大輔の精神力の強さは図抜けている。
それは、本人がテレビ番組で五輪を振り返ったとおり、「けがのおかげ」。

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

世界王者、おめでとう!

早速、フジテレビの「とくダネ!」に満面の笑顔が映し出された。
小倉智昭とのやり取りが楽しかった。
勝利の瞬間、高橋大輔は泣かなかったが、小倉智昭は泣いた。

同番組で、荒川静香はメダリストが五輪後の世界選手権にベストコンディションで臨む難しさを語った。
確か、彼女は即引退。
プロフィギュアスケーターとしてアイスショーの舞台で活躍することにしか価値を見出せなかった。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

                       ◇

いよいよ、浅田真央がフィギュアスケート女子に登場する。
負けず嫌いな彼女のことだから雪辱を誓っていよう。
モチベーションは、そしてコンディションは…。

⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。

高橋大輔から浅田真央へ、金メダルのリレーが行われる?

韓国のキム・ヨナは「出たくなかった」とさかんにこぼしている。
とても正直な子だ。

しかし、真剣に競技に挑む浅田真央に対して失礼な話。
また、大会と観客に対しても…。
出場すると決めた以上、口にしてならない言葉でないか。

しかも、二人は同年齢のよきライバルだ。
互いの存在が刺激となり、今日を成した。
その最後の対決になるかもしれないのだから…。

⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。

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知識と気づきの違い…MBA授業

日本は衰退が進んでいる。
これが長期化すると、凋落が決定的になる。
西欧から私たちはエコノミックアニマルとからかわれながら、経済大国を築いていった。
もともと時代が右肩上がりで、企業は成長余地が大きかった。
が、いまや右肩下がり。
頑張るものの、成長が難しい。
規模の縮小を止めるのが精一杯…。

巷に優良企業がないわけでないが、それはおもに経営に長けているからだ。
先人などだれかがつくったビジネスを踏襲したり利用したりして、それをうまく回している。
昨今の環境下で黒字を実現するのは立派だ。
また、雇用に貢献しているのも事実だ。
私はこうした経営者を尊敬する。
しかし、旧来のビジネスで数字を伸ばしているとしたら、どこかの会社から社員が移っているはずだ。
雇用の確保は認められても、創造に至らない。
既存企業の好業績は、そこに革新的な取り組みがなされていようと結局、広い意味での「管理」の勝利でないか…。

日本では有望なビジネスが芽生えるとか新しい産業が育つとか、次なるうねりがなかなか湧き起こらない。
とくに世界に通用するもの。
先行きに希望を見出しにくい。

その原因として指摘されるのは、私たちが「創造」を不得手とすること。
まったくそのとおり。
しかし、それ以上に苦手なのは「破壊」である。

つくろうとすると難しい。
実際、創造らしい創造はきわめて限られる。
ところが、先に壊してしまえばつくらざるをえない。
破壊が創造をもたらす。
この認識が重要だ。
私は、破壊があるから創造があると考える。

言い換えれば、評価すべきは、挑戦による失敗である。
私が知る範囲では、天才が幸運に恵まれた場合にしか成功が先行しない。
多くの失敗の向こうにわずかな成功があるのでないか。
そして、この成功が次の社会や世代を支える。
むろん、いま手に入れている成功が次の社会や世代を支えるわけでない。

私は、とりわけ成熟社会や飽和市場において大事なのは「破壊」だと思う。
まして、行き詰まりが顕著になり、閉塞感が覆っているとしたら…。

では、なぜ破壊できないか。
教育の堕落だ。

本来有為の人材が知識を持つのと引き換えに覚悟を失ったからだ。
例えば、わざわざMBAに入り、起業コースで学んだ挙げ句、行動を起こさない学生がほとんどである。
中途半端…。
評論家になれない評論家ばかり。
それが言いすぎだとしたら、自分が携わる仕事をうまくやろうとする人ばかり。
志が低い…。

創造は凶暴であり、たいていは知性と馴染まない。
そして、成功は創造の報酬である。
正確に述べれば、成功は失敗の報酬である。
ゆえに、成績と成功の間にたいした相関関係はない。

教育の目的は、失敗する人材を社会へ送り込むことだ。
それを第一に担うべきはMBAである。

人は怖くて壊せない。
ゆえに、新しい何かを生み出せない。
経営者の集まりでさえ守りに汲々とする人ばかりで退屈極まりない。
会社が縮むわけだ。
私は、いくつかの経済団体の会合に顔を出したことがあり、化石となっている現実を思い知らされた。
この人たちはいったいいつの時代に生きているのか。

破壊はエリートの特権。
MBAの学生の使命はそれ。
私がアルバイトの時給くらいで講師を引き受けた理由も、壊せる人材を育てたかったから…。
優れたリーダーに日本を救ってほしい。

学生に強調しているのは、「授業を信じるな」。
社会人大学院の基本は実学のはず。
にもかかわらず、例えば起業関連講座の教授や講師が失敗していない。
大問題!
なぜなら、教えることを仕事にしているからだ。
失敗しようがない。
大丈夫、人は行えば、しくじる。
私は断言する。

授業は、自ら考える材料かきっかけにすぎない。
ありがたがって教わっている学生を見ると、がっかりする。
「MBAを取得したい」。
大学や大学院の卒業資格の延長と考える学生も…。

「私の授業など取るに足らない」。
これを冗談と受け止められては困る。

さらに、私が辛くなるのは、自分の持つ知識や技術、手法の豊富さを誇る学生である。
悲惨極まりない。
知識や技術、手法は、そもそも頭の悪い人のためにある。
自ら考えられる人には不要の代物、無用の長物。
この程度のことは子どもでも分かるが、MBAの学生には分からない。
それらを身につけると、創造から遠ざかる。

守っていく力と壊していく力がせめぎ合わない社会は不幸である。
健全性、そして活力が失われていく。
ダイナミックな息吹が感じられない。

失敗と破壊を忌み嫌う日本は、どこまでもすたれ、どこまでも貧しくなる。
凋落は決定的だ。

私自身の生き方や働き方について述べれば、守ってうまくいくより、壊してしくじるほうがしっくりする。
前者に喜びや価値をそれほど見出せない。
もちろん、壊してうまくいくように努力を払ってきたが…。

                       ◇

先頃、私は三菱UFJ東京で「提案営業」の公開セミナーを行った。
あくまで営業強化・再建を主眼としている。

終了後、私は受講者のアンケート用紙をめくり、跳び上がりそうになった。
そこには簡潔な印象がポツンと記されていた。
「破壊と創造を感じた」。

営業セミナーなので、そうした言葉を用いていない。
これは鋭い指摘だ。
剛速球の評価を寄せてくれた。

私は、この仕事をやっていてよかったと思った。
うれしい・・・。

社会にしても企業にしても暮らしにしてもうまくいっていないのに、皆が守ろう守ろうとする。
私はせめてそうした姿勢を突き崩したい。

                       ◇

きょうのテーマと密接に関連するブログとセミナーは以下のとおり。
世界的建築家・安藤忠雄とユニクロ・柳井正を例題に引き、成功のキモを探った。

⇒2009年11月9日「安藤忠雄・柳井正、成功の条件(再録)」はこちら。

このブログに対し、社長からコメントが寄せられた。
「失敗の大切さに気づきました」。
読んでくださったことに感謝しつつ、このコメントは間違いだと思った。
正しくは、「失敗の大切さを知りました」。
私は失敗の大切さを述べており、そのまま。

「知る」と「気づく」の違いが分からない人が圧倒的大多数だ。
「気づき」の最大の特徴は、それを境にして劇的に行動が変わること。
ときに風景が変わる。
一生で0〜3回くらいか。
ごくささやかな気づきは、一年で0〜3回くらいか。
めったにないのが普通だろう。

私たちが気づきを得られるなら、それはもう目覚ましい成長を遂げる。
人の行動を変えさせるのは、気づきレベルに達した認識だけである。
知識はそうでない。
いくらか行動をよくするのが関の山。
自分の成長を遅らせたいと本気で願うなら、知識を得るのがベストだ。

「失敗しないことは努力していないことだと気づきました。あすからどんどん失敗します」。
これはOK。
私はときめく。
が、現実にはこうしたコメントは寄せられない。
それは、知識が行動と交わらないと気づきに変わりにくいこととも関係する。

私は、しくじらない人はサボっている人だと思っている。
まったく評価しない。
できそうなことに甘んじていたり、似たようなことを繰り返していたりするのだろう。

当然ながら、失敗がもっとも必要なのは社長だ。
でなくては、会社を伸ばしていけるはずがない。

今日の経営者の最大の仕事は、会社を変えることだ。
マネジメント、マーケティング、ビジネス、事業、商品、営業・販売…。
変えられない社長は、無能だ。

和田創講演TV人生編「成功の条件を考える」はこちら。
ユーチューブの数分の動画だ。

                       ◇

私はこのブログにおいて「破壊と創造」「知識と気づき」「社会人の学習法」「起業」などについて幾度も述べている。
どうか参考にしていただきたい。

ちなみに、起業とは名刺をつくることである。
気づけない人があまりに多い。

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2010年4月公開講座

2011年新卒就活、勝負名刺の作成技法

私はきのうのブログ「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」において、学生や社会人が就活専用名刺をつくることの重要性を説いた(文字数が多すぎて「ヤフーブログ」は受け付けてくれなかった)。
日本経済はどん底を脱したが、雇用は依然として冷え込んでいる。
採用抑制を打ち出す企業も少なくない。
会社(就職)説明会、書類選考、面接で大勢のライバルとぶつかりながら勝利を収めなくてならない求職者は大変だ。

すでに述べたとおり、還暦目前の私はサードキャリアへ挑戦する。
要は、転職(商売替え)。
目指しているところが高く、多大な困難は覚悟している。
そこで、就活専用名刺を作成することにした。
職業人生の“勝負名刺”。

その原稿が午前2時頃ついに完成した。
読者へ約束したので、「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」にPDFをアップした。
ぜひご覧いただきたい。
印刷会社に入稿する前の状態だ。

この名刺は、新卒・第二新卒、中途の就活において強力な助っ人となる。
また、正社員になるとかキャリアアップを図る場合において絶大な援護射撃となる。

私の名刺は時間が限られ、印刷も急いでいるので、原稿は完璧に程遠い。
やむをえない…。
4月中旬には就活をスタートさせたいのだ。

なお、サンプル(見本)を見て、こう思う読者がいるかもしれない。
「あなたは社会人としてそれなりの実績を残してきたから、こうした名刺がつくれる」。
それは間違いだ。
もっとも大事なのは、自分がこれまで懸命に生き、働き、交わり、学び、遊んだこと。
そう、名刺にうたうべき中身があるかどうかが問われる。
半生をぼんやりと過ごしてしまった人は難しいのでは…。

大丈夫、仕事の経験のない学生でも素晴らしい名刺をつくれる。
ただし、作業としては苦労が大きい。
私は、ない知恵を絞ったので、くたくた。

当然、原稿作成のプロセスで自己対峙・自己検証、自己発見・自己認識などが可能になる。
ここがきわめて重大!
己を知らなくては、正しい就活を進められない。

さらに、それらは面談・面接の際に話材・話題とすることができよう。
私はこの名刺で午前10時から午後5時まで語れる。

とりわけ2011年新卒学生に言いたい。
就職戦線は熾烈だ。
人気企業や一流企業、大手企業を希望する人ほど、ライバルとの差別化が欠かせない。
リクルートに特化したオリジナル名刺をつくりなさい。
自分にとり理想の会社で働けるなら、この名刺にかけた手間もコストも瞬時に回収できる。

実社会への入口。
学生よ、最初の頑張りどころだ!

⇒2010年3月23日「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」はこちら。

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新卒・中途就活で面接官の心をつかむ

新卒の就職内定率は8割(2月1日現在)。
この数字がそれほど変わらないとすると、学生の5人に1人は就職できないことになる。
まさに「就職氷河期」という形容がぴったり。
4年間大学へ通った本人はもとより、それを支えたり助けたりした親も辛かろう。
2010年度に続き、2011年度も就職戦線は暴風波浪警報が発令される。
雷雨竜巻警報が解除された程度…。
たいした改善は見込めない。

自分が就職活動(就活)を行う時期は好況か不況か。
それにより人生を左右されかねない。
社会への第一関門で、運不運の落差はあまりに大きい。
したがって、「就職浪人」が出てくるのも不思議はない。
学生の多くは卒業資格を取り、一流企業や優良企業へ“就社”するために進学したのだから…。

2011年度向けの会社説明会・就職説明会では、焦る学生の参加申し込みが殺到している。
ホームページ(HP)につながったと思ったら、すでに定員締め切り。
いわば門前払いの状態。
企業側は説明会の出席と採用は無関係としているが、鵜呑みにできまい。
選考本番は来月だ。

                       ◇

毎年、新聞などで学生の「就職人気(希望)企業ランキング」が発表される。
私は、どうしてこんな会社が入っているのかと、しばしば不思議に思う。

学生は、学校については「偏差値ランキング」を尺度とし、上位校に合格すると「いい学校に入れた」と誇らしかった。
就職についてもその延長線で考えている節がある。
上位企業に内定すると「いい会社に入れた」。
根拠はほとんどない。
いい会社とは、自分にとりいい会社のこと。

いまの学生がリタイアする頃には、年金の支給開始は70歳くらいになろう。
それまでに潰れる会社、飲み込まれる会社が少なくない。
それを免れても、大手企業ほどグループ企業(子会社、関連会社)への出向、それも片道切符が増える。
もはや終身雇用など期待できない。

このご時世では、確かに就職は大変だ。
しかし、だからこそ、学生は世間の常識や固定的な観念をリセットし、自身を冷静に見詰め直したうえで進路を賢く選択しなくてなるまい。
就職よりはるかに大変なのは、長期化する職業人生を楽しんでいくことだ。

                       ◇

私は、どの会社に就職するかにより人生の運不運を左右されると述べた。
話をシンプルにするため、そうした表現を用いた。
厳密に言えば、この意識や発想が他力依存である。

自分が入りたいと願う会社は皆もそう思うので、競争率が跳ね上がる。
希望する会社から内定を取り付けるのは至難だ。

そこで、私が新卒学生や中途求職者に奨めたいのは、個人名刺の作成である。
就活専用!
ただし、巷に流通する名刺はまったく参考にならない。
多くは看板やブランドが確立した著名企業の名刺を手本にしている。
自分の身分証明書と連絡先カード代わり。
これを中堅・中小・零細企業の社員(有名大学以外の学生)がマネしても無能を露呈するだけ。
就活はままごとでない。
逆効果。

名刺作成では、ライバルとの明確な「差別化」が条件。
膨大な応募者のなかで、自分がいかに希望企業の人事(採用)担当者、そして役員の心をつかむか。
会社説明会で、書類選考で、入社試験(面接)で…。
一連のプロセスを確実に勝ち抜ける名刺を考えてほしい。

名刺のよさは、スタイルが確立していること。
つまり、世間に通用するベーシックツールだ。
相手に丁寧に受け取られ、保存してもらえる。
名刺の恩恵を最大限に享受するには、スタイルの制約を尊重するのが賢明であり有利。
では、どうするか?

決め手の一つは、内容の打ち出しによる差別化。
ヒントを明かせば、自分のシーズ(強み)と相手のニーズ(課題)の“接点”となる名刺をつくることだ。
面接官がこれを認めたとき、内定を出す。
そう、“縁”。
「彼のこうした強みは、当社のこうした課題に役立つ」。
学生は採用決定に至る論理的なメカニズムを理解せよ。
そのため、自分は何を行えるか、それは相手に何をもたらすか、志(セリングポイント)と効用(ベネフィット)の両面から訴える。

当然だが、学生自身が“接点”を思い描けない企業は、仮に内定が出ても入社していけない。
それ以前に応募していけない。
なぜなら自分を生かせず、ゆえに自己実現を果たせないからだ。
人気企業の門をくぐった時点で終了。
職業人生における最大の不幸…。

たかが「名刺」と侮るな。
名刺を笑う学生は、就活に泣かされる。
渾身の知恵を絞った名刺は、絶大な威力を示す。

私は、己の意志と責任で新しい道や局面を切り拓こうとする人は、オリジナルの名刺をつくるべきだと考える。
俗っぽい言い方になるが勝負下着、間違えた“勝負名刺”。
魅力的に迫れ!
あなたが創意と工夫を真剣に加えるなら、目の前の扉は開けられよう。
とりわけ難関?企業を突破したい学生は、リクルートに特化した名刺を準備せよ。

                       ◇

先日のブログ「講演一本で食べる…講師稼業の懐事情」で述べたとおり、還暦目前の私はサードキャリアを楽しもうと、年明けに「転職」に挑む決意を固めた。
無謀!
もう後に引き返せない。

⇒2010年3月16日「講演一本で食べる…講師稼業の懐事情」はこちら。

私が就活(業務受託活動)を本格化させるのは、2010年4月以降だ。
手始めに、専用名刺を作成した。

これまでの説明だけではイメージが湧きにくいと思うので、まもなく印刷会社へ発注する名刺(原稿状態)を紹介しよう。
私なりの合理的な気づきに基づいて設計した3つ折り。
この3つ折りこそ、「和田創方式 名刺セオリー&フォーム」と自負するところ。
理論と実践を高次元で融合させたつもり。
ソフトは「ワード」を用いた。
原稿は完璧でなく、時間が許せば入稿直前に修正を施すかもしれない。

「和田創 転職活動(リクルート)専用名刺」はこちら
実際の仕上がりでは、株式会社和田創研とNPO法人営業実践大学のマーク(ロゴタイプ)を入れる。

先の3連休に原稿状態で東大生や東大大学院生などに見せたが、皆興味津々。
「おれもつくってみようかな…」。
反響は驚くほど!
就職戦線でライバルより断然優位に立てると踏んだようだ。

実は、この名刺はその場に留まらず、相手へ渡した後で利いてくる。
すなわち、自分の手を離れても、自分の代わりに就職活動を行ってくれるのだ。
人事(採用)担当者や役員をとらえ、しかも彼らに振り返ってもらえる名刺はいったいどれほどあるだろう。
ぜひ本命の会社から内定を取り付けてほしい。

                       ◇

私は営業分野のコンサルタント・講師である。
長らく公開セミナーなどで参加者に強調してきた。
「就活とは、自分という商品の営業活動にほかならない」。
「職業人生とは、自分という商品の営業活動の経緯と結果、つまり歴史にほかならない」。
「それが、いまのあなただ」と…。

会社説明会は、営業活動では「ファーストコンタクト(初訪問・初対面)。
面接試験は、営業活動では「プレゼンテーション(商談)」。
新卒学生が就職氷河期に成果を収めるには、広い意味でのセールスマインドとセールススキルが欠かせない。

私の名刺サンプルを見ていただいたか?
できてしまえば何のことはない。
しかし、この名刺には「供給>需要」の状況下における営業の要諦をしっかりと押さえた。
基本となる思想を土台に敷き、それに則した技術を肉付けしていった。
また、19項目に及ぶ細かなテクニックを駆使している。

私は思う。
大学の学生課(就職課)が主催する就活のための名刺作成セミナーはどうか。
多くの大学は少子化で学生集めに苦慮しており、就職実績を高めることが生き残りの条件になってきた。
知人に名刺作成の専門家、福田剛大氏がいる。
私は彼と組んで、日本中の専門学校、短大や大学、大学院、MBA(大学院大学)などで、「就職氷河期を勝ち抜く名刺作成法」を絡めて、学生を支援する特別授業(講義)を行いたくなった。
むろん、テーマは「職業人生に幸福をもたらす就職活動」。
入社後の自己実現を見据えることは言うまでもない。

私は4月上旬にMBAの入学式に出席するので、学生の意見も聞いてみたい。

                       ◇

勘のいい方はお分かりと思う。

「和田創方式 名刺セオリー&フォーム」は、新卒(学卒)はもとより中途の就活に非常に有効だ。
なかでも地位や報酬などの待遇の向上を目指す「キャリアアップ」に打って付け。
また、第二新卒に必須。
企業の見方は厳しく、それを跳ね返せなくては再就職を叶えられまい。
さらに、派遣やパートから抜け出し、正社員になりたい人に最適。
待遇の改善を図られ、雇用の安定度も高められる。

人材会社などが主催する転職活動のための名刺作成セミナーはどうか。
セオリーとノウハウに関するレクチャーで2〜3時間。
これは講演タイプ。
希望によりワークショップ(実習)を加えると計6〜7時間、丸1日。
これは講演+研修タイプ。
きわめて実践的かつ具体的なカリキュラムだ。

なお、私は就活専用名刺を印刷会社へ発注する。
しかし、投資が難しい学生や社会人はパソコンの原稿を高精度プリンターで高級紙に出力してもよいのでは…。
このやり方だと、本命企業2〜3社に限ってカスタマイズを行うなどして、成功率を一段と向上させられよう。

                       ◇

このブログといくらか関連する講演をピックアップしてみた。
いずれもユーチューブの数分の動画。
学生と社会人の学習、職業人生の成功などについて述べている。
自身の見直しと活性化、革新につながると思う。

和田創講演TV人生編「成功の条件を考える」はこちら。

和田創講演TV教育編「学校がつぶれる」はこちら。

和田創講演TV人生編「社会人の学習法」はこちら。

和田創講演TV人生編「名言好きのあなたへ」はこちら。

和田創講演TV人生編「こだわりととらわれ」はこちら。

和田創講演TV人生編「人手と人材の違い」はこちら。

和田創講演TV人生編「職業人生の頂点へ」はこちら。

和田創講演TV人生編「リストラの判定法」はこちら。

和田創講演TV人生編「自己実現の極意」はこちら。

和田創講演TV人生編「自己実現の極意2」はこちら。

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2010年4月公開講座

民主から自民を跳び越え「みんな」へ

鳩山内閣の支持率が発足直後の半分にも満たない30パーセント近くに急落した。
危険水域・・・。
有権者の不満と不信が募った結果だ。

私は当初から「政権交代」の意義を感じていたが、民主党政権に期待を持てなかった。
マニフェストに迎合が目立ち、しかも「財源は心配するな」と大見えを切った。
要は、「高福祉・低負担」。
選挙演説は「高福祉・ゼロ負担」へエスカレート。
世の中にそんなうまい話はない。

有権者の心は「友愛」から一気に離れた。
しかし、「解党的出直し」を誓ったものの変化のさっぱり見られない自民党を参院選で圧勝させることもないだろう。
何せ「全員野球」「一致団結」がスローガンという最悪の総裁をいただいたまま。
自民党に愛想を尽かしている。

こうした背景で、有権者の支持が民主党から自民党を飛び越え、「みんなの党」へ向かいはじめた。
私は昨夏の衆院選でも同党を支持し、現時点でも同様。
が、満足しているわけでない。
議席が少なく、カネもないせいか、活動が鈍く、存在感が薄い。
はっきり言って物足らない。
みんなの党の支持率急上昇は、多くの有権者が政党を選びようのない状況の裏返し。
積極的な意思でない。

自民党(議員)に説得力のある動きが出てこないかぎり、参院選で勝利するのはやはり「みんなの党」になろう。

                       ◇

2010年参院選(予想)に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年2月2日「自民惨敗、みんな躍進…参院選予想」はこちら。
⇒2010年2月17日「渡辺喜美みんなの党勝利…参院選予想」はこちら。
⇒2010年3月17日「歴代最低の総裁が自民党を消滅させる」はこちら。

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マリーンルージュ横浜クルージング

私は昔、買い物のポイントが貯まり、東京湾クルージングのアフターヌーンクルーズ券と引き換えた。
仕事と家事、育児で疲れていた妻にあげたかった。
妻と子、友人と子の4人が日の出ふ頭から乗り込んだ。
それなりに楽しめたとのこと。
人はときどき心のビタミンが必要だ。
食事はなく、コーヒーかティーがつく。
二人から様子を聞き、私はディナークルーズを一度味わってみたいと思った。

そして以前、その機会に恵まれた。
私はコンサルタントという仕事柄、企業経営者とのつきあいが多い。
私が仕事で頑張ったせいか、放っておかれる家族が気の毒になったせいか、顧客がディナークルーズ券をプレゼントしてくれた。
ただし、「マリーンルージュ横浜クルージング」。
社長は、会社は東京だが、自宅は横浜。
時間のない私は、むしろ地元がありがたかった。
ランチクルーズとディナークルーズでは景観もさることながら、食事への期待度が違う。

乗り場は横浜・山下公園桟橋。
手前の山下公園は昔、屈指のデートスポットだった。
目の前の「ザ・ヨコ(ザホテルヨコハマ)」は週末、大勢のカップルで賑わい、宿泊の予約が難しかった。
このホテルは「ザヨコハマノボテル」を経て「ホテルモントレ横浜」に名称が変わった。
経営母体が移ったのだ。

ホテルモントレ横浜では、旧米国領事館の雰囲気を再現したザ・ヨコの内装を残しながら本格的なリニューアルを施した。
確か耐震補強工事も…。
私は、この近くの顧客の仕事でかなり利用した。
古さは否めないが、客室などはわりと快適である。
ただ、みなとみらいに外資系ホテルや大手ホテルができ、観光客はそちらへ流れてしまった。
集客に苦労しそうだ。

マリーンルージュ2私たち3人は、山下公園桟橋からマリーンルージュに乗り込んだ。
そして、フレンチのコース料理をいただいた。
基本はクルージングを楽しむものなので、街なかのレストランと味を比べてはいけない。
有名店でなくても夕食代は1〜2万円を覚悟しなくてならない。
しかし、窓外に流れる夜景を眺めながらの食事は非日常のときめきがあり、私には十分においしかった。
会話が弾んだ。

なお、夏場はともかく、海を渡る風が寒いので1枚羽織れるものを忘れずに。
時間はちょうどよかった。

                       ◇

いまインターネットの公式サイトで調べた。
マリーンルージュ横浜クルージングには、夜間の「ディナークルーズ」のほかに、昼時の「ランチクルーズ」と夕刻の「サンセットクルーズ」がある。
昼時と夕刻は90分、5千5百円。
夜間は2時間、1万1千円。
乗船料・食事代込みのセット料金。
なるほど、「ギフト券」の販売に力を入れていた。

また、乗り場は「山下公園」のほかに、「みなとみらい」と「ピア赤レンガ」がある。
そういえば、途中で2カ所の桟橋に立ち寄った。
山下公園⇒みなとみらい⇒ピア赤レンガの順序。

いずれのクルーズにおいても結婚披露宴やパーティなどで個室の貸し切りが可能。
思い出深いイベントになりそうだ。
どのクラスの都市ホテルを利用するかにもよるが、それと比べて費用は決して高くないはず。
船丸ごとの貸し切りも可能か…。
船内での調理には限界があり、食事を最重視する向きにはお奨めできない。

私たちはマリーンルージュの乗船体験におおいに満足した。
顧客に感謝!

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料理自慢の名門旅館が素泊まり歓迎へ

食事が最大の売りだった名門旅館が「素泊まり歓迎」を打ち出しはじめた。
客が押し寄せているなら、こうしたプランは必要ない。
やはり不況が響いているのだろう。
“料理自慢”の放棄である。
名門旅館といえども経営がぎりぎりの状態になり、生き残るためにプライドを捨てた。

こうした旅館は1泊3〜5万円程(一人当たり)の価格設定がなされている。
夕食は豪華な会席コースがお決まりだ。
朝食もクオリティが高い。
むろん、部屋食。
ゆったりとくつろげるよう、客室は落ち着いていて立派なのが普通だ。

名門旅館がこの環境を素泊まりプランとして3分の1程度の値段で提供する。
食事はつかないが、豪華な雰囲気は堪能できよう。

大丈夫、観光地には特産物を用いた食事処があり、名店も含まれる。
そうしたグルメ情報がパソコンやケータイを通じて容易に手に入る。
散策ついでに足を運べば、自分が食べたい料理だけを選べる。
しかもトータル金額が断然安い。

私は何も名門旅館での食事を否定しているわけでない。
家族やカップル、仲間での部屋食は格別である。
日常とかけ離れた素晴らしい思い出になろう。

料理旅館は土地の特色を踏まえ、さらにそれぞれがメニューに工夫を凝らしている。
しかし、旅行好きの人は次第に飽きてくる。
「う〜ん、どこか似通っている…」。
また、フルコースの料理は食べ切れないことがあり、旅館にも世間にも申し訳なく思う。
昭和26年生まれの私などは食べ物を残すことに罪悪感を持つ。

素泊まり客の受け入れは、生活者の節約志向の延長にあるのは確かだが、それがすべてでない。
日本人のレジャーに関する意識が成熟して変化しているためだ。
旅行の大きな楽しみである食事についても“お仕着せ”を嫌いはじめている。

                       ◇

余談。
日本海に面した小都市、新潟県直江津市(現上越市)生まれの私は鮮魚が好きだ。
が、どこに行っても「刺身(お造り)」が出てくるので閉口する。
とくにマグロ。

その刺身が一番おいしいと悲しくなる。
ここは山合いの温泉地だぞ。

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校歌を歌ってみなさい…就活・面接

私はこのところ肉体は疲れているのに神経が高ぶっていて、睡眠がうまく取れない状態が続いている。
眠りに入るまでに時間がかかる。
ようやく眠れたと思ったら1〜2時間で目が覚める。
後頭部や側頭部に熱がこもっている。
日中がつらい・・・。

私は先日、変な夢を見た。
パジャマ(といってもTシャツ)のエリが汗でびっしょり濡れていた。

恐らく懸命に“就活”をやっていたのだろう、入社試験。
意地悪そうな面接官が校歌を歌ってみなさいと命じた。
予想外。
私は高校が3校にまたがっており、校歌を覚えていないことを伝えた。
すると、小中学校の校歌でよい。

私は6年間在籍した直江津小学校の校歌を歌い出した。
「ながめとうとき 妙高山の〜」。
ところが、この後の歌詞が出てこない。
ただし、メロディは覚えているので、鼻歌で続ける。
「〜この庭なつかし この庭たのし」。
初めと終わりしか歌えなかった。

私は焦る。
次いで、2年半在籍した伊那中学校の校歌を歌い出した。
「山脈は 青くめぐりて
川遠く 南に流る
見晴らしの木深き丘べ
古きより 学びの地たり」。
山脈は「やまなみ」と読む。
無事に歌い終えられた。

私は、日本海に面した直江津市から2〜3千メートル級の山々に挟まれた盆地の伊那市に引っ越してきた。
呉羽紡績(現東洋紡績)の出張所兼自宅は国鉄「伊那市駅」の真裏にあり、すぐそばに天竜川が流れていた。
それは遠く太平洋へ注ぐ。
そして、伊那中学校までは丘へ続く道を20〜30分登る(うろ覚え)。
それなりの距離。
伊那中学校の校歌は、私が抱いた実感そのもの。

私はほっとした。
ここで目が覚めた。
午前5時前。
2時間も眠っていない。
やれやれ・・・。

それだけの話だ。
夢はたいてい他愛ない。

専門家は、この夢をどう分析するのか?
私は人生で卒業式を経験しておらず、毎年この時期がやって来るたびに無念の思いが募る。
また、就職を経験しておらず、会社員(サラリーマン)にコンプレックスを感じている。
それと関係しているのだろうか…。

なお、歌詞については、それぞれの学校のホームページで漢字とひらがなの表記、改行などを確かめたうえで記した。

                       ◇

私は、直江津小学校の卒業式前日に伊那市に引っ越してきた。
当初は盆地特有の眺めが息苦しかった。
が、伊那中学校ですぐに親友ができた。
さらに2人の親友ができ、休日や休暇に伊那谷を長時間歩いた。
あてもなく…。
この土地が次第に好きになっていった。

2025年、私は約60年振りに伊那中学校を訪れた。
74歳。
思ったより長生きできた。
昔、この坂道を難なく登れたことが不思議。

私はすっかり不自由になった目で伊那谷を見下ろしていた。

そのときだ。
鋭い光を放つ鉛筆のような物体が走り抜けた気がした。

3人の旧友が「リニア中央新幹線」と教えてくれた。

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2010年4月公開講座

温暖化で入学式に咲く桜の新種開発

今週が小中学校の卒業式のピークだったのでないか?
学校のなかには「ハンカチをご持参ください」などとご丁寧に呼びかけるところもあるようだ。
感極まる母親が少なくない。

私が何かで知ったのは、卒業式に男子の児童や生徒が涙を流すようになったこと。
百貨店の男子用ハンカチ売り場が直前に品薄になる?

男女の規範・役割意識の変化にともない、さまざまな面で逆転現象が目立つ。
思い出すのは「草食男子、肉食女子」。
20代が「ボクは草食男子」と屈託がない。

桜(ソメイヨシノ)前線の便りが届きはじめた。
私はふと思った。
地球温暖化が進むと桜の開花が早まり、「卒業式」に咲いてしまうのでないか。
むろん、南ではそうしたことはあっただろう。
私のなかでは卒業式と桜の取り合わせはピンと来ない。

となると、入学式に咲く桜の新種を開発しなくてはならない。

                       ◇

少子化により児童・生徒数が減少している。
昨今では、「卒業式」でなく「卒業証書授与式」と呼ぶ学校が増えているらしい。
校長が一人ひとりに渡すスタイル。

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問答無用の営業革命…衝撃研修ビデオ

職場や会議で盛んに用いられている無料教材がある。
平均15分前後のコンパクトなセミナー映像。
講師は私。
知る人ぞ知るという感じで、人気が出てきた。
社員の研修はもとより、社長や役員の組織、勉強会でも使われている。
先頃、MBAでの配信、財団法人などでの配付も始まった。

業績の回復と向上をいかに図るべきか?
おもに経営層や上級管理職を対象とした講演や研修で参加者が強い反応を示したコンテンツの一部を公開もしくは提供。
言い換えれば、大反響セミナーの要所を再現した。

固定観念や成功体験に凝り固まった人たちには衝撃的な内容だ。
社員や部下に内緒で、社長や上司が見ている。
社内講師やインストラクターも同じく。
プロの経営コンサルタントや営業講師も見ている。
可愛いでないか。
「思わず赤面しました」。
「とても考えさせられました」。
「耳が痛くて痛くて…」。
そんなメールが増えてきた。

さて、セミナー映像の全体テーマは、「営業発・全社改革の思想」だ。
日本経済は閉塞感に覆い尽くされている。
企業を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想される。
経営がうまくいっていないとすれば、思い切って変化に挑んでみるべきだ。
いまや、“顧客目線”に則った社員の意識改革と行動改革、それによる企業文化と組織風土の刷新は、緊急課題といえよう。

セミナー映像「和田創・営業変革講演」は9タイトル。
どうか私の“熱”を受け取っていただきたい。

◆営業変革講演1
目をおおう営業活動の実態
〜「顧客第一」など大ウソである

◆営業変革講演2
営業に“勝ち癖”をつける
〜「変わったね」と、顧客から言われること!

◆営業変革講演3
間違いだらけの営業研修
〜提案営業をかじると、売り上げは落ちる

◆営業変革講演4
全社に顧客の横串を通せ
〜勝ち残りへのムーブメントを引き起こす

◆営業変革講演5
営業管理者の仕事とは何か?
〜「おれの部下でホント、幸せもんだ」

◆営業変革講演6
エラソォ〜な製造を変える
〜「つくったから売れ」「生産ラインを空けるな」

◆営業変革講演7
勝ち組は営業生産性にこだわる
〜価格提示型から「価値提供型」へ転換させよ

◆営業変革講演8
営業ノウハウは役立たずなのか?
〜「そうやってもダメだった」。ウソばっかり!

◆営業変革講演9
営業人材&手法マトリクス
〜合言葉は「ソリューションへ針路を取れ!」

以上。
なお、ところどころに言い間違いがある。
とくに営業変革講演2において、営業のことを「顧客説得の窓口」と述べているが、正しくは「顧客接触の窓口」。
お許しいただきたい。

会社を生かすか潰すかを決めるのは、「顧客」。
社長が急ぐべきは、顧客を唯一の拠りどころとした会社と社員の再生である。
それは営業変革に留まらず、商品や事業などのマーケティング改革、ひいては経営革新をもたらすはず。

私は9タイトルのセミナー映像を通じ、渾身のエールを送った。
日本のすべての会社と社員を元気にしたいのだ!

ところで、世の中に勉強熱心な会社がある。
尊敬に値しよう。
自前の研修施設を持つとか、別会社でHRD(研修会社)を持つ大手企業のなかには、社員を勉強漬けにしているところがある。
広い意味の家電・OAメーカーなどが代表例。

もし、それで業績が冴えないとしたら、社員教育の敗北を意味する。
実は、いまだに営業研修と称して“売り方”を叩き込んでいる企業が珍しくない。
営業観が古く腐っている。

私たちはなぜ困っているか?
売ろうとしても売れないからだ。

私が営業指導を行う際に前提とする基本認識は、「売ろうとして売れる時代はとうに終わった」である。
なかでも売り上げが沈んだままの企業で力説しているのは、社長や上司の指示を信じてはいけない。
結果を出せないわけだから、間違っているのだ。

この営業変革講演のなかでも、私は明確な方向と指針を打ち出したつもりだ。
「真逆(まぎゃく=造語)」。
従来と正反対の考え方とやり方を試みよ。
右肩上がりの経済から右肩下がりの経済へ、成長(拡大)市場から成熟(縮小)市場へ…。
矢印がひっくり返った。

どうか社長や上司が中心になって職場や会議で視聴し、全員で喧々諤々の議論を行ってほしい。
どうすればよりよい営業、よりよい会社に生まれ変われるか。
力強く勝ち残っていただきたい。

その捨て石となれるなら、講師としてこれに勝る喜びはない。

                       ◇

私は業種や規模を問わず、多くの企業で「提案営業(コンサルティングセールス、ソリューションセールス)」の研修を行ってきた。
振り返ると、さまざまなハプニングが起こった。

とくに面白いのは「アンケート」。
企業が用意するものは「受講レポート」に近く、社長や営業役員、人事・教育担当の事務局が読むこともあり、お行儀がよい。
私も講師としてざっと目を通すが、予想どおり。

しかし、私どもが提供するものは「フリーアンサー」に近く、しかも無記名にしているので率直な評価や感想が寄せられる。
まれに凄まじい反発や抵抗、拒絶の意志をぶつけてくる人も…。

「声が異常に大きい。うるさくて眠れなかった」。
「鬼講師!」。
「過去最悪の研修でした」。
「???」。
「非常に不愉快」。
「呼ぶ価値のない講師だと思う」。
「態度が悪い!」。
「まったくついていけない」。

これらは控え目なほう。
文字の雰囲気からベテランや古参か。
中堅や幹部も…。

私は革命系の講師であり、現状を真っ向から否定することになる。
世の中でもっとも嫌われた講師の一人だろう。
業績低迷企業ほどその傾向が強い。

クライアントの営業強化・収益伸長・企業成長のために自分なりに懸命に努力しているのに、因果な商売である。

◆和田創大噴火「営業変革講演」9タイトルはこちら。

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わずか2勝で名将? 野村克也監督人生

野村克也(のむら・かつや)のプロ野球監督としての通算成績は、わずか2勝の勝ち越しだった。
私がそれを知ったのは、NHKのプレミアム8「1565勝1563敗〜野村克也 野球人生を語る〜」という番組の予告である。
きのうが放送日だったが、わが家はBShiを見られない。

私は驚くとともに熱くなった。
自分のこれまでの人生に思いを馳せざるをえなかった。

野村克也は、兼任の南海を含め、ヤクルト、阪神、楽天の4球団で監督を務めた。
昨季、楽天を初の2位に躍進させたものの、本人によれば「解任」。
実際には契約終了。

私は、野村克也は野球への情熱が衰えておらず、健康を保てれば「監督業」は務まると思っている。
しかし、野村克也を雇う球団がなければ、これが生涯成績になる。
“名将”にして、わずか2勝の勝ち越し。
私は、野村克也が弱小チームを率い、選手を育成したり再生したりして優勝へ導いたという印象を持つ。

楽天ではチームの強化に加え、広告塔として活躍した。
球団がドラフトくじで田中将大(たなか・まさひろ)を引き当てた幸運に恵まれたとはいえ、マスコミや世間から見向きもされなかった球団に多くのファンを引き寄せた。
本拠地の「Kスタ宮城球場」が埋まるようになった。
人気面での功績も大きい。

今季から試合後の監督インタビューがスポーツニュースで報道されることはない。
広告費に換算すると、いったいいくら失う?
数億円などという金額でない。
楽天はチームが2位に留まっては、監督を交代させた意味がない。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」。
企業経営につながる名言だろう。

私は還暦が来年に迫る。
人生に勝ち負けという言葉を使うのは適切でないが、現時点で大幅な負け越しである。
盛り返せるかどうか分からない。
私は野村克也の戦績に勇気づけられる。
いくらかでも勝ち越せればよしとしたい。

生涯わずか2勝の名将。
そこに氏の運不運も感じるし、反骨も感じる。
むろん、凄いのは監督として3千試合以上、指揮を執ったこと。

野村克也は楽天と「3年契約の名誉監督」でようやく折り合った。
一説には、球団批判の口を封じる狙いで提示された条件とか。
うん? 期限付きの名誉監督?
この“期限付き”というところに野村克也の限界があるようにも思う。
プロ野球での実績と貢献はONに引けを取らないはずなのに…。

野村克也はかつて、王貞治(おう・さだはる)と長嶋茂雄(ながしま・しげお)をヒマワリ、自分を日本海に咲く月見草にたとえてみせた。
氏ほどボヤキの似合う人間はいない。

                       ◇

長嶋茂雄と王貞治に関するブログは以下のとおり。

⇒2009年9月25日「ONの時代…両雄並び立つ奇跡!」はこちら。
2009年12月5日「スターと役者…木村拓哉に思う」はこちら。

いずれも大勢の方にお読みいただいた。

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業績低迷を救う経営と営業の新思想

私が理事長を務める「NPO法人営業実践大学」では 第166回公開講座を行う。
実は、本大学は、現在のスタイルでの運営を2011年3月に終了する。
ついては、2010年1月〜9月を過去の好評セミナーのアンコール企画とした。
長らくのご支援に対し、心より感謝する。

はっきり言う。
今回は圧巻だ!
第4弾の案内文は以下のとおり。

共立メンテナンスは社員寮のサブリースで断トツの1位企業です。
しかし、バブル崩壊後に解約が相次ぎ、経営危機に陥ったことがあります。
ゲストは当時、仙台の拠点長として地域の特性を生かした物件開発と営業を展開し、売り上げを8倍に拡大。
さらに東京本社では社員寮事業の抜本的改革を行い、2007年に稼働率99.9%を達成しました。
まずは逆転発想の営業を導入し、業績を大化けさせました。
次いで業務改革へ飛び火させ、顧客先と入居者が満足する寮運営という、同社最大の強みをつくりあげたのです。
今回は営業変革を通じた企業再生の成功事例を学びます。

概要は以下のとおり。

日 程◆2010年4月13日(火)
時 間◆午後7時40分〜9時20分(1時間40分)
会 場◆ジェイック(地下鉄神保町駅至近)
演 題◆営業発・全社改革の思想と感動実例
副 題◆伝説のリーダーがどん底で放った起死回生策!
ゲスト◆横山博(株式会社ビルネット代表取締役社長)

講師略歴は以下のとおり。

証券会社などを経て1992年、共立メンテナンスに入社。
バブル後の危機のさなか「仮説提案営業」を基軸とした営業変革を推進し、業績のV字回復を実現する。
1999年、事業部長に就任。将来を見据えた業務改革に着手し、ビジネスモデルを確立する。
2007年よりグループ企業ビルネット副社長、2009年より社長に就任し、経営改革を指揮する。

ゲストの横山博氏は、共立メンテナンスの今日の隆盛をもたらした立役者だ。
実を言うと、私はこの講演(セミナー)をすでに3回聞いている。
そして、その都度、鳥肌が立つほどの感動を覚える。
どうにもならないどん底で、人がなぜこれほど大胆な発想転換を図れたか、ただただ驚く
会社は見事蘇った。

私は「営業発・全社改革」一筋の経営コンサルタントとして業種や規模を問わず、多くの企業に伺ってきた。
そこで、生き残りをかけたなりふり構わぬ取り組みを見聞きした。

経営トップや営業リーダーが、商品を買ってくれというアプローチを禁じた事例は少なくない。
これは営業社員の「意識改革」だ。
たいていは業績が大きく伸びている。

しかし、横山博氏はそれに加え、買い手に会うなと命じた。
買い手に会うと、商品を買ってくれと言いたくなるからだ。
これは営業社員の「行動改革」だ。
業績が大化けした。

私は、経営トップや営業リーダーが「意識改革」と「行動改革」を同時に断行した事例を過去に2例しか知らない。

横山博氏は、このセミナーのなかで「仮説提案営業」についても具体的に説明してくれる。

私は、経営層や営業幹部に限らず大勢の営業関係者に、横山博氏の営業変革・経営再生の実例を聞いてほしい。
自社や自分がなぜ売り上げ低迷に苦しまなくてならないか、その理由がいやというほど実感できよう。
腑に落ちるセミナーだ。

異業種交流勉強会の時代を含めてNPO法人営業実践大学の歴史上、私はもっとも深い感銘を受けた。
また、私が行ってきた営業指導・営業教育の正しさを再確認でき、一層の自信につながった。

私は、横山博氏の東北訛りの残る純朴な語り口に触れたくなった。
癖になる・・・。

2010年度のスタートは、営業実践大学会員からの猛烈アンコールセミナー!
⇒詳しいパンフレット(案内状)はこちら。

私・和田創は前座として、「社長スクール」で講演を行う。
演題は、「モノ売り営業脱却はこうしなさい!」
時間は、午後6時50分〜7時20分(30分間)。

世の中に「モノ売り営業」からの脱却を掲げる企業は少なくない。
だが、現実にはうまくいっていない。
その原因は、がっかりするほどシンプルだ。
経営層や営業幹部、そして現場の営業パーソンの致命的な誤解にある。
時間は30分と限られるが、私は例により偉そうに指摘する。
剛速球!
目からウロコ、のはず。
前回(3月)の「営業生産性セミナー」もそうした評価をいただいた。

当日の受講料は一般4千円、会員2千円。
NPO法人なので、収益事業でなく社会貢献事業。
ぜひお気軽にご参加ください。
初めての方、営業未経験者、学生、大歓迎です。

なお、途中の20分間はフリータイム(名刺交換会&休憩)。
毎回、ゲストと参加者、参加者同士で大盛りあがり。
どうか名刺をお忘れなく。
お持ちでない方は、手書きなどでも結構。

では、会場でお目にかかりましょう。

公開型の「新年度営業研修」としてもご利用ください。

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2010年4月公開講座

歴代最低の総裁が自民党を消滅させる

私はこのところ新聞に接していない。
テレビのニュース番組も見ていない。
毎日欠かさないWBSもご無沙汰…。
社会の動きや出来事にすっかり疎くなっている。

その私でさえ気になることがある。
自民党の体たらく。
私は2009年夏の衆議院議員総選挙で小選挙区は自民党候補者、比例代表はみんなの党に一票を投じた。

結果は民主党が大勝利。
戦後初の野党第一党による政権交代が実現した。
しかし、有権者は民主党を勝たせたというより自民党を負けさせたというのが実情だろう。

自民党は大敗直後、「解党的出直し」を誓った。
これこそ多くの有権者が望んでいたものだ。
自民党に灸を据えたのだから…。

私は思う。
あの悲壮な決意はどこへ吹き飛んだのか。
自民党は崩壊の危機に、よりによって谷垣禎一(たにがき・さだかず)を総裁に選出した。
無気力の裏返し。

就任早々、強調したのが「全員野球」。
私はあまりのひどさに絶句した。

いま強調するのが「一致団結」。
要は、仲よくやりましょう。
歴代最低の総裁である。

自民党の現状は、解党はあれど、出直しはなし。
当然だ。
谷垣禎一総裁が自民党をどのように建て直すのか、明確な考えを示さず、具体的な行動を起こさない。
実際、国民に訴えかける変化は一つも現れていない。

谷垣禎一総裁は幸運だ。
“敵失”が相次いでいる。
民主党政権が大量点のお膳立てをしてくれている。
ところが、得点はわずか。
呆れるばかりの無能振り!

ここにきて、さすがに自民党支持率はいくらか持ち直してきた。
だが、内紛が噴出している。
2010年夏の参議院議員通常選挙を迎える前に、自民党は消滅してしまうのでないか。
それとも議員は党を割る気概も失ったか・・・。

私が懸念するのは、自民党が何も変わらぬまま、参院選で勝利するという異常事態が起こることだ。
政治家の堕落、有権者の未熟そのもの。
決してあってはならない。

自民党の与党時代、この人は総裁選に出ていた。
危うく総理(首相)へ横滑り。
恐ろしやぁ〜。

鳩山由紀夫首相と谷垣禎一総裁は互角の勝負だ。
素晴らしやぁ〜。

⇒2009年9月27日「哀れ、野党総裁選はひっそり投開票」はこちら。

                       ◇

民主党、鳩山内閣に関わる一連のブログは以下のとおり。

⇒2009年8月17日「郵政4分社見直し…共通政策」はこちら。
⇒2009年8月18日「カネで1票を買う…選挙戦スタート」はこちら。
⇒2009年8月19日「有権者を愚弄する選挙戦…党首胸算用」はこちら。
⇒2009年8月27日「波乱なし、衆院選」はこちら。
⇒2009年8月28日「民主党の獲得議席はどれくらい?」はこちら。
⇒2009年8月29日「神奈川7区鈴木馨祐、比例みんなの党」はこちら。
⇒2009年8月30日「「自民党をぶっ壊す」が今日完結!」はこちら。
⇒2009年8月31日「民主議員に戸惑い、怯えの表情…」はこちら。
⇒2009年8月31日「民主議員のつまらなさ!」はこちら。
⇒2009年8月31日「民主、マニフェスト撤回も…」はこちら。
⇒2009年9月1日「民主、国の財布をのぞく」はこちら。
⇒2009年9月3日「なぜ景気は悪いのか?」はこちら。
⇒2009年9月4日「小沢民主、参院選まっしぐら!」はこちら。
⇒2009年9月4日「霞が関、激震走る!」はこちら。
⇒2009年9月6日「散財する政治家がいなくなった…」はこちら。
⇒2009年9月17日「鳩山新内閣の船出に思う」はこちら。
⇒2009年9月18日「鳩山内閣への熱狂的期待値!」はこちら。
⇒2009年9月18日「お見事、鳩山政権の気持ちよさ!」はこちら。
⇒2009年9月21日「鳩山内閣、わずか1年の命!」はこちら。
⇒2009年9月27日「哀れ、野党総裁選はひっそり投開票」はこちら。
⇒2009年9月28日「河野太郎、みんなの党と新党立ち上げ」はこちら。
⇒2009年10月3日「景気降下…野党感覚で発言する閣僚」はこちら。
⇒2009年10月5日「予算白紙、執行停止で景気急降下?」はこちら。
⇒2009年10月20日「景気悪化…鳩山内閣、年内にも試練!」はこちら。
⇒2009年10月21日「民主政権下、雇用は危険水域に突入!」はこちら。
⇒2009年10月22日「小泉内閣も真っ青の独断専行振り!」はこちら。
⇒2009年10月23日「公共事業、厳格精査、軒並み白紙へ」はこちら。
⇒2009年11月12日「事業仕分け作業…壮絶バトル公開!」はこちら。
⇒2009年11月13日「小泉純一郎と鳩山由紀夫、勝因分析」はこちら。
⇒2009年11月19日「現世代は友愛、次世代は憂哀」はこちら。
⇒2009年12月1日「流行語大賞は「政権交代」…民主圧勝」はこちら。
⇒2010年1月12日「新成人は高福祉・高負担の社会を望む」はこちら。
⇒2010年1月15日「発言しない民主党議員…政治とカネ」はこちら。
⇒2010年1月20日「小沢一郎、検察の事情聴取を応諾」はこちら。
⇒2010年1月31日「衆院解散総選挙でなく内閣総辞職を!」はこちら。
⇒2010年2月2日「自民惨敗、みんな躍進…参院選予想」はこちら。
⇒2010年2月12日「鳩山内閣延命へ改革姿勢、小沢離れ」はこちら。
⇒2010年2月17日「渡辺喜美みんなの党勝利…参院選予想」はこちら。

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卒業式シーズン…大人への通過儀礼

卒業式シーズンは今週がピーク?
還暦間近の私はこれまでに「卒業式」を経験していない。

直江津小学校(新潟県)では、卒業式の前日に伊那市へ引っ越した。
信じられない・・・。
いまだに引きずる無念については、先日のブログ「心にぽっかり穴…直江津小学校卒業式」で詳しく述べた。
しかも無念は年とともに募る。

伊那中学校(長野県)では3年間クラスが同じだった。
級友に恵まれて卒業式を迎えられると喜んだら、10月下旬に小松島市(徳島県)へ引っ越した。

生まれて初めての丸刈り(坊主頭)。
小松島中学校で卒業式を経験したはずなのに…。
高校受験を目前にした時期であり、皆心の余裕がなかった。
教科書が変わり、しかも転入時にはそれを用いた授業がほぼ済んでいた。
成績が落ちた。
私は徳島の言葉に親しめなかったこともあり、クラスメイトと満足に会話を交わしていない。
一人の名前も思い出せない。
友だちがいてこその卒業式だ。
記憶が抜け落ちているのは、感動を味わえなかったからか。
恐らく校歌も覚えないうちに小松島での中学生活は終わった。

高校に至っては、徳島県立城北高校、東京都立墨田川高校、富山県立魚津高校と3校を渡り歩いた。
ことごとく学年途中。
そのたびに教科書が変わり、勉強が滅茶苦茶になった。
城北高校は1クラス50人、1年生12クラスのマンモス校だった。
私は6百人中7番目の成績で入学したが、魚津高校を卒業する頃には急降下。
明治大学に合格してまもなく、日本経済新聞社の高円寺専売所に入店したので、魚津高校の卒業式に出席していない。
家に金がなく、新聞奨学生制度を利用して進学するしか選択肢がなかったのだ。

そして、明治大学では4年制の経営学部を5年で“中退”することになる。
世界の「北野武(きたの・たけし)」は明治大学を4年で中退したので、私は1年分勝った。
私のささやかな誇りだ。
だが、北野武の母親は本人がその気になったら復学できるように5年目の学費を払い込んでいた。
北野武は後年それを知ったらしい。
うーん、イーブン(ドロー)になってしまった。

当然、「中退式」はない。
ところが、私はこの中退さえ怪しくなった。
十年程前に公開セミナーの受講者だったか、退学手続きを取らないと“除籍”扱いになると聞かされた。
どうだったか?
迂闊に「明治大学中退」とも名乗れないとは…。

私は結局、一度も卒業式を経験してこなかった。
古い自分と決別し、新しい自分へ脱皮する節目のイベントだというのに…。

さらに、だらしなさの延長でフリーランスの道に迷い込んだため、「就職活動」を経験することもなかった。
フリーランスといえば聞こえはいいが、企業社会からのドロップアウトにほかならない。
そう、「成人式」も。

私は、社会の正門をくぐる努力と苦労、そして精神の高揚を知らない。
裏口から世間に紛れ込んでしまった。
40代になり講師の仕事を始めるまで、スーツもワイシャツもネクタイもベルトもクツもろくに持っていなかった。
腕時計はいまだに持っていない。

出口と入口というケジメを欠いた人生…。

我ながら思う。
この齢になっても子どもっぽさが抜けない。
というより、「幼児性」が色濃く残っている。
それは、大人になるための「社会儀礼」を通過しなかったことと無関係であるまい。

ちなみに、会社に関わる式典や旅行、忘年会や新年会、結婚式や葬儀、接待などで揉まれていない。
組織に溶け込んだり集団に同化したりするのが苦手だ。

私は来年、還暦を迎える。
もはや手遅れだ。
できそこないの大人として残りわずかな人生を生きていこう。

このブログは2007年5月13日「私にいまだに残る幼児性…」に手を加えたものである。

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講演一本で食べる…講師稼業の懐事情

福田剛大(ふくだ・たけひろ)氏のNPO法人営業実践大学での公開講座(大学セミナー)に触発され、私は名刺を新規で作成することを決意した。
2月22日に和田創研のオフィスを横浜・港北ニュータウンから東京駅隣接・丸の内トラストタワー本館20階サーブコープ内へ移転したが、古い名刺を使っていた。
実は、単に所在地と電話・ファクス番号を変えるのでは物足らないと考えていた。

私は今年に入り、新規顧客については公開セミナーと企業研修の講師をやめた。
和田創研にとり、それは大きな売り上げを占める。
加齢と不摂生による体力の衰え、体調の悪化で、丸1日タイプの講義を引き受けられなくなった。
うまくいくかどうかはともかくとして、1時間半〜3時間の講演の講師に“商売替え”を果たそうとしている。

これまでも講演を行ってきたが、おもに企業での非公開タイプ。
当然、テーマは私が長らく専門としてきた「営業分野」。
営業変革、営業発の全社改革など。
しかし、それでは需要が限られており、講演で売り上げを立てるにはレパートリーを広げなくてならない。

公開セミナー・企業研修の講師と、講演の講師は、仕事がまったく別と考えたほうがよい。
前者は会社としても行える。
和田創研がそうだった。
過去、最多の時期は講師が5名。
が、後者はあくまで個人として行う。

しかも、講演は“著名人”が普通。
例えば、マスコミなどで顔が売れている人。
私のような一般人が講演を受託するのは非常に困難だ。

こう述べると、「著名人でなくても…」という反論が聞こえてきそう。
しかし、たいていは講演料が雀の涙。
私が知る範囲では、講演料(講師料)なし、交通費や宿泊費など実費のみ支払いというケースもある。
とくに会社のPRの一環で引き受ける場合に多い。
「薄謝」でさえない。
講演からビジネスの広がりを期待できないと、まったくうまみがない。

また、そうでなくても講演料が10万円に満たない。
3〜5万円はざら。
自宅を拠点にし、何とか食べていければよい人でないとムリ。
例えば、フリーランス、セカンドキャリア。
世の中はカネがすべてでなく、遣り甲斐があるのは確か。
社会的な尊敬も得られる。
本人の考え方次第。

一部の著名人を除き、華やかな講師稼業は案外、懐事情が苦しい。
いや悲惨?

話を戻そう。
私は長らく「和田創プロフィール」ほかに講師の規定料金を明記し、定価を死守してきた。
あちこちで「立派な値段」と言われた。
要は「高い」。
ただし、講義の終了後にはそうした声は消えていた。
また、講師料を値引きすれば、仕事の受託はいくらでも可能だった。
企業研修では1日50万円(首都圏外は55万円)の設定。
大手企業では社内規定があり、階層やテーマで料金が異なるが、たいてい30万円以下。
私は値引きの要請はすべて丁重にお断り。

今後も基本線は崩さないつもり。
しかし、講演講師への“転職”を試みており、一般人がそれ一本で食べていくためには実勢価格をわきまえなければならないのかもしれない。
それ以前に、仕事を取る(この言葉は好ましくない)のが大変だろう。

私は、オフィスの移転も重なり、せっかくの機会なので新名刺をつくろうと…。
欲張って3つ折りと決めた。
表裏計6面。
豆粒みたいな文字をびっしり入れる。
私自身もむろん営業活動に取り組むが、相手に渡した名刺が独り歩きして営業活動を行ってくれるように…(横着か?)。
カラーをほとんど使わないフルカラー印刷にする。
対象がおもに企業の経営層や各種団体の理事長クラスになるので、見た目はぐっと抑える。
デザインというよりレイアウト程度の演出。
相手はたいてい老眼のはずで、文字の小ささが心配だ。

ところで、今回の名刺は、いわば自分という商品のパンフレットの機能を持つ。
まして、それを“印刷物”に仕立てるのは初めて。
私は40年間、会社案内・業務案内・製品カタログ・商品パンフレットの類をほとんど制作したことがない。
例外は「提案営業」関連。
それとてカラープリンタ出力。

新名刺の出来上がりはいつ頃になるか分からないが、何だか楽しみになってきた。
3つ折りゆえに時間がかかるか。

自分が生まれ変わった印象がする?
大勢に手渡したくなってきたぞ。
そうだ、ホステスのマオとエリナ、ミサキにも進呈しよう。
待ってろよ、と。

                       ◇

講師料について述べた事柄は、大学などの講師に関しても当てはまろう。
講義(授業)の準備にどれくらい手間をかけるかにもよるが、時給はマクドナルドに及ばない。
経済的に貧しくなっては困るという人は、とても引き受けられない。
社会貢献もしくは名誉職と割り切るしかない。

概して「講師」と名のつく職業は、カネと縁がない。
財布はペラペラ。
この仕事に大きな意義や魅力を感じるとか、ほかにやれそうなことがないという人向きか・・・。

私は日本の営業にとっての意義を感じ、MBAで「営業学」の授業を引き受けた。
報酬も地位も関心外だった。

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再婚の私がアメショーを飼ったワケ

私は先週から今週まで予定が変わり、ばたばたになった。
このブログで連載再開を明言した「新聞奨学生物語」は、約束を守れないまま…。
最近は書き溜めたブログをおもにアップしている。

1996〜97年頃だったか、ゴールデンウイークに東京タワーで「ペット」のフェアをやっていた(春休みでなかったと思う)。
多くのペットショップが出店する。
私は家族全員で出かけた。

きっかけは、再婚した妻と前妻の子どもの距離を縮められるならと思ったこと。
互いの関心が一つに向かえば、そこで会話や交流が生まれる。
初婚にもかかわらず、これから一番難しい時期を迎える3人の子持ちに嫁いでくれたことに感謝した。
苦労は私の想像が及ばないほど大きく、心の負担を少しでも和らげてあげたかった。

その場で、真っ黒なアメリカンショートヘアを買い求めた。
私がケージに近づいたら即座にすり寄ってきた。
数匹の兄弟姉妹の一匹。
小学生時代に捨てネコを飼った経験があり、ネコの性格やら飼い主との相性やらがすぐに分かった。
生後1カ月ちょっとのオス。
迷いはまったくなかった。
ブラックスモーク。
名前は「クロ」。
家族の話題を独り占めした。

チビ1皆があまりの可愛さにとりこになり、その後立てつづけにシルバータビーの「モモ」、ブラウンタビーの「トラ」、ブラックスモークの「チビ」を買い求めた。
モモとトラの順序は逆かもしれない。
わが家は一気に賑やかになり、笑い声があふれた。

私はネコに関する正しい知識がなく、去勢を甘く考えていた。
まだ子どもだと思っていたのに、ふと気づくと、クロがモモのうえに覆いかぶさっていた。
H。
後の祭。
ぞろぞろ5匹が生まれた。
アメリカンショートヘアが9匹に増えた。
妊娠と分かってからは私の部屋に移した。
モモはそこで生み、育てた。
3匹はなぜかブラウンタビー。
2匹はブラックスモーク。
といってもシルバータビーをぐっと黒に近づけた感じで、真っ黒でない。

当時は渋谷・松涛住まい。
4匹は、家の近所の「ヤマザキ動物専門学校」の生徒と、子どもの友人に無料で差しあげた。
凄い人気。
大切にしてくれそうな飼い主が一瞬で見つかった。

huu01妻が全部あげてはモモが可哀想と言うので、1匹を残した。
それがいま私の部屋で暮らしている「フウ」。
メス。13歳か。
「フウちゃん」「フウさん」「プウさん」「プップ」などと呼び方は変わってきた。
グレーがかったブラックスモークなので、アメリカンショートヘア特有の縞模様(柄)はぼんやり浮かぶ。

12年前に現在の横浜・港北ニュータウンに引っ越してきた。
そして5年前にセンター北駅の「ペットエコ」でシルバータビーを買い求めた。
理由は、再婚後の子どもが大人のネコしか知らなかったこと。
キイ妻が幼いネコの愛らしさを見せてやりたいと望んだ。
「キイ」。
メス。
きのうが誕生日。
普段よりちょっぴり贅沢なマグロの缶詰に満足気。

                       ◇

私は猫、とくにアメリカンショートヘアが大好き。
人懐っこさは一番か。

それと、滅茶苦茶癒される。
再建系の営業コンサルタント・講師という仕事柄ピリピリしており、神経が高ぶっている。

出張から戻ると、へとへと。
それでも自宅では深夜まで仕事…。

家族を養うのは大変だ。
私が死に物狂いで働いているというのに、ネコは1日中寝てばかり。
気持ちよさそう。
ときどきいびきをかく。
私の努力とは無関係の世界に生きている。
起きるのはエサと水、トイレ。

私がパソコンに打ち込む傍らで、ネズミと勘違いしてか、マウスの横で眠りこけている。
仕事の邪魔が大好きだ。
癒される。
顔に尻尾を絡ませてきたり、キーボードに手足を延ばしたり…。

いまやアメリカンショートヘアのいない暮らしは想像できない。
フウは膝の上。
熱い。

私にとり、なかでも黒いアメリカンショートヘアは幸運の象徴である。
妻とも話したが、最初のクロに恵まれた。
素晴らしいネコだった。
顔が可愛く、頭がよかった。
娘のフウは父親の血を引いた。
瓜二つ。

おっ、モモもすべてが可愛かった。
心がとても優しかった。
フウは母親の血も引いた。
末期ガンのモモに付き添い、死後に拒食症になった。
フウも一時期、危なかった。

クロとモモ、そしてトラは墓のなかだ。

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人気の個別相談会…丸の内経営サロン

日本経済は大不況から脱しつつある。
「コスト削減」一辺倒だった企業もここにきて前向きな姿勢に転じはじめた。
2010年度を通じて、成長へ向けた力強い動きや取り組みが出てこよう。

和田創研では2008年以降、社長と役員を対象として「個別経営相談」を無料で行ってきた。
従業員百名〜千名の中堅・中小企業を中心に、すでに多くの経営者が訪れている。
いまや月例開催の人気相談会となった。
裏を返せば、それだけ経営者は深い悩みと重い苦しみを抱えている。
これまでは製造業(メーカー)、そして製造業を得意先とする企業の相談が比較的多い。
しかし、大不況と重なり、あらゆる業種に及んでいる。

さて、和田創研のオフィス移転にともない、2010年度から会場をJR東京駅隣接の「丸の内トラストタワー本館」へ移した。
ついては、名称も「丸の内経営サロン・社長個別相談会」と変えた。
東京駅日本橋口を出たところがタワーのエントランスなので、実感としては徒歩0分。
丸の内トラストタワー1とくに地方企業の経営者は出張ついでに立ち寄りやすくなった。

私は再建系の経営コンサルタントであり、「営業発の全社改革」に取り組んでいる。
業種や規模は不問。
「顧客第一、価値提供、利益尊重」を最大のキーワードにマーケティング&経営革新を断行し、高収益体質への転換を支援してきた。
したがって、相談の内容は“営業関連”が中心になる。

実は、その建て直しは一筋縄でいかず、もっとも難しい。
しかし、これを成し遂げるなら全役員・全社員が劇的に変わる。
勝ち残れる組織風土、企業文化へ…。
いかに短期間で、しかも低費用で行うか。
そのカギは成果の上がらない「教育」の否定にある。

「丸の内経営サロン・社長個別相談会」の概要は以下のとおり。

◆テーマ
これでいいのか、うちの営業?
「収益確保・業績拡大のための営業見直し」に関する無料個別相談会

◆ご案内
景気の波と業績の起伏が重なる。引き合いの増減と売り上げの変動が重なる。
自社の「営業」が機能していない証拠です。気象条件に運命が翻弄されるフライトのように、コックピットに経営の非常ランプが点滅します。
この先、急激に進む内需縮小、幾度も襲う景気後退など、企業を取り巻く環境は一段と厳しさを増すことが予想されます。経営トップが主導し、営業のテコ入れと強化に取り組むことが急務となっています。
そこで、このたび1社ごとに無料相談に応じる機会をご用意しました。営業変革による業績拡大と成長持続について関心をお持ちの社長と役員の方々は、どうか早めにお申し込みください。

詳しいカラーパンフレットはこちら(引受条件あり)。

◆相談事例
1.営業を変えて利益を伸ばしたい。
2.売れる営業、儲かる営業に組み替えたい。
3.御用聞き、値引き頼みから抜け出したい。
4.ライバルと差別化を図り、価格競争を避けたい。
5.売り上げの落ち込みを新規開拓でカバーしたい。
6.業績やシェアの低下に歯止めをかけたい。
7.提案営業の効率化と成果向上を図りたい。
8.営業管理者の部下指導力を引き上げたい。
9.営業部門を長時間労働から解き放ちたい。
10.不況に負けない営業に生まれ変わらせたい。
11.営業の仕事に誇りを持たせ、自信をつけさせたい。
12.営業を元気にし、社内を明るくしたい。
13.強い営業に変えて次世代へバトンタッチしたい。
14.会社の繁栄と社員の幸福を守り抜きたい。

以上。
和田創(わだ・そう)が最大2時間まで真剣かつ懇切丁寧にお答えします。
お問い合わせ・お申し込みはお気軽にどうぞ。
むろん、お心遣いは一切ご不要。

また、事前に「電話相談」もお受けしています。

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定時で帰る営業は断固首にしろ!

私は長年、クライアントにおける営業力の強化を実現すべく努力してきた。
が、耳慣れた「営業力強化」という言葉は非常にあいまいだ。
その意味をはっきりさせなくては、単なる「労働強化」で終わってしまう。
現場にとり、これほど迷惑な話はない。

私がこだわってきたのは、「営業生産性」の向上である。
それを可能にする営業とはどのようなものかを指導してきたつもり。
なぜなら、それなしに高収益体質への転換を果たせないと信じるからだ。

そして、もっとも有効な手法として、私が根づかせてきたのが「提案営業」である。
私が講師を務める企業研修では、受講者が現実の営業活動と絡めながら「コンサルティングセールス」の思想と「ソリューションセールス」の技術を身につける。
勉強でなく“仕事”という位置づけだ。
教育投資の回収にほかならない。

各人が有力顧客の重要人物へ大型案件を仕掛けて刈り取っていく。
訪問先についてはポテンシャル、面会先については決定権をシビアに見極める。
そうでなくては、とても予算など創出できない。
当然、上司や同僚、会社を巻き込みながらプロジェクトとし、「組織営業」で臨む。
最終的にいわゆる「ロイヤルカスタマー」を獲得したり育成したりする。

さて、きわめて乱暴な数式だが、「業績=商談単価×商談件数×商談成功率」と表せよう。
この3要素のうち、商談件数は労働時間に比例する。
私が重視するのは、商談単価と商談成功率である。
2要素を高めれば業績は著しく伸長する。
それは営業部門における生産性の追求にほかならない。
なお、数式で商談を「提案」と置き換えてもよい。

しかし、ほとんどの企業では「営業生産性」という概念が見向きもされない。
とりわけメーカーは工場については生産性向上の号令をかけるが、営業についてはその執念を燃やすことがない。

また、「業績=製品力(商品力)×営業力」という数式も成り立とう。
売りモノと売り方の掛け算だ。
ちなみに、製品(商品)はおおよそ横並び。
生産と販売は経営の両輪なのに、社長が「営業」に愛情や関心を持っていない。
例えば、提案営業が「経済合理性」に立脚することさえ知らない。
つまり、営業活動においてもそれを貫き通す。

私が行う「個別経営相談」などで、社長が提案営業の研修を実施したいとのたまう。
「顧客数が減ってもいいですか」「それは困る」。
「訪問数が減ってもいいですか」「それは困る」。
創業社長やオーナー社長に多いパターンだが、笑っちゃう…。
コンサルティング系やソリューション系の営業では、顧客数と訪問数を減らすほど収益が高まる。
永久に勘頼み・経験頼りから抜け出せない道理だ。
営業観が錆びつき、朽ちている。

いまや提案営業の導入を通じて営業生産性の向上を図ることは、経営上の最重要課題の一つだ。
それを達成した暁には会社の繁栄と社員の幸福が実現する。

さらに、社会の変化も営業生産性の向上を強く求めている。
“共働き”が普通となり、家事を分担しない夫は妻から許してもらえない。
若い世代では、疲れている妻に代わり、夫が当番で夕食をつくったり、子どもを風呂に入れたりする。
社員が仕事と家庭の両立を図れる職場づくりが急務である。

ところで、長時間労働といえば、営業の代名詞のようになっている。
形ばかりの「営業手当」をあてがわれ、引き換えに夜遅くまで縛られる。

管理者、とくに拠点長は長く働く部下を可愛がりやすい。
それだけで「あいつは頑張っている」と錯覚しがちだ。
こうした上司が、営業が帰りにくい雰囲気をつくる。
それで業績が思わしくなければ自分の信頼は失墜し、部下の士気(モラール)は低下するというのに…。

どこの話?
日本の話!
定時退社のトップセールスマンは、職場の規律を乱すとの理由で解雇された。
皆が終電間際まで残っているからだ。
悲壮な美意識…。
だれか、バカ社長につけるクスリを探してやってくれ!

実は、「ワーク・ライフ・バランス」への真剣な取り組みが、営業生産性の劇的な向上をもたらす。
ならば、流動性の高い営業部門において優秀な人材の確保にもつながろう。
長時間で低賃金の労働環境を改めずして、勝ち残りへの好循環は生まれない。

なお、管理者は会議で収益の向上について話し合う場合に、労働時間の短縮とセットにせよ。
この鉄則を守らないと、締め括りは毎回同じになる。
「頑張ろうっ!」。
不毛の努力を強いるな。
「営業生産性を高めずに収益を伸ばそうとしたら、労働時間を長くするしかない」との共通認識を持つことが大事。

私がさまざまな企業に伺い、目の当たりにしてきたのは、営業パーソンの涙ぐましい頑張りである。
だが、グラフを見よ。
頑張った結果がこのザマだ。
私の主張は至ってシンプル。
「頑張るのでなく、変わろう」。

では、なぜ営業は定時で帰れないか?
たいていは売り上げが慢性的にかつかつか足らないからだ。
営業生産性の概念が欠落している。
もし売り上げが十分で、なおかつ退社が遅いとしたら、見切りをつけよ。

私が指導する「提案営業研修」では、会社の繁栄のために社員の幸福を犠牲にすることは絶対にしない。
どちらも貪欲に叶えるのだ。
提案営業は生き残りでなく“勝ち残り”を目指す企業にこそふさわしい。

トップの求心力と社員の我慢により業績を支える経営はもはや限界に達した。

                       ◇

私は、社長や役員、営業幹部向けのセミナー映像9タイトルを無料で公開している。
それぞれ15〜20分。
⇒和田創「営業変革講演」はこちら。

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人気急上昇、職場・会議の無償教材

私は悩める経営トップや営業幹部にエールを送ろうと、『月刊トップセミナー』を発行している。
毎月1本、10分少々の講話映像(セミナー動画)を無料で皆さまへお届け。
再建屋としての豊富な経験と実績に則して「営業発の全社改革」など、経営革新や営業変革に役立つヒントを平明にときにユーモラスに語っている。

内容は、社員や部下の指導に当たるうえで絶対に知っておかなければならない基本的な事柄ばかり。
それは、これまでの経営や営業とは正反対。
当然ながら、成長期と成熟期、好況期と不況期では、考え方も進め方も何もかも逆になる。
この程度の気づきを持てない経営トップや営業幹部が珍しくない。

変化の激しい今日において自社や自分が変わるとは、むろん「変わること」でない。
きのうの自社や自分を「捨てること」である。
そうでなくては、変化の振幅と速度にまったく追いつけない、どんどん置いていかれる。
化石のような経営観・営業観を引きずるところは「業績下落⇒規模縮小」の悪循環にはまったまま…。

『月刊トップセミナー』は、お陰さまで読者が増えている。
ビジョンやクレド、戦略や方針づくりの材料、訓示やスピーチの話題にする社長が多い。
月1回、職場で視聴して全員で議論する管理者や拠点長が少なくない。
用途はさまざまだ。

最近では、組織や団体から利用の打診を受けるようになった。
10分少々の映像だが、コンテンツの作成に3日はかけている。
講演講師として非常にうれしい。
ビジネスエリートを対象としたMBA(大学院大学)で配信されている。
また、経営者の集まりや社会人の勉強会などで映像教材に採用されている。
さらに、財団法人や会員制ビジネスなどで配布されている。
私どもで実態を確認できれば、無償で提供させていただく。

読者サービスの一環として、ビジネス雑誌や各種団体のメルマガに最適では…。
企画の活性化、魅力の増幅が図れよう。

『月刊トップセミナー』無料購読のお申し込みはこちら

バックナンバーは以下のとおり。
このうち2009年3月号〜5月号、2009年11月号〜2010年1月号については講演動画を公開中(クリックで視聴が可能)。
2010年4月号以降も発行。

◆2010年3月号
予算未達が慢性化する職場
〜根本原因は錆び付いた営業観にある

◆2010年2月号
営業力を大きく伸ばす簡単な方法
〜当然ながら、売り上げも大きく伸ばせる

◆2010年1月号
実質下請けで会社と社員は守れない
〜全員の意識改革と営業の強化・育成を!

◆2009年12月号
提案型でなく問題解決型へ
〜逆境の指揮官が営業の真髄を指摘!

◆2009年11月号
営業社員のメンタルヘルスケア
〜売り上げにブレーキをかける要因とは?

◆2009年10月号
業績低迷が3年続けば経営危機
〜営業を鍛えてジリ貧から抜け出せ!

◆2009年9月号
営業の質の低下は深刻!
〜勢いで採用した人が“お荷物”になる

◆2009年8月号
営業の人材はどうすれば育つか?
〜皆が御用聞きレベルではとても不可能

◆2009年7月号
勝ち残りへ、社員・部下を動機づけよ
〜人手と人材、作業と仕事の違いをすり込む

◆2009年6月号
なぜ値引きに苦しめられるか?
〜利益の出ない不毛の商談を減らす要諦

◆2009年5月号
なぜ御用聞きから抜け出せないか?
〜御社の営業を劇的に変えるコツ

◆2009年4月号
販売減少・受注低下はこう乗り切る
〜営業テコ入れ、業績建て直し、基本中の基本

◆2009年3月号(創刊号)
出向者・配置転換者の再生と戦力化
〜受け入れ時の社長や管理者の対応がすべて!

私は、会社の繁栄と社員の幸福を願う大勢の皆さまに視聴していただきたいと思う。
ご登録くださると、最新号よりお届けする。

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詳しくは、和田創研のホームページをご覧ください。

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しかも、私がときどき新しい記事を割り込ませています。
内容が古かったり、順序が変だったりするのはそのためです。

なお、ブログによりぎりぎりのジョーク、成人向けの内容が含まれます。
ご承知おきください。
私は執筆に当たり全人格を投影したいと考えます。
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プロフィール
wada01











和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
面白くないジョークの会会長 

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