コンサルの引き出し|和田創ブログ

だれの目の前にも可能性の地平は広がる。それを切り拓けるかどうかは自分次第である。「面白くないジョークの会」初代会長が解き明かす経営と人生の奥義とは?

2011年01月

真冬は冷やし中華とコカ・コーラがうまい

私は火曜日から水曜日にかけて働き詰め。
徹夜でデスクワークを行った。
何時間労働?
頭が限界、目が限界、体力が限界…。
還暦目前の我身に堪える。

妻も水曜日、仕事と雑用でバタバタしていた。
夕食は簡単なメニューで済ませた。
カツ丼とそばの組み合わせ。
多くの日本そば屋で提供される「カツ丼セット」。

疲れ切ると、私は俗っぽいものが無性に食べたくなる。
温かいカツ丼の卵とトンカツが力をくれる。
冷たいそばののど越しが潤いをくれる。
ほっとする組み合わせは、私の大好物。
妻はそれをよく知っているのだ。
ペロッと平らげた。

以下に、「真冬の冷やし中華が一番うまい」と題する2010年12月15日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は新講演テーマ(コンテンツ)の開発に取り組んでいる。
エンドレス・・・。
このところ頭も心も沸騰して煮詰まっている。
キャパシティが足りず、オーバーヒートの状態。
ちょっと進むと、すぐに手が止まる。
ため息をついている自分に気づく。
秋が深まって以降、この繰り返し。

日曜日の夕食、テーブルに「冷やし中華」。
妻が見かねて、私の大好物をつくってくれた。
氷で引き締めてあり、滅茶苦茶うまい。
夏場も食べるが、私は寒い季節のほうがおいしく感じる。
洋がらし(マスタード)を利かせたら、気持ちまでリフレッシュした。

さらに、スタミナがつくように「ビビンバ丼」。
やはり大好物。
私は疲れ切っている。
これがまた抜群にうまい。

両方とも食欲が刺激されるメニューで、しかも具だくさん。
私は満腹。
あっ、冷やし中華は一人前の3分の1の量。

妻によれば、夕食の材料費は三人分で千円以内。
信じられない。
どういう買い物の仕方をしているのだろう。

ちなみに、冷やし中華が一番うまいのは、真冬に暖房の効いた部屋で食べるとき。
私は同様の環境で飲む「コカ・コーラ」も好きだ。

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和田創ブログ 2011年1月タイトル一覧

◇2011年1月31日(月) 真冬は冷やし中華とコカ・コーラがうまい
◇2011年1月31日(月) 斎藤佑樹は1軍キャンプで滅多打ち、プロで通用?
◇2011年1月30日(日) 斎藤佑樹、日本ハム新ユニフォームを名護で披露
◇2011年1月30日(日) GK川島永嗣、キューウェルを止める…奇跡のセーブ
◇2011年1月29日(土) 本田圭佑は攻撃の要になれるのか…アジアカップ日豪戦
◇2011年1月29日(土) 志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒
◇2011年1月28日(金) 仕事の自己評価…一喜一憂は禁物
◇2011年1月28日(金) キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011
◇2011年1月27日(木) 一二三慎太の夢は江夏豊…完封&決勝本塁打
◇2011年1月27日(木) 浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?
◇2011年1月26日(水) 瀧本美織の愛くるしさ…てっぱんヒロイン
◇2011年1月26日(水) 大田区町工場を救え…社長の受注強化セミナー
◇2011年1月25日(火) タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織
◇2011年1月25日(火) 名古屋地場製造業が苦しい…社長セミナー
◇2011年1月24日(月) スター斎藤佑樹…満員札止めの大舞台
◇2011年1月24日(月) 新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾
◇2011年1月23日(日) Vivo Per Lei…ボチェッリ&ジュディ・ワイス
◇2011年1月23日(日) てっぱん瀧本美織、笑いどころと泣きどころ
◇2011年1月22日(土) ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演
◇2011年1月22日(土) 瀧本美織、弾ける元気と明るさ…てっぱんヒロイン
◇2011年1月21日(金) 間寛平アースマラソン、万感のゴール…大阪城
◇2011年1月20日(木) 安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅
◇2011年1月20日(木) 新卒学生就活、壊れた雇用にしがみつく
◇2011年1月19日(水) 葉加瀬太郎・ひまわり…てっぱんテーマ曲
◇2011年1月19日(水) 経済は二流、政治は論外…目を覆う日本の凋落
◇2011年1月18日(火) 安藤美姫とニコライコーチ、ガッツポーズと涙
◇2011年1月17日(月) 浅田真央と福耳ボールペン
◇2011年1月17日(月) モノづくり日本製品、世界シェア低下の原因
◇2011年1月16日(日) 創生水の健康回復効果を実感…運命的な出合い
◇2011年1月16日(日) 桐蔭学園ラグビー部、初優勝の歓喜、今後の課題
◇2011年1月15日(土) 北島康介、ロンドンオリンピックへの進化
◇2011年1月14日(金) 安藤美姫は精神的に安定、元気と明るさが復活
◇2011年1月13日(木) 名曲キャッツ・メモリー…グリザベラの歌唱
◇2011年1月13日(木) 小塚崇彦と浅田真央…フィギュア王国の二枚看板
◇2011年1月12日(水) 日本の将来を託したいと思う政治家
◇2011年1月12日(水) 高橋大輔…けがをしてよかった
◇2011年1月11日(火) 斎藤佑樹、勇翔寮出世部屋404号室へ…新人合同自主トレ
◇2011年1月11日(火) パソコンデータ復元サービス…非常事態
◇2011年1月10日(月) 劇団四季キャッツ出演者の息づかいとヒップ
◇2011年1月10日(月) 関口知宏は何を思うか…人生の旅人
◇2011年1月9日(日) ミュージカル・キャッツの感動と満足
◇2011年1月9日(日) 頑張る受験生の夜食…イトメン・チャンポンめん
◇2011年1月8日(土) 桐蔭学園日本一、東福岡2連覇…高校ラグビー両校優勝
◇2011年1月8日(土) 受験の御守、合格を呼び込む出陣餅パワー
◇2011年1月7日(金) キャッツ・シアターS回転席のサプライズ
◇2011年1月7日(金) 世界の歌姫…サラ・ブライトマン
◇2011年1月6日(木) 松下奈緒VS向井理…ゲゲゲの夫婦対決
◇2011年1月6日(木) ボチェッリ&サラのベストデュエット
◇2011年1月5日(水) 間寛平、がんに打ち克ちゴールへ…アースマラソン
◇2011年1月5日(水) ボチェッリの魅力と感動…名曲カルーソー
◇2011年1月4日(火) 間寛平、愛妻と涙の抱擁…アースマラソン日本帰還
◇2011年1月4日(火) サラ…タイム・トゥ・セイ・グッバイ
◇2011年1月3日(日) 東洋柏原竜二の復活、明治5位の健闘…箱根駅伝
◇2011年1月3日(月) コロッケのものまね、佐野実のラーメン
◇2011年1月2日(日) 元日の初詣…センター北・杉山神社(横浜市都筑区)
◇2011年1月2日(日) 松下奈緒は地味…紅白歌合戦から紅白歌番組へ
◇2011年1月1日(土) 2011年年頭所感…自分をコピーして働き、生きる
◇2011年1月1日(土) パソコン破損、データ消滅…ブログは実質休止

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斎藤佑樹は1軍キャンプで滅多打ち、プロで通用?

あっ、しまった。
いつの間にか「斎藤佑樹」が「斎藤祐樹」に変わっていた。
昨年11月のブログは大丈夫だったが、12月に入って間違いはじめた。
ホント、恥ずかしい。
言い訳にもならないが、私の妹は「祐子」。
過去にさかのぼって文字を直すことにした(妻に直してもらう)。

日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹投手は2月1日から25日まで沖縄県名護市で行われる1軍キャンプに帯同する。
対外試合が組まれるので、実戦デビューを果たしそうだ。
私は非常に楽しみ。

本人は、「KOされたい」という趣旨の発言を行った。
プロの打者のレベルを体感しておきたいのだろう。
つまり、斎藤佑樹は開幕1軍と心に決めている。
頼もしいこと!

新人は入れ込み、キャンプで飛ばす。
1軍の切符がかかっているから当然だ。
が、斎藤佑樹は落ち着いており、しかもクレバーである。
私はプロで十分に通用すると見る。

名護キャンプでは、首脳陣からマイペース調整を許されている。
斎藤佑樹が見据えるのは公式戦登板だ。
名護キャンプでは練習試合も7試合行われる。

おそらくセ・パ12球団のキャンプインは2月1日(私はうとい)。
今年は新人、とくに投手に逸材が揃っており、初日からマスコミとファンがヒートアップするはずだ。
開幕が待ち遠しい。

◆書き加え1(1月29日)

千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレーニングが終わった。
この間、大勢のファンが訪れた。
斎藤佑樹は軽めの練習後、沖縄・名護キャンプへ向けて荷造りを行い、荷出し。
スーツケースたった1個。

31日には沖縄入りだ。

以下に、「斎藤佑樹、期待の重圧…プロでの実力と活躍」と題する2010年12月15日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK総合テレビで「“ハンカチ王子”と戦った4年間」が放送された。
私は仕事をしており、ときどき聞く程度。
早稲田大学野球部の斎藤佑樹投手に関するドキュメンタリー番組。
本人へのインタビューも含まれる。
ハンカチ王子と戦ったとは、期待の重圧と戦ったという意味だった。

私は大きな期待をかけられたことがない。
半世紀前を振り返れば、直江津小学校(新潟県直江津市)の高学年の頃はそれなりに活躍(?)した。
児童会長、鼓笛隊隊長、勉強、絵…。
60年近い人生で一番輝いていた。
親の期待をいくらか感じた。
しかし、それを面と向かって私に示さなかった。
うれしそうにしていた。
立派である。
ただし、親戚にはかなり自慢したらしい。

私は世間の注目を集めたことがなく、それがどれくらい大変か分からない。

2006年夏の甲子園決勝戦。
前評判が高くなかった早稲田実業・斎藤佑樹は、大会ナンバーワンの呼び声が高かった駒大苫小牧高校・田中将大とぶつかった。
2日連続の死闘を一人で投げ抜き、しかも田中将大に投げ勝った。
マウンド上で額の汗をぬぐったのがハンケチ。
端正なルックス、知的で清潔な雰囲気…。
「ハンカチ王子」の愛称がつけられ、一躍脚光を浴びた。

⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。

斎藤佑樹は語った。
自分の名前が独り歩きし、イメージがどんどん膨らんでいった。
いわゆる「人気」。
それが早稲田大学野球部に在籍した4年間、ずっとついて回った。
周りからこれでもかと期待を寄せられた。

私は、斎藤佑樹がドラフトに不安を感じていたと知り、驚いた。
プロ野球の自分に対する評価を図りかねていたのだ。
当日、4球団の1位指名に笑みがこぼれた。
そして、運命の抽選くじ(当たりくじ)を引いた球団が日本ハムファイターズだった。

斎藤佑樹は群馬県で生まれ、高校から東京で暮らした。
ゆえに、在京球団、とくに東京六大学野球で活躍した神宮球場を本拠地とするヤクルトスワローズを願う気持ちがいくらかあったかもしれない。
しかし、彼は日本ハムの指名権獲得を心の底から喜んでいるように見えた。
いい男だ。

⇒2010年12月10日「斎藤佑樹は日ハムのユニフォームでいいのか?」はこちら。

番組で、斎藤佑樹は苦悩が深いほうだと知った。
表情をあまり崩さないので、これは意外だった。
汗用と思ったハンカチは涙用だった?

私が期待をかけられなかったということは、私が成果を上げなかったということ。
注目を浴びる立場になれなかったことにさみしさを感じた。

期待は人を変える。
おそらくよい方向へ導く。
問題は、大きな期待がかかったときだ。
それを重圧と感じ、逃げ出したくなる、押し潰される…。
本物や一流になるには、周囲の期待を自分のエネルギーに変えられなければならない。

なお、斎藤佑樹の目標は、子どもたちの目標になること(言葉は曖昧)。
やさしさが伝わってくる。
彼は人間として素晴らしい何かを持っている。

                       ◇

このブログで斎藤佑樹を幾度か取りあげた。
私は野球に限らず、スポーツに関する専門知識がない。

裏づけのない直感にすぎないが、斎藤佑樹はプロ野球で活躍する。
ダルビッシュ有が抜けるだろう再来期、日本ハムのエースに育っている。

現時点での実力は、読売ジャイアンツのドラフト1位指名・沢村拓一のほうがだいぶ上だ。
しかし、すでに投手として成長しており、ほぼ完成品。
それに比べ、斎藤佑樹はかなり伸び代が残っているのでは…。

乱暴を承知で、このブログで述べた。
開幕一軍などとケチくさいことを言わず、開幕投手に起用してほしい。

⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。

プロ野球人気に陰りが出て久しい。
それくらいのファンサービスが用意されてもよい。
なぜかパ・リーグが注目選手をどんどん引き当てている。
セ・リーグと人気が逆転する日が近い?

⇒2010年11月12日「沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…」はこちら。

あくまで直観だが、沢村拓一はそれくらいの実力を持っている。
当然、新人王。

⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。

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斎藤佑樹、日本ハム新ユニフォームを名護で披露

日本ハムファイターズのドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹は、2月1日から25日まで沖縄県名護市で行われる1軍キャンプに帯同することが確定している。
梨田監督が早い段階で決断を下した。
人気と実力を考えれば、当然か。

先日終了した新人合同自主トレーニングでは、ブルペンに入って投球練習を行っており、調整が着実に進んでいた。
連日大勢のファンが2軍施設に詰めかけ、千葉県鎌ケ谷市は「佑ちゃんフィーバー」に沸いた。
まもなく姿を見られなくなるわけで、地元の住民は複雑な心境だろう。
「勇翔寮404号室」も出てしまうのか、私はうとくて分からない。

日本ハムの首脳陣は、名護キャンプで斎藤佑樹に自由にやらせようと考えている。
新人としては異例の扱い。
あくまで本人の意向を尊重する。
彼は浮ついたところがなく、頭もいい。
大丈夫だ。

名護キャンプ初日の人出はいったいどこまで膨らむ?

◆書き加え1(1月29日)

日本ハムは今シーズンから着用する新ユニフォームのデザインを発表した。
2004年に本拠地を北海道に移して以来、初のマイナーチェンジ(?)である。
デザインのコンセプトは、「HOKKAIDO PRIDE」。
「北海道の誇りを胸に」。
要は、地域密着。
さらなる“道民球団”を目指す。

グレーが主体だったビジター用は、金色が基調と大きく変わった。
このカラーは北海道の大地の豊かな実りを表す。
胸には「HOKKAIDO NIPPON HAM」の文字、帽子には頭文字「H」のマークが入る。
これまでは「F」だった。

ホーム用は左右非対称のデザインを踏襲しながら、胸のロゴマークや左袖の色をスカイブルーに変えた。
2月1日のキャンプから用いる。
この日、新ユニフォームを着用した斎藤佑樹の姿がマスコミに幾度も露出することだろう。
当人も日本ハムも前途は輝かしいゴールド。
まぶし〜い。

◆書き加え2(1月30日)

斎藤佑樹は、マネジメント事務所が同じマリナーズ・イチローと都内の室内練習場で2時間程の極秘練習(?)を行っていた。
イチローの打撃投手も務めた。
また、イチローのレーザービームを受けた。

素晴らしい刺激になったことだろう。

以下に、「斎藤佑樹は日ハムのユニフォームでいいのか?」と題する2010年12月10日のブログを収める。

                      ◇◆◇

北海道日本ハムファイターズというよりプロ野球のファンが注目するドラフト1位右腕・斎藤佑樹投手の単独入団会見が行われた。
球団は、他の新人選手の入団発表が終わっているためとしているが、どうだろう?
本拠地・札幌ドームのグラウンドに設営されたステージの上。
スタンドが無料開放され、平日にもかかわらず8千人のファンが詰めかけ、大興奮、大熱狂、大炎上・・・。
やはり、斎藤佑樹は何かを持っている。

が、はたして斎藤佑樹は日本ハムファイターズのユニフォームでよかったのか?

⇒2010年11月3日「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」はこちら。

入団会見に引き続いて行われた入団セレモニー。
斎藤佑樹は真新しいユニフォームに袖を通し、まっさらなマウンドに立った。
すると、「斎藤−梨田」という夢のバッテリーが組まれた。
心憎い演出である。
斎藤佑樹は梨田昌孝監督にストレートを投げ込んだ。
「プロ第1球は直球」と公言していた。

斎藤佑樹は開幕一軍間違いなし。
私は開幕投手になってほしいと思っている。
札幌ドームの天井が拍手と歓声で破れそう。
シンクタンクの試算によれば、経済効果は50〜60億円らしい。
見積もりが低すぎる。
このところ元気のない「すすきの」だって輝きを取り戻せるかもしれない。

⇒2010年11月6日「斎藤佑樹エースナンバー18番で開幕投手へ」はこちら。

それにしても・・・。
2006年夏の甲子園大会の決勝戦、早稲田実業・斎藤佑樹と駒大苫小牧高校・田中将大の2日間にわたる死闘は高校野球史上に残る名勝負だった。
再試合で斎藤佑樹は9回を投げ抜いて優勝投手になった。
最後の打者は田中将大。
豪快なスイングで三振に打ち取られた。
両雄、持てる力を出し尽くした。

田中将大投手は東北楽天ゴールデンイーグルス。
来季の推定年俸は2億円。
同学年の二人の投げ合いはナンバーワンの人気カードになる。
札幌そして北海道のプロ野球ファンはどちらを応援する?
これはかなり悩ましいぞっ!

⇒2010年11月6日「公家の斎藤佑樹と武士の沢村拓一…セ・パ交流戦対決」はこちら。

本題。
ところで、私が改めて感心したことがある。
斎藤佑樹は正式契約を済ませ、学生服姿で会見に臨んだ。
これまでを振り返っても、これほどまでに「詰襟」の似合う学生をどうしても思い浮かべられない。
学生服そのものが彼のために考案されたのでないかと・・・。
妻に話したら、深くうなずいた。
それと、学生帽も似合う。

私はふと思った。
日本プロ野球界の約束事というか取り決めは当然存在するだろう。
それは置いておき、斎藤佑樹に日本ハムファイターズの通常のユニフォームを着せるのはもったいない。
彼専用にあつらえたオリジナルを着せてほしい。
詰襟学生服と学生帽のイメージを大切にした「斎藤佑樹バージョン」。
むろん、黒。
そして、エースナンバー「18」を背負う。

私は斎藤佑樹の雄姿を思い浮かべるだけで熱くなる。
プロ野球界全体が盛りあがるのだから、固いことを言わずにぜひ実現すべき。
知恵を絞れば何とかなる。

斎藤佑樹だけを特別扱いすることはできない?
ならば、セ・パ各6球団、その年の入団選手1名に限り特別措置を認めたら…。
それくらいの遊び心、そしてファンサービスがあってもよい。

⇒2010年11月12日「沢村拓一は巨人の開幕投手、即沢村賞も…」はこちら。

プロ野球は大勢に愛され支持されてこその商売である。

⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。

⇒2010年11月14日「東海大・菅野智之は巨人、興南・島袋洋奨は中央大」はこちら。

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GK川島永嗣、キューウェルを止める…奇跡のセーブ

昨夕のブログ「本田圭佑は攻撃の要になれるのか…アジアカップ日豪戦」の続き。
私は本田圭佑の不敵な面構えが好きだ。
が、もっと好きなのは、その裏側にあるナイーブな心だ。

さて、サッカーのアジアカップ、日本代表とオーストラリア代表の決勝戦。
私は日本を応援しているせいか、終始攻め込まれている気がして、ハラハラドキドキ。
仕事に追われており、例によって“ながら視聴”のつもりだった。
しかし、手が完全に止まり、画面にくぎ付けになった。
ちょっと目を離しているすきに得点を奪われそうな展開だった。
60歳の心臓に悪い。

日本は2試合連続の延長戦になった。
選手は疲労の色が濃い。
その後半、スピードで突破したDF長友佑都の左クロスを、途中出場のFW李忠成が左足でボレー、先制ゴールを決めた。
これが決勝点。
オーストラリアの猛攻をしのぎきり、単独最多となる4度目の優勝を遂げた。
おめでとうっ!

日本はオーストラリアの高さを生かしたシンプルな攻撃に苦しめられ、序盤からゴールをしばしば脅かされた。
しかし、組織的な守備で得点を許さなかった。
DF陣の踏ん張りが光る。
また、GK川島永嗣はキューウェルとの1対1の絶体絶命のピンチに、奇跡のファインセーブを見せた。
しかも2度。
とくに後半終了間際、私は諦めた。
信じられないっ!

チームが一つにまとまった団結の勝利だ。
司令塔の本田圭佑は今大会のMVP(最優秀選手)に選ばれた。

日本代表は、アルベルト・ザッケローニ監督が就任して8戦負けなし。
初めて臨んだ公式戦を制した。
2013年にブラジルで開催されるコンフェデレーションズカップにアジア代表として出場する。

アジアカップ日豪決勝戦の平均視聴率、そして瞬間最高視聴率はとんでもない数字か。
テレビ朝日とNHKBS1を合算すれば・・・。

以下に、「本田圭佑は攻撃の要になれるのか…アジアカップ日豪戦」と題する2011年1月29日のブログを収める。

                      ◇◆◇

サッカーのアジア王者を決める「アジアカップ」がドーハで開催されている。
25日の準決勝、日韓戦は非常にスリリングな展開だった。
日本代表は前半戦で1対1に追いつき、そのまま後半戦を終えた。
延長戦前半で2対1と勝ち越したが、韓国代表の執念は凄まじく、後半で同点に追いつかれた。
勝負はPK戦にもつれ込んだ。
GK川島永嗣が2人を止めるなどして3−0で制し、29日の決勝へ駒を進めた。

テレビ朝日の生中継の平均視聴率は35.1パーセント、瞬間最高視聴率は40.6パーセントを記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
これは、延長を含む 175分間。
試合終了は日付をまたいだ。

私は仕事に没頭していたが、テレビをつけっ放しにしていた。
チャンスやピンチの場面で大きな声が耳に入る程度。
それでも試合の行方が気になった。
未明の午前2時とか3時とかだったように記憶している。
あれは生中継でなかったのか。
それとも私が時刻を勘違い?

決勝はきょうの深夜、24時キックオフ。
相手は6−0でウズベキスタンに大勝し、初めて決勝に進出するオーストラリア代表。
日本は2大会ぶり、最多となる4度目の優勝を目指す。
FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは日本が29位、オーストラリアが26位。
日本代表は通算成績で分が悪く、5勝(PK勝ち1を含む)7敗6分け。
前回のアジアカップでは準々決勝でぶつかり、1−1からPK戦で下した。

オーストラリアは5試合で日本と同じ13得点。
かたや、6失点の日本に対して1失点。
個々人の体が強く、チームの完成度も高い。
しかし、ザッケローニ監督は公式記者会見で「厳しい戦いを経て、チームは強い集団になっている」と自信をのぞかせた。
「プレーの内容で勝負したい」とも…。
が、準決勝で右足小指を骨折したMF香川真司が離脱するのは痛い。
5試合に先発し、2得点2アシストの活躍だった。
攻撃の要となるMF本田圭佑は自分に大きな期待がかかっていることを百も承知。
最優秀選手候補4人に名を連ねている。
獅子奮迅の働きを見せられるか。

日本がオーストラリアの攻撃力を封じるには、ボールを少しでも多く、少しでも長く支配するほかにない。
大舞台ではチームのまとまりのよさが大事になり、機敏力と合わせて日本が勝る。
何の根拠もないが、日本は3−1で勝つと信じたい。

決勝戦はテレビ朝日では23時54分から、NHKBS1では23時から生放送される。
視聴率はどこまで跳ねあがるだろう。
勝者は、各大陸王者で競う2013年コンフェデレーションズカップ・ブラジル大会に出場する。

◆書き加え1(1月30日)

私はアジアカップ決勝戦の興奮が冷めてきた。
いま午前6時。

私は普段、妻にブログをアップしてもらっている。
このブログは自分でアップした。

予約機能を用い、午前8時にセットした(ライブドアブログ)。
ところが、即公開されてしまった。
慣れないことはやるものでない。

もう一度、セットしてみる。
うまくいくようなら、最初のブログは削除する。

◆書き加え2(1月30日)

あっ、予約に成功。

オーストラリアは日本のゴール前にロングボールを上げてくる。
これが結構、厄介。
国際大会では長身の選手がもう少しほしいところだ。

しか〜し、オーストラリアは単調な攻めが敗因といえるかもしれないなぁ…。

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本田圭佑は攻撃の要になれるのか…アジアカップ日豪戦

サッカーのアジア王者を決める「アジアカップ」がドーハで開催されている。
25日の準決勝、日韓戦は非常にスリリングな展開だった。
日本代表は前半戦で1対1に追いつき、そのまま後半戦を終えた。
延長戦前半で2対1と勝ち越したが、韓国代表の執念は凄まじく、後半で同点に追いつかれた。
勝負はPK戦にもつれ込んだ。
GK川島永嗣が2人を止めるなどして3−0で制し、29日の決勝へ駒を進めた。

テレビ朝日の生中継の平均視聴率は35.1パーセント、瞬間最高視聴率は40.6パーセントを記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。
これは、延長を含む 175分間。
試合終了は日付をまたいだ。

私は仕事に没頭していたが、テレビをつけっ放しにしていた。
チャンスやピンチの場面で大きな声が耳に入る程度。
それでも試合の行方が気になった。
未明の午前2時とか3時とかだったように記憶している。
あれは生中継でなかったのか。
それとも私が時刻を勘違い?

決勝はきょうの深夜、24時キックオフ。
相手は6−0でウズベキスタンに大勝し、初めて決勝に進出するオーストラリア代表。
日本は2大会ぶり、最多となる4度目の優勝を目指す。
FIFA(国際サッカー連盟)ランキングでは日本が29位、オーストラリアが26位。
日本代表は通算成績で分が悪く、5勝(PK勝ち1を含む)7敗6分け。
前回のアジアカップでは準々決勝でぶつかり、1−1からPK戦で下した。

オーストラリアは5試合で日本と同じ13得点。
かたや、6失点の日本に対して1失点。
個々人の体が強く、チームの完成度も高い。
しかし、ザッケローニ監督は公式記者会見で「厳しい戦いを経て、チームは強い集団になっている」と自信をのぞかせた。
「プレーの内容で勝負したい」とも…。
が、準決勝で右足小指を骨折したMF香川真司が離脱するのは痛い。
5試合に先発し、2得点2アシストの活躍だった。
攻撃の要となるMF本田圭佑は自分に大きな期待がかかっていることを百も承知。
最優秀選手候補4人に名を連ねている。
獅子奮迅の働きを見せられるか。

日本がオーストラリアの攻撃力を封じるには、ボールを少しでも多く、少しでも長く支配するほかにない。
大舞台ではチームのまとまりのよさが大事になり、機敏力と合わせて日本が勝る。
何の根拠もないが、日本は3−1で勝つと信じたい。

決勝戦はテレビ朝日では23時54分から、NHKBS1では23時から生放送される。
視聴率はどこまで跳ねあがるだろう。
勝者は、各大陸王者で競う2013年コンフェデレーションズカップ・ブラジル大会に出場する。

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志村けん、てっぱんダンスとヒゲダンス…志村軒

私は書斎でデスクワークを行うときは、テレビをつけっ放しにしている。
水曜日の深夜、フジテレビで「志村軒」が放送されていた。
正確には、木曜日の未明。
たまたま“ながら視聴”することがある。
ホームページによれば、爆笑ハートフル人情コント。
私はたいていかなり疲れており、このバラエティ番組のたわいなさに癒されたりする。

「志村軒」は、下町のちっぽけなラーメン店「けんちゃんラーメン」が舞台である。
店主は志村けん、妻は優香。
巨乳の森下悠里はやる気のないバイト役。

優香はグラビアアイドル出身で、清潔な印象と細身(?)のボディに似合わず、バストが豊か。
肌は浅黒い。
女の子と呼べる年齢は過ぎたが、かわいらしさは相変わらず。

二人は共演歴が長いせいか息がぴったり合っており、本物の夫婦みたい。
私は志村けんも優香もお気に入り。

また、「志村軒」と路地を挟んだ向かいが「喫茶ポエム」である。
マスターはダチョウ倶楽部の肥後克広、ママはハリセンボンの近藤春菜。
ハリセンボンの箕輪はるかはパート役。

それと、ダチョウ倶楽部の上島竜兵は「けんちゃんラーメン」の常連客。
何の仕事で収入を得ているか不明。

私はダチョウ倶楽部が登場した頃、このグループは2〜3年で消えると考えていた。
ところが、3人はそれぞれ、芸能界に居場所をつくった。
熾烈な生き残り競争をかいくぐり、今日までやってこられたのは立派といえよう。

この番組は以前、下町の運送屋(?)を舞台とした「志村屋です。」だった。
「志村軒」はこれにテコ入れを図った格好。
主力の出演者は変わっていない。
何年続いているのか…。

                       ◇

志村けんといえば、私は昔のザ・ドリフターズを思い出す。
芸達者な男がグループに遅れて入ってきた。
志村けんは加藤茶とコンビで「ヒゲダンス」を踊っていた。
きわめてシンプルな動きしかないので視聴者を飽きさせないのが大変である。
目の使い方や視線を含めた表情のつくり方が実によく工夫されていた。

私は、志村けんと加藤茶がもう少し若ければ、近藤良平が振り付けをした「てっぱんダンス」を踊ってほしい。
二人はどんなダンスに仕立てるだろう。
加藤茶は数年前、三途の川を渡りかけた。

私は人の好き嫌いを表明しないように努めているが、もっとも好きな“男優”の一人が「いかりや長介」。
これは、私のプロフィール情報などに記している。
また、渋谷・松涛で暮らしていた頃、自宅から徒歩3分程の距離に「仲本工事の店」があった。
プロレスラーなどが出入りしていたらしい。
私は居酒屋が苦手で、同店に行ったことがない。

俗悪のレッテルを貼られた「8時だョ! 全員集合」は日本のバラエティ番組史上に名を残した。
いかりや長介の“笑い”にかける執念が凄まじかった。
それ以来、私はザ・ドリフターズのメンバーのファンである。

「志村軒」の最後に視聴者プレゼントとして登場する「けんちゃんラーメン」を食べてみたい。

以下に、「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
今朝のブログは数日前に記した。
21日の放送で、大家と下宿人が家族のように夕食(?)を囲んでいた。
急展開に唖然…。
私は、いきなり鉄板で引っ繰り返された気分。

村上あかり(瀧本美織)は「日常的な不幸」を「日常的な感動」に変えていく。
それができれば、私たちはどんなに喜びに満ちた毎日を送れるだろう。

先行きに大きな夢や希望を持ちにくい時代だからこそ、「てっぱん」は足もとのささやかな幸福をつかむことの大切さを“お茶の間”に伝えようとしているのかもしれない。

かなり好意的な解釈である。

                       ◇

老いた私は世相やトレンドにうとく、子どもによく笑われる。

ときどき耳にした「スーパーモデル」という言葉が、スーパーのチラシで目玉商品の衣料を着るモデルのことだと教えられた。

「てっぱん」はわりと勉強になる。

                       ◇

「てっぱん」のオープニングダンス。

おそらく視聴者が踊りに参加している。
その様子を眺めていると、踊りは人々を幸せにすることに気づかされる。

葉加瀬太郎のテーマ曲「ひまわり」と近藤良平の「てっぱんダンス」が素晴らしいことも関係しているのだろう。
顔、顔、顔、にこにこにこ・・・。

「食」も人々を幸せにする。
関西以西では「鉄板」ならなおさらか。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

先だって、知人が悔しそうに語った。
「てっぱんに、やられっ放し」。
ドラマ(シナリオ)がえらく乱暴だと思いながらも、涙を絞られてしまうと…。

制作陣のペースにはまってきた視聴者も少なくない?

ボクチンは男(♂)の子だから泣かない。

                       ◇

時代は変わった。
「てっぱん」のヒロイン・村上あかりみたいに周囲と果敢に関わろう、深く交わろうとする若者はほとんど見かけなくなった。
まして懐に飛び込むことはしない。

一定の距離を保ち、それを崩さない。

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仕事の自己評価…一喜一憂は禁物

私は年末、パソコンのクラッシュにより講演やセミナーのコンテンツのデータを失った。
講師稼業の私にとり、開発中の新商品。
自動的に行われていると信じ込んでいたバックアップが取れていなかった。
迂闊、不注意、愚か…。
悔やんでも悔やみきれない。

仕事の大幅な遅れを取り戻そうと、すでに1カ月、睡眠時間を限界まで削って働いている。
先日、鏡に映った自分の顔を見て愕然とした。
白髪が一気に増えた。
頬がげっそりとこけた。
酷使した目の周りがくぼみ、黒ずんでいる。
しわも増えた。

私は連日、ため息をついている。
新テーマの短時間講演が2月、3月に1本ずつ、1日セミナーが3月、4月に1本ずつ。
まだまだ山場が続く・・・。
体力が持つか、心配。

                       ◇

私は数年間、重い疲労感と倦怠感、さらにかなりの体調不良に苦しんできた。
3年前後はひどく、とくに1〜2年は深刻だった。
一時は講師稼業をもう続けられないと諦めたほど・・・。

昨年、たまたま病院に世話になった際、更年期障害と判明した。
うれしいやら、悲しいやら…。
原因があったのだ。

私の仕事ぶりをはたから見守ってきた妻に尋ねたら、昨夏までは無気力そのものだったという。
自分としては頑張らなければと思っていた。
が、実際には仕事に手をつけられない。
手をつけたとしても進められない。
結局、何一つやり遂げられない。

ところが、昨秋から徐々に気力が戻ってきた。
老化は止められないので、体力は衰えている。
しかし、いくらか頑張れるようになった。
いまは数年ぶりに燃えつつある。
日本一と称される講演を何本かつくりあげたいと思う。

先だって激痛が走った腰はいくらか回復している。

以下に、「仕事の自己評価…その落とし穴とは?」と題する2010年12月17日のブログを収める。

                      ◇◆◇


私はこの一年、自分に課した仕事がさっぱり進んでいない。
それなりに頑張っているつもり・・・。

会社に勤める身分でないので、上司から「これをやれ」と具体的に命じられるわけでない。
何に挑むか、何に取り組むかは、自分で決める。
だれかが方針なり方向性なりを示してくれたらさぞかし楽だろうと、疲れ切った頭で思うことがある。

私の仕事が進まない原因はいろいろ考えられる。
が、最大の理由は、目標が高すぎること。
それは現状から手の届かないところに置かれている。
平たく言えば、能力をはるかに超える。
私は階段をずっとのぼっているのに、目標に近づいているという手応えが得られない。
月を追いかけると月が逃げる、あの感覚。

私は無謀だ。
若い頃ならいざ知らず、還暦目前になり、できもしない目標を掲げたがるのは病気といえよう。

以下に、「自分の仕事をどう評価するか…人生論」と題する2010年6月24日のブログを収める。
大幅に手を加えた。

                      ◆◇◆

自分の「仕事」をどう評価するか?

結論を述べれば、仕事で評価しない。
「人生」に位置づけて評価する。

すなわち、長いスパンで眺め、いまが「幸せ」になっていると感じたら、自分の仕事を評価するのだ。
仕事のための人生でなく、人生のための仕事なのだから…。

私たちが仕事の評価を仕事で行うと、一喜一憂しやすい。
営業職を例に取ると、成績や順位がよければ舞い上がり、それが悪ければ落ち込む。
私たちは、成果を出したり、成果を出せなかったりする。
あるいは、昇給や昇進が叶ったり、減給や降格に合ったりする。
いまや働く期間は半世紀に及んでおり、それでは幾多の試練や荒波を乗り切れない。

私は原則として年中無休、しかも起きている時間のほとんどを仕事に費やしている。
そうしなければ食べていけなかった。
また、40歳まではプランナー、40歳からは著者や講師だったので、仕事に「これで完了」というピリオドを打ちにくかった。
知的生産は、手間をかけるほど品質が高まり、それは際限がない。
ゆえに、あまり苦痛を感じないで仕事にのめり込めた。
が、それがよかったかと問われれば、答に窮する。

私は働くことが好きだと、よく勘違いされる。
遊ぶほうが断然好きだ。
でも、「あぁ、遊んだ」という記憶がない。
遊んでいる自分を夢見て働いてきたと言えなくもない。
私は本質的に怠け者である。
それが一変したのは、前妻と結婚して家庭を持ってからだ。
別人になった。

私のような“仕事人間”でなくても、たいていは人生の大きな部分を仕事に割かざるをえない。
それを重視して当然だ。
それを楽しむのはもっと大切だ。
けれども、仕事は所詮、手段にすぎない。

私たちが仕事の評価を仕事で下すのは間違いだ。
「いい結果を出したから…」。
そうした判断は、社長や上司に任せておけばよい。
また、企業での評価がそうなるのは致し方ない面がある。

私は、社員に対して社長であり、顧客に対してコンサルタントである。
したがって、仕事の評価を仕事で下す。
社員から、顧客から、私は仕事の評価を仕事で下される。

私たちが現実に仕事で生活を支えている以上、仕事でいい評価が得られるのは望ましいが、それがすべてでない。

私は、人生の理想が明確だ。
幸せであること。
では、幸せとは何か?
むろん、そう感じられること。

実は、幸せという感情がもっともシンプルであり、正直である。
ゆえに、自分をごまかせない。

現代人は、仕事と切り離して人生を考えることが難しい。
だから、両者の距離をしっかりと保たなくてなるまい。

仕事で結果を残しながら人生に幸せを感じられないのは、仕事に捉われているからだ。
両者の同一視、人により両者の逆転現象が起こっている。
したがって、働き方を誤ってしまう。
年齢を重ねるにつれ、人生がおかしくなっていく。

よりよい仕事は確かに「豊かさ」をもたらしてくれる。
しかし、もっと大事なのは、心の豊かさをもたらしてくれることだ。
そう、人生に幸せを感じられる…。
そんなあなたは周りをなごませ、明るくする。

自分の仕事は人生に位置づけて評価せよ。
一喜一憂すべきでない。
その成果が人生の果実につながってこその仕事である。

たかが仕事で気分が浮いたり沈んだり…。
つまらん。

                      ◇◆◇

幸せに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年11月18日「倉本聰の名言『貧幸』…ゲゲゲの女房の教え」はこちら。

⇒2010年11月19日「松下奈緒が茶の間に届けた『ゲゲゲの貧幸』」はこちら。

⇒2010年11月26日「貧しさのなかに幸せが息づく…昭和30〜40年代」はこちら。

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キム・ヨナ、浅田真央への秘策…世界選手権2011

私は仕事に忙殺され、新聞やネットの情報に触れる機会もない。
社会ネタにうといが、いまではほとんど分からなくなっている。
このところフィギュアスケート女子、韓国のキム・ヨナ(金妍兒)に関する話題を聞かない。
ひょっとして2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)に出場する意欲を失ってしまったのか・・・。

ところが、そうでなかった。
日本テレビの「真相報道バンキシャ!」という番組が昨年末、キム・ヨナの近況をスクープしていた。
米国ロサンゼルスでピーター・オペガード・コーチの指導を受けながら練習する光景を隠し撮りしたのだ。
韓国では、フィギュアスケート界の暗黙のルールを破る行為だと非難の声が上がった。
が、キム・ヨナが来年3月に公開する予定の新プログラムの振り付けは捉えられていない。
日常的な滑りの訓練に留まる。
私はこの事件(?)を知らなかった。

これにより、キム・ヨナが東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権大会2011」に出場することがはっきりした。
彼女は当然“女王の座”奪還を目指すはずだ。
昨年は、2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で念願の金メダルを獲得し、その後の脱力感のなかで参加した。
コンディションを整えるという以前に、気持ちを高められなかった。
会心の演技とは程遠い。

私たちは1年ぶりに世界の大舞台での二人の対決を楽しめる。
キム・ヨナは宿命のライバルと言われた浅田真央に勝つために秘策を練っているのか。
そんなことをしなくても本来の調子を出せるなら敵はいないと思っているのか。
浅田真央がキム・ヨナを意識するほどには、キム・ヨナは浅田真央を意識していない?

                       ◇

世界フィギュアスケート選手権大会。
2007年東京大会は、安藤美姫、浅田真央、キム・ヨナ。
2008年イエテボリ大会は、浅田真央、カロリーナ・コストナー、キム・ヨナ。
2009年ロサンゼルス大会は、キム・ヨナ、ジョアニー・ロシェット、安藤美姫。
2010年トリノ大会は、浅田真央、キム・ヨナ、ラウラ・レピスト。

実は、キム・ヨナだけが4年連続で表彰台に上っている。
安定度も高い。

◆書き加え1(1月27日)

午後6時台の民放で、キム・ヨナの新プログラムが判明したと報じていた。
世界選手権で演じる内容だろう。
曲目が分かったという意味なのか、振り付けが分かったという意味なのか…。
私はバタバタの状態で、確かめようもなかった。
気になるなぁ。

                      ◇◆◇

キム・ヨナと浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月26日「浅田真央の敵、キム・ヨナの敵はだれか?」はこちら。

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一二三慎太の夢は江夏豊…完封&決勝本塁打

日曜日、テレビ東京の「ネオスポーツ」、阪神タイガースからドラフト2位(2順目)指名を受けた東海大相模(東海大学付属相模高等学校)の一二三慎太が登場していた。
まずは投手に挑戦する。
その結果により、打者に転向するかもしれない。
バッティングセンスは非凡だ。

私は神奈川県の横浜市に暮らす。
東海大相模は同県の相模原市。
万年Bクラスというか、このところ万年最下位(?)の横浜ベイスターズに入団して活躍してくれればうれしいと思っていた。
彼は大阪の出身だった。

以下に、「一二三慎太は投手か打者か…阪神タイガース」と題する2010年11月11日のブログを収める。

                      ◇◆◇

私は先々週後半、品川プリンスホテルのアネックスタワー(旧エグゼクティブタワー)に宿泊していた。
全室にゆったりとしたベッド(クイーンサイズ? キングサイズ?)が備わっており、欧米人でも窮屈さを感じない。
ほとんどがビジネスマン1名の利用だ。
とてもきれいでセクシーな女の子が館内を歩いていることがある。
私も幾度か声をかけられた。
目の保養になる。

                       ◇

さて、木曜日の夕方、周辺が騒がしい。
後で知ったのだが、隣のグランドプリンスホテル新高輪で「2010年プロ野球ドラフト会議」が行われていた。
午後5時〜8時。
12球団の首脳とスカウトはもとより報道陣が大勢詰めかけていたのだ。

ところで、東海大相模高校の一二三慎太が阪神タイガースから2順目で単独指名を受けた。
2位指名。
これも後で知ったのだが、彼は大阪の出身。
一二三慎太はドラフト会議の終了後、実は阪神ファンだったと明かした(不確か)。

私は横浜に住んでおり、横浜ベイスターズに入ってくれればと思っていた。
負け癖が染みつき、セ・リーグのお荷物球団になっている。
横浜の恥である。
住生活グループによる球団買収の話が持ち上がり、しかも流れたばかり。
ファンも選手もつらいし、落ち着かない。
そうでなければ、東海大学へ進んで読売ジャイアンツに入るのではと思っていた。
原辰徳監督と同じ道を歩む…。

横浜ベイスターズも読売ジャイアンツも逸材を逃した?
3順目以降の指名を予定していたのか。
それとも…。

⇒2010年8月22日「夏の甲子園、決勝の残酷…東海大相模・一二三慎太」はこちら。

一二三慎太はバッティングが大好きで、非凡なセンスが光る。
夏の甲子園では打率5割を大きく超えた。
他球団はおもに打者として評価していたが、阪神タイガースは投手として育成する方針のようだ。
本人はどちらでもと発言したことがあるが、本音は投手で勝負したい?
ドラフト会議の結果はそうした意向に沿うものであり、喜んでいるだろう。
おめでとう。

一二三慎太は球種の豊富さと直球の速さをあわせ持つ。
夏の甲子園の地区予選(神奈川県大会)からサイドスロー(横手投げ)に転向し、秋からオーバースロー(上手投げ)に戻した。
本人は模索している状態。
したがって、一二三慎太は投球フォームが固まっていない。
1軍に上がるまでに2〜3年はかかりそう。
将来のエースに育ってほしいところ。

◆書き加え1(11月7日)

一二三慎太は6日、阪神タイガースから指名の挨拶を受けた。
私は、その際のマスコミに対するスカウトの発言が気になった。
どうやら打者としての可能性(魅力)も捨てきれないようだ。
球団はじっくりと見極めていくつもりか…。

一二三慎太は、甲子園球場のマウンドに立つことを望んでいるだけでない。
夢はでっかく、完封&決勝本塁打。
1973年、江夏豊は延長11回を無安打無得点(ノーヒットノーラン)に抑え、サヨナラ本塁打を放った。
自分一人で試合を決める!
何と欲張りな…。
実際、毎日懸命に打ち込みを行っている。

打順が9番でない投手。
一二三慎太は7番や8番を打つかもしれない。
また、代打に出てくるかもしれない。
考えただけで、わくわくする。

一二三慎太はフォームが固まれば、直球の速度も変化球のキレも大幅に増すだろう。
すでにサイドスローで時速 150キロメートルをマークしている。
大器である。

12球団で出番がもっとも早いのが横浜ベイスターズだった。
地元の私は残念・・・。
国内フリーエージェント(FA)権を行使する内川聖一内野手など、主力選手がどんどん抜けていきそう。

⇒2010年5月1日「尾花高夫、横浜ベイスターズを再生」はこちら。

⇒2009年9月28日「横浜の恥…開国博、ベイスターズ」はこちら。

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浅田真央は小塚崇彦をどう思っているのか?

フィギュアスケート男子の小塚崇彦。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)における日本のエースである。
金メダルを狙える素材だ。

日曜日、NHK総合テレビの「サンデースポーツ」で取りあげられた。
彼の祖父、そして父はフィギュア王国・名古屋の礎を築いた。
小塚崇彦はスケート一家というよりスケート一族のサラブレットだった。

当然、幼い頃からスケートを教え込まれた。
しかし、本人はどうしても“甘え”が抜けきらず、同世代のライバルに差を広げられていった。
「スケートぼんぼん」の雰囲気が漂う。

昨年後半から同じ佐藤信夫コーチの指導を受けるフィギュアスケート女子の浅田真央。
小塚崇彦は彼女が練習に取り組む姿勢がいい刺激になっている。
何せ、年下の浅田真央は高い目標を掲げ、自分を限界まで追い込んでいく。
一切妥協しない。
浅田真央の目に、小塚崇彦の姿はどう映っているのだろう。

小塚崇彦にとり浅田真央の存在はかなり堪える。
彼が本来持っていたプライドが目覚めたようだ。
私は、二人が揃ってソチオリンピックの表彰台のてっぺんに立ってほしい。

以前のブログでも述べたが、小塚崇彦は顔筋(表情筋)のトレーニングを受けたほうがいい。
すごく損をしている。
会場を巻き込めるかどうか、ファンを増やせるかどうか、表情は重大な要素になる。
なかでも「笑顔」。
むろん実際にはありえないが、小塚崇彦は淡々と事務的に滑っている印象を拭えない。

今季、大きな変貌を遂げつつある小塚崇彦。
伸び代がかなり残されている。
DNA(遺伝子)とも呼べる滑りの資質はピカイチ。
ソチオリンピックが非常に楽しみだ。

以下に、「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」と題する2010年11月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

けさのブログ「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」に続いて…。
浅田真央は、大学(中京大)が同じ、コーチ(佐藤信夫)が同じ小塚崇彦としばしば一緒に練習するらしい。
二人は「切磋琢磨」が望める環境に身を置いている。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

さて、その小塚崇彦が浅田真央などとともにグランプリ(GP)シリーズ「フランス大会」に出場した。
中国大会ではショートプログラム(SP)もフリースケーティングも1位の完勝だった。
その勢いに乗り、やはりSPもフリーも1位。
自己ベストを大幅に更新、2位の選手に20点近い得点差をつけて圧勝!
危なげなくグランプリ(GP)ファイナルへ進出。

小塚崇彦は2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)で4回転ジャンプを決めた。
佐藤信夫コーチから長らく指導を受けてきたスケーティングは至って滑らかである。
今後は技術に加えて「表現」に磨きをかけていくことになろう。
すでにテクニックは一流の域に達しているが、観客へアピールする“何か”が足りない。
高橋大輔と比べて印象に残りにくく、国民の人気がいま一つ盛りあがらない理由だろう。
小塚崇彦が解決すべき大きな課題では…。

自分の持ち味を尖らせ、「小塚崇彦ならこれ」という代名詞をぜひとも生み出したい。
何で魅了するか、分かりやすさはきわめて大事。
それと「演技力」ということになるはずだが、これもさまざま要素の積み重ねである。
簡単に高められない。
浅田真央に限らず、小塚崇彦も苦闘の真っ只中にいる(一流選手は全員)。

素人の意見だが、小塚崇彦は表情の特訓が必要でないか。
「男は愛嬌」の時代に、それがあまり感じられない。
これも広い意味での演技力に含まれよう。
非常に損をしていると思った。
笑顔専門家の指導を受けることを勧める。
あれは顔面の筋肉を再構築するようだ。

日本代表クラスの男子選手のなかで顔の“整い方”は一番。
フランス大会では「イケメン」というパネルを掲げる若い女性ファンがいた。
私もそう感じた。
小塚崇彦は演技も表情も総じて淡々としている。
もったいない・・・。

私たちが考えるより、表情が人の動きに与える影響は大きい。
行動や動作、仕種(しぐさ)を変える力がある。
小塚崇彦は表情を含めた全身で喜びを表現したい。
表情を含めた全身で歓喜を爆発させたい。

国際レベルの大会で、選手が会場全体を巻き込むことにより審判員が採点を変えると思えない。
しかし、興奮まして熱狂の渦に包まれると、圧力になるのは間違いない。
観客を味方につけるうえでチャーミングな笑顔は不可欠だ。

私は営業再建一筋のコンサルタントである。
幸い指導するのは「ソリューションセールス」なので愛嬌は必須でないが、持っていて悪いことはない。
相手に好かれるので商談を有利に進められる。
そして、私自身も和田創研の代表として営業活動を行ってきた。
これまでに顧客からもっとも言われたのは「愛想がない」である。
愛嬌と愛想はニュアンスが異なるが、似たようなものだ。
これしきのことを克服できないまま還暦前年に至った。
まあ、他人をとやかく言うのはたやすい。

                       ◇

小塚崇彦は、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で男子のエースに育っているのでは…。
女子の浅田真央と合わせ、フィギュアスケート王国の二枚看板。

日本勢全員を応援する私がとくに力が入るのは高橋大輔である。
が、年齢的に微妙…。
むろんそれを乗り越えてほしいと思っているが、本人もその辺りはいくらか気にかけている様子。
どうなるか?

もっとも、こんな心配ができること自体、フィギュアスケートファンとしてこの上ない贅沢である。
選手と指導者、関係者の尽力に感謝したい。

                       ◇

フランス大会(最終戦)が終わり、カナダ大会(第2戦)もアメリカ大会(第4戦)も2位の織田信成は、12月9日から中国で開催されるGPファイナルの出場が確定した。
NHK杯(開幕戦)もアメリカ大会も優勝の高橋大輔は早々と決定した。
こちらは余裕。

結局、顔ぶれはバンクーバーオリンピックと同じ。
出場6選手のうち、日本勢が3人を占める。
女子と同じで立派だ。

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瀧本美織の愛くるしさ…てっぱんヒロイン

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」と題する2010年10月20日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
ヒロインは村上あかり。

てっぱんには無数のサプライズがあるが、一貫したストーリーがない。
ドラマはハプニングの連続だ。
偶然を仕込むことで、つくられている。

したがって、視聴者は毎日見る必要がない。
連続テレビ小説としての「てっぱん」が抱える最大の弱点である。

スタート時点で好調だった視聴率。
いまはどうか。
また、来年3月まで保てるか。

このブログで幾度か述べたように、瀧本美織は達者だ。
演じようという熱意は、役者の道に進む人なら持っていて当然である。
それに加え、演じる素質に恵まれている。
村上あかり役に体当たりする様子は微笑ましく、私は応援したくなる。

瀧本美織は、ソニー損保の自動車保険のCMに出演している
また、アステラス製薬とファイザーのCMに、心筋梗塞で命を落としかけた徳光和夫と一緒に出演している。
私は2本のスポットが続いたときにたまたま見た。
前者はすぐに彼女と気づいた。
後者は少し間があって彼女と気づいた。
やはり達者だ。
CMの売れっ子になりそう…。

瀧本美織は、朝ドラの大役をやり抜くことに懸命である。
10代なので、突っ走ればよかろう。
先のことなど案じる余裕はない。
同年代のライバルに埋もれず、数年は“女優稼業”を続けていける。

瀧本美織は、愛くるしさとひたむきさが大きな魅力である。
若さの特権。
演技が達者と述べたが、“素”のままでも大勢を虜にできる。
いったいどちらか。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

瀧本美織は、おっちょこちょいでおてんばなイメージが強い。
あくまでも役柄に徹しきった結果?

20代半ばに近づいたとき、どう変わっているだろう。
いまの彼女からは想像しにくい。

が、ふと思った。
瀧本美織は、ぞくぞくするほど女っぽい演技もこなせるのでないか。
切ない女性の役どころ、そしてしっとりとした女性の役どころも…。
相当な可能性を秘めている。

この子に引けを取らない役者の卵が、若い世代にごろごろいるのでは…。

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大田区町工場を救え…社長の受注強化セミナー

先週金曜日深夜、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト(WBS)」で製造業などを中心に、中小・零細企業が大淘汰に見舞われると報じていた。

番組で最初に取り上げられたのは町工場の集積地、大田区である。
最盛期は9千社に上った。
それがいまや4千社に減った。
きわめて深刻な状況である。

多くの企業は家族的な経営を続けてきた。
従業員は身内なのだ。
社長の心労は察するに余りある。

このブログで以前、「シャッター工場街」を取りあげた。
大田区では平日の昼間でもシャッターを下ろした町工場が目立つ。

先週、地元の産業経済団体から後継者や二世経営者向けの営業強化セミナーについて打診を受けた。
全4回シリーズ。
あくまで講師の候補として検討されている段階である。
企画自体も本決まりでないようだ。

もし私に決定することがあれば微力ながら、そうした社長たちに勇気と元気を与えたい。
既存顧客が減少し、しかもその発注が減少しているので、「新顧客」の開拓についても触れようと意気込んでいる。
はっきり言って、新規開拓で成果を出せなくては生き残れない。
また、「脱下請け」「自社製品開発・投入」にも営業強化は絶対条件だろう。

実は先週、三菱UFJリサーチ&コンサルティングから新テーマの講演の依頼があった。
演題は「中小企業・地場企業 社長の営業活動(仮)」。
名古屋地区は日本の「モノづくり」を支える製造業の一大集積地である。
例えば、自動車部品メーカー・工場…。
下請けや孫請けは、受注の減少により厳しい経営を強いられている。
生き残るには、いわゆる「トップセールス」を積極的に展開するほかにない。

ところが、長らく上から仕事が降ってきたので、営業活動を行うことに強い抵抗感や拒絶意識を持っている。

                       ◇

和田創研では再来月、中小・零細製造業の経営者を対象とした受注拡大・新規開拓のための新セミナーを開催する。

演 題◇中小企業・地場企業 社長の営業活動
〜待っていても仕事は取れない、商品は売れない
特 徴◇苦手意識を吹き飛ばす具体的セミナー
日 時◇2011年3月9日(水) 10時20分〜16時40分
会 場◇丸の内トラストタワー本館(東京駅日本橋口0分)
20階サーブコープ内 和田創研
対 象◇社長・役員など経営幹部の方々
定 員◇10名(増員なし)

会場が役員会議室につき座席を増やせない。
どうか早めにお申し込みいただきたい。
最高の環境でのコンサルティングタイプのセミナーだ。

トップセールスは、小手先のセールステクニックを身につけたところでほとんどうまくいかない。
右肩下がりの経済、飽和・縮小市場の営業活動における要諦を押さえなくてならない。
私はその勘どころをじっくりと指導する。

以下に、「社長の悲鳴…中小製造業・零細町工場」と題する2009年11月4日のブログを収める。

                      ◇◆◇

中小製造業や零細町工場が深刻な経営危機に直面している。
私は“ながら視聴”だが、その惨状を取りあげた報道番組に幾度か接した。
多くの社長が「仕事がない」と悲鳴を上げる。
なかには「いまの状態が続くと、会社がつぶれる」。
借金を背負っていると、工場を畳むこともできない。
倒産が迫る…。

中小製造業や零細町工場はほとんどが「家族経営」。
とくに地場企業。
周辺でそこしか働き場所がないという地方も少なくない。
社員の生活がかかる経営者にとり、昨秋以降は地獄の苦しみの連続だったに違いない。
番組映像は、川崎か大森辺りの町工場の集積地だろうか。
平日にもかかわらず、通りはシャッターを下ろした建物が目立った。
日本はシャッター商店街に加え、シャッター工場街が増えている。

ところで、私は番組で非常に気になったことがある。
「仕事がない」と悩む社長が、なぜか社内にいる。
止まった機械や手持ちぶさたの従業員も映し出される。
惨状を強調するのが取材の目的だからなのか…。
社員もさることながら社長が仕事を取るためにしゃにむに動いている気配がまったく伝わってこないのだ。
一般に、不況期では全員が営業活動に飛び回るので、多忙を極める。
社内はもぬけの殻に…。
そうでなくては会社が回っていかない。
社内にいて皆で「仕事がない」とこぼしている?
どこからも仕事は降ってこない。
うちにいて「仕事がない」とこぼすフリーランスと同じ次元だ。

幸い、営業活動の失敗と成績は正比例の関係。
売り上げを伸ばすには、失敗を増やせばよい。
だが、果敢に動かないと、失敗を増やせない。
危機感が薄いのか、無力感に捉われているのか…。
中小製造業と零細町工場に圧倒的に不足しているのは、受注回復・拡大への営業努力である。

                       ◇

なお、このブログで述べたとおり、私が社長などを対象に行う「個別経営相談」において、相談者の第一声は「仕事がない」だ。
確かに資金繰りに汲々としている。
しかし、それ以上に中小・零細企業が困っているのは「仕事がない」こと。
社長は、返済しなければならないカネよりも仕事のほうがはるかに欲しい。
この現実を、民主党政権は知っているか。

財政が非常事態の日本だが、困窮者への手当ては不可欠である。
「友愛」を掲げる鳩山内閣ならではの重点施策。
しかし、目下の景気対策はもとより明日の経済政策をそろそろ打ち出すべき。
そうでなくては、企業経営者の心理が悪くなり、設備投資などが縮む。
やがて雇用に響く。
仕事をつくるのは困難なだけに、一日も早く本腰を入れて取り組むよう切望する。

仕事創出と返済猶予の手立てを並行して講じないと、回収不能が膨らむ。
私たちが収めた税金が失われる。

                      ◇◆◇

社長や取締役など経営トップを対象とした営業再建・業績回復講演・セミナーに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年1月22日「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」はこちら。

⇒2011年1月24日「新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾」はこちら。

⇒2011年1月25日「名古屋地場製造業が苦しい…社長セミナー」はこちら。

⇒2008年10月27日「やはり名古屋はトヨタ頼み」はこちら。

⇒2008年11月27日「トヨタに命を預ける…太っ腹経営者」はこちら。

⇒2008年12月4日「トヨタ系部品メーカーの悲鳴」はこちら。

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タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織

パソコンデータが消滅し、書き溜め記事が中心のこのブログは実質的に休止状態が続く。
私はいまだに仕事の遅れを取り戻せない…。

以下に、「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」と題する2010年10月23日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
毎週、過熱気味の展開が続く。
放送開始から1カ月も経っていない。
視聴者のほうがオーバーヒートしないか、私は心配になる。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

失敗、挫折、衝突…。
私たちはよりよく生きようと懸命になるほど、そうした経験をたくさん味わう。
人によってはそれが「トラウマ」となり、心が閉ざしたり、頭が凝り固まったりする。

たいていはそこまでいかない。
自分のなかに、かたくなな部分ができるといった感じ。
私たちが一つや二つ、三つは抱える“傷”だろう。
「日常的な不幸」とでも呼ぶべきか…。

それが深刻でなくても案外、周囲と交わるうえで壁になったり、社会に溶け込むうえで溝になったりする。
長い人生を通して眺めれば、大きな邪魔をするのでなかろうか…。
いわゆる自己実現を果たせないという以前に、非常に窮屈な生き方を強いられる。

さて、「てっぱん」のヒロイン・村上あかり。
おそらく演技なのだが、私にとり「瀧本美織」そのもの。
この子は抜群にうまいのかもしれない。
私は両者がごちゃごちゃになる。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

村上あかりは、偶然かつ必然で祖母・田中初音の下宿に身を投じる(偶然を必然に変える強引さは、「てっぱん」の最大の特徴)。
深い傷を負った大家には、似たような境遇の下宿人が集まる。
村上あかりは持ち前の明るさで、自分が接する人たちの日常的な不幸を徐々に解きほぐし、傷を次第に癒やしていく。
これは勝手な予想だが、でなくてはドラマにならない。

私は、のめり込んだ「ゲゲゲの女房」と異なり、「てっぱん」はときどきテレビをつける程度。
例えば、書斎(自室)で仕事をやっているときなどに、ぼんやりと聞いている。
にもかかわらず、手が止まる。
瀧本美織が発する言葉にハッとさせられるのだ。
鋭く、しかも深い。
ときに私の胸の奥に突き刺さったり、腹の底を熱くさせたりする。

実際には、村上あかりの台詞(せりふ)。
ひたむきに生きるヒロインが吐き出した素直な気持ちという設定である。
ゆえに、年齢相応の平易な表現。

そうした台詞を、瀧本美織は苦もなく口にする。
この子はどんな言葉でも自分のものにしかねない。
視聴者に違和感を与えないのだ。

しかし、冷静に考えると、少女では絶対に語れない「哲学」が含まれている。
それどころか、大人が一生かかってもつかめない「真理」が含まれている。

                       ◇

私が嵌まった「ゲゲゲの女房」。
水木しげる(武良茂)に連れ添う武良布枝が著した自伝が原案である。
この朝ドラは文句なく面白かった。
加えて、「人生の教科書」だった。
私にとり過去ナンバーワン。

また、ヒロイン・村井布美枝役の「松下奈緒」に魅せられた。
すっかりファンになってしまった。
それはいまでも変わらない。

が、陶酔状態をようやく脱した。
すると、「ゲゲゲの女房」と「てっぱん」の素晴らしい二人の主役の違いが分かってくる。
タレントの松下奈緒、役者の瀧本美織。
評価でなく、私の感想。

遠藤憲一や安田成美、富司純子らベテラン共演者が10代の主役を引き立てよう、もり立てようとしていることを承知のうえで述べれば、「てっぱん」は瀧本美織のパワーでもっている。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

好スタートを切った視聴率はどうなっているのだろう。
仮に落ちたとしても、あるいは今後落ちるとしても気にしないことだ。
おもにシナリオ(脚本)を含めた制作陣の問題である。
瀧本美織はのびのびとやったらよい。

ドラマ自体の人気とは別に、彼女の頑張りを買う視聴者は少なくないのでは…。
熱心なファンが増えよう。

収録(撮影)はほぼ毎日で、しかも長丁場なので、体調にくれぐれも気をつけてほしい。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

私は、役者の演技力は短いCM(スポット)ではっきりしやすいと思っている。
瀧本美織は引っ張り凧になりそうだ。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

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名古屋地場製造業が苦しい…社長セミナー

三菱東京UFJ銀行系列のシンクタンク「三菱UFJリサーチ&コンサルティング名古屋」から新テーマの講演の依頼があった。
とてもうれしい。

演題は「中小企業・地場企業 社長の営業活動(仮)」。
おそらく地場の中小企業の社長など取締役が参加するのでなかろうか。
名古屋・東海地区は日本の「モノづくり」を支える製造業の一大集積地である。
自動車産業のすそ野を形成している。
下請けや孫請けは、受注の減少により厳しい経営を強いられている。
例えば、自動車部品メーカー・工場…。

こうしたところでは営業部門どころか、営業人員も満足にない。
生き残るには、いわゆる「トップセールス」を積極的に展開するほかにない。
ところが、製造業の社長は営業に対して苦手意識を持っており、なかなか踏み切れない。

こうした背景が講演依頼につながったのだろう。
私は微力ながら、そうした社長たちに勇気と元気を与えたい。
既存顧客が減少し、しかもその発注が減少しているので、「新顧客」の開拓についても触れようと意気込んでいる。
はっきり言って、新規開拓で成果を出せなくては生き残れない。
また、「脱下請け」「自社製品開発・投入」にも営業強化は絶対条件だろう。

                       ◇

和田創研では再来月、同一セミナーを初開催する。
新テーマのお披露目。

演 題◇中小企業・地場企業 社長の営業活動
〜待っていても仕事は取れない、商品は売れない
特 徴◇苦手意識を吹き飛ばす具体的セミナー
日 時◇2011年3月9日(水) 10時20分〜16時40分
会 場◇丸の内トラストタワー本館(東京駅日本橋口0分)
20階サーブコープ内 和田創研
対 象◇社長・役員など経営幹部の方々
定 員◇10名(増員なし)

会場が役員会議室につき座席を増やせない。
どうか早めにお申し込みいただきたい。
最高の環境でのコンサルティングタイプのセミナーだ。

なお、三菱UFJリサーチ&コンサルティングでは3時間の講演である。
和田創研のセミナーのエッセンスになる。

                      ◇◆◇

社長や取締役など経営トップを対象とした営業再建・業績回復講演・セミナーに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年1月22日「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」はこちら。

⇒2011年1月24日「新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾」はこちら。

⇒2008年10月27日「やはり名古屋はトヨタ頼み」はこちら。

⇒2008年11月27日「トヨタに命を預ける…太っ腹経営者」はこちら。

⇒2008年12月4日「トヨタ系部品メーカーの悲鳴」はこちら。

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社長の営業活動20110309

スター斎藤佑樹…満員札止めの大舞台

パソコンデータが消滅し、書き溜め記事が中心のこのブログは実質的に休止状態が続く。
私はいまだに仕事の遅れを取り戻せない…。

プロ野球は2011年シーズンがスタートする。
年明け早々、スポーツニュースなどで注目選手の自主トレーニングの模様が映し出された。
何事にもうとい私は、合同自主トレーニングとの違いさえ分かっていない。
おそらくセ・パ12球団のキャンプインが迫っている。
今年は新人、とくに投手に逸材が揃っているようで、キャンプからマスコミとファンがヒートアップするのでなかろうか。
話題が豊富で、おおいに盛りあがりそうだ。

以下に、「斎藤佑樹は輝かしいスター、大舞台が似合う」と題する2010年11月3日のブログを収める。

                      ◇◆◇

けさのブログ「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」の続き。
50年ぶりの早稲田大学と慶応大学の優勝決定戦は、プロ野球ドラフト会議1位指名の2投手がやはり登板した。

⇒2010年11月3日「早慶優勝決定戦、斎藤佑樹と大石達也は登板?」はこちら。

私は仕事に追われていたが、NHK総合テレビで6回の攻防まで“ながら視聴”。
試合は一方的な展開になった。
接戦を期待していた私は残念に思いつつ、用事で外出…。

私が驚いたのは、スタンドの入り。
20年ぶりの3万6千人を記録した。
札止め。
立ち去れない人が場外に溢れた。
斎藤佑樹は自らの活躍で早稲田大学を優勝へ導いた2007年東京六大学野球秋季リーグ後、喜びを見せながらも「球場を観客でいっぱいにしたい」と語った。
空席が目立つ神宮球場が気になっていたのだ。
その思いを、自身の大学野球の最後の最後で叶えた。
凄い。

しかも、先発の斎藤佑樹は7回までノーヒット・ノーランの快投。
気合いを冷静なピッチングに変えた。
8回には味方のエラーで足を引っ張られてリズムを崩した。
それとも抑えの大石達也に出番をつくったのか。

斎藤佑樹は早稲田大学野球部百代目キャプテン(主将)。
彼には華があり、大舞台が似合う。
それと、強い運のようなものを持っている。
文化の日、神宮球場の主役として秋晴れの空高く舞った。

輝かしい星(スター)のもとに生まれたに違いない。

◆書き加え1(11月3日)

早稲田大学の斎藤佑樹はゲーム終了後、チームを代表してグラウンドで挨拶を行った。
趣旨は以下のとおり。

「最後に一つだけ言わせてください」。
どうぞ。
「斎藤は何かを持っていると言われてきました。きょう、何かを確信しました」。
自分で言うか。
ファンはやんやの喝采!
「・・・それは仲間です」。
そう来たか〜。

斎藤佑樹は真顔。
宿命のライバル、慶応大学を称えることも忘れなかった。
その存在があったから、自分は成長できたと…。
人柄がにじむ総括となった。
素晴らしい。

◆書き加え2(11月3日)

斎藤佑樹はいまの延長ではプロ野球で通用しないのでは…。
フォームもきれいすぎるし、怖さも感じない。

しかし、キャンプで新しい指導を受ければ、格段に進化するポテンシャルを秘めている。
プロ野球の開幕まで数カ月あり、鍛え直しは十分に可能である。
直球もスピードが増すし、変化球も切れが増すはずだ。
そうなると、プロの打者でも簡単には打てない。

私は、1年目から大活躍してほしい。
日本ハムファイターズにはメジャー移籍前のダルビッシュ有がおり、チーム内の競争も楽しみだ。

◆書き加え3(11月3日)

チームは神宮球場から早稲田大学まで優勝パレードとして1時間程の道のりを学生やOB、ファンと一緒に歩いた。
先頭は主将・斎藤佑樹。
地元の商店街を抜けるときは花吹雪、シャボン玉の嵐。
そして、キャンパス(?)での祝賀会でも7千人の「仲間(斎藤佑樹の言葉)」を前にして同様の挨拶を行い、“佑終の美”を飾った。
彼のスピーチやコメントは“できすぎ”と思うほど完ぺきで、プロゴルファーの石川遼と相通ずる。

ドラフトはくじなので致し方ないが、私個人は神宮球場を本拠地とするヤクルトスワローズに入ってほしかった(本人の意向は不明)。

なお、1位指名の3投手は、ドラフト後初の記者会見を開く予定。
大勢の報道陣が詰めかけるだろう。

◆書き加え4(11月4日)

私は、斎藤佑樹はこれが大学野球の見納めと思い込んでいた。
ところが、「明治神宮野球大会(神宮大会)」がまもなく開催されると知った。
学生野球のトーナメント大会である。
主催は明治神宮と日本学生野球協会。

早稲田大学が勝ち進めば再度盛りあがろう。

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新規開拓を活発にする…SMBC実践営業塾

おとといのブログ「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」の続き。

私は先週水曜日、九州の地場企業の社長向け講演「結果を出せない営業はこう立て直す」からこちらに戻り、そのまま麹町のSMBCコンサルティング(三井住友銀行系列シンクタンク)で90分講演に臨んだ。
夜間講座。
演題は「営業マンの新規開拓を活発にするポイント」。
社長や管理者など、社員や部下を指導する方々を対象にしている。
これも無事に乗り切った。

評価の辛い主催者(事務局)から絶賛され、疲れと痛みが一瞬吹き飛んだ。
さらに、5月に営業管理者・拠点長向けの1日セミナーの打診を受けた。
その場で緊急開催が決定。
感謝。

                       ◇

今年還暦を迎える私が開発している新テーマの講演やセミナーがあちらこちらで採用されつつある。
今後が楽しみだ。

◆書き加え1(1月23日)

私が福岡の九州生産性本部で行った経営層を対象とした講演会。
その受講者からメールが寄せられた。
以下に、一部分を抜粋しよう。

「このたびは、有意義な時間と貴重な名刺をくださりありがとうございました。
セミナーを始めるにあたり『さわりだけ』と断っておられましたが、緩急をつけた話し方で、重要ポイントは記憶に留めることができました。
セミナーが終わってみれば、3時間が30分程に感じたぐらいでした。
とくに御用聞き営業の例え話はほんとうに参考になりました。
まことにありがとうございました」。

以上。
私の講演でいただく感想で非常に多いのが、「時間が短すぎる」「目からウロコ」である。
心より感謝したい。
私は、日本の経営トップや営業幹部を元気にしたい。
もちろん、日本の営業を・・・。

                      ◇◆◇

社長や取締役など経営トップを対象とした営業再建・業績回復講演・セミナーに関するブログは以下のとおり。

⇒2011年1月22日「ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演」はこちら。

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Vivo Per Lei…ボチェッリ&ジュディ・ワイス

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。
私は仕事がパニック状態…。
頑張って仕上げてきた講演と教材のコンテンツが飛んだ。
きょうは2009年9月5日の記事にいくらか手を加えてアップ。

私が聴いたなかで「Vivo Per Lei」のベストを選んでみた。
それもユーチューブの動画に限られる。
「Andrea Bocelli & Judy Weiss」。
もとは分からないが、デュエット(duet)の名曲。
二人のコンビネーション(combination)にしびれた。
最高!

ボチェッリ&ジュディ・ワイス「Vivo Per Lei」はこちら。

おそらくボチェッリはイタリア語、ジュディ・ワイスはドイツ語で歌う。
何度聞いても美しい。
この曲に関しては、二人を超えるデュエットは現れないのでは…。

ベターは「Andrea Bocelli & Sandy」で、「Vivo por Ella」。
二人のコンビネーションもなかなか。

ボチェッリ&サンディ「Vivo por Ella」はこちら。

ブラジルは、2014年FIFAワールドカップと2016年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)の開催が決定し、世界でもっとも勢いのある国の一つだ。
二人のデュエットの動画はアクセスが伸びており、すでに3百万を超えている(当時の数字)。

アンドレア・ボチェッリは“包容力”が凄い。
私はあきれるばかり。
ジュディ・ワイスとサンディの歌唱は対照的。
それを難なく包み込んでしまう。
懐が広いというか…。
相手に応じて歌い方を変えているが、あくまでもボチェッリ。
それがデュエットというものなのかもしれないが、相手のよさを引き出しつつ、自分の持ち味も際立たせる。

歌のうまさなら上の女性がいるが、コンビネーションの観点では先の二組に及ばない。

ボチェッリは、デュエットの達人だ。
歌が柔らかく奥行きがあるからこそ。
それは生まれ持った資質か、それとも人生経験により備わったか…。
とにかくデュエットに傑作が多い。
ただ、ルチアーノ・パバロッティ(Luciano Pavarotti)とのコンビネーションはどうだろう。
これに関しては、いつかブログで述べたい。

私は、日本語以外は理解不能、しかも音楽の素人。
長らく「ボッチェリ」と思い込んでいた。
その程度の私の評価なので、悪しからず。

余談ながら、カラオケ経験はゼロ。
私は仕事柄、顧客から接待を受けることも少なくない。
「先生はお歌いにならないのですか?」。
歌わないのでなく、歌えないのだ。

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てっぱん瀧本美織、笑いどころと泣きどころ

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」と題する2010年10月16日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
展開はドタバタ、ストーリーはドロドロ…。
目まぐるしく、暑苦しい。
制作サイドのサービス精神が旺盛であり、毎週何らかの驚きや騒ぎが仕込まれている。
笑いどころと泣きどころが交互に訪れる?

見方を変えれば、視聴者をつなぎ止めるために自転車操業のようなドラマになっている。
「泣き笑い物語」は、前輪が笑い、後輪が泣きである。
この自転車をヒロイン・村上あかり役の瀧本美織(たきもと・みおり)が懸命に漕いでいる。
弾けるような笑顔、ボロボロの泣き顔。
どちらも愛くるしい。
彼女は18歳。
ドラマなのに、どうしてあんなに涙を流せるのか。
ときにグショグショ。

あれっ、ウィキペディアによれば、きょうが誕生日。
1991年10月16日、鳥取市生まれ。
ハッピー・バースデー。19歳。

瀧本美織は非常に達者だ。
そして大変な頑張り屋だ。

昨今は早い段階から役者を目指す人が増えているのだろう。
彼女くらいの演技をこなせる若い子がかなりいるのかもしれない。
競争、そして生き残りが熾烈なわけである。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

                       ◇

村上あかりの育ての父・村上錠役の遠藤憲一がきのう「てっぱん」に続く「あさイチ・プレミアムトーク」に出演した。
うろ覚えだが、朝向きの顔でなくてすみません、のような発言があった。
確かに…。

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ぎっくり腰講師…営業再建・社長向け講演

私は月曜日、福岡へ出張する直前に「ぎっくり腰」をやってしまった。
いつも気をつけていたが・・・。

年末にパソコンがクラッシュして仕事のデータが消滅し、そこから不眠不休に近い状態でデスクワークを続けていた。
座りっ放し。
疲労が限界に達していたようで、朝ベッドから起きあがる際に腰に激しい痛みが走った。
そのまま3時間ほど動けない。

幸い、痛み止め(薬)や湿布、腰痛ベルトなど必要なものはすべて揃っている。
応急処置。

午後6時半に西鉄グランドホテルのロビーで顧客と待ち合わせの予定が入っていた。
火曜日が社長など経営層を対象とした講演であり、その主催者(財団法人九州生産性本部)と打ち合わせを兼ねて夕食を取ることになっていた。
むろん、キャンセル。

悪いことは重なるもので、当日は東海道・山陽新幹線に最大90分ほどの遅れが出ていた。
名古屋以西にかなりの積雪があった。

午後、妻に新横浜駅の新幹線のホームまでカバン持ちをやってもらい、博多駅行きの「のぞみ」に乗り込んだ。
快適なグリーン車とはいえ、長時間乗車は堪える。
博多駅でタクシーの運転手に手伝ってもらい、ホテルでボーイに助けられ、自室に入った。
午後9時過ぎ。

そして、翌日の講演を乗り切った。
演題は「売れない時代、従来の営業のままでいいのか」。
ホテルと講演会場の往復についても、主催者にカバン持ちをやってもらった。
感謝、感謝、感謝…。
参加者は、私がぎっくり腰だということに気づかなかったのでなかろうか。

当日の中堅・中小企業の社長からいまだに相談が寄せられている。
販売低下や受注減少によほどお困りなのだろう。
私に役立てることなら、喜んでお手伝いしたい。

                       ◇

和田創研では来月、同一セミナーを開催する。

演 題◇販売・受注拡大の進め方と実際
〜すぐに使えるノウハウと究極のツールを公開
特 徴◇社長と上司の営業立て直しセミナー
日 時◇2011年2月17日(木) 10時20分〜16時40分
会 場◇丸の内トラストタワー本館(東京駅日本橋口0分)
20階サーブコープ内 和田創研
対 象◇社長・役員・拠点長・管理者の方々
定 員◇10名(増員なし)

会場が役員会議室につき座席を増やせない。
どうか早めにお申し込みいただきたい。
最高の環境でのコンサルティングタイプのセミナーだ。

なお、九州生産性本部では3時間の講演だった。
和田創研のセミナーのエッセンスである。

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販売・受注拡大の進め方と実際20110217

瀧本美織、弾ける元気と明るさ…てっぱんヒロイン

私はパソコンクラッシュのアクシデント以降、仕事漬け。
もともと仕事漬けなので、それに輪をかけた状態・・・。
この間、新テーマの講演を何とか3本こなした。
準備不足は否めず、参加者に申し訳なく思う。
それでも、かなりの満足度を得ることができた。
大きな反響があった。

というわけで、私は朝ドラ「てっぱん」をまったく見ていない。
猛烈なスタートダッシュを切った「てっぱん」は、2か月ほどで飛ばしすぎの息切れが目立っていた。
いまはどうなのだろう。
人気や視聴率が気になるが、私は調べる余裕もない。

ヒロイン・瀧本美織はとても愛くるしい。
頑張れ!
クランクアップまで残り1カ月ほどか…。

以下に、「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」と題する2010年10月12日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私は予告編を見て、このドラマはフライング気味のスタートを切ると感じた。
初っ端に山場を持ってきた。
最近になって「てっぱん」をちょっと見たが、暴走が止まらない。

尾道の高校を卒業した女の子が大阪へ出てお好み焼き屋を開店する物語である。
たわいがない。
それでも構わないが、視聴者の興味をつなぎ止めるのは容易でない。
そこで、制作サイドとしては毎週どこで泣かせるか、どこで笑わせるか、見せ場をつくらざるをえない。
番組から自転車操業に似た危うさと慌ただしさが漂う。

私は関係者の会議がどのように行われているか知らないが、舞台裏が透けて見えそう…。
どうすれば視聴率を保てるか、サプライズのアイデアフラッシュを重ねてシナリオをつくっていった?
脚本の担当が3人いることも、こうした制作過程と無関係であるまい。
荒唐無稽の展開のつじつまを合わせようとすると、理屈としてのシーンをはめ込むことになる。

ヒロイン・村上あかりと大阪の祖母・田中初音の出会いがそれ。
そして、いきなり出生の秘密を知る。
それも唐突に家に訪ねてきた祖母により暴かれる。
ヒロインを大阪へ行かせるためだ。
案の定、唐突に尾道を飛び出す。
が、頼りにした大阪の就職先は倒産していた。
困り果てたヒロインを祖母が営む下宿屋に投げ込むためだ。
万事がこの調子。

ストーリーはムリを通り越し、ハチャメチャ。
村上あかり役の「瀧本美織」が持つ、弾けそうな元気と明るさで煙に巻けると判断した。
経験豊富な制作陣が新人女優の頑張りに甘えている。
私は、瀧本美織がピエロみたいで、心底かわいそうになった。
この子はとてもよくやっている。
育ての母・村上真知子役の安田成美、父・村上錠役の遠藤憲一の巧みな演技も当てにしている。
今後は田中初音役の富司純子の意地悪な役どころにもたれかかるのだろう。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

「てっぱん」は、絶対ありえない偶然のオンパレードである。
説得力の強い中村玉緒の語りの力で、それを必然に変えてもらう。
やれやれ…。

泣き笑い満載。
ここまでなりふり構わない朝ドラは珍しい。
制作陣は所詮フィクションなので、何をやってもいいと考えているのかもしれない。
てっぱん・村上あかりは、強引・マイウエイ。
ドラマにうとい私でさえ、この展開はさすがに白ける。
最終回まで突っ走るつもりか?

⇒2010年10月10日「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」はこちら。

私はせめて瀧本美織を応援したい。
美人でないが、とてもかわいいぞ。

◆書き加え1(10月11日)

関係者は、視聴者にこうした印象を与えることを承知のうえで「てっぱん」をつくっている。
きっと確信犯なのだ。
制作サイドの開き直りを感じる。

つくる側は、見る側の十倍どころか百倍、ときに千倍は考えている。

なぜだろう、私はほとんど知らない「藤山寛美」を思い出した。
「上方喜劇」という言葉があった気がする。
「てっぱん」はその流れをどこかで引き継いでいる。
はっきり言って、私は苦手だ。

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間寛平アースマラソン、万感のゴール…大阪城

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「間寛平、がんに打ち克ちゴールへ…アースマラソン」と題する2011年1月5日のブログを収める。

                      ◇◆◇

マラソンとヨットによる地球一周「アースマラソン」に挑戦中の間寛平がきのう、約2年ぶりに日本の地を踏んだ。
2008年12月17日に大阪・難波を出発し、2009年元日に千葉・鴨川から出航した。
太平洋、北米大陸、大西洋、ユーラシア大陸を自らの足とヨットで突き進んだ。
昨年1月に「前立腺がん」が見つかり、2カ月ほど米国で治療に専念した。
行く手に多くの苦難が待ち受けていたが、間寛平はそれをすべて乗り越えて帰国した。
とりわけ病魔に打ち克ったのは凄い。
スタートからの総距離は約4万キロメートル(海路を含む)。

間寛平は今後、福岡から大阪まで 620キロメートルを走り、1月21日に大阪城音楽堂にゴールする予定。
途中、複数の映画館で凱旋トークイベントを行う。

以下に、「間寛平、人生の地平線をどこまでも走れ」と題する2010年4月25日のブログを収める。
いくらか手を加えた。

                      ◇◆◇

マラソンとヨットで世界一周に挑戦しているお笑いタレントの間寛平。
今年1月に前立腺がんと診断され、経口と注射によるホルモン治療を行いながらマラソンを続けていた。
しかし、体調が思わしくなく、トルクメニスタンで一時中断し、米国サンフランシスコで放射線治療を受けている。
もちろん“完走”するため。
担当医師によると、腫瘍の程度は5段階の4と高いが、2カ月ほどで完治しそう。
再スタートの時期は様子を見て判断する。

アースマラソンは「山あり谷あり」。
間寛平は治療とトレーニングを並行し、一日も早く日本に着けるように頑張りたいと語った。
本人のブログには連日、激励のメッセージが届いている。
間寛平が病魔と闘いながらゴールを目指す姿は、ファンに大きな勇気と感動を与えよう。

人はだれしも“老い”を迎える。
行く末を考えれば不安が膨らみ、来た道を振り返れば悔いが残る。
さまざまな思いが交錯し、心が揺れ動く。
それでも間寛平はひょうひょうとして生きる。

私がやりたくてできないことを、間寛平は代わりにやってくれている。
セカンドライフに誇りと喜びを見出せなくて元気を失いがちな団塊の世代や60代の憧れでもあろう。

「地球を走って一周する」。
ここまで壮大でなくても、一生のうちにこれといった目標を掲げられ、なおかつ実行へ移せる人はどれだけいるだろう。
私たちは何となく歳月を過ごし、気づけば夕暮れにたたずみ、すぐに朽ちていく。

間寛平のチャレンジは、困難そのもの。
入念な準備は当然として、それまでの不断の鍛錬、それに基づく実績の積み重ねがあってこそ可能性が芽生えるし、支援者も現れる。
私には絶対に無理と承知しつつ、うらやましいと思う気持ちがどこかにある。

自然は美しい。
そして厳しい。
吹きすさぶ砂漠、荒れ狂う海原、降り注ぐ太陽…。
行程の大半は過酷極まりないのかもしれない。

間寛平は、人生の地平線をどこまでも走っている。
胸に時折去来する思いは何なのだろう。

還暦間近の私は思う。
垢で汚れてしまった心を空っぽにできたら…。
広辞苑によれば、還暦とは「60年で再び生まれた年の干支に還るからいう、数え年の61歳の称」とある。

私は以前、たまたま見た報道番組で深いため息をついてしまった。
自分の境遇とのあまりに大きな隔たり…。
そこには大海原を背景に、こぼれるような笑顔の間寛平が映し出されていた。

⇒2011年1月4日「間寛平、愛妻と涙の抱擁…アースマラソン日本帰還」はこちら。

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安藤美姫に乗り移る金・荒川静香の優雅

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

全日本フィギュアスケート選手権大会。
安藤美姫はフリーもエキシビションも、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香の表現の“魂”が乗り移ったかのような優雅な演技を見せた。
私は堪能した。

以下に、「安藤美姫と高橋大輔…ぶっちぎりエキシビション」と題する2010年12月28日のブログを収める。

                      ◇◆◇

「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
織田信成の演技が終わり、小塚崇彦の全日本王者が確定したとき、高橋大輔が通路で小塚陣営に差し出した握手は感動的だった。
彼の人柄がとてもよく現れていた。

選手は皆、勝ちたい。
まして主要な大会では…。
高橋大輔もむろんそうだ。

しかし、このブログで述べたとおり、今季の高橋大輔を見ていると、得点争いを突き抜けたところでフィギュアスケートを楽しんでいるように見える。
魂の表現への希求…。
だれも肩を並べることのできない独自の世界を追求し、構築した。
全日本選手権でのフリーの演技は本調子でないにしろ素晴らしかった。
それは会場の反応が物語っている。
素人の私は、高橋大輔がフリーで一番だと感じた(採点に異議を唱えているわけでない)。
実は、現時点で高橋大輔が世界一だと思っている。
得点は所詮、そのときどきの採点方法(ルール)に従ったものでしかない。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

演技で高得点を獲得したとしても会場を熱狂させられなければ真の王者といえない。
私が2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを期待する小塚崇彦は、まだまだ…。
スマートな「競技」を見せられている気分になる。
生まれ持った品格や品位はよしとして、もっと私たちを揺さぶってほしい。
どこかに俗っぽさがないと“人気”に火がつかない。
時間は十分に残されており、自分の殻を一度叩き壊してほしい。
すでに滑りの完成度は高いのだから…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

高橋大輔は年齢的にソチオリンピックの出場が容易でない。
演技以前に、スタミナそして体の柔軟性を維持するのが至難だろう。
まして、彼が望む“振付”は体力の消耗が非常に激しい。
残りわずかな選手生命を燃え尽くそうとしているのか。
しかし、私はソチオリンピックで彼の円熟した演技を堪能したい。
それは高橋大輔の“集大成”になるはずだ。

グランプリ(GP)ファイナルでSP終了後に高橋大輔は得点をもらいすぎと語った。
全日本選手権でフリー終了後に小塚崇彦は得点をもらいすぎと語った。
二人は自分に対して手厳しい。

ところで、浅田真央が全日本選手権でなぜか表彰台にのぼってしまった。
もともと日本では敵なしだ。
それでも当面の勝利をあえて捨て、ソチオリンピックへの長期計画に従って滑り(ジャンプ)の修正に取り組んでいると思い込んでいた。
私は心配症なので、かえって不安が募った。
このままだと「世界フィギュアスケート選手権2011」で連覇しかねない。
しかし、浅田真央は代表発表の場で、「連覇を狙うのでなく、全日本選手権よりもいい演技ができれば…」と語った。
よかった、よかった、私は一安心。
優勝したら問題…。

⇒2010年12月26日「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」はこちら。

浅田真央が試行錯誤の真っ只中、女子は現時点で安藤美姫が世界一だと思っている。
韓国のキム・ヨナは今季、大会から遠のいている。

白の清楚なコスチュームも素敵だが、私は安藤美姫のどぎついメイクときわどいエロティシズムが気に入っている。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

細かなけがが多く、調子の波が激しい。
が、好調なら爆発力を発揮する。
最近、精神的に安定してきたのでは…。

                       ◇

全日本選手権は、来年3月の世界選手権の日本代表の最終選考会を兼ねていた。

発表が行われた直後、それに疑問を感じた人だろうか、このブログを検索で訪れた。
「鈴木明子はなぜ出場できないのか?」。
彼女を応援している周囲やファンの気持ちが分からないわけでないが、私の考えを日曜日のブログで述べた。
ごめん。

「四大陸フィギュアスケート選手権2011」には村上佳菜子と高橋大輔に代わり、鈴木明子と羽生結弦が出場する。
二人には頑張ってもらいたい。

                       ◇

きのう、フジテレビで全日本選手権のエキシビションが放送された。

村上佳菜子はショーマンシップが図抜けている。
天性か。
このブログでキム・ヨナは女優としてやっていけるかもしれないと述べたことがある。
楽しませるという点において、村上佳菜子のほうが上。
しかも、いまは滑るたびによくなっている。

安藤美姫は女性では際立った力感と優雅な表現が見事に融合している。
本来、ダイナミックなジャンプが得意な選手だ。
私は彼女の持ち味に、荒川静香の魂が乗り移ったかのような演技に凄みさえ感じた。
絶好調!

浅田真央。
日曜日のフリー後のスポーツ番組で、有名なコーチ(?)が現在の出来を9割と評していた。
私はせいぜい6割と思う。
浅田真央は元に戻しても意味がない。
あの程度の選手でない。

エキシビションは競技でないので「ぶっちぎり」という表現は適切でないが、安藤美姫がそれ。

次いで、高橋大輔も…。
氷上でラテン系のダンサーが弾けるように踊る。
魅せる、魅せる。
フリーでも、彼の演技に点数をつけることにどれほどの意味があるのかと思えてくる。

代表発表の場で「やばいと思い、フリーは真剣にやった」という趣旨の発言があった。
普段は手を抜いているわけでない。
得点を強く意識して演技を行ったということだろう。

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新卒学生就活、壊れた雇用にしがみつく

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「新卒就活の社会通念、青春のオシッコ飛ばし」と題する2010年10月2日のブログを収める。

                      ◇◆◇

待望(?)の「下ネタ特集」第2弾。
ずいぶんと間隔が空いてしまった。
第1弾は以下のとおり。

⇒2010年9月1日「キンタマ・シンポジウム…率直・真剣・比較」はこちら。

人は何歳くらいから将来の職業を考えはじめる?
生まれ育った環境により大きく異なろう。
また、成長につれ、夢に近いものから目標と呼べるものへ変わっていこう。
さらに、本人がしっかりしていれば計画に近いものを描こう。

タレントなど有名人の生い立ちを紹介する番組などでよく用いられるのが、小学生時代の作文である。
卒業文集のテーマが「将来の夢」だったりする。
多くの子どもは職業について綴るのでは…。

おそらく現実的な目標を持つのは就職を考える時期、高卒なら高校生、大卒なら大学生になってからだ。
もとより進学先の選択の際に、職業のおおよその分野や領域くらいは固めている。

日本では21世紀に入り、経済の低迷どころか衰退が鮮明になった。
労働市場では「就職難」が慢性化している。
若者はこうした社会情勢を感じ取り、概して堅実である。
希望を持てないにもかかわらず、サラリーマン志向を一段と強めている。
なかでも新卒学生は「就活」と称し、実際には壊れてしまった雇用にしがみつこうとする。
変化の時代にもっともリスクが高い生き方は、保守的であろうとすることだ。
若者を眺めれば、押し寄せる波を楽しむ「サーファー」は減るばかり…。
この国の凋落は決定的である。

私は40年以上前に富山県から上京して明治大学へ進学したが、サラリーマンは眼中になかった。
どこが有利かくらいの目先の判断で“就社”する能天気な周囲をうらやましく思う気持ちがなかったわけでない。
しかし、私自身は会社を信用しておらず、ゆえに学歴に執着していなかった。
学歴でも会社でも食えないとの結論をすでに持っており、それが職業人生の出発点だった。
言い換えれば、社会通念を疑ってかかっていた。
幸い「日経育英奨学生制度」で地獄の新聞配達を経験したおかげで、何をやっても食っていける自信が身についた。
したがって、生きていける自信も…。
大学で勉強に励んでいい成績を取ったら、最悪だった。

私は、当面に関しては、きょう食べるものを得ることしか考えていなかった。
日々を乗り切るなかで将来の進路を探り、職業を決めていく感覚だった。
つまり“いい加減”。
具体的な目標、まして計画を定めていたわけでない。
自分にこれといった才能は備わっていないと自覚しており、流れ着いた先でやっていこうと・・・。
なるようにしかならないと腹を括っていた。

以下に、「オシッコ飛ばしとフルチン走り」と題する2009年10月21日のブログを収める。
内容を大幅に書き足した。

                      ◇◆◇

若い頃のでたらめな思い出が甦ってきた。

18歳で富山の実家を無一文で飛び出した私は、何となく芸術家に憧れていた。
いつの時代も、若者は食えない職業に憧れる。
食えると尊敬を集められ、カッコいいからだ。
カネはほしいが、カネをバカにする矛盾を抱えている。
また、私自身は求道的な面持ちをしてみたい。
写真に収まれば、様になりそうだ。

とはいえ、書も絵画(油彩)も陶芸もどれ一つとして学んだことはなかった。
学ぶには遅すぎる。
また、学ぶにもカネがない。
仮に学べても、それで食べていくのは絶望的…。

所詮叶わぬ夢と分かっていながら、どこかで諦め切れない。
腹を括っていたはずなのに、食べるための仕事(アルバイト)に満たされない自分を持て余した。
正社員の成果を簡単に凌いでしまい、がっかりした。
その程度の仕事に己の人生をかけられるはずがない。
世の中の職場がつまらなく思えた。
辞めると言うと、経営者が残るように懇願した。
ますます失望が深まった。
私は悶々とした時期がかなり続いた。

寝付かれない夜はつらく、街中を長時間歩き回った。
疲れたかったのだ。
そして尿意を催すと、高級住宅の塀に大きな文字を書道家の気分で書いた。
カニ歩きしながら…。

やがて排泄量の加減と止めるタイミングがつかめ、草書体もどきになった。
よく膀胱炎にならなかったなぁ。
なかでも大物俳優の豪邸は最高のキャンバス!
ときどき通行人に見つかったが、とがめられもしないおおらかな時代だった。
世間が立ち小便にうるさくなったのはいつからか…。

いま、ふと思った。
なぜ、この豪邸なのか?
通りに沿って高く築かれた塀自体が素晴らしかった。
しかも、水分の吸収のいい天然石で、うまく書ける。
それと、だれもが知っている映画スター。
根底に成功者への嫉妬があった?

私はその日口に入れるものを手当てすることに精一杯だった。
いまになり、自分が本気だったら学ぶ道は開けたのでないかと思わないわけでない。
いや、どんな困難も受け入れるつもりなら、少なくとも学ぶ道は開けた。
私にそこまでの覚悟がなかったという話である。
また、結局それで食べていけなかった。
最後は才能だ。

もう一つ。
気の合う女の子がいた。
あくまで友だち(ホント)。
午後9時頃、彼女の下宿を訪れ、大家にすぐに戻るからと言われた。
外で帰りを待っている間に尿意を催した。
例により塀に文字を書き終わった直後、手桶を持った彼女が銭湯から戻ってきた。
一瞬びっくりした表情を浮かべたが、無言だったことを覚えている。
呆れたのでは…。

還暦目前の私は、かつてオシッコ飛ばしに生き甲斐のようなものを感じていた自分がとても不思議…。
バカばかりやっていた。

確か日本映画で若者がオシッコをどれくらい遠くまで飛ばせるか競うシーンがあった。
それ自体に価値はないが、生命力の噴出だろう。
河原での後ろ姿だった。
青春とはそうしたものか?

                       ◇

午前4時15分頃、慶応大学の学生9人が東急東横線日吉駅の構内をフルチン(フリチン)で走り回った。
女子学生1人がその様子をビデオカメラで撮影していた。
いずれも1年生、広告サークルに所属する18〜19歳。
半数は酒を飲んでおり、盛りあがった末に騒ぎを起こした。
始発前で改札やホームは無人だったが、通行人に110番通報された。
「夏の思い出に、面白い映像をつくろうと思った」。
その程度ではつまらん。
買う人はいないはずで、純粋なメモリアルイベントだった?

それにしても、バカなことをしでかしたと思う。
が、当時の私と大差ない。
どうか許してやってほしい。
ごめんなさい。

                      ◇◆◇

若者の希望職種アンケートに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年8月4日「いかに食べるかでなく、いかに生きるか」はこちら。

しかし、これは“夢”を述べたにすぎない?
いまどきの若者は足下を見詰めているように思う。

                      ◇◆◇

新卒、第二新卒の就職活動などに関するブログは以下のとおり。

⇒2010年3月23日「新卒・中途就活で面接官の心をつかむ」はこちら。

⇒2010年3月24日「2011年新卒就活、勝負名刺の作成技法」はこちら。

◆書き加え1(9月27日)

私はこのブログを、冗談を交えながら書いた。
そして、9月中旬にアップする予定だった。

ところが、慶応大学法学部の学生が笑ってすまされない不祥事を起こした。
明白な犯罪だ。

一流私大ゆえに波紋が大きいのかもしれないが、このところ早稲田も慶応も綻びが目立つ。
根底にあるのは、学生らの驕りだ。

…タイミングが悪すぎる。
そこで、きょうに先送りした。

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葉加瀬太郎・ひまわり…てっぱんテーマ曲

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「葉加瀬太郎・ひまわり、近藤良平・てっぱんダンス」と題する2010年10月10日のブログを収める。

                      ◇◆◇

NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」。
私はおととい初めて見た。
出張帰りでくたくただったが、つい本気になった。
村上あかり役の「瀧本美織」がとても頑張っている。
新人といっても、それなりの訓練や経験は積んでいるはず。
この子は非常に達者だ。

さて、私がこの朝ドラでもっとも感心したのは、オープニングの音楽の美しさ。
歌詞はないが、素晴らしい。
番組公式サイトによれば、バイオリニスト・葉加瀬太郎が手がけたテーマ曲「ひまわり」。
太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している。
彼が一番好きな花らしい。

それと、だれの振り付けだろう。
オープニングの映像のダンス。
やはり素晴らしい。
お好み焼きの輪郭のなかに映し出される踊りが「てっぱん」の世界を広げていく。
「振付・ダンス 近藤良平」と記されていた。

私は教則ビデオを30回ほど再生した。
本人が自ら踊っており、何度見てもヘンテコな演出、不思議な魅力。
若ければ挑戦してみたい気もするが、体がばらばらになりそう。
大げさなのに自然。
面白おかしく、どこか切なく、それでいてうれしい。
私は内臓を熱くされ、すっかり感動してしまった。
これは凄い。

ダンスはむろん「お好み焼き」の調理の過程と、そこにおけるシズルを表現している。
東日本(関東)系の私はほとんど食べたことがなく、ましてつくったことがない。
よく分からないが、引き延ばされる材料、飛び出す炎、返すヘラ、拭う汗、塗るハケ、立ちのぼる湯気と匂い、焼きあがりの歓喜など…。
が、それに留まらない。
楽曲の盛り上がりと相まって、「鉄板」を介した人々の交流があたたかさを増していく。
さらに、村上家の家族の絆、あかりと祖母の絆が感じられた。
あれっ、締め括りはひまわり?

近藤良平は、コンテンポラリー・ダンスカンパニー「コンドルズ」を主宰する。
ペルー、チリ、アルゼンチンの南米育ちらしく、日本人の発想とどこか違う。
『近藤良平という生き方』という著書が見つかった。

きのうのブログで述べたとおり、「てっぱん」は視聴率が厳しいと予想している。

⇒2010年10月9日「てっぱん瀧本美織の涙、安田成美・遠藤憲一の味」はこちら。

先のテーマ音楽とダンスがどれくらい大勢の視聴者を巻き込んでいけるかもカギの一つだ。
このオープニングダンスが大阪や尾道でイベントに発展するようなら話は変わってくる。

楽曲とダンスは傑作である。
そのまま「祭」が行えそう。
私は聞き取れなかったが、合いの手(?)もいい。

◆書き加え1(10月10日)

テーマ曲「ひまわり」は太陽に向かって真っ直ぐ大きく咲くヒロインを表現している、と記した。

実際には、この楽曲が「村上あかり」の性格を決定づけたようだ。
とすると、テーマ曲がシナリオに先行したことになり、珍しいケースでは…。
音楽が素晴らしいわけだ。

◆書き加え2(12月11日)

葉加瀬太郎の美しいテーマ曲「ひまわり」に合わせて踊られる、近藤良平のあたたかい「てっぱんダンス」に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月23日「てっぱんの踊りは人を幸せにする…近藤良平」はこちら。

⇒2010年11月8日「近藤良平てっぱんダンス、あれは私です」はこちら。

⇒2010年11月21日「てっぱんダンス…瀧本美織はだれと踊るのか?」はこちら。

⇒2010年11月23日「第1回てっぱんダンス収録会…大阪城公園集合」はこちら。

◆書き加え3(12月11日)

連続テレビ小説「てっぱん」で熱演する瀧本美織、好演する富司純子に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年10月12日「ピエロ瀧本美織…てっぱん・強引・マイウエイ」はこちら。

⇒2010年10月16日「てっぱん瀧本美織、前輪に笑顔、後輪に泣き顔」はこちら。

⇒2010年10月20日「てっぱん・瀧本美織、ひたむきな演技が最大の魅力」はこちら。

⇒2010年10月23日「てっぱん瀧本美織、人生の哲学と真理を語る」はこちら。

⇒2010年10月27日「てっぱん見どころは富司純子か瀧本美織か」はこちら。

⇒2010年11月9日「てっぱんの息切れと名言、瀧本美織の演技」はこちら。

⇒2010年11月20日「富司純子が本領発揮…てっぱんを仕切る凄み」はこちら。

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経済は二流、政治は論外…目を覆う日本の凋落

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「ダメな社長と愚かな政治家が日本を追い詰める」と題する2010年10月5日のブログを収める。

                      ◇◆◇

先だってテレビ東京で「田原総一朗どうなるニッポン!? 日本を元気にする方法SP」という特別番組(?)が放送された。
私は例により“ながら視聴”。
内容がほとんど分かっていない。

日本はかつて「経済は一流、政治は二流」。
ところが、いまや「経済は二流、政治は論外」。
21世紀に入り、わが国の凋落は目を覆うばかり。
さまざまな指標が先進国で最下位水準へ…。

番組のなかで気になった箇所があった。
田原総一朗が日本の社長の3条件について言及した。
私は2条件しか思い出せず、しかも記憶が非常に曖昧である。
以下は、おそらく。

決断せずに調整する。
根回しと会議(合議決済)を大切にする。
一人で責任を負わないために必須である。

挑戦せずに無難にする。
失敗しないことを何よりも大切にする。
周囲の追及を封じるために必須である。

まったく同感。
この2条件は、任期を大過なく過ごすという姿勢において共通している。
要は「リーダーシップ」を発揮しない。
こうした企業はじり貧を免れない。

ゲストの一人が、日本では社長のマーケットが形成されていないと指摘した。
経営のプロフェッショナルの市場のこと。
内部から昇格するのが慣行だから、社長業が成り立たないのだ。
それも、だれが会社の発展に寄与するかという判断に基づくのでなく、内輪の話し合いを経て社長に就任する。

上層部にとり、業績が不振だろうが、経営が危機だろうが、そんなことはどうでもよい。
相互の“和”を尊ぶ文化は強固に保持される。
和とは、むろん「利権」。
右肩上がりの時代ほどでないにしろ、“順番待ち”も依然として存在する。

こうして誕生した社長では、企業の再生は決して叶わない。
いきさつからして、彼らは大ナタを振るえないからだ。

ダメな社長と愚かな政治家が日本をどんどん追い詰める。

⇒2010年9月9日「つくる人しか輝けない…プロフェッショナルの条件」はこちら。

日本の社長にもっとも欠けている「決断と挑戦」について述べている。

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安藤美姫とニコライコーチ、ガッツポーズと涙

全日本フィギュアスケート選手権大会。
女子フリーで安藤美姫が会心の演技を終えてガッツポーズを取ったとき、ニコライ・モロゾフコーチの目に涙が浮かんだ。
感動的なシーンだった。
浅田真央を逆転して優勝した。

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「浅田真央、蝶の舞、2011世界フィギュア選手権代表」と題する2010年12月26日のブログを収める。

                      ◇◆◇

全日本フィギュアスケート選手権大会。
2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表の最終選考を兼ねる。
日本は男女ともに3枠を持っており、3名が出場できる。
男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔で決まり。
だれも異存はないだろう。

このブログは、きのうの「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」の続き。

⇒2010年12月25日「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」はこちら。

たったいま、女子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

SP3位の村上佳菜子はジャンプをすべて着氷した。
冒頭で体勢をわずかに崩したが、見事に滑りきって3位。
演技中の顔の表情がきわめて豊かであり、観衆に訴える。
リンクいっぱいに若さがあふれた。
ガッツポーズ。
満面の笑みに会場は沸騰。

SP1位の浅田真央は、冒頭のトリプルアクセルを含むジャンプをすべて着氷。
後半はやや乱れて2位。
ショパンのピアノの調べに乗り、おおらかにゆったりとやわらかく滑った。
蝶(ちょう)のような舞・・・。
ホント、美しい。
きのうを上回るすがすがしい笑顔がこぼれた。
会場は沸騰、やがて高得点を促す手拍子。
が、浅田真央は5連覇を逃した。
それが現時点での実力。
まだ成長半ばの演技…。
自ら目標を定めた以上、目先の結果に一喜一憂すべきでない。

SP2位の安藤美姫はグランプリ(GP)ファイナルの爆発力を発揮して1位、優勝。
本大会でもほぼノーミスだった。
ジャンプの高さと切れが素晴らしく、しかも安定感が抜群。
やはりガッツポーズ。
ニコライ・モロゾフコーチの目に涙が浮かんだように見えた。
安藤美姫はSPを無難にまとめ、フリーでの逆転に相当な自信を持って演技に臨んだのでは…。
勝つべくして勝った。
「圧勝」といえる。
フリーの得点は思ったよりも低かった。

ところで、私は浅田真央は全日本選手権で結果を出せないと考えていた。
ならば、世界選手権に照準を合わせて調整を行わなくてよい。
2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)を睨んで現在行っている修正にじっくりと取り組める。

にもかかわらず、浅田真央は表彰台にのぼってしまった。
彼女の復活を一番喜んでいるのはファンとスケート関係者だろう。

私は再建一筋のコンサルタントである。
平たく言えば、営業を変えて業績が伸びるように導く。
が、一時的に数字はかならず落ちる。
私はあらかじめ社長にそう伝えている。
変革を成し遂げるには、当人の覚悟が必須だからだ。

私の経験では、変えながら勝つことは不可能に近い。
勝利を取ろうとすると、修正を中途半端で終えることになりやすい。

私はフィギュアスケートに関する専門的な知識を持っていない。
浅田真央が取り組んでいる「修正」がどの程度のものか分からない。
かなりの改造なのか、ちょっとした矯正なのか。
抜本的な見直しでないことは確かのようだが…。
しかし、このブログで述べたとおり、ソチオリンピックで勝てるレベルでなくては意味がない。
どうなのだろう?

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・安藤美姫(トヨタ自動車)は202.34点。
2位・浅田真央(中京大学)は193.69点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は187.52点。
4位・鈴木明子(邦和スポーツランド)は175.96点。
5位・庄司理紗(西武東伏見FSC)165.82点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は157.09点。

GPシリーズとGPファイナルでそれなりの結果を出した鈴木明子が何とか4位に食い込んだ。
ジャンプの調子をかなり落としたようだ。
かたや浅田真央はGPファイナルに進出できなかった。

女子シングルは、世界選手権の代表はだれに?
安藤美姫と村上佳菜子は決まり。
本大会で浅田真央が優勝なら問題はなかった。
鈴木明子とどちらを出場させるか、判断が難しい。
これが仮に直近のポイント制なら鈴木明子。
とはいえ、浅田真央は世界女王である。
それと、これまでに積み重ねた実績で圧倒する。

                       ◇

フジテレビの放送で午後10時前に世界フィギュアスケート選手権の日本代表の発表があった。

男子シングルは、小塚崇彦、織田信成、高橋大輔の順序。
女子シングルは、安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子の順序。

何のことはない、実力上位3選手。
画面に選考基準が映し出されたが、わりと曖昧だった。
どうにでも解釈が可能である。
全日本選手権の3位までがスライド出場へ。

鈴木明子には気の毒だが、興行面でも浅田真央。
こうした大会では前評判を含めた盛り上がりが大事である。
全日本選手権を見ても分かるとおり、フリーで浅田真央が滑り終わったとき、会場は興奮のルツボと化した。
まして来年(今シーズン)の世界選手権は自国開催。
第一人者を欠いては国民の多くが納得しない。

私は6選手全員の活躍を期待したい。
今年(昨シーズン)のトリノ世界選手権は高橋大輔と浅田真央がW金メダル。
来年もぜひ日本勢のアベック優勝を!

以下に、「浅田真央、観衆総立ち、感動の1位発進…全日本」と題する2010年12月25日のブログを収める。

                      ◇◆◇

長野・ビッグハットで開催されている「全日本フィギュアスケート選手権大会2010」。
本大会の終了後、2011年3月に東京・代々木で開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表、男女各3選手が発表される。

きのう、男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。
私はフジテレビの放送を見られず、NHKのスポーツニュースで結果を知った。

5度目の優勝を狙う高橋大輔は練習時にジャンプを決められず、首をかしげていた。
グランプリ(GP)ファイナルの悪いコンディションを引きずっている。
このときはジャンプで転び、ステップでつまずいた。
明らかに足にきていた。
本大会でも不安だったジャンプで着氷が乱れ、4位と出遅れた。
得意のステップも精彩を欠いた。
足首でも痛めているのかなぁ。
不甲斐ない演技について本人が理由が分からないと述べている以上、周りがとやかく詮索すべきでないが…。
高橋大輔は男なのだ。

⇒2010年12月7日「高橋大輔は心に訴えない…内臓を揺さぶる泥臭さ」はこちら。

首位は、初優勝を狙う小塚崇彦。
GPファイナルではアクシデントの精神的な影響が感じられた。
実際、表情も暗かった。
本大会ではほぼノーミスの演技で、本人もびっくりの高得点。
高橋大輔のためにも表彰台の頂上で輝いてほしい。
小塚崇彦の格段の成長は、浅田真央を指導する佐藤信夫コーチへの風当たりを和らげる。
同コーチは選手時代、全日本選手権10連覇という金字塔を打ち立てた。
このブログで述べたとおり、小塚崇彦は2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で金メダルを狙える素材だと思うが、訴えるものがいま一つ…。

⇒2010年11月28日「イケメン小塚崇彦に足りないもの…GP圧勝」はこちら。

私が意外だったのは、2位に食い込んだ羽生結弦(はにゅう・ゆづる)。
村上佳菜子と同様、今季シニアに転向した16歳。
3選手に続く世代のエースとは思っていたが…。
羽生結弦は、2006年トリノ冬季五輪(オリンピック)金メダリスト・荒川静香を尊敬し、彼女が通った道をなぞっている。
今春、仙台・東北高校に進学した。
なぜだろう、彼は長身に見える。
体の線がとても美しい。
脚が長いのかなぁ。
表情にあどけなさが残る。

⇒2010年3月31日「金荒川静香が通った道…羽生結弦」はこちら。

織田信成は4回転ジャンプで転倒を喫して3位。
織田信長の末裔(?)はメンタル面が弱いのか、周囲の期待になかなか応えられない。
私はもどかしく感じる。

⇒2010年12月11日「村上佳菜子は僅差3位、織田信成は後退2位」はこちら。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は87.91点。
2位・羽生結弦(東北高校)は78.94点。
3位・織田信成(関西大学)は77.48点。
4位・高橋大輔(関西大学大学院)は74.78点。
5位・町田樹(関西大学)は73.75点。
6位・無良崇人(中京大学)は72.33点。

きょう、フリースケーティングが行われる。

                       ◇

たったいま、女子シングルのショートプログラム(SP)が終わった。
私はヤフーの速報で知った。

自らを「選手らしくなってきた」と評する村上佳菜子は3位。
緊張したのか、ダブルアクセルがシングルになった。
練習では絶好調だったが…。
仮にキム・ヨナがソチにいい状態で出場するとしたら、村上佳菜子の存在は嫌だろうなぁ。
村上佳菜子は表現に秀でており、漂わせる雰囲気といい、キム・ヨナとどこか重なる。

⇒2010年10月25日「浅田真央を気づかう高橋大輔と村上佳菜子」はこちら。

⇒2010年12月9日「真央二世・村上佳菜子、安藤美姫と頂点を競う」はこちら。

GPファイナルのフリーを高得点で締め括った安藤美姫は2位。
ここでのSPの失敗に懲りたのか、本大会ではジャンプもスピンもステップもとにかく丁寧に滑った。
ベテランの安藤美姫はベテランと呼ばれることを好まない。
どこかで「人は一生成長していける」(言葉は曖昧)と語っていた。
腰はテーピングかなぁ。
自信のフリーを残し、いい位置に付けた。

⇒2010年12月8日「安藤美姫はエロい大輪を咲かせよ…神秘的セクシー」はこちら。

さて、全日本選手権5連覇を目指す浅田真央は、私の予想に反して1位。
滑りの矯正の真っ只中であり、跳べない状態に近かった。
ラストチャンスで、開き直りが出た?
冒頭のトリプルアクセルは何とか着氷。
これで勢いに乗ったのか、その後のジャンプも次々と着氷。
小さなミスが出たが、終盤のスピンやステップで盛り返した。
会場は拍手が鳴り響き、総立ち状態に…。
このところ静まり返ることが多かった。
浅田真央が不調だと、観衆が落ち込むのだ。
これで自国開催の世界選手権へ、出場の芽が出てきた。
が、彼女の力はこの程度でない。
まだ本調子に遠い。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月16日「浅田真央は貯金を使い果たした」はこちら。

⇒2010年12月20日「浅田真央はもうあの頃に戻れない」はこちら。

浅田真央は少しふっくらとして大人の女性らしくなり、一段と美しい。
このブログで述べたが、タチアナ・タラソワコーチの演技指導が効いてきたように思う。
情感の表現が豊かになった。
フリーでは直前に村上佳菜子、3人後に安藤美姫が滑る。
戦う相手が気になろうが、自分の滑りに集中することだ。
いまは、結果は二の次。

演技が安定していた鈴木明子は7位と出遅れた。
疲れが溜まっているのかなぁ。
それとも浅田真央を含めた有力4選手のうち1名が世界選手権の切符を逃すことがプレッシャーになっているのか…。

SP上位6選手は以下のとおり。

1位・浅田真央(中京大学)は66.22点。
2位・安藤美姫(トヨタ自動車)は64.76点。
3位・村上佳菜子(中京大中京高校)は61.50点。
4位・庄司理紗(西武東伏見FSC)は58.22点。
5位・村主章枝(陽進堂)は57.18点。
6位・西野友毬(武蔵野学院)は57.02点

あす、フリースケーティングが行われる。

◆書き加え1(12月25日)

たったいま、男子シングルのフリースケーティングが終わった。
私はヤフーの速報で知った。

大差のSP1位の小塚崇彦が初優勝を飾った。
ジャンプでミスと2度の転倒があったが、プログラム全体の出来でカバーしてフリーも1位。
全日本選手権3連覇の小塚嗣彦と男子初の親子制覇。
小塚崇彦はサラブレッドなのだ。
滑りの滑らかさ、そして緩急のリズムが素晴らしい。
スッテンでもあの得点…。
静かな圧勝である。

SP3位の織田信成はジャンプで2度の転倒があって2位。

SP4位の高橋大輔はジャンプでミスがあったものの3位。
織田信成まで僅差。
激しく情熱的な演技に会場が沸き立った。
観衆を引きつける力、巻き込む力が凄い。

SP2位の羽生結弦はジャンプにミスと転倒があって4位。
緊張からか力を出せなかった。

総合上位6選手は以下のとおり。

1位・小塚崇彦(トヨタ自動車)は251.93点。
2位・織田信成(関西大学)は237.48点。
3位・高橋大輔(関西大学大学院)は236.79点。
4位・羽生結弦(東北高校)は220.06点。
5位・無良崇人(中京大学)は207.31点。
6位・町田樹(関西大学)は204.11点。

私が男子シングルで一番感動したのは、小塚崇彦の優勝が決まった瞬間。
高橋大輔が通路(?)で小塚崇彦をたたえたのだ。
すがすがしい笑顔で…。
大きな挫折と苦労を味わい、人の心の痛みが分かっている。
やはり、高橋大輔は男なのだ。
素晴らしい!

⇒2010年3月4日「あきれた浅田真央と高橋大輔の言葉!」はこちら。

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浅田真央と福耳ボールペン

浅田真央が8日深夜、日本テレビの「Going! Sports&News」に映像で出演した。
2010年バンクーバー冬季五輪(オリンピック)の前のシーズンからジャンプに違和感があったと明かした。
ジュニア時代から伸長が大きく伸び、体重が増え、体形も変わり、ジャンプのタイミングと流れがしっくりしなかった。
そこでジャンプの修正に踏み切ったとのこと。

結果を出せない期間、世間は不調と騒ぎ立てた。
しかし、本人は練習するしかないと考え、少なくとも日常生活で落ち込むことはなかったようだ。
全日本フィギュアスケート選手権大会で銀メダルを獲得したせいか、表情も明るかった。

私は、「福耳ボールペン」を持った浅田真央を見て、彼女が大変な福耳だと気づいた。

以下に、「浅田真央は貯金を使い果たした」と題する2010年12月16日のブログを収める。

                      ◇◆◇

おとといのブログ「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」の続き。
競泳平泳ぎ男子・北島康介は五輪(オリンピック)の都度、古い泳ぎを脱ぎ捨てた。
それは改造というより「創造」である。
私たちに進化した姿を見せてくれた。

北島康介は金メダルを取るために2〜3年がかりで脱皮を成し遂げた。
1年程度では自分のものにできないのかもしれない。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

フィギュアスケート女子・浅田真央はジャンプの矯正に取り組んでいる。
私は専門知識を持たないので、それがどの程度のものか分からない。
が、2014年ソチ冬季五輪(オリンピック)で頂点に立てることを目標にしていなくては意味がない。
マスコミなどはせっかちだが、すぐに結果を出せたら、それこそ問題でなかろうか。

専門家の一部が浅田真央の滑りとジャンプに問題があると指摘していた。
もしそうなら、これまではジュニア時代の“貯金”で勝ってきたということはないのか?

ジュニアからシニアへ転向するときに大きな挫折を味わうのが普通である。
ところが、実力の突出した選手はすんなりと勝ててしまう。
一番の強みは、軽い体でくるくる回れること。
表現の不足をジャンプの得点でカバーしておつりがくる。
たいていの選手が避けられない滑りの見直しを通り抜けられるのだ。

浅田真央は、安藤美姫がシニアへ転向してから、周りにライバルがいなかった。
滑れば勝つ。

今シーズンの不調の直接的な原因は滑りとジャンプの修正であり、それ自体は心配いらない。
しかし、昨シーズン辺りからの不調の根幹の理由は、貯金を使い果たしたことでなかろうか。

浅田真央は20歳になり、ジュニア時代からの脱皮を図らなければ結果を出せない難しい地点に差しかかっている。
私は、来シーズンの後半には新しい姿を見られると信じ、心待ちにしている。
焦らず、どうか納得がいくまで改造、いや創造に取り組んでほしい。

やはり村上佳菜子にも壁にぶつかる時期が訪れるはずだ。

                      ◇◆◇

フィギュアスケート女子・浅田真央に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年12月14日「浅田真央は五輪4冠の北島康介の脱皮計画に学べ」はこちら。

⇒2010年12月11日「浅田真央がかいた汗の量」はこちら。

⇒2010年12月4日「浅田真央、惨敗後インタビューの残酷と地獄」はこちら。

⇒2010年12月2日「浅田真央のリップサービス…マスコミ対応」はこちら。

⇒2010年12月1日「浅田真央はソチ仕様に工事中、勝てなくて当然」はこちら。

⇒2010年11月29日「浅田真央、ジャンプの修正か改造かの判断」はこちら。

⇒2010年11月28日「惨敗・浅田真央は輝きを取り戻せるか?」はこちら。

⇒2010年11月27日「浅田真央、得意なジャンプが壊れる恐怖」はこちら。

⇒2010年11月25日「浅田真央を引き受けた佐藤信夫コーチの胸中」はこちら。

⇒2010年11月23日「浅田真央、ソチ五輪栄冠への長いトンネル・・・」はこちら。

⇒2010年11月21日「浅田真央が流した悔し涙の価値とは?」はこちら。

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モノづくり日本製品、世界シェア低下の原因

きのう大雪の影響で東海道新幹線に大幅な遅延が発生した。
私は福岡へ2泊3日の出張。
午後6時半に西鉄グランドホテルのロビーで待ち合わせの約束が入っており、それに遅れるわけにいかない。
夕食を兼ね、あすの経営層向けの講演会の打ち合わせを行う。
新幹線は通常どおり運行されるだろうか。

年末にパソコンが破損し、データが消滅した。
私はそれによる仕事の遅れをなかなか取り戻せない。
書き溜め記事が中心のこのブログは実質休止。

以下に、「日本製品、世界シェア急降下のなぞ」と題する2010年4月14日のブログを収める。

                      ◇◆◇

世界市場で日本製品がシェアを一段と低下させている。

中国やインドなどの新興国では顕著な経済成長につれ、中間所得層が台頭している。
10億人に迫る勢いとか…。
かたや、欧米などの先進国では深刻な経済停滞にともない、低所得層が拡大している。

その結果、これまでより所得水準が低い層が消費を牽引するようになった。
ボリュームゾーンが下方へシフトし、しかも膨張している。
彼らの最大の特徴は、製品への要求がきわめてシビアなこと。
性能や品質についてはそこそこでいいと考える代わりに、価格については妥協しない。
これまでと購買性向が大きく異なる。

しかし、日本製品は「オーバースペック」がアダとなり、そうした需要を取り込めない。
これがシェア低下の主因だろう(といっても、大きな一因)。
それは日本メーカーの地位低下につながっている。
過去の栄光となった家電メーカーが分かりやすい例。

実は、だいぶ前から何が何でも高機能というモノづくりを疑問視する声は上がっていた…。
なぜ、そうなってしまうのか?
私は、日本人の「国民性」が根っこにあるように思う。

第一は、改善が得意。
真面目かつ地道に働く民族であり、粘り強く努力を積み重ねられる。
日本は戦後、アメリカ製品を取り入れ、それをブラッシュアップすることで「メイド・イン・ジャパン」の称号を獲得した。
細やかな改善をお家芸とし、源流をたどれば“稲作文化”では…。
かつて松下電器(松下電器産業。現パナソニック)は「マネシタ電器」と揶揄されたが、それは成功したメーカーにたいてい通じる。
日本は製品の性能や品質でアメリカを凌駕し、圧倒した。
世界第1位となったトヨタ自動車が分かりやすい例。

第2は、戦略が苦手。
戦略とは「捨てること、切ること」である。
だが、そのためには考え抜かなくてならない。
また、それは失いそうでとても怖い。
公平かつ均等に目配りする民族であり、何事も優先度を曖昧にしたがる。
何かを捨てたり切ったりすることを嫌い、源流をたどれば“和の文化”では…。
議論や衝突が避けられないからだ。
オリンピックの派遣選手におけるメダル獲得率の低さが分かりやすい例(よく比較されるのは韓国)。

日本が莫大な借金を背負った一因は、歴代の政権が総花的にカネを使ったからだろう。
広辞苑によれば、総花とは「すべての関係者の機嫌をとるために万遍なく利益・恩恵を与えること」とある。
限られた財源で行えることは限られる。
にもかかわらず、捨てられず切られず、もろもろが既得権益と化していった。
「財政破たん国家」の仲間入りはすぐそこ…。

オーバースペックは開発が楽であり、販売が無難である。
多様なニーズを網羅しており、極端な外れがない。
が、そうした発想の延長線で幅広いユーザーを取り込もうとすると、グローバル競争ではシェアをどんどん落としていく。

私は、日本メーカーは弱体化が避けられず、凋落を止められないと思う。
モノづくり日本は世界において地盤沈下が進むはず。

                       ◇

参考までに「ボリュームゾーン爆発、勢力地図一変!」を掲げる。
2009年10月8日のブログだ。

中国やインドなどの新興国の高度成長にともない、中間所得層のボリュームゾーンが十億人に達しそうな勢いである。
爆発的膨張!
メーカーはこの市場の取り込みを図ることが、グローバル経済において競争優位を築くうえで絶対条件になってきた。
だが、そのためには常識から外れたロープライス(低価格)で製品を提供しなくてはならない。
何割安でなく、何分の一の値段。
まさに「価格破壊」である。
この流れはクルマのほか、主要なデジタル家電に急速に波及しつつある。
特筆すべきは、新興国に留まらず、不況に苦しむ先進国の市場でも受け入れられていること。
日本を含め、低所得層が増大しているのだ。

製品の超低価格化は、基本的かつ本質的な機能のほかはすべて切り捨てることによってしか実現できないはず。
ところが、日本の製造業はハイクオリティの追求をモノづくりの金科玉条としてきた。
それが世界中から「メイド・イン・ジャパン」に対する絶大な信頼を勝ち得ることにつながった。
が、ときに日本人にとってさえオーバースペック。
きのうの成功要因はきょうの失敗要因になりやすい。
日本は、製品への高評価がアダとなり、21世紀に台頭したボリュームゾーンの獲得で大きく出遅れた。
巻き返しは容易でない。
まして円高が加わると、戦いが一層不利になる。

なお、日本のメーカーが超低価格品の市場を重視すると、生産は新興国へシフトせざるをえない。
工場の海外移転や生産の海外委託が増加し、国内の生産は縮小する。
部品調達も世界全体に拡大せざるをえない。
国内の部品メーカーは猛烈な逆風に見舞われ、淘汰されるところが出てこよう。
また、先進国の失業率は10パーセントが当たり前だが、日本のそれも上昇していく?

今後、格安の製品を開発・投入できないメーカーは、世界市場での地位とシェアを著しく落とす。
日本の製造業は2010年代、凋落傾向が鮮明になるのか。
短期間で勢力地図が劇的に塗り替えられそう。
クルマと家電はどこが勝者となる?

⇒2009年10月30日「過去の栄光…自動車メーカー凋落!」はこちら。

⇒2009年10月8日「ボリュームゾーン爆発、勢力地図一変!」はこちら。

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創生水の健康回復効果を実感…運命的な出合い

あすから2泊3日で福岡。
九州地区の社長など、役員を対象とした講演会。
演題は、「経営トップのための営業変革セミナー」。
会場は、財団法人九州生産性本部セミナー室。
おかげさまで会場の限界に近い参加申し込みが寄せられた。
熱気が凄そうだ。

きょうは2007年3月29日の記事にいくらか手を加えてアップ。

                      ◇◆◇

「人は水、水は命」。
人は、年を重ねるにつれて比率は低下するが、体の60〜70パーセントくらいは「水」でできているそうだ。
この水が「健康」の回復や維持、増進にとり、重大なカギを握る。

90年代半ば以降、私は1年の大半を公開セミナーや企業研修の講師として駆けずり回り、疲れ切っていた。
ヤンマーディーゼルの安藤豊久専務(当時)と、カレーライスの昼食をご一緒したときの話。

専務が見かね、ある水の存在を私に教えてくれた。
これが「創生水」との運命的な出合いである。
ご自分の手帳を開き、注文先の電話番号をテーブルに備えつけの紙ナプキンに書き移した。
「この水を飲んでごらん」。
筆記具がボールペンなので、手渡されたナプキンは穴だらけだった。

私は戸惑った。
水を飲んで健康になれるとはとても思えない。
この光景を、いまでも鮮明に覚えている。

それから数カ月が過ぎた頃だろうか。
飼っていたアメリカンショートヘア「クロ」が重い心臓病とガンにかかっていることが判明した。
日に日に衰弱し、どうすることもできない…。
例の水の話が、ふと脳裏をよぎった。
しかも、私はなぜか紙切れを捨てていなかった。
信頼する動物病院からは助からないと宣告されていたが、ダメでもともとという気持ちで「創生水」を取り寄せ、飲ませはじめた。
家族が集まり、今晩で見納めという危篤状態を乗り切ってからは、徐々に回復していった。
病気が病気なので完治はしなかったが、8年も生き延びるとは…。
やがてほかの猫にも飲ませるようになり、皮膚病が治るとか、腸が整うとか、驚くほどの体調の変化を目の当たりにした。
その効果を実感させられた。

好意から教えてくださった安藤専務には大変失礼だが、病気に「あれがいい」「これが効く」という類の“体験談”を、私は信じたことがなかった。
仮にそうした事例が事実だとしても、それは暗示の効果、つまり気持ちの問題に違いない…。
ところが、創生水を飲んでいることを知らない動物の病気が明らかによくなる。
「体の過半を占める水は、生命力を大きく左右する」と悟った。

私は「創生水」を飲みつづけている。
その名前にも、不思議な縁のようなものを感じる。
また、体調不良で苦しんでいた大手物流企業の社長に飲んでもらった。
因果関係は分からないが、ほどなく元気を取り戻した。

さらに、ガンが進行していた実の母に飲ませた。
医者の診断より命が大幅に延びた理由の一つではなかったか。
私は、安藤専務に深く感謝している。

高い水を飲んでいた大臣が、国会でヤリ玉にあがっている。
水の威力を実感するような出来事を経験したのだろうか。
ちなみに「創生水」は1箱一升瓶6本入り。
水そのものはおそらく無料で、配送料だけを支払うというイメージである。
水道水を除けば、一番安い?

わが家は、1回で20箱前後を注文する。
階段しかない団地の最上階なので、佐川急便のセールスドライバーが汗まみれになって届けてくれる。
健康に不安を感じる方は、ぜひ「創生水」で検索してみては…。
タダの水で、健康を取り戻せるかもしれない。
試してみて、損はないはずだ。

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プロフィール
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和田創

和田創研代表
シニア起業家
和田 創(わだ・そう)

数字立て直し(伸長)一筋の経営コンサルタント。
教育と指導の年間実績は約百回。対象は社長から役員、管理者、社員まで、テーマは経営から管理、採用、事業、商品、企画まで広範。著書や教材は多数。
2017年、66歳以降はAIやロボット関連の起業に挑むとともに、おもに内需・地場企業から先端分野・成長分野の事業・商品開発を請け負う。

その他の役職
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