コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2010年12月

紅白歌合戦が終わり明治神宮へ初詣…参拝客日本一

NHK紅白歌合戦が終わると同時に「初詣」へ。
それが新年の恒例行事になっている家庭は少なくないだろう。
例えば、「明治神宮」に出かける。
正月三が日の参拝客は日本一である。
毎年3百万人程の人出で賑わう。

私は渋谷・松涛から横浜・港北ニュータウンに引っ越してくる3〜4カ月前、生後8カ月半の子どもを抱いた妻とともに明治神宮に初詣に行った。
それ以来、おそらく足が遠のいている。

ところで、渋谷の前に短期間ながら原宿に仕事場を構えていた。
渋谷区千駄ヶ谷3丁目。
「宮廷ホーム」の少し先、JR山手線に面する古いマンションの一室だった。
仕事に疲れると、窓外に目をやった。
線路を挟んだ向こうに広がるのが、深く美しい神宮の森だった。
毎日幾度となく眺めたものだ。
木々に包まれるように明治神宮がある。

1年程前、私はこの森が“人工”と知り驚いた。
ウィキペディアによれば、明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后を偲び、1920年(大正9年)に創建された。
神社設営に選ばれた一帯は荒地であり、人工林をつくる必要があった。
そこで、造園に関する一流の学者らが集められ、当時としては最高の技術が用いられた。
各地からの膨大な種類と本数の献木を計画的に植樹して森を育てた。
人工林を意図的に自然林化したのだ。

                       ◇

私は2011年に還暦を迎える。
2010年元旦に「サードキャリア」へ挑戦することを誓った。
1年間は“転職準備”という位置づけ。
最大の理由は、体力の衰え、それにともなう体調の悪化。
身勝手といえるが、年齢相応の働き方を追求しないとやっていけない。
激務の企業研修と公開セミナーから短時間の講演にシフトする。
公開セミナーは完全にやめるわけでないが、講義中心から演習重視にシフトする。
あるいは、小人数のコンサルティングタイプにシフトする。
いずれも体の負担が大幅に軽減する。
そのためにコンテンツの開発に取り組んできた。
また、自分が講師として出向かなくてもいいよう、教材の開発に取り組んできた。

講演の実施と教材の発売は本格的には2011年4月(新年度)から、一部は1月(年明け)から。
2011年は私にとり勝負の年になる。
何が何でも初詣に行く。

とはいえ、仕事に追われており、明治神宮へ出かける時間も参拝に並ぶ時間も取れない。
そこで、自宅の近く、横浜市営地下鉄センター北駅前の「杉山神社」へ。
21世紀に入って港北ニュータウンの人口が急増し、いくらか行列ができるようになった。

教材の第3弾が完成する予定が4月下旬。
ゴールデンウィークに明治神宮を訪れたいと考えている。
第6弾が完成する予定が7月下旬。
ここで一息つけそう。
私はいつ休みを取ったか思い出せない。

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和田創ブログ 2010年12月タイトル一覧

◇2010年12月31日(金) 紅白歌合戦が終わり明治神宮へ初詣…参拝客日本一
◇2010年12月31日(金) 大杉漣と松下奈緒、ゲゲゲの親子が紅白再会か
◇2010年12月30日(木) 土日・祝日・年末年始など無休診療病院(横浜都筑)
◇2010年12月30日(木) チューリップ・青春の影…財津和夫の苦悩と葛藤
◇2010年12月29日(水) ひょうきんイモトアヤコ、才能と度胸の産物
◇2010年12月29日(水) 浅田真央と30人31脚
◇2010年12月28日(火) ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!
◇2010年12月28日(火) 安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション
◇2010年12月27日(月) 松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望
◇2010年12月26日(日) 浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表
◇2010年12月26日(日) 松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会
◇2010年12月25日(土) 浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本
◇2010年12月25日(土) 松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会
◇2010年12月24日(金) 明日花キララの脱ぎっぷりに拍手…嬢王3
◇2010年12月24日(金) 90分営業実践塾…SMBCコンサルティング
◇2010年12月23日(木) ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日
◇2010年12月23日(木) 村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権
◇2010年12月22日(水) JR東海クリスマス・エクスプレス赤い口紅CM
◇2010年12月21日(火) 妻が嘔吐と下痢、微熱…ノロウイルス食中毒を疑う
◇2010年12月21日(火) 山下達郎クリスマス・イブ…絶句する完成度
◇2010年12月20日(月) 二人の妻の忠臣蔵…私の12月14日
◇2010年12月20日(月) 浅田真央はもうあの頃に戻れない
◇2010年12月19日(日) ついにボケたか…位置と方向が不明で迷子
◇2010年12月19日(日) 私に幸せをもたらす人、周囲に不幸をばらまく人
◇2010年12月18日(土) パソコンが故障…PCデポ港北本店の対応と修理
◇2010年12月18日(土) 浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ
◇2010年12月17日(金) 嬢王3はおっぱい祭、原幹恵は巨乳初披露?
◇2010年12月17日(金) 仕事の自己評価…その落とし穴とは?
◇2010年12月16日(木) 訳ありキャバ嬢・規格外ホステスを集めたクラブ
◇2010年12月16日(木) 浅田真央は貯金を使い果たした
◇2010年12月15日(水) 真冬の冷やし中華が一番うまい
◇2010年12月15日(水) 斎藤祐樹、期待の重圧…プロでの実力と活躍
◇2010年12月14日(火) 土光敏夫(講演TV賢人編)が著作権侵害で消滅
◇2010年12月14日(火) 浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ
◇2010年12月13日(月) てっぱんの失敗、瀧本美織の涙
◇2010年12月12日(日) 寝台特急北斗星ロイヤル消滅か…東北新幹線延伸
◇2010年12月11日(土) 村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位
◇2010年12月11日(土) 浅田真央がかいた汗の量
◇2010年12月10日(金) 高橋大輔を追う小塚崇彦に不安、村上佳菜子は自信
◇2010年12月10日(金) 斎藤祐樹は日ハムのユニフォームでいいのか?
◇2010年12月9日(木) 提案営業…MBA学生、セミナー受講者の絶賛
◇2010年12月9日(木) 真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う
◇2010年12月8日(水) 著作権侵害、常習犯の手口…社員教育担当者
◇2010年12月8日(水) 安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー
◇2010年12月7日(火) 著作権侵害の温床は企業研修(社員教育)
◇2010年12月7日(火) 高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ
◇2010年12月6日(月) 提案営業の最高峰を学ぶ…超本格研修(セミナー)
◇2010年12月6日(月) 民主党、なりふり構わず「菅おろし」へ
◇2010年12月5日(日) どうしても頑張りすぎてしまう方へ
◇2010年12月4日(土) 浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄
◇2010年12月3日(金) 嬢王3原幹恵Gカップ巨乳に挟まれる至福
◇2010年12月2日(木) 浅田真央のリップサービス…マスコミ対応
◇2010年12月1日(水) 平山郁夫シルクロード、日本人の深部に流れる川
◇2010年12月1日(水) 浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然

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大杉漣と松下奈緒、ゲゲゲの親子が紅白再会か

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
このドラマでヒロイン・村井布美枝(武良布枝。松下奈緒)の実の父・飯田源兵衛を演じたのが、大杉漣(おおすぎ・れん)である。
以前のブログ「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」に続いて…。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

大杉漣は、青林堂の長井勝一が手がけた『月刊漫画ガロ』を創刊から読んでいた世代である。
水木しげるの漫画も読んでいた。
それゆえ、「ゲゲゲの女房」への出演を光栄に感じた。

さて、「ゲゲゲの女房」の公式サイト(番組ホームページ)に大杉漣のインタビュー記事が載っていた。
役づくりへの考え、そして飯田源兵衛への思いが率直に語られており、とても興味深かった。
以下は、そこから。

役者はさまざまな役柄を演じる。
しかし、自分でも気づかないうちに、類型のようなものをインプットされている。
大杉漣は、この役柄はこう演じるはずだという観念を少しでも外そうとしている。
役柄よりも「人間」のほうを追求する。
演じる前に“素っ裸”にしてみるそうだ。

大杉漣は「ゲゲゲの女房」のシナリオを読み、飯田源兵衛の父親像に共感した。
きちんと愛して演じられる人物だと…。
彼の頑固さの裏に、家族に対する大きな“熱”を感じた。
本気で案じ、本気で怒り、本気で喜ぶ…。

昔は、なぜこんなに怒っているのだろうという人が近所にいた。
私も直江津小学校の頃(昭和30年代)を振り返り、思い当たる。
怖い大人がよその子を平気で叱った。
だから、やんちゃでも真っ直ぐに育つ。

飯田家は、家長・源兵衛を立てる妻・ミヤコがおり、それに家族が従う構図になっている。
絶大な力を持つのは源兵衛だが、ミヤコが案外、飯田家をコントロールして一つにまとめている。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

貧しいと、ぎりぎりの知恵を生み出せる。
また、人と人のつながりを大切にする。
昔は、貧しさをエネルギーに変え、たくましく生きていった。
私の結婚後の生活もそうだった。

「ゲゲゲの女房」には、どんなに苦しい状況に陥ろうと、自ら選んだ道を進んでいく力、喜びを見出す力、幸せを感じる力があふれている。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

大杉漣は役者であるかぎり、捨てたり拾ったり、積みあげたり崩したりする作業を続けていくと語っている。
この辺りは、私がこのブログで幾度か述べた「破壊と創造」につながる。

⇒2009年12月23日「創造への挑戦、成功への失敗」はこちら。

先頃、「ゲゲゲの女房」で親と娘を演じた大杉漣と松下奈緒が「ベストフォーマリスト2010」に選出された。
蝶ネクタイにタキシードの大杉漣はツーショットに照れ臭そうだった。
私と同学年なのに若いし、かっこいい。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

大みそか恒例の「NHK紅白歌合戦」の紅組司会を務める松下奈緒。
「ゲゲゲの家族」が応援に駆けつけるらしい。
となると、大杉漣もやって来よう。
再び対面…。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

◆書き加え1(12月21日)

このブログは思い出せないくらい前に書いた。
「〜はこちら」のブログもたいていは書き溜めた原稿である。
自分でも時間の前後が分からなくなる。
申し訳ない。

いよいよ今夜は「第61回NHK紅白歌合戦」。
私は約半世紀ぶりに同番組に触れる。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

この2本の原稿もかなり前に書いた。
しかも、いくらか時間が取れると、アップの直前に原稿を手直ししたりする。
古い記事に新しい情報が混ざるわけで、私は頭のなかがごちゃごちゃになる。

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土日・祝日・年末年始など無休診療病院(横浜都筑)

私は講師という仕事柄、風邪を引けない。
仮にどんなに高熱が出ても絶対に休めない。

先日、横浜市営地下鉄センター南駅前のシティクリニック(横浜市都筑区)でインフルエンザの予防接種を受けた。
今年は、A型(季節性)とA型(新型)とB型(季節性)の混合ワクチン。
1回2千円。
通常より安い?

日曜日だったが、いや日曜日だからか、待合室はマスクをした患者であふれんばかり…。
すでにインフルエンザがはやっているようだ。

ここは個人病院だが、原則として年中無休である。
五十嵐力院長は超人。
わが家がもっとも頼りにする医者だ。
この辺りの住民はかなり助かっているのでは…。
シティクリニックはジェネリック医薬品を処方するなど、患者の経済的な負担の軽減に力を入れている。

今年も年末年始は休まないようだ。
この時期は病院が閉まり、年により風邪が広まる。
とりわけ小さな子どもがいる家庭に、シティクリニックの存在は非常に心強い。

以下に、「24時間急患受け入れシティクリニック…センター南」と題する2010年8月21日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は疲労と猛暑で抵抗力が弱った。
もとはといえば、加齢と不摂生で体力が落ちたこと。
そのせいでアレルギー性鼻炎を発症し、これが原因の咳が2カ月近く続いている(自己診断)。
鼻汁が気管のほうに流れ込む。

体が温まると、ダメみたいだ。
眠りに就こうとすると激しく咳き込む。
毎日のことなので、極端な睡眠不足が続いている。
また、アルコールを少量楽しむだけで咳き込む。
私は自宅やホテルで寝酒くらいしか飲まなくなったが、いまは絶っている。
それでも眠りに入れない。

…というわけで、さらに抵抗力が低下する悪循環にはまり、長く抜け出せないでいた。

私は妻に叱られ、ついに医者へ行くことを決意した。
家族が世話になっている横浜市営地下鉄センター南駅前の「シティクリニック」。
内科・小児科・循環器科、そして人間ドッグがある。
院長は東京大学医学部卒業の五十嵐力先生。

わが子が小学4年生のとき、頭の激痛に苦しんだ。
もの凄く我慢強いのに、静かに涙を流している。
よほどつらいのだ。
立派な大学病院で異常なし。
あんなに苦しんでいるのに、それはない。
要は、診断をつけられない。
ところが、五十嵐力先生はあっさりと原因を突き止めた。

⇒2008年2月22日「シティクリニック、五十嵐力院長」はこちら。

さて、シティクリニックは2009年12月、センター南の駅前広場(ロータリー)にビルを新築した。
設備も機器もかなり整備された。
土日も祝日も、年末年始休暇やゴールデンウイーク(GW)、お盆休みも無休で診療してくれる病院はありがたい。
港北ニュータウンは平均年齢が若く、小さな子どもを抱えた世帯が多い。
それと、診察もそこそこに薬を出したがる医者と違い、対応が丁寧かつ親身である。
地域社会のホームドクターだ。

私は、流行の「百日咳」が疑われたが、アレルギー性鼻炎による咳でないかと診断された。

シティクリニックで処方された薬は、頑固なアレルギー性鼻炎と咳を鎮める即効性があった。
3日程で症状が和らいできた。
これまで市販薬を用いてきたが、なかなかよくならなかった。
もっと早く医者にかかるべきだった。
健康保険が使えるので結局、安い。
なぜだろう、右の手の平のアトピーも症状が軽くなった。

ただし、同じビルに入居する「スマイル薬局」の薬剤師に指摘されたとおり、薬を飲むと猛烈な眠気に襲われる。
以前、妻が似た症状で一部同じ薬を処方されたが、眠くなることはなかったという。
人により副作用(?)は違うようだ。
私は頭に幕がかかり、意識がぼんやりとする。
仕事にならず、とても困っている。
はたして完治はいつか。
服用を一日も早くやめたいが…。

                       ◇

シティクリニックは長年、24時間急患受け入れを謳ってきた。
365日緊急診療対応。
とはいえ、すでに述べたとおり、基本は個人病院。
院長も最近はさすがに疲れるとみえ、休診日をまれに設けるようになった。
看護婦(看護士)たちが先生はどうやって睡眠を取っているのか不思議、倒れないのが不思議と言っていた。
私もそう思っていた。

「シティクリニック」。
あらかじめホームページ(HP)や電話で確かめてから訪れてほしい。
HPには診療時間のほか、休診日などが記されている。

◆所在地
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央51−10
横浜市営地下鉄センター南駅前

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チューリップ・青春の影…財津和夫の苦悩と葛藤

博多から勝負をかけて上京したチューリップ。
…ほしくて仕方がなかった世間の注目をようやく手に入れた。

が、「心の旅」のヒットと引き換えにまとわりついたアイドルグループというイメージ。
そこにリーダー・財津和夫の苦悩と葛藤、そしてメンバーの違和感があった。

おそらく、人に深さを与えるため、人生は思うとおりにならないようにできている。

財津和夫が軌道修正を図りたくて問うたのが、「青春の影」だった。
アイドルが歌う楽曲にもっとも大事なのは、大衆にとっての分かりやすさである。
皆が一度聞けば親しみを持てること。
「心の旅」はそうだ。

ところが、一転して「青春の影」は、人の内面へ潜り込んだ。
哲学というか思想性がにじみ出ている。
それは、チューリップとしての原点回帰だった。
ゆえに、この楽曲は最初から受け入れられたわけでない。
心を込めてライブで歌いつづけるうちに、徐々に共感と支持を広げていった。

しかし、それはチューリップがヒットを飛ばした結果、初めて持つに至った余裕の裏返しとも見なせよう。
それがこの楽曲に、若さに似合わない、堂々たる風格をもたらした。
「心の旅」と同様に愛情をテーマとしているものの、「青春の影」は人生の営みに通じる。

私は不朽の名作だと思う。

以下に、「財津和夫・青春の影、歌詞の意味…昭和の名曲」と題する2010年8月13日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は、財津和夫(ざいつ・かずお)の「青春の影」に惹かれてきた。
きっかけが何か、時期がいつか思い出せないが、自分のなかに根を下ろしていた。
しかも、楽曲が先で、ミュージシャンは後だ。
井上陽水(いのうえ・ようすい)とその楽曲から浴びせられたようなインパクトはなかった。

以前、青春の影を久し振りに聞く機会があり、自分なりの考えをまとめた。
そして、「財津和夫『青春の影』不朽の名作の謎解き」と題し、このブログにアップした。
が、読み返してみると、どこかしっくりしない。

⇒2010年8月1日「財津和夫『青春の影』不朽の名作の謎解き」はこちら。

私は例によりうだうだと考えつづけた。
楽曲の感動と向かい合いたかったのだ。
それは自分を見詰めること。
練り直した原稿をきょうアップした。

                      ◇◆◇

音楽にほとんど関心のない私が聞き惚れてしまうのは、財津和夫の「青春の影」。
かならず胸が熱くなる…。

財津和夫は、ニューミュージック系のポップスグループ「チューリップ」のリーダー。
ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がけた。
1948年、福岡市生まれ。
博多はミュージシャンや芸能人を多く輩出する土地柄だ。

貧乏学生の私が授業を放り出し、楽譜取次の松沢書店の一員として飛び回っていた頃、チューリップの楽譜が急に売れはじめた。
インターネットで調べたところでは、3枚目のシングル「心の旅」を出した1973年だったようだ(姫野達也がリードボーカル)。
1974年に「青春の影」と、立てつづけにヒットを飛ばした。

心の旅はストレートなラブソングだ。
おそらく愛する人を故郷に残し、自らの意志を貫いて上京する。
これが別れになりそうと、互いに思っている。
どこか切ない。

青春の影もラブソングだが、深い。
人間的な成熟が感じられる。
財津和夫が20代半ばで書きあげたことに驚かされる。
私は、昭和を代表する名曲だと思う。

歌詞の1番をそのまま受け取れば、愛する女性と生涯をともにする決意を固めた男の歌である。
2番の終わりは、プロポーズに向かう途中に湧いてきた、あるいは噛み締めた大人への自覚だろう。
青春の影の「影」は、青春を過去に押しやるとの思い、そして惜別の念か…。
おそらく青春時代の幕を下ろし、家庭生活の扉を開ける。
愛のあり方もこれまでとは変わっていく。
二人の旅が始まるのだ。
それは途方もなく長いデコボコ道…。

自分を振り返るなら、つきあいと同棲が長かった私と妻(前妻)は機が熟するように結婚へ進んだ。
が、挙式では、独身を手放す喪失感と所帯を構える責任感が一気に押し寄せた。
形容しがたい感慨があった。
私にも妻にも大きな区切りだった。

青春の影は「心の旅」に出た後の人生のドラマと主人公の成長を歌っているのか。
それが自らの経験を土台にしたものかどうか、私は分からない。
内容としては、ポジティブかつハッピーである。
雄々しい。

しかし、そうした解釈だと、どうも面白くない。
この楽曲の魅力がするりと逃げていく。
全体からにじみ出る“切なさ”もうまく説明できない。

私は、財津和夫は「謎」を残したかったのでないかと思う。
心の旅の歌詞と同様、青春の影の歌詞の1番は明快だ。
意味を取り違えようがない。
ところが、一転して2番が分かりにくい。
なかでも前半と最後の2箇所にキーフレーズが置かれている。
財津和夫は“余白”を忍ばせた。
鑑賞者への贈り物か。
曲名も謎を深めるのに一役買っている。

                       ◇

歌詞の1番と2番にそれなりの時間が横たわっていると考えると、違った解釈ができそうだ。
すなわち、出会い、愛、別れ…
愛のかけがえのなさと厳しさ、まっとうの難しさ…。
それでも人はときを刻み、道を歩みつづける。
財津和夫は、愛すること、生きることへの純粋な情熱を綴った、大きな悔いさえ受け入れながら…。

作者が世の中に作品を送り出せば、独り歩きする。
鑑賞者は気ままに楽曲を楽しむ。
解釈に白黒をつける必要はなかろう。
頭で音楽を聞くなど邪道…。

作者といえど、作品のすべてを理解しているわけでない。
それ以前に、意図が伝わるとは限らない。
そもそも作者はヒットをつくれない。
受け手(鑑賞者)のさまざまな思いが塗り込められ、作品の世界が膨らんでいった結果である。

私自身、失恋を歌った楽曲と捉えるほうがイマジネーションは広がる。
また、一層、心に染み入る。
実際、青春の影に接し、人をまっすぐに愛した記憶がよみがえったり、それゆえの失恋の痛手を癒されたりする方も多いのでないか。
単に結婚に至るストーリーだったら、大ヒットはなかった。
プロポーズソングやウェディングソングとして多用されただろうが…。

                       ◇

青春の影の圧倒的な凄みは、人により、さらにそのときどきで異なった受け止め方を、しかも何の違和感もなくできてしまうことだ。
財津和夫の眼差しは、現実の愛にも、回想の愛にも、やさしく注がれている。
人を愛するのも自分であり、人と別れるのも自分である。
それが人生…。
この楽曲には、懸命に生きる人へのおおらかな包容力がある。
世代を超えて愛されるゆえん。

青春の影は、深い愛情は当然として、重い責任をともなう結婚へ踏み出そうとする心情を歌いあげた。
平凡をよしとする覚悟も…。

そうしたとき、結婚に至らなかった相手との愛がよぎるかもしれない。
私たちは人生の節目に、それまでのさまざまな出来事を喜びや幸せ、悲しみや苦しみなどの記憶とともに重ね合わせる。

なお、4タイプしかない血液型を引き合いに出すと叱られそうだが、O型のよさがいかんなく発揮されている。
楽曲の底に保守的な安心感が流れる。
それが聞く者をじんわりと揺さぶる。

私は先だって、テレビで放送された財津和夫の映像をたまたま見た。
やはり詞も曲も素晴らしい。
不朽の名作。

そして、思った。
これをクラシック風にアレンジし、オーケストラをバックに「アンドレア・ボチェッリ」に歌ってもらいたいと…。
財津和夫とはまた違った感銘や感懐が得られるのでなかろうか。
とてもマッチしそう。

私は40年間、NHK紅白歌合戦をろくに見ていない。
とくに30年間はほとんど…。
ボチェッリが「青春の影」を歌う。
日本の名曲を世界中の人々に聞いてもらうきっかけになる。
大晦日に温かい涙が溢れそうだ。
終わりは始まりである。

なお、ボチェッリはクラシカル・クロスオーバーの火付け役となったイタリアのテノール歌手である。

⇒2009年11月15日「ベスト・オブ・ボチェッリ」はこちら。

◆書き加え1

この楽曲には、おめでたい席(結婚披露宴)で歌うのをためらわせるような深みがある。

歌うとしたら、新郎。
ほかにぜひともというなら、新郎を見守ってきた熟年カップルの男性か。

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ひょうきんイモトアヤコ、才能と度胸の産物

私は書斎で仕事を行うとき、テレビをつけっ放しにしている。
広い意味の経済番組が多いテレビ東京。
次いで、報道番組や特集番組が多いNHKテレビ。
むろん、他局も流す。
言い訳がましいが、社会の動きに疎くなるのを避けるため。
講師という仕事柄、いろいろな分野や領域に関心を持っていたい。

タレントの声が聞こえてくると気になるのは、「珍獣ハンター」の異名を取る「イモトアヤコ」。
手を止めて画面を見てしまう。
不思議な魅力に引かれる。

印象に強く残るのは、太い眉毛と不揃いの歯並び。
眉は描いているのかつけているのか。
髪形を含め、これでもかとばかり“不細工”を打ち出す。
謎のセーラー服姿が、怪しい雰囲気に輪をかける。
ずんぐりむっくりした体(不確か)。
ネットで調べたら、1986年生まれの24歳。
本名は井本絢子。
血液型はO型、身長は 153cmと小柄。

イモトアヤコは“ひょうきん”を売りにしている。
私がこの子について思うのは、第一に頭のよさ。
視聴者に受けるツボを心得ている。
第二に開き直り。
無鉄砲というか、向こう見ずというか。
つまり、才能と度胸を備えている。

ウィキペディアによれば、中学校3年生で鳥取県の陸上競技大会の百メートル競走で6位に入った。
その俊足が芸(?)に生かされている。
日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」で注目され、シリーズ化された。
2009年「24時間テレビ32」でチャリティ・マラソンランナーとして最年少でフルマラソン3本分を完走した。
視聴率を取るためといえ、番組は年頃の女性に滅茶苦茶な要求を突きつける。

イモトアヤコは、たいてい体を張っている。
人がやらないことに挑まなくては芸能界で埋没すると腹を括っているのだろう。
が、野生の動物相手の仕事は危険と背中合わせ。
命を大切にしてほしい。

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浅田真央と30人31脚

私は仕事に追われ、風呂もほとんど入れない。
久し振りに頭を洗ったら、髪の毛がごそっと抜けた。
不潔にしていたからか。
おそらく数百本。
てっぺんが一気に薄くなった。

叩きっ放しのキーボードが破損、使いっ放しのマウスバットも摩耗。
PCデポ港北本店で買ってきて仕事を続けている。
キーボードは、ソーラータイプにした。
年明け以降の講演の準備が間に合わないかもしれない。
あせる、あせる・・・。

さて、今年もまた「小学生クラス対抗30人31脚」の季節がやってきた。
・・・と思ったら、昨年で終了していた。
1996年から14回開催された。
私は、テレビ朝日で年末や年始に放送されるのを楽しみにしていた。

視聴率が取れないからか。
それともこうしたイベントは膨大な運営費(制作費)がかかるからか。
テレビ局の懐事情は年々、経済衰退による広告の減少、社会変化にともなうネット広告へのシフトなどで厳しくなるばかり。

ウィキペディアによれば、出場の公平性や勝利の正当性など、予選を含めた大会運営に何かと問題を抱えていたようだ。
足の速い児童を集めてクラス編成を行うなど、一部の学校の行き過ぎた実態も発覚した。

中止の背景としては、参加校や児童数が減少したこと。
さらに、中学受験のための塾通いの増加など、練習時間の確保が困難になったこと。

クラスが勝つためには全員が横一列に並んで50メートルを走らなければならず、猛烈な練習が必要になる。
その様子も放送されたが、小学生には過酷すぎるという批判も寄せられていたらしい。

以下に、「本気で悔しがる生き方、働き方」と題する2010年1月3日のブログを収める。
かなり手を加えた。

                      ◇◆◇

年末、小学生が50メートル走のタイムを競う「30人31脚」の番組をやっていた。
二人三脚のクラス版。
私は一部を視聴。
全国大会への進出をかけてレースに臨み、敗れて涙を流す子どもたちの姿が映し出された。
私は美しいと思った。

我が身を振り返り、悔し涙を流したことがない。
自分ではかなり頑張ってきたつもりだった。
しかし、限界に挑んでいなかったのか。
意識はしていなくても、一歩手前でブレーキをかけている?

私が悔し涙を流したことがないもう一つの理由は、原則として個人の世界で生き、働いてきたからだろう。
チームで困難な目標に立ち向かった経験がない。
一人は「他責」にできない。
厳しいのは確かだが、自分で結果を受け止めればよい気楽さがある。

ところが、皆で力を合わせて取り組むタスクはそうはいかない。
自分のちょっとした弛みやしくじりのせいで、成果を上げられないどころか台無しにしてしまう。
皆が真剣であるほど申し訳なく、もっと厳しい。
ここから、一人は皆のために、皆は一人のためにという言葉が生まれたのか。

団体競技はたいていこれだ。
例えば、甲子園の高校野球で一番つらいのは、自分のエラーが原因で敗れること。
立ち直れないほどの傷を負う。

私は、30人31脚のチーム編成のルールがどうなっているのか分からない。
だが、メンバーが進んで集まったクラブ活動と異なり、各人の意識も能力もバラバラ。
チームとしてまとまるのは非常に難しそうだ。
しかも、基礎的な練習の積み重ねが大事になる。
それは恐らく単調で地味で、その分だけきつい。
レースに対する温度差を乗り越えなくては全国大会に進出できない。

本気で悔しがる。
ありそうでない。
例えば、売り上げが目標に届かなくても、だれも本気で悔しがらない会社や職場が少なくない。
いや、多い。
全員に連帯感が薄く、各人に使命感が乏しい。
白けた空気が漂う。

本気で悔しがるのは、本気で取り組んだ証である。
本気で悔しがる生き方、働き方ができるのが、成功者の条件でなかろうか。

                      ◇◆◇

以上。

私はその後、このブログでフィギュアスケート女子の浅田真央を取りあげた。
彼女は試合で敗退しても大勢を感動させられる、まれなアスリートである。

以下に、「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」と題する2010年11月21日のブログを収める。
ただし、一部分を抜き出した。

                      ◇◆◇

何事も中途半端で投げ出してきた私は、これまで一度も悔し涙を流したことがない。
「30人31脚」「全日本吹奏楽コンクール」など、子ども(少年・青年)が出場するさまざまな競技が舞台裏を含めてテレビで放送される。
敗者はたいてい大泣きする。
本気で悔しがるのは、本気で取り組んだ証である。
そう、限界まで頑張った。

本気で悔しがる。
ありそうでない。
私自身はこれからも経験せずに一生を終えるのでないか。
本気で数知れず悔しがれるのが、一握り成功者だ。
彼らの最大の共通点は、敗北や挫折の経験が突出して多いことである。
凡人は自らブレーキを踏むので、失敗が少ない。
たいてい、できそうなことでお茶を濁しながら年を取っていく。

⇒2009年11月9日「成功の条件を考える」はこちら。

私は昭和26年(1951年)生まれの古い人間であり、人前で涙を流すのは潔くないという気持ちをどこかで引きずっている。
最近、だれもかれもたやすく泣きすぎる・・・。
そう考える私が感動したのが、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で浅田真央が流した大粒の涙である。
とても痛ましかったが、同時にとても美しかった。
彼女が本番を迎えるまでに重ねてきた努力、乗り越えてきた試練に思いを馳せれば、悔し涙には正当な「価値」が認められる。
その尊さが、私たちの心を強く打った。

バンクーバーオリンピックで浅田真央は敗北を喫したわけでなく、銀メダルを得た。
ただ、彼女が望んでいた表彰台の一番高いところに立てなかった。
そこにすべてをかけ、凄まじい情熱とエネルギーを傾けてきた。
私が過去のオリンピックでもっとも印象に残った悔し涙である。

浅田真央は、自分に厳しい。
そして、周囲に優しい。
とくに気配りが半端でない。
若いのだから、私は気楽に、いや勝手に振る舞ってもらいたい。
が、浅田真央は決してそうしない。
この子が背負うものはあまりに重い。

2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリストの荒川静香はしがらみと無縁だった。
本番では、大勢の期待に応えるのでなく、自分の滑りを見せることに徹した。
彼女が目指したのは、あくまでプロ転向の片道切符を手にすること。
私が知る範囲でもっともエレガントなスケーティングだと感じたが、人気はそれほど高くない。
ちなみに、もっともドラマチックなスケーティングだと感じたのはカタリナ・ヴィット。

荒川静香は目的志向が強く、そこから少しでも外れたものはばさばさ切り捨てられる。
日本人のウエットな国民性とかけ離れた地点に立つ。
これも立派な見識だろう。
そして、自分にとっての至上命題をクリアした。

⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。

日本選手が一つもメダルを取れないうちに、トリノオリンピックは最終盤に差しかかった。
私たちが諦めかけていたとき、荒川静香はもっともまぶしいメダルをつかんだ。
努力が大前提にしろ、先の意思(考え)がそれを引き寄せた。
また、運をあわせ持っていた。

この選手に何が何でも金メダルを取らせてあげたい。
国民の多くがそう願うこと自体がとんでもなく凄い。
私は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で浅田真央が楽しく滑る姿を見られるなら満足である。
それだけで十分にうれしい。
が、栄冠に輝くことがあれば熱狂するだろう。

浅田真央には頂点が似合う。

⇒2010年5月4日「アンジェラ・アキと浅田真央の失敗」はこちら。

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ゲゲゲの女房総集編…松下奈緒、感動を再び!

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるが売れたのはだいぶ後。
夫婦は誇りと明るさを失わず、互いを信じてゴールの見えないデコボコ道を歩みつづける。
食べるものに困るどん底でも笑いながら生きた。

青春時代を経て結婚へ…。
これが一般的な流れだろう。
しかし、村井布美枝(武良布枝)と村井茂(武良茂)は結婚を経て青春時代へ…。
二人は、遅れてしまった分だけ喜びが大きく、それを大切にする気持ちが働いた。

「ゲゲゲの女房」は夫婦が成長し、家族が成長していく物語である。
この朝ドラには自由の風が吹きわたり、希望の光が満ちあふれている。
また、昭和30年代〜40年代の東京暮らしのあたたかさが通奏低音のように流れており、当時の世相も色濃く映し出される。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

この朝ドラにはまったのは私だけでなかった。
多くの国民がそう…。
主演の松下奈緒と準主演の向井理という、どこか素人っぽい二人の演技が新鮮な魅力だった。
それが武良布枝の自伝が醸し出す世界に呼応していた。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

私は「ゲゲゲの女房」が終わったとき、喪失感に苦しんだ。
いま放送中の「てっぱん」が軌道に乗ったら、それと3カ月ずらして再放送してもらいたいと思った。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

私の希望は叶いそうもないが、「ゲゲゲの女房」の総集編がNHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分、68分間放送される。
合計3時間24分程。
本編になかった映像も収められるとのこと。
とても楽しみだ。
松下奈緒は大みそか、朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と大忙し、体がいくつあっても足りない?

私は「ゲゲゲの女房」にのめり込み、心に残った事柄を綴ってきた。
かなりのエネルギーを注いだので、それぞれの記事がわりと長く、また本数も多い。
実は、妻の提案により「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(記事一覧)」をサイドバーに設けた。
ストーリーもいくらか追えるよう、古い日付順に記事を並べた。
折に触れ、この朝ドラの感動を振り返っていただければ幸いである。

NHK紅白歌合戦では、武良布枝がゲスト審査員として出場するらしい。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」とヒロイン・松下奈緒、そして「貧幸」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月27日「松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望」はこちら。

⇒2010年12月26日「松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

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安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション

「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
織田信成の演技が終わり、小塚崇彦の全日本王者が確定したとき、高橋大輔が通路で小塚陣営に差し出した握手は感動的だった。
彼の人柄がとてもよく現れていた。

選手は皆、勝ちたい。
まして主要な大会では…。
高橋大輔もむろんそうだ。

しかし、このブログで述べたとおり、今季の高橋大輔を見ていると、得点争いを突き抜けたところでフィギュアスケートを楽しんでいるように見える。
魂の表現への希求…。
だれも肩を並べることのできない独自の世界を追求し、構築した。
全日本選手権でのフリーの演技は本調子でないにしろ素晴らしかった。
それは会場の反応が物語っている。
素人の私は、高橋大輔がフリーで一番だと感じた(採点に異議を唱えているわけでない)。
実は、現時点で高橋大輔が世界一だと思っている。
得点は所詮、そのときどきの採点方法(ルール)に従ったものでしかない。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

演技で高得点を獲得したとしても会場を熱狂させられなければ真の王者といえない。
私が2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを期待する小塚崇彦は、まだまだ…。
スマートな「競技」を見せられている気分になる。
生まれ持った品格や品位はよしとして、もっと私たちを揺さぶってほしい。
どこかに俗っぽさがないと“人気”に火がつかない。
時間は十分に残されており、自分の殻を一度叩き壊してほしい。
すでに滑りの完成度は高いのだから…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

高橋大輔は年齢的にソチオリンピックの出場が容易でない。
演技以前に、スタミナそして体の柔軟性を維持するのが至難だろう。
まして、彼が望む“振付”は体力の消耗が非常に激しい。
残りわずかな選手生命を燃え尽くそうとしているのか。
しかし、私はソチオリンピックで彼の円熟した演技を堪能したい。
それは高橋大輔の“集大成”になるはずだ。

グランプリ(GP)ファイナルでSP終了後に高橋大輔は得点をもらいすぎと語った。
全日本選手権でフリー終了後に小塚崇彦は得点をもらいすぎと語った。
二人は自分に対して手厳しい。

ところで、浅田真央が全日本選手権でなぜか表彰台にのぼってしまった。
もともと日本では敵なしだ。
それでも当面の勝利をあえて捨て、ソチオリンピックへの長期計画に従って滑り(ジャンプ)の修正に取り組んでいると思い込んでいた。
私は心配症なので、かえって不安が募った。
このままだと「世界フィギュアスケート選手権2011」で連覇しかねない。
しかし、浅田真央は代表発表の場で、「連覇を狙うのでなく、全日本選手権よりもいい演技ができれば…」と語った。
よかった、よかった、私は一安心。
優勝したら問題…。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

浅田真央が試行錯誤の真っ只中、女子は現時点で安藤美姫が世界一だと思っている。
韓国のキム・ヨナは今季、大会から遠のいている。

白の清楚なコスチュームも素敵だが、私は安藤美姫のどぎついメイクときわどいエロティシズムが気に入っている。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

細かなけがが多く、調子の波が激しい。
が、好調なら爆発力を発揮する。
最近、精神的に安定してきたのでは…。

                       ◇

全日本選手権は、来年3月の世界選手権の日本代表の最終選考会を兼ねていた。

発表が行われた直後、それに疑問を感じた人だろうか、このブログを検索で訪れた。
「鈴木明子はなぜ出場できないのか?」。
彼女を応援している周囲やファンの気持ちが分からないわけでないが、私の考えを日曜日のブログで述べた。
ごめん。

「四大陸フィギュアスケート選手権2011」には村上佳菜子と高橋大輔に代わり、鈴木明子と羽生結弦が出場する。
二人には頑張ってもらいたい。

                       ◇

きのう、フジテレビで全日本選手権のエキシビションが放送された。

村上佳菜子はショーマンシップが図抜けている。
天性か。
このブログでキム・ヨナは女優としてやっていけるかもしれないと述べたことがある。
楽しませるという点において、村上佳菜子のほうが上。
しかも、いまは滑るたびによくなっている。

安藤美姫は女性では際立った力感と優雅な表現が見事に融合している。
本来、ダイナミックなジャンプが得意な選手だ。
私は彼女の持ち味に、荒川静香の魂が乗り移ったかのような演技に凄みさえ感じた。
絶好調!

浅田真央。
日曜日のフリー後のスポーツ番組で、有名なコーチ(?)が現在の出来を9割と評していた。
私はせいぜい6割と思う。
浅田真央は元に戻しても意味がない。
あの程度の選手でない。

エキシビションは競技でないので「ぶっちぎり」という表現は適切でないが、安藤美姫がそれ。

次いで、高橋大輔も…。
氷上でラテン系のダンサーが弾けるように踊る。
魅せる、魅せる。
フリーでも、彼の演技に点数をつけることにどれほどの意味があるのかと思えてくる。

代表発表の場で「やばいと思い、フリーは真剣にやった」という趣旨の発言があった。
普段は手を抜いているわけでない。
得点を強く意識して演技を行ったということだろう。

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松下奈緒、ゲゲゲの結婚願望

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
ヒロインの松下奈緒が9月16日に「スタジオパークからこんにちは」に出演した。
この朝ドラが終わりかけていた頃。
たったいま、そのアンコール特集が放送された。
私は当日の様子と内容をこのブログに綴った。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

松下奈緒(村井布美枝)は向井理(村井茂)と夫婦生活を演じるなかで「結婚願望」が強まった。
向井理に対する、ということでなかろう(おそらく)。
夫婦のよさ、さらに家族のよさが実感として分かったのだ。
「ゲゲゲの女房」では二人のかわいい娘を授かった。

松下奈緒は10カ月間、朝から深夜まで撮影が続いたため、NHKの職員食堂のメニューを食べ尽くしたらしい。

松下奈緒は「スタジオパーク」に出演した当時、クランクアップ直後の興奮が残っており、雄弁だった。
私にとり懐かしい再放送だ。

そこで、「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」と題する2010年9月17日のブログから一部分を以下に抜き出した。

                       ◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
「・・・好きでした」。
きのうの「スタジオパークからこんにちは」で、松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた。
どのような意味合いで口にするにせよ、勇気のいる言葉だ。
私は年甲斐もなく、ドキドキ…。

高視聴率を誇るだけに、通路は大変な人だかり。
熱烈な拍手で迎えられた。

松下奈緒によれば、「ゲゲゲの女房」は8時に皆でオンエアを見てから撮影へ。
なるほど、すーっと入っていきやすい。
向井理とは、ドラマでの夫婦関係の深まりとともに親しみが増していった。
当初は、村井茂と村井布美枝が結婚に至った経緯を踏まえ、他人行儀な雰囲気が漂うよう、会話を交わすことも控えた。
二人の隔たりを大切にした。

松下奈緒は「向井さん」でなく「お父ちゃん」と呼んでいたらしい。
収録期間という断りがついたが、「向井さんが好きでした」。
そこまでこのドラマにのめり込んでいた。
また、子役を含め、ほんとうの家族のような“絆”が育まれていった。
さらに、夫婦を支えてくれた周囲の人たちとも…。
山本むつみのシナリオ(脚本)の魅力がそれくらい大きく、すべての出演者を虜にした。
元をたどれば、武良茂と武良布枝の半生が波乱万丈であり、しかもそれを乗り越えて漫画史上に立派な功績を残したからだ。
夫婦はどのような苦難に直面しても、決して勇気と誇りを失わなかった。

松下奈緒は視聴者の質問に答え、好きな男性のタイプも教えてくれた。
「とにかく、らくな人がいいですね」。

なお、番組では「ゲゲゲの女房」の思い出の名場面がいくつか紹介された。
向井理も映像で出演し、松下奈緒が右腕を取った感触がいまだに残っていると明かした。
力がこもっていたのだ。
私がこの朝ドラでもっとも感動した例のシーン。
実は、向井理も感動していた。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

松下奈緒が村井布美枝と一体化し、しかも村井茂と本物の夫婦になった瞬間である。
夫を守ろうとする凄まじい気迫が画面から伝わってきた。
交際なし、見合い直後の結婚から始まった二人だったが、互いの信頼と愛情は揺るぎないものへ…。

番組では、テーマソング(主題歌)「ありがとう」のピアノバージョンが披露された。
松下奈緒は作曲家、ピアニストだ。
ちなみに、肩書は「女優・アーティスト」。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

「ゲゲゲの女房」が終わると、私は気が抜けてしまいそう。
毎日見られないが生活の張り、心の支えになってきた。
朝ドラに限らず、私が見たすべてのドラマのなかでもっとも印象に残っている。
自分の半生の苦闘に通じるところが多く、胸に響いた。

大きな楽しみを失い、途方に暮れる人が大勢現れるのでなかろうか・・・。

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浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表

全日本フィギュアスケート選手権大会。
2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表の最終選考を兼ねる。
日本は男女ともに3枠を持っており、3名が出場できる。
男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔で決まり。
だれも異存はないだろう。

このブログは、きのうの「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」の続き。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

たったいま、女子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

SP3位の村上佳菜子はジャンプをすべて着氷した。
冒頭で体勢をわずかに崩したが、見事に滑りきって3位。
演技中の顔の表情がきわめて豊かであり、観衆に訴える。
リンクいっぱいに若さがあふれた。
ガッツポーズ。
満面の笑みに会場は沸騰。

SP1位の浅田真央は、冒頭のトリプルアクセルを含むジャンプをすべて着氷。
後半はやや乱れて2位。
ショパンのピアノの調べに乗り、おおらかにゆったりとやわらかく滑った。
蝶(ちょう)のような舞・・・。
ホント、美しい。
きのうを上回るすがすがしい笑顔がこぼれた。
会場は沸騰、やがて高得点を促す手拍子。
が、浅田真央は5連覇を逃した。
それが現時点での実力。
まだ成長半ばの演技…。
自ら目標を定めた以上、目先の結果に一喜一憂すべきでない。

SP2位の安藤美姫はグランプリ(GP)ファイナルの爆発力を発揮して1位、優勝。
本大会でもほぼノーミスだった。
ジャンプの高さと切れが素晴らしく、しかも安定感が抜群。
やはりガッツポーズ。
ニコライ・モロゾフコーチの目に涙が浮かんだように見えた。
安藤美姫はSPを無難にまとめ、フリーでの逆転に相当な自信を持って演技に臨んだのでは…。
勝つべくして勝った。
「圧勝」といえる。
フリーの得点は思ったよりも低かった。

ところで、私は浅田真央は全日本選手権で結果を出せないと考えていた。
ならば、世界選手権に照準を合わせて調整を行わなくてよい。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)を睨んで現在行っている修正にじっくりと取り組める。

にもかかわらず、浅田真央は表彰台にのぼってしまった。
彼女の復活を一番喜んでいるのはファンとスケート関係者だろう。

私は再建一筋のコンサルタントである。
平たく言えば、営業を変えて業績が伸びるように導く。
が、一時的に数字はかならず落ちる。
私はあらかじめ社長にそう伝えている。
変革を成し遂げるには、当人の覚悟が必須だからだ。

私の経験では、変えながら勝つことは不可能に近い。
勝利を取ろうとすると、修正を中途半端で終えることになりやすい。

私はフィギュアスケートに関する専門的な知識を持っていない。
浅田真央が取り組んでいる「修正」がどの程度のものか分からない。
かなりの改造なのか、ちょっとした矯正なのか。
抜本的な見直しでないことは確かのようだが…。
しかし、このブログで述べたとおり、ソチオリンピックで勝てるレベルでなくては意味がない。
どうなのだろう?

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・安藤美姫(トヨタ自動車)は202.34点。
2位・浅田真央(中京大学)は193.69点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は187.52点。
4位・鈴木明子(邦和スポーツランド)は175.96点。
5位・庄司理紗(西武東伏見FSC)165.82点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は157.09点。

GPシリーズとGPファイナルでそれなりの結果を出した鈴木明子が何とか4位に食い込んだ。
ジャンプの調子をかなり落としたようだ。
かたや浅田真央はGPファイナルに進出できなかった。

女子シングルは、世界選手権の代表はだれに?
安藤美姫と村上佳菜子は決まり。
本大会で浅田真央が優勝なら問題はなかった。
鈴木明子とどちらを出場させるか、判断が難しい。
これが仮に直近のポイント制なら鈴木明子。
とはいえ、浅田真央は世界女王である。
それと、これまでに積み重ねた実績で圧倒する。

                       ◇

フジテレビの放送で午後10時前に世界フィギュアスケート選手権の日本代表の発表があった。

男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔の順序。
女子シングルは、安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子の順序。

何のことはない、実力上位3選手。
画面に選考基準が映し出されたが、わりと曖昧だった。
どうにでも解釈が可能である。
全日本選手権の3位までがスライド出場へ。

鈴木明子には気の毒だが、興行面でも浅田真央。
こうした大会では前評判を含めた盛り上がりが大事である。
全日本選手権を見ても分かるとおり、フリーで浅田真央が滑り終わったとき、会場は興奮のルツボと化した。
まして来年(今シーズン)の世界選手権は自国開催。
第一人者を欠いては国民の多くが納得しない。

私は6選手全員の活躍を期待したい。
今年(昨シーズン)のトリノ世界選手権は高橋大輔と浅田真央がW金メダル。
来年もぜひ日本勢のアベック優勝を!

以下に、「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」と題する2010年12月25日のブログを収める。

                      ◇◆◇

長野・ビッグハットで開催されている「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
本大会の終了後、2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表、男女各3選手が発表される。

きのう、男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
私はフジテレビの放送を見られず、NHKのスポーツニュースで結果を知った。

5度目の優勝を狙う高橋大輔は練習時にジャンプを決められず、首をかしげていた。
グランプリ(GP)ファイナルの悪いコンディションを引きずっている。
このときはジャンプで転び、ステップでつまずいた。
明らかに足にきていた。
本大会でも不安だったジャンプで着氷が乱れ、4位と出遅れた。
得意のステップも精彩を欠いた。
足首でも痛めているのかなぁ。
不甲斐ない演技について本人が理由が分からないと述べている以上、周りがとやかく詮索すべきでないが…。
高橋大輔は男なのだ。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

首位は、初優勝を狙う小塚崇彦。
GPファイナルではアクシデントの精神的な影響が感じられた。
実際、表情も暗かった。
本大会ではほぼノーミスの演技で、本人もびっくりの高得点。
高橋大輔のためにも表彰台の頂上で輝いてほしい。
小塚崇彦の格段の成長は、浅田真央を指導する佐藤信夫コーチへの風当たりを和らげる。
同コーチは選手時代、全日本選手権10連覇という金字塔を打ち立てた。
このブログで述べたとおり、小塚崇彦は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙える素材だと思うが、訴えるものがいま一つ…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

私が意外だったのは、2位に食い込んだ羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
村上佳菜子と同様、今季シニアに転向した16歳。
3選手に続く世代のエースとは思っていたが…。
羽生結弦は、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香を尊敬し、彼女が通った道をなぞっている。
今春、仙台・東北高校に進学した。
なぜだろう、彼は長身に見える。
体の線がとても美しい。
脚が長いのかなぁ。
表情にあどけなさが残る。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

織田信成は4回転ジャンプで転倒を喫して3位。
織田信長の末裔(?)はメンタル面が弱いのか、周囲の期待になかなか応えられない。
私はもどかしく感じる。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は87.91点。
2位・羽生結弦(東北高校)は78.94点。
3位・織田信成(関西大学)は77.48点。
4位・高橋大輔(関西大学大学院)は74.78点。
5位・町田樹(関西大学)は73.75点。
6位・無良崇人(中京大学)は72.33点。

きょう、フリースケーティングが行われる。

                       ◇

たったいま、女子シングルのショートプログラム(SP)が終わった。
私はヤフーの速報で知った。

自らを「選手らしくなってきた」と評する村上佳菜子は3位。
緊張したのか、ダブルアクセルがシングルになった。
練習では絶好調だったが…。
仮にキム・ヨナがソチにいい状態で出場するとしたら、村上佳菜子の存在は嫌だろうなぁ。
村上佳菜子は表現に秀でており、漂わせる雰囲気といい、キム・ヨナとどこか重なる。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

GPファイナルのフリーを高得点で締め括った安藤美姫は2位。
ここでのSPの失敗に懲りたのか、本大会ではジャンプもスピンもステップもとにかく丁寧に滑った。
ベテランの安藤美姫はベテランと呼ばれることを好まない。
どこかで「人は一生成長していける」(言葉は曖昧)と語っていた。
腰はテーピングかなぁ。
自信のフリーを残し、いい位置に付けた。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

さて、全日本選手権5連覇を目指す浅田真央は、私の予想に反して1位。
滑りの矯正の真っ只中であり、跳べない状態に近かった。
ラストチャンスで、開き直りが出た?
冒頭のトリプルアクセルは何とか着氷。
これで勢いに乗ったのか、その後のジャンプも次々と着氷。
小さなミスが出たが、終盤のスピンやステップで盛り返した。
会場は拍手が鳴り響き、総立ち状態に…。
このところ静まり返ることが多かった。
浅田真央が不調だと、観衆が落ち込むのだ。
これで自国開催の世界選手権へ、出場の芽が出てきた。
が、彼女の力はこの程度でない。
まだ本調子に遠い。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

浅田真央は少しふっくらとして大人の女性らしくなり、一段と美しい。
このブログで述べたが、タチアナ・タラソワコーチの演技指導が効いてきたように思う。
情感の表現が豊かになった。
フリーでは直前に村上佳菜子、3人後に安藤美姫が滑る。
戦う相手が気になろうが、自分の滑りに集中することだ。
いまは、結果は二の次。

演技が安定していた鈴木明子は7位と出遅れた。
疲れが溜まっているのかなぁ。
それとも浅田真央を含めた有力4選手のうち1名が世界選手権の切符を逃すことがプレッシャーになっているのか…。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・浅田真央(中京大学)は66.22点。
2位・安藤美姫(トヨタ自動車)は64.76点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は61.50点。
4位・庄司理紗(西武東伏見FSC)は58.22点。
5位・村主章枝(陽進堂)は57.18点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は57.02点

あす、フリースケーティングが行われる。

◆書き加え1(12月25日)

たったいま、男子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

大差のSP1位の小塚崇彦が初優勝を飾った。
ジャンプでミスと2度の転倒があったが、プログラム全体の出来でカバーしてフリーも1位。
全日本選手権3連覇の小塚嗣彦と男子初の親子制覇。
小塚崇彦はサラブレッドなのだ。
滑りの滑らかさ、そして緩急のリズムが素晴らしい。
スッテンでもあの得点…。
静かな圧勝である。

SP3位の織田信成はジャンプで2度の転倒があって2位。

SP4位の高橋大輔はジャンプでミスがあったものの3位。
織田信成まで僅差。
激しく情熱的な演技に会場が沸き立った。
観衆を引きつける力、巻き込む力が凄い。

SP2位の羽生結弦はジャンプにミスと転倒があって4位。
緊張からか力を出せなかった。

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は251.93点。
2位・織田信成(関西大学)は237.48点。
3位・高橋大輔(関西大学大学院)は236.79点。
4位・羽生結弦(東北高校)は220.06点。
5位・無良崇人(中京大学)は207.31点。
6位・町田樹(関西大学)は204.11点。

私が男子シングルで一番感動したのは、小塚崇彦の優勝が決まった瞬間。
高橋大輔が通路(?)で小塚崇彦をたたえたのだ。
すがすがしい笑顔で…。
大きな挫折と苦労を味わい、人の心の痛みが分かっている。
やはり、高橋大輔は男なのだ。
素晴らしい!

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

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松下奈緒…第61回NHK紅白歌合戦紅組司会

私は約半世紀ぶりに「NHK紅白歌合戦」を見ようと思っている。
といっても来年3月まで新講演テーマ(演題)のコンテンツの作成がピークに達しており、書斎のテレビをつけっ放しにするくくらい。
雑用のない年末年始は仕事がもっともはかどる時期であり、多忙を極める。
紅白は、ところどころ音声を聞きながら、まれに画面を眺める。

私が興味を持ったのは、紅組の司会者が「松下奈緒」に決まったから…。
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に完全に嵌まってしまった。
過去の朝ドラで一度も経験していない。
極貧のなかで漫画に打ち込む夫とそれを支えた妻の様子は、私の結婚後の生活をそっくり再現しているようだった。
私は収入のないフリーランスのプランナーであり、狭い借家(大家とシェア)に暮らしていた。
収入は水木しげる(武良茂)よりいくらかまし、住環境はそれよりはるかにひどかった。
原案となった自伝「ゲゲゲの女房」の著者・武良布枝が長身であり、オーディションなしに松下奈緒がヒロインに起用された。
私は美しさに虜になった。

ところで、私は「第61回 NHK紅白歌合戦」の公式サイトを覗いた。
出演者は、私が曲をぼんやりと思い出すこともできない歌手のほうが多い。
名前を含めて皆目分からない歌手も…。

私がびっくりしたのは、紅白の関連番組が多いこと。
黙っていても国民が見てくれる時代はとうに終わっていた。
ネットで調べたら、私が見た直江津小学校高学年の頃は平均視聴率が80パーセントを超えていた。
現在では40パーセントを保つのが大変なようだ。
NHKは紅白歌合戦に対する関心と期待を盛りあげていくために趣向を凝らしたさまざまな番組を仕込んでいた。

12月上旬〜12月31日は「わたし&紅白歌合戦」。
著名人が記憶に残る紅白の名場面、大好きな歌手への思いを語るミニ番組。

12月19日、23日、29日、30日は「紅白フラッシュ」。
各10分〜15分で紅白の見どころを紹介する応援番組。
司会者や出場歌手へのインタビュー、NHKホールでの準備風景など。

12月21日は「もうすぐ紅白!予習スペシャル」。
紅白を存分に楽しむための生放送のバラエティー番組。
AKB48が大御所の素顔や名曲誕生の逸話などをクイズ形式で学習。

12月24日は「金曜バラエティー 紅白スペシャル」。
出場歌手が紅白にかける意気込みを語る。

12月27日は「あさイチ 大公開!あなたの知らない紅白(仮)」
視聴者が選んだ「思い出の紅白名シーン」「ここが知りたい・紅白の舞台裏」などを紹介。

12月30日は「紅白序章〜歌手たちの30日間〜」。
本番を翌日に控え、出場歌手の緊張を映し出すドキュメンタリー。
話題の歌手については、出場決定からリハーサルまで密着取材。

12月31日は「スタジオパーク 大みそかスペシャル」。
12月31日はさらに「いよいよ今夜!紅白最新情報」。
本番前のNHKホールからリハーサルなどの様子を紹介。

以上、NHK総合テレビに限った紅白関連番組。
凄まじい本数である。

余談…。
私の世代はたいてい「加山雄三」を知っている。
「若大将50年」にちなみ(?)、出場するらしい。
それと、これも驚いたが、過去に3回、白組の司会をやっていた。
坂本九も2回。

                       ◇

「NHK紅白歌合戦」について、ウィキペディアに大変興味深い事柄が記されていた。

第二次世界大戦終結直後の1945年大晦日に「紅白音楽試合」というラジオ番組が放送された。
GHQが「合戦」という表現に難色を示したため、「試合」という名称に改められた。
歌手以外も出場した。
また、戦時童謡は歌詞に変更が加えられた。
「紅白歌合戦」の事実上の第1回の放送である。

これが大好評を博し、約5年後の1951年正月に「紅白歌合戦」が放送された。
第1回。
昭和26年のことであり、私が生まれた年。
知らなかった…。

第3回(1953年)ではテレビの実験放送が行われた。
第4回は同年の12月31日に放送された。
これ以降、今日の大晦日放送が定着した。
また、第24回(1973年)以降、会場は渋谷のNHKホールに固定された。

                      ◇◆◇

「ゲゲゲの女房」と松下奈緒に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年5月8日「ゲゲゲの女房…蘇る前妻との初デート」はこちら。

⇒2010年5月19日「松下奈緒、ゲゲゲの女房を好演する」はこちら。

⇒2010年5月20日「ゲゲゲの女房、小銭入れが空っぽの極貧」はこちら。

⇒2010年5月30日「ふすま一枚の地獄…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月6日「ゲゲゲ原稿料を払ってもらえない」はこちら。

⇒2010年6月8日「松下奈緒と向井理が好演…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年6月12日「松下奈緒 ゲゲゲの女房 人気シーン」はこちら。

⇒2010年6月14日「ゲゲゲゲラが出た…私は初校で校了」はこちら。

⇒2010年6月17日「ゲゲゲ、人気ラーメン店の行列が消えた」はこちら。

⇒2010年7月5日「向井理の好演、村井茂の名言…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月15日「ゲゲゲ水木しげる、少年マガジンデビュー」はこちら。

⇒2010年7月17日「ゲゲゲ水木しげる、テレビくん児童漫画賞受賞」はこちら。

⇒2010年7月24日「水木プロダクション旗揚げ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年7月31日「ボチェッリが歌う吉岡聖恵・ありがとう」はこちら。

⇒2010年8月5日「水木プロダクション異様な活気…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月9日「ゲゲゲの鬼太郎へ題名変更…主題歌もヒット」はこちら。

⇒2010年8月11日「水木プロダクション…アシスタント人件費」はこちら。

⇒2010年8月12日「いじめ…有名人の子の苦悩(ゲゲゲの女房)」はこちら。

⇒2010年8月14日「妖怪いそがし、家庭を顧みない水木しげる」はこちら。

⇒2010年8月18日「漫画家・水木しげる、締め切りの地獄と天国」はこちら。

⇒2010年8月20日「職業人生に締め切りを設けよ…水木しげるの教え」はこちら。

⇒2010年8月20日「松下奈緒は号泣、向井理は手料理…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月21日「芸術への憧れを捨て、フリーランスのプランナーへ」はこちら。

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

⇒2010年8月22日「苦労人・水木しげる、作品づくりの姿勢と執念」はこちら。

⇒2010年8月23日「松下奈緒、偏差値39の衝撃、バスト86の疑問」はこちら。

⇒2010年8月25日「人生の教科書・ゲゲゲの女房…仕事・夫婦・家族」はこちら。

⇒2010年8月26日「心の太鼓を打ち鳴らせ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

⇒2010年8月29日「松下奈緒&向井理、ゲゲゲの女房の平均視聴率」はこちら。

⇒2010年8月30日「松下奈緒・ゲゲゲの女房、大ヒットの立役者」はこちら。

⇒2010年8月30日「職業人生、それは長いデコボコ道を行くこと」はこちら。

⇒2010年8月31日「水木しげるプロダクション倒産危機…仕事激減」はこちら。

⇒2010年9月1日「水木しげる大スランプ、自信喪失…仕事がない」はこちら。

⇒2010年9月2日「水木しげるの異変、村井布美枝(武良布枝)の苦悩」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木しげるスランプの原因…先生商売の落とし穴」はこちら。

⇒2010年9月3日「水木夫婦ゆかりの地巡り…清水ミチコ、松下奈緒」はこちら。

⇒2010年9月4日「水木しげる作品・自宅・プロダクション…調布名物」はこちら。

⇒2010年9月6日「水木しげる、復活へのノロシ…スランプ脱出」はこちら。

⇒2010年9月7日「水木しげるの漫画家魂、妖怪研究家の名声」はこちら。

⇒2010年9月8日「水木しげる渾身妖怪画、点々アシスタント万歳!」はこちら。

⇒2010年9月9日「水木プロダクション爆笑アシスタント募集広告」はこちら。

⇒2010年9月10日「調布・水木プロダクション社長…家族経営の幸せ」はこちら。

⇒2010年9月11日「鳥取境港と島根安来…ゲゲゲの女房観光ブーム」はこちら。

⇒2010年9月12日「水木しげる、フリーランスの恐怖…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月14日「ありがとう…いきものがかりゲゲゲの女房主題歌」はこちら。

⇒2010年9月15日「竹下景子・イカルと風間杜夫・イトツ…ゲゲゲの女房」はこちら。

⇒2010年9月16日「村井藍子は教員、松下奈緒はスタジオパーク」はこちら。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

⇒2010年9月18日「紅白司会は松下奈緒と福山雅治? 向井理?」はこちら。

⇒2010年9月19日「大杉漣プロフィール…小松島中学・城北高校出身」はこちら。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年9月21日「長女村井藍子・青谷優衣、次女喜子・荒井萌」はこちら。

⇒2010年9月22日「大杉漣に感動…松下奈緒と向井理の教育係」はこちら。

⇒2010年9月23日「水木プロダクション創立20周年記念謝恩パーティー」はこちら。

⇒2010年9月24日「ゲゲゲ松下奈緒から、てっぱん瀧本美織へ」はこちら。

⇒2010年9月24日「水木しげる夫妻(武良茂・布枝)の自然体」はこちら。

⇒2010年9月25日「ゲゲゲの女房エンディング…松下奈緒&向井理」はこちら。

⇒2010年9月26日「ありがとう『ゲゲゲの女房』アゲイン(全記事)」はこちら。

⇒2010年9月27日「涙にくれた一日・・・『ゲゲゲの女房』完結」はこちら。

⇒2010年9月28日「松下奈緒が『ゲゲゲの女房』を振り返った」はこちら。

⇒2010年9月29日「松下奈緒と向井理、ゲゲゲの女房の演技に思う」はこちら。

⇒2010年9月30日「松下奈緒主演『ゲゲゲの女房』完全再放送を望む」はこちら。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

⇒2010年11月11日「ずばりテレビの買い時…紅白・松下奈緒が見たい」はこちら。

⇒2010年11月13日「大杉漣、演技への怒涛の情熱とエネルギー」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年12月23日「ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日」はこちら。

⇒2010年12月25日「松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会」はこちら。

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浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本

長野・ビッグハットで開催されている「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
本大会の終了後、2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表、男女各3選手が発表される。

きのう、男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
私はフジテレビの放送を見られず、NHKのスポーツニュースで結果を知った。

5度目の優勝を狙う高橋大輔は練習時にジャンプを決められず、首をかしげていた。
グランプリ(GP)ファイナルの悪いコンディションを引きずっている。
このときはジャンプで転び、ステップでつまずいた。
明らかに足にきていた。
本大会でも不安だったジャンプで着氷が乱れ、4位と出遅れた。
得意のステップも精彩を欠いた。
足首でも痛めているのかなぁ。
不甲斐ない演技について本人が理由が分からないと述べている以上、周りがとやかく詮索すべきでないが…。
高橋大輔は男なのだ。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

首位は、初優勝を狙う小塚崇彦。
GPファイナルではアクシデントの精神的な影響が感じられた。
実際、表情も暗かった。
本大会ではほぼノーミスの演技で、本人もびっくりの高得点。
高橋大輔のためにも表彰台の頂上で輝いてほしい。
小塚崇彦の格段の成長は、浅田真央を指導する佐藤信夫コーチへの風当たりを和らげる。
同コーチは選手時代、全日本選手権10連覇という金字塔を打ち立てた。
このブログで述べたとおり、小塚崇彦は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙える素材だと思うが、訴えるものがいま一つ…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

私が意外だったのは、2位に食い込んだ羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
村上佳菜子と同様、今季シニアに転向した16歳。
3選手に続く世代のエースとは思っていたが…。
羽生結弦は、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香を尊敬し、彼女が通った道をなぞっている。
今春、仙台・東北高校に進学した。
なぜだろう、彼は長身に見える。
体の線がとても美しい。
脚が長いのかなぁ。
表情にあどけなさが残る。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

織田信成は4回転ジャンプで転倒を喫して3位。
織田信長の末裔(?)はメンタル面が弱いのか、周囲の期待になかなか応えられない。
私はもどかしく感じる。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は87.91点。
2位・羽生結弦(東北高校)は78.94点。
3位・織田信成(関西大学)は77.48点。
4位・高橋大輔(関西大学大学院)は74.78点。
5位・町田樹(関西大学)は73.75点。
6位・無良崇人(中京大学)は72.33点。

きょう、フリースケーティングが行われる。

                       ◇

たったいま、女子シングルのショートプログラム(SP)が終わった。
私はヤフーの速報で知った。

自らを「選手らしくなってきた」と評する村上佳菜子は3位。
緊張したのか、ダブルアクセルがシングルになった。
練習では絶好調だったが…。
仮にキム・ヨナがソチにいい状態で出場するとしたら、村上佳菜子の存在は嫌だろうなぁ。
村上佳菜子は表現に秀でており、漂わせる雰囲気といい、キム・ヨナとどこか重なる。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

GPファイナルのフリーを高得点で締め括った安藤美姫は2位。
ここでのSPの失敗に懲りたのか、本大会ではジャンプもスピンもステップもとにかく丁寧に滑った。
ベテランの安藤美姫はベテランと呼ばれることを好まない。
どこかで「人は一生成長していける」(言葉は曖昧)と語っていた。
腰はテーピングかなぁ。
自信のフリーを残し、いい位置に付けた。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

さて、全日本選手権5連覇を目指す浅田真央は、私の予想に反して1位。
滑りの矯正の真っ只中であり、跳べない状態に近かった。
ラストチャンスで、開き直りが出た?
冒頭のトリプルアクセルは何とか着氷。
これで勢いに乗ったのか、その後のジャンプも次々と着氷。
小さなミスが出たが、終盤のスピンやステップで盛り返した。
会場は拍手が鳴り響き、総立ち状態に…。
このところ静まり返ることが多かった。
浅田真央が不調だと、観衆が落ち込むのだ。
これで自国開催の世界選手権へ、出場の芽が出てきた。
が、彼女の力はこの程度でない。
まだ本調子に遠い。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

浅田真央は少しふっくらとして大人の女性らしくなり、一段と美しい。
このブログで述べたが、タチアナ・タラソワコーチの演技指導が効いてきたように思う。
情感の表現が豊かになった。
フリーでは直前に村上佳菜子、3人後に安藤美姫が滑る。
戦う相手が気になろうが、自分の滑りに集中することだ。
いまは、結果は二の次。

演技が安定していた鈴木明子は7位と出遅れた。
疲れが溜まっているのかなぁ。
それとも浅田真央を含めた有力4選手のうち1名が世界選手権の切符を逃すことがプレッシャーになっているのか…。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・浅田真央(中京大学)は66.22点。
2位・安藤美姫(トヨタ自動車)は64.76点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は61.50点。
4位・庄司理紗(西武東伏見FSC)は58.22点。
5位・村主章枝(陽進堂)は57.18点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は57.02点

あす、フリースケーティングが行われる。

◆書き加え1(12月25日)

たったいま、男子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

大差のSP1位の小塚崇彦が初優勝を飾った。
ジャンプでミスと2度の転倒があったが、プログラム全体の出来でカバーしてフリーも1位。
全日本選手権3連覇の小塚嗣彦と男子初の親子制覇。
小塚崇彦はサラブレッドなのだ。
滑りの滑らかさ、そして緩急のリズムが素晴らしい。
スッテンでもあの得点…。
静かな圧勝である。

SP3位の織田信成はジャンプで2度の転倒があって2位。

SP4位の高橋大輔はジャンプでミスがあったものの3位。
織田信成まで僅差。
激しく情熱的な演技に会場が沸き立った。
観衆を引きつける力、巻き込む力が凄い。

SP2位の羽生結弦はジャンプにミスと転倒があって4位。
緊張からか力を出せなかった。

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は251.93点。
2位・織田信成(関西大学)は237.48点。
3位・高橋大輔(関西大学大学院)は236.79点。
4位・羽生結弦(東北高校)は220.06点。
5位・無良崇人(中京大学)は207.31点。
6位・町田樹(関西大学)は204.11点。

私が男子シングルで一番感動したのは、小塚崇彦の優勝が決まった瞬間。
高橋大輔が通路(?)で小塚崇彦をたたえたのだ。
すがすがしい笑顔で…。
大きな挫折と苦労を味わい、人の心の痛みが分かっている。
やはり、高橋大輔は男なのだ。
素晴らしい!

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

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松下奈緒の謎、目と表情に違和感…紅白司会

「NHK歳末たすけあい」「NHK海外たすけあい」のキャンペーンの一環だろう、松下奈緒が12月上旬、義援金への協力を呼びかけていた。
私は駅頭などで行われる募金にときどき応じる。
たいてい千円、ごくまれに1万円。
が、その募金の目的、まして具体的な使い道をろくに知らない。
仕事と生活に追われ、決して熱心といえない。

私は長年、NPO法人をボランティア活動のつもりで運営してきた。
営業コンサルタントの自分にもっともふさわしい世の中への恩返しだと考えた。
凄まじい持ち出しになった。

社会貢献のあり方は、人それぞれでいい。
できれば何かで役立ちたいところ・・・。
知力や体力を差し出す方法もあろう。

                       ◇

さて、松下奈緒はカメラを見ながら話していた。
私は、彼女が真正面を向いたままの映像は初めて。
このブログで幾度か、瞳がチャームポイントになっていると述べた。
その理由がぼんやりと分かった。

目が大きいのも一因だが、向かって右側の目、松下奈緒の左目がやや内側に向いている?
わずかに斜視でなかろうか。
右目はどうだろう?

⇒2010年8月21日「松下奈緒の美しさ…思い出のメロディー司会&演奏」はこちら。

松下奈緒は「ゲゲゲの女房」のヒロインを演じていた頃、「あさイチ プレミアムトーク」や「スタジオパークからこんにちは」などのインタビュー番組に出たことがある。
彼女がカメラ目線になると、私は見詰められるとか吸い込まれそうな気分になる。

⇒2010年8月28日「松下奈緒・ゲゲゲの女房・撮影秘話…あさイチ」はこちら。

私は43年前を思い出した。
徳島県立城北高校から東京都立墨田川高校に転校し、クラスメートに夢中になった。
下町の中流家庭の女の子。
幼稚園時代から可愛いと思った女の子は何人かいたが、それまで味わったことのないときめきと切なさを感じた。

転校生の私に宛がわれた席の右隣とその後ろが女の子で、すぐに打ち解けた。
休憩時間に二人と話をしていて、さらに一人置いた後ろの女の子と目が合った。
はっとして視線が釘付けになった。
ほんのちょっと間があって、彼女が目を伏せた。
可愛いのは確かなのだが、うまく言い表せない違和感が残った。
その光景を鮮明に覚えている。

やがて朝の通学電車(東武亀戸線)がときどき一緒になり、間近で話すようになった。
私は、彼女の目に魅せられた。
そして、あるとき気がついた。
瞳が内側にちょっと寄っている。
ごく軽い斜視だった。

⇒2010年9月17日「松下奈緒が向井理への思いを打ち明けた」はこちら。

松下奈緒は美しいうえに、とても魅力的である。
顔の向きを変えたり、笑ったりしたときなど、表情がちょっと不自然に感じるのもそのせいでなかろうか。
やはり彼女がそうだった。
どこか謎めいていて、私はすっかり虜になった。

松下奈緒は目が発する光が際立って強いので、より神秘的に映る。
魅惑の瞳といえよう。

大みそか恒例「NHK紅白歌合戦」が迫ってきた。
価値や嗜好の多様化により、かつてのような国民的な歌手がいなくなった。
今年は紅組司会者に国民的な関心が高まる異例の展開でなかろうか。

⇒2010年11月7日「松下奈緒のオーラ…だれも勝てない紅白歌合戦」はこちら。

私はどうせ年末・年始も仕事に忙殺されている。
しかし、約半世紀ぶりに紅白歌合戦をつけっ放しにする。
“ながら視聴”で申し訳ないが、松下奈緒を見たい。
「ゲゲゲの家族」も見たい。
いきものががかり・吉岡聖恵の「ありがとう」も聞きたい。
近藤良平と瀧本美織の「てっぱんダンス」も見たい(あくまで出演の予感)。

⇒2010年11月2日「吉岡聖恵・ありがとう…いきものがかりライブ」はこちら。

私は、紅組司会の松下奈緒にだれよりも一番輝いてほしいと思っている。
歌手に遠慮はいらない。

以下に、「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」と題する2010年11月8日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
そのオープニングダンス。
私は公式サイトで数十回は見た。
この朝ドラの当初(おそらく)の映像が掲載されている。
視聴者、といっても番組開始前なので一般人の「てっぱんダンス(踊り)」で構成される。
振付・近藤良平の教則ビデオは当然として、これが実にいい。

私は「てっぱん」はときどき見る程度。
しかも仕事をしながら…。
まあ、聞いている。

それでも葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」が流れると、ついテレビの画面に向かってしまう。
オープニングダンスが好きなのだ。
そして、いつも踊り出したくなる。
現実には、慢性の腰痛と背筋痛を抱えており不可能。

てっぱんダンス(踊り)。
なぜ、体の奥が熱くなる?
私は、ようやく謎が解けた。
自分が純粋だった頃を思い出させるからだ。

「純粋」。
それは、人が生きていくためにどこかに置いてきたもの。
こう述べると、いまも純粋な大勢の大人たちに叱られるかもしれないが…。

懐かしく温かい「ひたむきさ」。
近藤良平の振り付けは、そこまで考えられているのだろうか。

あくまで私の場合、映像でカギを握るのは、若い男女の踊り。
腕を組んで回る二人が視聴者かどうかはどうでもよい(うますぎる)。
また、二人が学生か社会人かはどうでもよい(制服みたい)。

せいぜい2〜3秒の映像が自分を揺さ振る。
叶わなかった初恋(こんな言葉はもはや死語か)の記憶がよみがえってくる。
むろん、老若男女が登場するから、このシーンが一段と重みを増すのだ。
私の人生にだってこうした切なくて幸せな時期があった、と…。

都立墨田川高校時代、クラスメートの女の子に夢中になった。
あまりに好きで、性欲の対象にならなかったというのはこのときだけである。
いま思うに、「プラトニックラブ」。
どうだ、参ったか!

⇒2009年11月29日「親を捨てる口実…新聞奨学生物語」はこちら。

私は長らく「ピュア」と無縁。
それを忘れた自分が悲しい。

なお、オープニングダンスで映し出される視聴者は少しずつ変わっている。

二人の映像が消えるとさみしい。
「あそこで踊っている男の子は、私です」と言いたい。

実際の私は二人でも一人でも踊ったことがない。
くぅ〜。

◆書き加え1(12月27日)

松下奈緒がNHK総合テレビ「スタジオパークからこんにちは」のアンコール特集に出演していた。
再放送分に、紅白歌合戦紅組司会の大役を控えた彼女へのインタビューが加えられた。

私は仕事の手が止まり、しばし画面にくぎ付け。
やはり彼女の目に引き込まれそうになる。
謎を秘めた魅惑の瞳だ。
最大のチャームポイントか。

                      ◇◆◇

松下奈緒に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

⇒2010年11月5日「松下奈緒の紅白司会、水木しげるの文化功労者」はこちら。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

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明日花キララの脱ぎっぷりに拍手…嬢王3

テレビ東京の金曜日の深夜番組「嬢王3」が最終回を迎える。
六本木の高級なキャバクラを舞台に、ホステスがナンバーワンの座をかけて戦うお色気満載のアダルトドラマである。
出演者はよりすぐりのグラマー。

私がもっとも可愛いと思うのが、香月理央名を演じる明日花キララ。
原幹恵が演じる主役・杏藤舞の敵役として、ドラマに初出演。
脱ぎっぷりはおそらく一番。
細いロープのほかは何もまとわない全裸のシーンがあった。
ほれぼれする肉体。
バストが豊かできれい。
拍手を送りたい。

新横浜のクラブマナにおっぱい自慢の小柄でチャーミングなホステスがいた。
私は明日花キララを見ると、彼女を思い出す。
雰囲気がよく似ている。
プロポーションも抜群だった。
天然系の性格…。
明日花キララは、嬢王3では意地悪な役どころを演じているが、素は違うはず。

                      ◇◆◇

「嬢王3」の主演・原幹恵に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月17日「嬢王3はおっぱい祭、原幹恵は巨乳初披露?」はこちら。

⇒2010年12月3日「嬢王3原幹恵Gカップ巨乳に挟まれる至福」はこちら。

⇒2010年10月29日「嬢王3原幹恵とティシュ箱…寒い深夜に暖を取る」はこちら。

⇒2010年10月8日「嬢王3…カリスマキャバ嬢・杏藤舞(原幹恵)」はこちら。

                      ◇◆◇

闘うホステスに関するブログは以下のとおり。

⇒2009年11月14日「高級クラブ危機、枕営業の大号令!」はこちら。

⇒2010年5月26日「チャリンコホステス大増殖…博多中洲」はこちら。

⇒2010年10月22日「キャバ嬢の“お持ち帰り”は人助けか?」はこちら。

⇒2010年11月12日「銀座高級クラブホステス…社長勉強会」はこちら。

⇒2010年12月16日「訳ありキャバ嬢・規格外ホステスを集めたクラブ」はこちら。

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90分営業実践塾…SMBCコンサルティング

三井住友銀行系列のシンクタンク・SMBCコンサルティング(東京・麹町)からうれしい知らせが届いた。
私が今年開発に取り組んできた新講演(90分用)15テーマがすべて採用されることが“確定”した。
全体(シリーズ)の名称は「90分営業実践塾」。
8月と11月の日程は調整中。

◇2011年1月19日(水)
営業マンの新規開拓を活発にするポイント
◇2011年2月22日(火)
テルアポイントの取り方、見込客の増やし方
◇2011年3月24日(木)
会話がはずむアプローチブックのつくり方
◇2011年4月13日(水)
狙いを定めた「情報営業」の流儀と作法
◇2011年5月19日(木)
売上向上に直結する「質問力」の磨き方
◇2011年6月21日(火)
顧客がうなずくセールストークのポイント
◇2011年7月28日(木)
プッシュしないクロージングのポイント
◇2011年8月**日(*)
目からウロコ、営業提案書のつくり方
◇2011年9月27日(火)
決まるプレゼンテーションの進め方
◇2011年10月26日(水)
社員・部下の売り上げをどう伸ばすか?
◇2011年11月**日(*)
勝てる朝礼・営業会議の進め方とポイント
◇2011年12月14日(水)
営業マンへの同行指導の進め方とポイント
◇2012年1月19日(木)
「営業生産性向上」は生き残りに必須の経営課題
◇2012年2月21日(火)
技術・サービススタッフ営業戦力化のコツ
◇2012年3月14日(水)
出向者・配置転換者の再生と戦力化の手筋

なお、演題(タイトル)については主催者のSMBCコンサルティングが表現を若干変えている。
同社に感謝したい。

                       ◇

私はこの15テーマのほかにも新講演5テーマを開発した。
そのうち、社長など取締役向けの1本が財団法人九州生産性本部で採用された。
告知を始めたばかりだが、すでに定員(満席)に近づく大盛況である。
会場に入りきれるかどうか、私は心配…。

◇2011年1月18日(火)
《経営トップのための営業変革セミナー》
売れない時代、従来の営業のままでいいのか〜トップ主導による営業再生の方向と具体的進め方

先ごろ作成を終えたコンテンツだが、いま見直しを行っているところ。
つくっては壊し、つくっては壊し、つくっては壊しの連続。
内容が練りあげられ、完成度がさらに高まってきた。
素晴らしい講演会になると思う。

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九州生産性20110118

ゲゲゲの女房・総集編…大みそかは松下奈緒の日

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
フレッシュな長身コンビ、主演の松下奈緒(村井布美枝)と準主演の向井理(村井茂)の好演もあり、国民的な人気を博した。
その総集編の放送スケジュールが決定した。
NHK総合テレビで12月29日〜31日の3日連続、午前7時20分〜8時28分。
それぞれ68分間。
こうした総集編は毎回組まれているが、「ゲゲゲの女房」はとくに視聴者から強い要望が寄せられていた。
本編になかった映像もいくらか収められる模様。

「ゲゲゲの女房」は、「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるの妻・武良布枝が、二人の出会いから結婚、そして最近までの半生を綴った自伝的エッセー「ゲゲゲの女房」が原案になっている。
水木しげるは漫画家として売れるのが遅かった。
長い極貧生活を、夫婦が明るさを忘れず前向きに乗り切っていく姿が大勢の共感を呼んだ。
食べるものに困るどん底でも、笑いながら暮らし生きていた。
昭和30年代〜40年代の世相も色濃く映し出される。

「ゲゲゲの女房」の最終回の視聴率23.6パーセントは、今日では大変な数字である(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
NHK紅白歌合戦はこのところ40パーセントを保つのがやっとの状態…。
私は年末・年始は仕事に忙殺されており、妻に総集編の録画を頼んだ。
新講演のコンテンツづくりが一段落しそうな夏頃にゆっくり楽しみたい。

大みそかは松下奈緒の日だ。
朝は「ゲゲゲの女房」のヒロイン、夜は「紅白歌合戦」の紅組司会と、出ずっぱり?

以下に、「松下奈緒主演「ゲゲゲの女房」完全再放送を望む」と題する2010年9月30日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)の妻・武良布枝の自伝『ゲゲゲの女房』が原案である。
漫画に打ち込む夫・村井茂を支えつづけたヒロイン・村井布美枝、そして家族の半生を描く。
見合いの5日後に結婚。
島根・安来から上京した調布市の新居(?)で布美枝を待ち受けていたのは、想像を絶する生活だった。
底なしの貧乏を、明るくおおらかに乗り越えていく昭和の青春物語である。
夫婦と家族の絆が深まっていった。

私は番組終了後のさみしさをいまだに引きずっている。
これまで、例えば「どんど晴れ」が面白かった。
が、それは可憐なヒロインへのいじめ。
善玉と悪玉の対決の図式がはっきりしており、最後はハッピーエンド。
それに対し、ゲゲゲの女房は「人生の教科書」だった。
内容の深さは、朝ドラシリーズで群を抜く。

私はすっかり気が抜けてしまった。

もっとも、「ゲゲゲの女房」は完全版DVD−BOXとして発売されている。
Ⅰ〜Ⅲ、計13枚。
こうした商品はすべて揃えないと意味がないのでは…。
となると、税込価格は5万円超え。
なお、放送直前の特典映像も収められている。

また、『ゲゲゲの女房』上下が発売されている。
原案は武良布枝、脚本は山本むつみ。
それを五十嵐佳子が完全ノベライズ。
税込価格は1,365円×2冊。
上は、判型四六判・272ページ。
下は、判型四六判・304ページ。
私は、小説でなくシナリオを読みたかった。

また、親切にも『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』が放送開始に先立って発売されていた。
AB判並製・112ページ。
税込価格は1,155円。
あらすじなどのほか、松下奈緒、向井理、大杉漣、古手川祐子、野際陽子、風間杜夫、竹下景子、松坂慶子ら豪華出演者の紹介とインタビューが収められている。

                       ◇

「ゲゲゲの女房」の好視聴率は、9月27日放送開始の「てっぱん」に引き継がれた。
出足が最悪だった前作と対照的…。
ヒロイン・村上あかりがお好み焼き店をオープンさせる奮闘記らしい。
演じるのは、瀧本美織。
今回は通常どおり主役がオーディションで選ばれた。
バトンタッチはうまくいったが、問題はこれからだ。

私は「てっぱん」が軌道に乗ったら、「ゲゲゲの女房」の完全再放送を望みたい。
新しい朝ドラの足を引っ張っては気の毒なので、時間を開けてよい。
総集編や特別編でなく、一切手を加えず、そのまま流してほしい。
ただし、BS2で土曜日に行う1週間分の再放送のスタイルが望ましい。
私自身はテレビ番組を録画したことがないが、ならば26週を収録して保存しておく。
わが子が大きくなったら、ぜひ見てもらいたい。
私の若い頃の仕事と生活の一端を感じ取ってもらえそうだ。

先に紹介した商品の売り上げを奪うことになるので、実現は難しいだろう。
これらはNHKのグループ会社が販売している。

ちなみに、もう一度通して見たいと思った朝ドラは「ゲゲゲの女房」が初めて。

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村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権

「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」が始まる。
会場は長野・ビッグハット。
国内大会だが、フィギュアスケート王国なのでハイレベルな戦いが繰り広げられる。

女子のおもな出場選手は、先頃行われたグランプリ(GP)ファイナルに進出した村上佳菜子(銅メダル)、鈴木明子(4位)、安藤美姫(5位)。
そして、浅田真央。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

男子のおもな出場選手は、GPファイナルに進出した織田信成(銀メダル)、小塚崇彦(銅メダル)、髙橋大輔(4位)。
そして、羽生結弦。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

2011年3月に東京・代々木で行われる「世界フィギュアスケート選手権」の代表最終選考会となるため、皆懸命だ。

GPファイナル後の村上佳菜子のインタビューは印象的だった。
シニア転向後の自分を「選手らしくなってきた」と振り返った。
表彰台にのぼりたいという気持ちが強くなった。
女子フィギュアを引っ張っていく自覚が徐々に芽生えてきたのだろう。
女子は16歳村上佳菜子に他の選手が挑む展開か。
安藤美姫はGPファイナルのフリーを素晴らしい得点で締め括り、表情が明るい。
一人が世界選手権の切符を逃す。
男子はGPファイナル進出選手の三つ巴の優勝争いか。
高橋大輔が本調子なら勝つと思うが…。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

さて、浅田真央は全日本選手権、目下4連覇。
昨年に続いてGPファイナルでは姿を見られなかった。
さみしさを覚えたファンが多かったのでは…。
浅田真央が出ると出ないでは、大会の華やかさがまったく別物。
会場の盛りあがりも欠ける。
浅田真央はスターなのだ。

彼女は当然記録を伸ばしたいはずであり、5連覇を目指す。
しかし、滑りの矯正に励んでおり、容易でない。
本人はむしろ世界選手権のほうが気になっているのでは…。
この頃には今季取り組んでいる成果がいくらか形になっている可能性があり、表彰台にのぼれるかもしれないからだ。
いまはジャンプに踏み切るタイミングさえつかめない。
得点がどうのこうのというより、跳べない状態に近い。

世界選手権の出場は、前年女王にアドバンテージが与えられることはないらしい。
浅田真央にとり一発勝負。
精神的に追い詰められていると思うが、結果は気にしないことだ。
開き直って演技を楽しめれば、ひょっとして幸運が舞い込まないと限らない。

やきもきしているのは、大会関係者だろう…。

余談。
浅田真央を指導している佐藤信夫コーチは選手時代に全日本選手権10連覇の偉業を達成した。
10連覇はもとより、優勝10回の記録は現在も破られていない。
スケート界の双葉山?
娘の佐藤有香も全日本選手権を制した。
父娘での優勝も記録である。

                       ◇

フジテレビでは連日、全日本フィギュアスケート選手権の模様を放送する。

金曜日は男子ショートプログラム(SP)。
土曜日は女子SP、男子フリースケーティング。
日曜日は女子フリー。
月曜日はエキシビション(メダリスト・オン・アイス)。

メインキャスターは国分太一、高島彩。
解説は、女子が八木沼純子、荒川静香。
男子が本田武史、荒川静香。

この時期は職場での忘年会が終わり、仕事も山場は越えている。
じっくりテレビ観戦を楽しむ人が多いだろう。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央の“改造”に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

◆書き加え1(12月24日)

24日に男子SPが放送された。
私は見られず、NHKのスポーツニュースで結果を知った。

5度目の優勝を狙う高橋大輔は練習時にジャンプを決められず、首をかしげていた。
グランプリ(GP)ファイナルの悪いコンディションを引きずっている。
不安だったジャンプで着氷が乱れて4位と出遅れた。
得意のステップでも精彩を欠いた。
首位は、初優勝を狙う小塚崇彦。
ほぼノーミスの演技で、本人もびっくりの高得点。
私が意外だったのは、2位に食い込んだ羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
村上佳菜子と同様、今季シニアに転向した16歳。
3選手に続く世代のエースとは思っていたが…。
織田信成は4回転ジャンプで転倒を喫して3位。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は87.91点。
2位・羽生結弦(東北高校)は78.94点。
3位・織田信成(関西大学)は77.48点。
4位・高橋大輔(関西大学大学院)は74.78点。
5位・町田樹(関西大学)は73.75点。
6位・無良崇人(中京大学)は72.33点。

小塚崇彦の格段の成長は、浅田真央を指導する佐藤信夫コーチへの風当たりを和らげる。
このブログで述べたとおり、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙える素材だと思うが、訴えるものがいま一つ…。

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JR東海クリスマス・エクスプレス赤い口紅CM

私が、クリスマスが近づくと思い出すのが、山下達郎の「クリスマス・イブ」。
それともう一つ、JR東海のクリスマスCM。
以下は、ウィキペディアなどの情報を交えて記した。

JR東海「クリスマス・エクスプレス」。
東海道新幹線のイメージCMシリーズである。
「会うのが、いちばん。」。
若者の共感を呼び、バブル崩壊の1990年を挟んだ前後各2年ほど展開された。
ターゲット世代の期間中の利用を増やしただけでなく、学生の就職人気企業ランキングを上位に押しあげた。

とはいえ、私が記憶しているのは、1988年に放映された「ホームタウン・エクスプレス」のクリスマス編。
遠距離恋愛のカップルが新幹線でクリスマスに再会を果たすドラマ仕立てだった。
翌年以降制作された「クリスマス・エクスプレス」シリーズの第1弾となった作品。

私が鮮明に覚えているのは、真っ赤な口紅を塗った、顔立ちのはっきりしたボーイッシュ(ショートカット)の女の子。
年齢不詳…。
ところは新幹線のプラットフォーム。
最終列車だろうか、待ち侘びた彼は現れなかった。
落胆した背中の向こう、柱の陰からリボンで結ばれたクリスマスプレゼントが覗く。
やがてプレゼントで顔を隠した男がムーンウォークを踊る・・・。
ストーリーも演出もよく、完成度が高かった。
ほかの作品はすべて忘れたが、赤い口紅のこの作品だけは強く印象に残っている。
名作だろう。

ネット上のCM動画を再生したら、女の子は大きなイヤリングが赤、タートルネック(マフラー? スカーフ?)が赤、マニキュアが赤、プレゼントは包装紙が赤だった。
男の子はパントマイム風。
女の子の口の動きが面白い。
当時15歳の深津絵里(高原里絵)だった。

ケータイのない時代、離れて暮らす若い男女がコミュニケーションを取ることが大変だった。
思いが募り、イマジネーションが膨らんだ。
たまに会えるとなると、心が高揚した。
不案内な場所で待ち合わせると、相手を見逃すまい、相手とすれ違いになるまいと、目を凝らした。
切ない時間だった。

いまシリーズ5作品をすべて見た。
他の作品もぼんやりと記憶がよみがえってきた。
CMは時代を映す鏡であり、世相を濃厚にまとう。
全作品が日本の絶頂期を背景にしている。
「クリスマス・エクスプレス」という提案自体がそう。
真っ赤な口紅の女の子もそうだし、ムーンウォークの男の子もそう。
ただし、この作品はどこか懐かしさを引きずっている。
逢瀬(おうせ)の普遍性を表現しているように思う。

1990年の作品はバブルそのもの。
そして、1992年の作品にかけてトーンダウン・・・。

なお、CMのテーマ曲に使われた山下達郎の「クリスマス・イブ」はクリスマスソングとしてすっかり定着した。

⇒2010年12月21日「山下達郎クリスマスソング…絶句する完成度」はこちら。

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妻が嘔吐と下痢、微熱…ノロウイルス食中毒を疑う

先週木曜日、三井住友銀行系列のシンクタンク・SMBCコンサルティングで講演を行った。
「90分営業塾 変革を起こすリーダーの条件」。
多忙な師走、まして営業関係者は得意先や取引先との忘年会のピークとぶつかる。
私は参加者が集まるか心配だったが、12月半ばとしてはまずまずの人数だった。

ところで、講演会場の半蔵門へ行くために久し振りに東急田園都市線(地下鉄半蔵門線)に乗り、マスクをしている人が多くて驚いた。
大半は風邪の予防が目的なのかもしれない。
私は近くで咳き込んでいる人がおり、気になった。
そろそろ警戒が必要な時期である。

                       ◇

先週金曜日の夜、私は腹痛、そして下痢を起こした。
人はウイルスが体内に入ると、弱い部分に影響が出やすい。
私は、胃はすごく丈夫、腸もそれなり。
例えば、風邪のウイルスで下ったとしても、まず吐かない。
その代わり、目、とくに右目が痛くなる。
実は、朝から右目がつらかった。
潜伏期間があるはずなので、前日に風邪をうつされたということでなかろう。

妻が先週水曜日に嘔吐と下痢でぐったりし、センター南駅前のシティクリニックにかかった。
微熱も出た。
私はインフルエンザ、さもなくば「ノロウイルス」を疑ったが、通常(?)の胃腸(?)のウイルスと判明。
点滴を受けたこともあり、すぐに元気になった。

私は、妻のウイルスをうつされたかと思ったが、翌日(先週土曜日)には下痢も目の痛みも治まった。

                       ◇

最近、ニュース報道でノロウイルスによる食中毒をよく耳にする。
いまネットで調べたら、冬場を中心に「急性胃腸炎」を引き起こす。
神奈川県では「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されていた。
感染力が非常に強く、しかもごく少量のウイルスで発病するとのこと。
抵抗力が弱い人は重症化しやすく、ときに命を落とす。
決して侮れない病気である。

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山下達郎クリスマス・イブ…絶句する完成度

師走になると決まって流れるのが、シンガーソングライター・山下達郎の「クリスマス・イブ」。
以下は、ウィキペディアなどの情報を交えて記した。

「クリスマス・イブ」は、1983年リリースのアルバム「MELODIES(メロディーズ)」から1986年にシングルカットされ、ミリオンヒット。

私はかつて渋谷・松涛に住んでいた。
1990年代半ばを過ぎた頃、クラブ三条のホステスからアルバム(CD)をプレゼントされた。
なぜか紛失してしまい、それが「MELODIES」かどうか不明。
曲の大半もしくは過半がクリスマスソングだったと記憶している。
幾度か聞いたが、絶句するほどの完成度!
どうやってレコーディングしているのか不思議だった。
山下達郎の世界が結晶したかのような美しさがあり、しびれた。

私は、初めて山下達郎の楽曲に触れたときを思い出した。
1980年、「RIDE ON TIME(ライド・オン・タイム)」。
反体制的なフォークや四畳半的なフォークをさんざん聞かされた耳に、このポップスは衝撃的だった。
リゾートソング?
当時、学生や若者の間にブルジョアを忌み嫌う空気がいくらか残っていた。
同じ日本人がつくった楽曲とはとても思えなかった。

余談…。
山下達郎はアルバムをリリースすると同時に後悔の念にとらわれると、どこかで述べていた(不確か)。
私は次元がまったく違うが、本を出すと同時に後悔の念にとらわれる。
あの天才にしてそうなのかと、救われた気分になった。
凡人では当然である。

                       ◇

山下達郎は、私より2歳下、早生まれで1学年下。
明治大学法学部中退。
明大中退といえば、北野武を思い出す。
私は明治大学経営学部中退。
二人とどうしてこんなに差がついたのか?

◆書き加え1(12月18日)

山下達郎の「クリスマス・イブ」。
深夜のテレビ番組で、この曲のピッチを変えると竹内まりやになることを知った。
彼女が歌っている。
区別がつかない。

私は鳥肌が立った。
二人は夫婦。
凄い。

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二人の妻の忠臣蔵…私の12月14日

日本人はわりと最近まで「忠臣蔵」が大好きだった。
師走になると決まって映画、テレビ、舞台などで上演された。
大石内蔵助は、当代きっての人気俳優が務めた。
この間、考証と研究が進み、史実が次第に明らかになってきた。
ドラマ自体は、さまざまな創作や脚色が施されている。
何より吉良側の視点が欠落し、赤穂側の立場で忠義を強調している。
しかし、日本人がどこかで大切にしてきた美意識をくすぐるのは間違いない。

とくに中高年の男性は12月14日というと、「赤穂浪士の討ち入り」を思い浮かべるだろう。
赤穂藩の旧藩士47人(赤穂四十七士)が本所の吉良邸を襲撃した。
江戸時代の出来事とはいえ、彼らの覚悟に驚かされる。

                       ◇

私にとり、12月14日は前の妻の命日である。
当時は、プランナーからコンサルタントへの転職に挑んでおり、妻には言わなかったが食うや食わずの状態だった。
むろん、生活の厳しさは感じていたはずだ。
末期がんの妻は自分の病にまったく触れず、3人の子どもを私に託して逝った。
凄まじい覚悟だった。

私にとり、12月14日はいまの妻の誕生日である。
もっとも難しい年頃の3人の子どもがいるのを承知で、私との結婚に踏み切った。
初婚。
そして、年中無休のハードワークに耐えながら、なおかつ私と子どもの世話、そして家事をこなした。
やがて生まれた子ども、やがて富山から呼び寄せた私の両親の面倒を見た。
凄まじい覚悟である。

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浅田真央はもうあの頃に戻れない

浅田真央は、従来の延長線に勝利のイメージを描けなくなった。
そこで、佐藤信夫コーチの指導のもとで滑りの見直しに取り組んでいる。
とりわけ得意のジャンプをその前後の流れも含めて改善し、得点を大きく伸ばしたい。

浅田真央のなかには、ジュニアからシニアに転向した当時のジャンプの軽快さや確実性を取り戻したいという気持ちがあるようだ。
確かに、現在の演技のレベルで、鉛筆みたいにクルクル回れたら勝ちっ放しになる。
が、浅田真央はあの頃に戻りたいと願っても叶わない。
もう少女でない。
大人の女性である。

⇒2010年10月3日「浅田真央、しっとり大人の“女”へ…20歳の変身」はこちら。

そこのところを勘違いすると、かえって調子を崩してしまう。
浅田真央が口にした「原点回帰」という言葉は案外、曲者である。
もちろん、本人は十分に分かっているはずだ。

今週、全日本フィギュアスケート選手権が行われる。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央の“改造”に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

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ついにボケたか…位置と方向が不明で迷子

おととい夜、センター南の「PCデポ港北本店」で故障したパソコンの無料診断をやってもらっている待ち時間、駅の周辺で簡単な夕食を取ることにした。
急いでいたので、近道・・・。

ところが途中、自分がどこへ向かってどこを歩いているか、さっぱり分からない。
1〜2年前までよく歩いた場所だ。
道のつながりが頭のなかで混乱し、位置と方向が不明。

妻に何度説明を求めてもピンと来ない。
子どもは呆れ顔。
家族が一緒でなければ迷子になった?

私は、これってボケだろうかと思った。
恐れていた「アルツハイマー」が始まっているのか。
かなりやばいかもしれない。

港北ニュータウンは区画整理が行われ、ややこしい道路は一本もない。

私は、いまは特別養護老人ホームに入所する父が十年近く前に迷子になったことを思い出した。

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私に幸せをもたらす人、周囲に不幸をばらまく人

私はブログのストックがほとんどなくなった。
かなり焦っている。

このブログは、1〜2年前の走り書き(素材)を仕上げた。
私が人を見る際の重大な物差しを、ポエム調の短文で述べている。
それはまた、前の妻が大切にし、いまの妻が大切にしている物差しだ。
後日、もう少し踏み込んで記そうと思う。

悲しいかな、不幸をばらまく人が世間に少なくない。

                       ◇

世の中には二種類の人間がいる。
人と人を近づけようとする人。
人と人を引き離そうとする人。
身内に、近所に、サークルに、職場に、学校に、社会にいる。

人と人を引き離そうとする人は、それが叶うと満たされる。
たいてい嫉妬心が強く、独占欲が強い。
それが叶わないとイライラする。
身内に、近所に、サークルに、職場に、学校に、社会にいる。

例えば、三者の関係。
この人は、私とあの人の距離を縮めようとしているのか。
この人は、私とあの人の距離を遠ざけようとしているのか。
そんな尺度でときどき話を聞くと、その人の本性や本質がたやすく分かる。

人と人が仲よくなると自分のことのように喜ぶ人を信じることだ。
それは、私に幸せをもたらす人。

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パソコンが故障…PCデポ港北本店の対応と修理

きのうパソコンが壊れた。
正確に言えば、パソコンが突然、使えなくなった。
モニターの画面がモザイク模様になり、フリーズ。
いったん電源を落とし、しばらくしてから入れたところ、今度は画面に横の線が流れる。
私は仕事を断念せざるをえなかった。

実は、2週間程前に同じ状態に陥った。
サポートセンターに電話をかけようと思ったが、その前に自ら点検するようにマニュアルに記されていた。
それに従ってパソコンの自動診断を行ったら、異常なし。
その他の点検も済ませたうえで再起動したら、不具合が解消した。

私は年明けから月2本くらいのペースで、新しいテーマの講演を行う。
そのコンテンツの作成が追い込みに入っており、パソコンの故障は非常に困る。
そうでなくても間に合うかどうかギリギリ。
「泣きっ面に蜂」。

これまでに社員が使用するものを含めておそらく30台近くを購入した。
ノートパソコンが中心だったが、やがてデスクトップタイプが主体に…。
デスクトップの大半はデル。
一度も大きなトラブルを経験していない。

私は知的生産が仕事なので、いつもその時点で最高の性能を求めている。
デスクトップに関してはデザインにこだわらない。
が、デルのセンスが好きになれなかった。
2年前にパソコンを買い換える際、初めてヒューレット・パッカードのパソコンを選んだ。
私がもっとも使う書斎用。
それが故障…。

念のために正常なモニターとケーブルを接続したが、画面の状態に改善はなし。
これでモニターが原因でないことがはっきりした。
そこで、HPサポートセンターに電話をかけると、ハードディスクの内部がほこりで汚れていると静電気がたまる可能性があると言われた。
その指示に従って修復を試みたが直らない。
それ以前に、電話の向こうの言葉が聞き取りにくい。
日本人でないようだ。

どうにかしなくては・・・。
私がふと思い浮かべたのは、港北ニュータウン・センター南の「PC DEPOT(PCデポ)港北本店」。
ここはパソコン専門店。
周辺商品の品揃えがわりと豊富で、昔何かを買った。
確か「修理」に力を入れていた。
店員がスタッフの雰囲気を漂わせており、技術レベルが高そうだった。

PCデポのホームページを見たら、「診断無料」。
ありがたい。
電話でパソコンの状態などを伝えたら、おそらく「グラフィックボード」の問題だろうと言われた。
対応がとても親切。
夜になっていたが、ハードディスクを店頭に持ち込んだ。

1時間弱の診断の結果、原因がおおよそつかめた。
2万円弱の交換部品を含めて3万円弱の修理代がかかるとのこと。
それで不具合が生じた場合、1カ月以内なら全額返金。
さすがメンテナンスが売りの店舗(チェーン)。
安心感が大きい。

結局、きょう朝一でパソコンを引き取ってきた。
午後8時の閉店後に作業を済ませたのか?
いまのところ快調に動いている。
助かった・・・。

なお、このブログで述べたことは妻がほとんどやってくれた。
私はソフトのインストールさえ満足にできない。
いわゆる「初期設定」などとんでもない。

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浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ

名もない私のブログに大勢の読者が訪れてくれる。
心より感謝したい。
私は懸命に執筆しているが、これは「いい加減なブログ」である。
それをお断りしておきたい。
このブログを読むうえで頭に入れておいてほしいことは、以下のとおり。

記事とは「取材」を行って書くものだ。
そうすれば“確証”が得られると限らないが、これが基本中の基本である。
そうでない記事は信憑性(しんぴょうせい)が低い。
何せじかに見たり聞いたり触れたりしていない。

私は年中無休で働いており、仕事に四六時中追われている。
ブログを書くために取材をわざわざ行うことはない。
内容に大きな限界がある。

このブログを含めて、ネット上に流通する情報は他人の情報を土台としていることが多い。
私が心がけているのは、なるべく取材を経た記事を参考にすること、そうでない場合には信用が置けそうな記事を参考にすることくらい。
それが精一杯だ。

このブログのなかで、事実に関する記事はテレビや新聞の報道を踏まえており、わりと正確である。
だが、それとても媒体(メディア)が取捨選択、編集加工を行っており、バイアス(偏向)がかかっている。
私がそれを下敷きにして書いた記事は事実が歪んでいるかもしれない。

このブログのなかで、私の体験に基づいて書いた記事はもっとも信頼が置ける。
すなわち、自ら実行した事柄、自ら遭遇した事柄だ。
その中心になるのは、私の本職と密接に関わる内容。
これらの情報はかなり的確でなかろうか。
記事により、豊富な体験を踏まえて“信念”に達した事柄を述べている。

とりわけ熱心な読者に、このブログの危うさを十分に理解していただきたい。
私が取材をはしょる以上、記事を書く際に確証を得ているということはまずない。

しかし、それがなくては記事を書けないとなると、このブログは成り立たない。
そこで、私はなるべく“確信”が持てた事柄を書くように努めている。
が、確信とは主観に基づいた“憶測”にすぎない。
間違いだらけ。

                       ◇

私は記事を書く際に、その場に自分を置くというイマジネーションを大切にしている。
特定の個人や団体(企業・組織)を取りあげるとき、面と向かって言えることしか書かない。
あるいは、講師という仕事柄、大勢を前にして演台で言えることしか書かない。
ブログの左サイドに記したとおり、記事の一部を講演や公開セミナー、企業研修でしばしば用いる。
これまでに数えきれないほど会場全体が凍りついた。

一例を挙げれば、トヨタを痛烈に批判した記事がある。
もし私が同社で講演を行うとしたら述べる。
もし豊田章男社長と面会を行うとしたら述べる。

私は、企業のセレモニー(記念行事)に招かれることがある。
人前で話す商売を長く続けているのに、こうしたおめでたい席でのスピーチを頼まれたことが一度もない。
「あいつだけは指名するな」と言われているのか。

私は、自分なりに確信が持てないと記事にしない。
むろん、最終的には相手や参加者が判断することだ。
ブログでは読者が判断することだ。

私は出張が非常に多い。
このブログはおもに車中や宿泊先でまとまった時間が取れるときにどんどん書き溜めている。
1年前、2年前の素材を仕上げることもある。
ブログを始めた頃からコメントにほとんど対応できなかった。
去年までは社員、今年からはマネジャーや妻がときどきチェックし、まとめて削除。
残すのは、まれに寄せられる知人のコメントのみ。
が、アクセスが千を超えてから、それとても対応できなくなった。
そうした状態なので、いまは受け付けていない。

                       ◇

実は、浅田真央が銀メダルに終わった2010年カナダ・バンクーバー冬季五輪(オリンピック)以降、このブログにコメントなどが寄せられた。
フィギュアスケートの採点システムに関する意見だ。
私はちらっと見たことがある。
おそらくすべてがそれに疑問を呈する内容であり、たいてい“裏情報”が添えられる。
その勢いで、キム・ヨナを退ける。

すでに述べたとおり、私は韓国へ行って当事者や関係者に面と向かって言えることしか書かない。
それなりに確信が持てる事柄にほかならない。
なお、フィギュアスケートの採点について私がどう思ったかは、このブログで2度述べている。
もちろん韓国で言える。

採点競技では採点方法により得点はもちろん順位まで動くことはよく知られている。
ノルディックスキー複合の超人(鳥人)・荻原健司は度重なるルール変更で勝てなくなった。
私はそこに採点競技の現実を見た。

⇒2009年6月23日「荻原健司(講演TV賢人編)」はこちら。

これは2004年にまとめた原稿に則して収録した映像である。

                       ◇

これもブログで繰り返し述べているが、私はあの人が好きか嫌いかという自分の気持ちに興味がない。
それは私の勝手な感情であり、取るに足らない、どうでもいい。
このブログにわざわざ綴らない(好きに限り述べることはある)。
人生の貴重な時間をそれに費やすことはしない。

⇒2010年11月8日「自分の時間を他人の批判に費やす」はこちら。

あの人を評価するかしないか。
これに尽きる。
好きだから応援するわけでない。
評価するから応援する。
それだけのこと。
このブログを貫く基本姿勢である。

⇒2010年4月27日「素人とプロの決定的な違いとは?」はこちら。

私は個人の好き嫌いを表明しない(好きに限り述べることはある)。
意味がないからだ。
そう、自分の人生に幸せや豊かさをもたらさない。

その人が嫌いと思った瞬間、その人から学ぶべきことまで見えなくなる。
つまらん・・・。
人は皆、評価できる点と評価できない点が混在していると、私は考えているのだ。

⇒2010年4月26日「学びとは違和感、成長とは不快」はこちら。

以前、公開セミナーの休憩時間、私のブログの読者だという参加者が話しかけてきた。
ありがたい。
「先生は****が好きですか」。
幾度か取りあげたタレントだった。
私は答に窮した。

こう述べると、誤解されるかもしれない。
「和田創は****が嫌いだ」。
そういうことでない。
このブログで取りあげる尺度は「好き嫌い」と無関係である。
私は個人の好き嫌いは表明しない(好きに限り述べることはある)。

「和田創 明日へのヒント 第9号 大山康晴」はこちら。

ブログの執筆では、好き嫌いと評価をごちゃ混ぜにしないように戒めている。
とくに自分の感情に引きずられないように…。

                       ◇

私はイマジネーションを大切にしている。
特定の個人を取りあげるとき、つきあいたいと思うかどうかを自らに問いかけている。
浅田真央でも、北島康介でも、イチローでも同様。

和田創は、なぜ凡人のままなのか?
理由は簡単。
彼らとつきあいたいと思わないからだ。
苦しくて、辛くて、私には耐える自信がない・・・。

彼らと本気でつきあおうと思う人は、すでに素晴らしい成果を上げ、実績を残しているはずだ。
私は彼らからかならず逃げ出そうとする。
食らいつく覚悟があったら、私はいまの地点やレベル(水準)に留まっていない。
平たく言えば、偉くなっている。

はたから応援するのは気楽。

私は、自分がつきあいたくない人を取りあげることが断然多い。
つきあいたくない人とは、私が学ぶべき人にほかならない。
相手の年齢は問わない。
“尊敬”に値する人物である。
還暦目前とはいえ、このブログを自らの成長の糧にしたいと願う。
そして、懸命に執筆している。
睡眠時間を極端に削ることも珍しくない。

⇒2010年7月29日「和田創ブログ&セミナーの基本スタンス」はこちら。

きょう述べたことは、このブログで大切にしている基本姿勢である。
ところが、人格者でないので、それをまま外してしまう。
あくまで私が心がけていることだ。

和田創のブログなど、取るに値しない。
くだらん。
大事なのは、世間や周りに惑わされず、自分の頭で考え抜くことだ。
考えて、考えて、考えて、考えて、考えよ。

もうしばらくすると、このブログで「イモトアヤコ」を取りあげる。
好きだなぁ〜、彼女。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2011年12月28日「浅田真央、視聴率の化け物…日本唯一のスーパースター」はこちら。

⇒2011年12月26日「浅田真央優勝、天上の母へ金メダルのクリスマスプレゼント」はこちら。

⇒2011年12月25日「浅田真央、全日本選手権感動大賞(女子部門)決定!」はこちら。

⇒2011年12月24日「浅田真央、明るい受け答え…笑顔に隠す深い悲しみ」はこちら。

⇒2011年12月23日「浅田真央の調子…全日本フィギュア選手権5度目の優勝へ」はこちら。

⇒2011年12月15日「浅田真央、全日本選手権2011出場…母・匡子さんへの供養」はこちら。

⇒2011年12月14日「浅田真央、好意に甘えるのもよし…特例で世界選手権代表選出」はこちら。

⇒2011年12月11日「鈴木明子、浅田真央の分まで頑張る…GPファイナル銀メダル」はこちら。

⇒2011年12月10日「浅田真央、母・匡子さんの願い『娘よ、悲しみを乗り越えて…』」はこちら。

⇒2011年12月9日「トゥクタミシェワは3Aを跳び、浅田真央を揺さぶる…GP決戦」はこちら。

⇒2011年12月6日「浅田真央、トリプルアクセル回避…グランプリファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月3日「浅田真央、トゥクタミシェワと激突!…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年12月2日「佐藤信夫、はれものに触る…浅田真央に遠慮と我慢」はこちら。

⇒2011年12月1日「グランプリファイナル2011…鈴木明子と浅田真央が出場」はこちら。

⇒2011年11月28日「浅田真央、トリプルアクセルは代名詞から疫病神へ・・・」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、見事なダブルアクセル…GPファイナル2011」はこちら。

⇒2011年11月26日「浅田真央、心のなかで『たかちゃん、ごめんね』」はこちら。

⇒2011年11月25日「浅田真央、跳びたいから跳ぶのは幼い…GPシリーズ2011」はこちら。

⇒2011年11月23日「浅田真央、GPファイナル2011進出の条件…ロシア大会」はこちら。

⇒2011年11月20日「浅田真央に負けるわけにいかない小塚崇彦…全日本選手権2011」はこちら。

⇒2011年11月13日「浅田真央、納得の笑顔…ソチ五輪金メダルへ確かな手応え」はこちら。

⇒2011年11月12日「浅田真央、完全復活は間近…GPシリーズ2011NHK杯復調」はこちら。

⇒2011年11月2日「浅田真央をあたたかく見守ろう…心強い小塚崇彦の存在」はこちら。

⇒2011年10月6日「浅田真央は順調らしい…GPシリーズ2011NHK杯が初戦」はこちら。

⇒2011年10月1日「なぜ? 浅田真央ジャパンオープン、安藤美姫グランプリシリーズ欠場」はこちら。

⇒2011年9月17日「浅田真央…和田創は「浅田創」状態なのか?」はこちら。

⇒2011年7月10日「小塚崇彦と浅田真央が初々しい…お似合いカップル」はこちら。

⇒2011年7月3日「浅田真央はどんな「愛の夢」を見るのか?」はこちら。

⇒2011年6月30日「北島康介の勝負脳、浅田真央の脱皮計画を応援しよう!」はこちら。

⇒2011年6月27日「佐藤信夫コーチのカミナリ、浅田真央を直撃!? 」はこちら。

⇒2011年6月22日「浅田真央の肉球、アメショーのトリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月20日「浅田真央、看板を引っ込める勇気…トリプルアクセル」はこちら。

⇒2011年6月18日「AKB48の隆盛、浅田真央の奇跡、読売巨人軍の凋落」はこちら。

⇒2011年6月16日「浅田真央の準備、プロ講師の準備」はこちら。

⇒2011年6月14日「浅田真央・井上真央・大地真央…血液型と美人度」はこちら。

⇒2011年6月11日「浅田真央と高橋大輔、二人の熱愛のその後」はこちら。

⇒2011年5月22日「浅田真央コーチ、安藤美姫コーチ、どうしたものか?」はこちら。

⇒2011年5月19日「佐藤信夫、浅田真央を叱る…新横浜の好々爺」はこちら。

⇒2011年5月17日「浅田真央と高橋大輔の関係をすっぱ抜く」はこちら。

⇒2011年5月14日「浅田真央のストイック、金妍児の自由奔放」はこちら。

⇒2011年5月12日「金妍児、ソチオリンピック出場と優勝の可能性」はこちら。

⇒2011年5月5日「荒川静香と浅田真央、天才少女の重圧と低迷」はこちら。

⇒2011年5月3日「世界フィギュア採点のなぞ…安藤美姫の勝利」はこちら。

⇒2011年5月1日「浅田真央、世界で勝つ判断と作戦…佐藤信夫コーチ」はこちら。

⇒2011年4月30日「浅田真央、やってみないと分からない…修正途上」はこちら。

⇒2011年4月29日「浅田真央の連覇か安藤美姫の返り咲きか…世界女王」はこちら。

⇒2011年4月27日「浅田真央の純粋な狂気に学ぶ…プロ講師の心得」はこちら。

⇒2011年4月24日「世界女王・真央と五輪女王・ヨナ、プライド激突!」はこちら。

⇒2011年4月23日「キム・ヨナの恩返しと現役引退…世界フィギュア」はこちら。

⇒2011年4月22日「世界フィギュア2011日程…浅田真央は勝てる?」はこちら。

⇒2011年4月20日「浅田真央と井上真央、もう一人の真央」はこちら。

⇒2011年4月17日「斎藤佑樹のハラハラ、浅田真央のドキドキ…日本の至宝」はこちら。

⇒2011年4月17日「浅田真央、世界フィギュア2011延期の影響」はこちら。

⇒2011年3月6日「浅田真央は2位じゃダメなんでしょうか」はこちら。

⇒2011年3月2日「浅田真央、キム・ヨナにめらめら…世界選手権」はこちら。

⇒2011年2月26日「真央ちゃんと二人乗り…うれしはずかし」はこちら。

⇒2011年2月24日「浅田真央、世界フィギュアは崖っぷち」はこちら。

⇒2011年2月19日「復調・浅田真央、本場の中華が高速で回転!」はこちら。

⇒2011年2月17日「浅田真央の調子と連覇…四大陸フィギュア選手権」はこちら。

⇒2011年2月6日「浅田真央、バレエ転向の噂…ストナリニ選手権後」はこちら。

⇒2011年2月5日「浅田真央に連覇の期待…世界フィギュア2011東京大会」はこちら。

⇒2011年1月28日「キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011」はこちら。

⇒2011年1月27日「浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?」はこちら。

⇒2011年1月17日「浅田真央と福耳ボールペン」はこちら。

⇒2010年12月29日「浅田真央と30人31脚」はこちら。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

⇒2010年12月23日「村上佳菜子に挑む浅田真央…全日本フィギュア選手権」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

⇒2010年12月18日「浅田真央を取りあげた、いい加減なブログ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

⇒2010年10月26日「浅田真央の敵、キム・ヨナの敵はだれか?」はこちら。

⇒2010年3月28日「浅田真央歓喜、キム・ヨナ最終決戦に勝利!」はこちら。

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嬢王3はおっぱい祭、原幹恵は巨乳初披露?

私はバタバタの状態が続く。
翌日に講演やセミナー、顧客との接触の予定が入っていないときは午前2時〜4時までデスクワークを行っている。
自分の意志というより、仕事がだらだらしていて恐ろしく遅い。

この間、テレビはつけっ放し。
先週金曜日の深夜、テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)、ネオスポーツ(neo sports)の流れで「嬢王3」を聞いた。
久し振りのこと。

気になると、画面をちらっと見てしまう。
“巨乳”が露出するシーンががぜん増えていた。
テレビ東京は師走の大サービス、さながら「おっぱい祭」。
ときどき全裸に近い状態も映し出される。
出演者の最終選考辺りではヌードチェック(?)が行われているはずなので当たり前だが、皆ホント、素晴らしい。
何を食べて育ったのか。

伝説のカリスマキャバ嬢「杏藤舞」。
その主役を務めるのが原幹恵。
彼女がもっとも幹が恵まれている。

もてる男は決してがっつかない。
きれいどころの話を静かに受け止める。
ときに、じっくりと相談に乗る。
私にはとてもまねできない。
そうした時間を幾度か共有することにより、何かの拍子に向こうから落ちてくる。

おそらく先週の放送がそれだった。
杏藤舞が切ない表情で、朝までそばにいてほしいと訴えた。
やったね、やまちゃん。

ベッドに横たわり、目を閉じる原幹恵。
乳房が盛りあがっている。
ブラウス(?)のボタンが外されかけたところで、来週・・・。

原幹恵は今夜、Gカップ巨乳を初(?)披露するのか?
もうどうなっても知らない。

以下に、「嬢王3原幹恵Gカップ巨乳に挟まれる至福」と題する2010年12月3日のブログを収める。

                      ◇◆◇

昨夜「ユンケルファンティ」を飲んだせいだろう。
私は体の芯が火照り、朝からいきなり大人のブログをアップ。
「ユンケルパンティ」でない。
どうだっ、参ったか!

冬のボーナス(賞与)が待ち遠しい師走の金曜日。
今夜は久々に繁華街が賑わうのでは…。
早い職場ではよせばいいのに忘年会が行われる。
札束と間違えて股間を握り締め、キャバクラへ繰り出す若者たちも…。

還暦目前の私はいつ以来の“朝立ち”だろう。
絶好調♂

                       ◇

テレビ東京の金曜日の深夜番組「嬢王3」が快調に飛ばしている。
何が快調かは、見る人それぞれ、人生それぞれ。
一昔前なら「俗悪番組」のレッテルを貼られたはずだが、性の解放が進んだ今日では驚く人もいないだろう。
インターネットには、かつて「裏」という言葉を冠せられた写真や映像が堂々と公開されている。

さて、この「嬢王3」でカリスマキャバ嬢・杏藤舞役を演じているのが、私と同じ新潟県出身の原幹恵である。
ふるさとが大好きな私はそれだけのことで親近感が湧き、お友だちになりたい。
圧倒されるのはバストのボリューム、吸い込まれるのは深い谷間。
中年はため息をつき、青年はよだれを垂らす。
一見の価値あり!
老いた私は冥土の土産。

しかし、原幹恵に魅せられるのは男に留まらない。
女性により、とてもうらやましく思うはずだ。
そうでなくては「豊胸手術」を受ける人はいない。
実は、男よりも女性のほうが胸の大きさを気にしている。

⇒2010年10月8日「嬢王3…カリスマキャバ嬢・杏藤舞(原幹恵)」はこちら。

私はバストの大きさを気にしながら女性を選んだことは一度もない。
好きな女性とつきあった。
が、A〜Cカップの微乳が好きだ。
このブログで「ゲゲゲの女房」のヒロイン役を務めた松下奈緒のバストを取りあげたが、ほとんどなくても構わない。
私が知る範囲では、日本人(男)は概して「微乳好き」である。

⇒2010年9月20日「松下奈緒と向井理の魅力と伸び代、居場所」はこちら。

そんな私でも、豊満なバストに接すると、気になって仕方ない。
なぜだろう、「母性の象徴」だからか…。
クラブやキャバクラでは胸が大きく開いたロングドレスをまとったホステスが大半である。
私は酒を楽しく飲めれば十分なので女性を指名はしないが、席についたホステスが巨乳だとどうしても視線が釘付けになってしまう。
40代の頃はいきり立ち、目の前のテーブルが大きく傾いたり天井まで持ちあがったりした。
「まあまあまあ」「どうどうどう」。
ホステスによくたしなめられた。
昔懐かしい思い出だ。

⇒2010年5月4日「倉科カナ級オッパイ…新横浜クラブマナ」はこちら。

エネルギーを持て余す若者のなかには、ティッシュを片手に「嬢王3」を見ている人がいるかもしれない。
原幹恵のGカップの巨乳に挟まれる至福の時間(とき)を夢見て…。
ただし、駅前や繁華街で配られるティッシュは質が悪く、貼り付きやすい。
くれぐれも注意せよ。

⇒2010年10月29日「嬢王3原幹恵とティシュ箱…寒い深夜に暖を取る」はこちら。

私は長年の試行錯誤の末に「クリネックスティシュー」でなければならないとの確信を得たぞ。

以下に、「新卒女子大生、嬢王3で水商売へ…就活地獄」と題する2010年10月16日のブログを収める。

                      ◇◆◇

突然消えたカリスマキャバ嬢・杏藤舞(原幹恵)が水商売に戻ってきた。
テレビ東京で先週金曜日から「嬢王3」が始まった。
六本木の華やかなキャバクラを舞台とした一連の深夜ドラマである。
設定は人気の高級店なので、客は羽振りがよく、したがってホステスは待遇がよい。
彼女らは美貌を武器に、一度しかない青春を謳歌しているように見える。

「嬢王3」は放送が大人の時間帯であり、グラマーなホステスのヌードやセックスが映し出されるなど、きわどいシーンがふんだんに盛り込まれる。
制作側のサービス精神に歓喜の涙を流す視聴者がいるかもしれない。
とくに主役・原幹恵のGカップの巨乳は一見の価値がある。
同じ新潟県出身者として、私は応援したくて拝んだ。
谷間の深さが半端でない。
例えば、顔を挟んでもらう(おっと)。

⇒2010年10月8日「嬢王3…カリスマキャバ嬢・杏藤舞(原幹恵)」はこちら。

「嬢王」の視聴者は比較的若い男性が中心だろう。
そこに、中高年が加わる。
しかし、若い女性も少なくないのでは…。

21世紀に入り、日本経済の衰退が深刻になってきた。
世界的な金融バブルの一時期を除いて「就職氷河期」が続いている。
新卒は年々、就職率が悪くなっている。
大学を卒業しても就職先が見つからない。

短大を含め、女子学生は“就活”が地獄だ。
人により何十社どころか百社以上、弾かれる。
たいていは書類選考で落とされ、土俵に上ることもできない。
いわゆる“門前払い”である。
あまりの厳しさに昼間の職場を諦め、夜の商売を探す動きも出ている。
大学を出てキャバ嬢やクラブホステスになるとは、当人も思い寄らなかっただろう。
そうした人たちも「嬢王」シリーズを見て学習に励んでいるのでは…。

水商売に流れる若い女性が増える理由は、ほかにもある。
地方出身の学生は、不景気の影響で親の財布が縮み、仕送りが減っている。
生活費の不足分を補わなくてならない。
もっともそれだけでなく、たまに贅沢をしたいし、少しは羽目を外したい。
キャバクラでは、店により女子学生や専門学校生が多い。
週1日から勤務が可能で、時間も自由だ。
彼女らはホステスの経験を積んでいて、この仕事に対する抵抗感が薄れている。

しかし、年金が破綻しかかっており、「職業人生は半世紀」と覚悟しなくてならない。
それに比べ、ホステスとして働ける期間は極端に短い。
しかも、かつてのように稼げない。
家族にも周囲にも胸を張って仕事と呼ぶには、あまりに不安定である。
きょう食べるための一時避難にしかならない。

新卒(学卒)は就職難民。
「お水の道」を選ぶ女子学生の胸中はいかばかり・・・。

                      ◇◆◇

闘うホステスに関するブログは以下のとおり。

⇒2009年11月14日「高級クラブ危機、枕営業の大号令!」はこちら。

⇒2010年5月26日「チャリンコホステス大増殖…博多中洲」はこちら。

⇒2010年10月22日「キャバ嬢の“お持ち帰り”は人助けか?」はこちら。

⇒2010年11月12日「銀座高級クラブホステス…社長勉強会」はこちら。

⇒2010年12月16日「訳ありキャバ嬢・規格外ホステスを集めたクラブ」はこちら。

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仕事の自己評価…その落とし穴とは?

私はこの一年、自分に課した仕事がさっぱり進んでいない。
それなりに頑張っているつもり・・・。

会社に勤める身分でないので、上司から「これをやれ」と具体的に命じられるわけでない。
何に挑むか、何に取り組むかは、自分で決める。
だれかが方針なり方向性なりを示してくれたらさぞかし楽だろうと、疲れ切った頭で思うことがある。

私の仕事が進まない原因はいろいろ考えられる。
が、最大の理由は、目標が高すぎること。
それは現状から手の届かないところに置かれている。
平たく言えば、能力をはるかに超える。
私は階段をずっとのぼっているのに、目標に近づいているという手応えが得られない。
月を追いかけると月が逃げる、あの感覚。

私は無謀だ。
若い頃ならいざ知らず、還暦目前になり、できもしない目標を掲げたがるのは病気といえよう。

以下に、「自分の仕事をどう評価するか…人生論」と題する2010年6月24日のブログを収める。
大幅に手を加えた。

                      ◆◇◆

自分の「仕事」をどう評価するか?

結論を述べれば、仕事で評価しない。
「人生」に位置づけて評価する。

すなわち、長いスパンで眺め、いまが「幸せ」になっていると感じたら、自分の仕事を評価するのだ。
仕事のための人生でなく、人生のための仕事なのだから…。

私たちが仕事の評価を仕事で行うと、一喜一憂しやすい。
営業職を例に取ると、成績や順位がよければ舞い上がり、それが悪ければ落ち込む。
私たちは、成果を出したり、成果を出せなかったりする。
あるいは、昇給や昇進が叶ったり、減給や降格に合ったりする。
いまや働く期間は半世紀に及んでおり、それでは幾多の試練や荒波を乗り切れない。

私は原則として年中無休、しかも起きている時間のほとんどを仕事に費やしている。
そうしなければ食べていけなかった。
また、40歳まではプランナー、40歳からは著者や講師だったので、仕事に「これで完了」というピリオドを打ちにくかった。
知的生産は、手間をかけるほど品質が高まり、それは際限がない。
ゆえに、あまり苦痛を感じないで仕事にのめり込めた。
が、それがよかったかと問われれば、答に窮する。

私は働くことが好きだと、よく勘違いされる。
遊ぶほうが断然好きだ。
でも、「あぁ、遊んだ」という記憶がない。
遊んでいる自分を夢見て働いてきたと言えなくもない。
私は本質的に怠け者である。
それが一変したのは、前妻と結婚して家庭を持ってからだ。
別人になった。

私のような“仕事人間”でなくても、たいていは人生の大きな部分を仕事に割かざるをえない。
それを重視して当然だ。
それを楽しむのはもっと大切だ。
けれども、仕事は所詮、手段にすぎない。

私たちが仕事の評価を仕事で下すのは間違いだ。
「いい結果を出したから…」。
そうした判断は、社長や上司に任せておけばよい。
また、企業での評価がそうなるのは致し方ない面がある。

私は、社員に対して社長であり、顧客に対してコンサルタントである。
したがって、仕事の評価を仕事で下す。
社員から、顧客から、私は仕事の評価を仕事で下される。

私たちが現実に仕事で生活を支えている以上、仕事でいい評価が得られるのは望ましいが、それがすべてでない。

私は、人生の理想が明確だ。
幸せであること。
では、幸せとは何か?
むろん、そう感じられること。

実は、幸せという感情がもっともシンプルであり、正直である。
ゆえに、自分をごまかせない。

現代人は、仕事と切り離して人生を考えることが難しい。
だから、両者の距離をしっかりと保たなくてなるまい。

仕事で結果を残しながら人生に幸せを感じられないのは、仕事に捉われているからだ。
両者の同一視、人により両者の逆転現象が起こっている。
したがって、働き方を誤ってしまう。
年齢を重ねるにつれ、人生がおかしくなっていく。

よりよい仕事は確かに「豊かさ」をもたらしてくれる。
しかし、もっと大事なのは、心の豊かさをもたらしてくれることだ。
そう、人生に幸せを感じられる…。
そんなあなたは周りをなごませ、明るくする。

自分の仕事は人生に位置づけて評価せよ。
一喜一憂すべきでない。
その成果が人生の果実につながってこその仕事である。

たかが仕事で気分が浮いたり沈んだり…。
つまらん。

                      ◇◆◇

幸せに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

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訳ありキャバ嬢・規格外ホステスを集めたクラブ

生活者の財布が縮み、節約志向は緩む気配がない。
そこで人気を博しているのが、生産者や流通(卸・小売)が独自に定めた出荷や販売の条件を満たさない「規格外商品」である。
代表的なところでは、野菜などの食品。
テレビショッピングはもとより、大手スーパーなどの売り場で扱われている。
しばしば“目玉商品”になる。
この規格外商品は、衣料などでは「訳(ワケ)あり商品」と呼ばれる。

私は、節約志向の対象といえば、暮らしになくてならない必需品を思い浮かべる。
しかし、それが嗜好や趣味の領域、エンターテイメントやレジャーの分野に広がっている。
かつてカネをそれほど惜しまなかった…。

国民が先行きどころかあすに強い不安を感じている。
カネを使えない…。



こうした傾向に呼応するように、サービスなどの料金がどんどん落ちてきた。
そう、価格破壊。
事業者は客をつかもうと必死である。
でなくては、生き残りは不可能…。

例えば、キャバクラやクラブ。
時間当たりの基本料金が相当下がった。
それに留まらない。
日付により、曜日により、時間により、大幅な割引が行われる。
強引なイベントと関連づけた特典も設けられる。
店が値引くための理由をあれこれつくっているとの印象を受ける。

当然、ホステスは時給が下がり、月収が減る。
そのうえ、金額が不安定で、下振れしやすい。
好況期の半分、3分の1?
食べるために、生きるために、風俗に活路を求めて店を去るホステスが少なくない。

キャバクラ好きの社長によれば、女性の質の低下が著しい。
従来ならありえないホステスがヘルプでつく。
経営の苦しい店が採用基準を思い切って緩めざるをえず、その結果である。
年齢が上がり、容姿や仕草、コミュニケーションなどが夜の接客業にふさわしくない。
いわば「規格外ホステス」。
また、ずっしりとした疲労感、強い生活臭が表情や姿勢ににじみ出ている。
いわば「訳ありホステス」。

料金が下がったといっても、キャバクラやクラブに行けば出費は避けられない。
それを覚悟して楽しもうとしているのに、興醒め。
知人の社長が嘆くのも無理はない。

◇◆◇

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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

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