エテリ・トゥトベリーゼの夏合宿に参加
最有力の練習拠点はロシアの鬼コーチか

かなり久しぶりの投稿です。
フィギュアスケートシーズンが終わると力が尽き、ブログを更新するのが億劫になってしまいます。
ウェブ記事を見る機会も激減してしまいます。
昨年も半年近く投稿が休止していました。

私は梅雨に入り、体調が優れません。
きょうは驚きのニュースを見つけ、簡単に綴りました。



北京五輪へ伸び悩みの状況を何とか打破

フィギュアスケート男子シングル、2018年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨がスケートを始めた5歳から師事してきた山田満知子コーチと樋口美穂子コーチのもとから卒業することを知り、驚きました。
練習拠点はこれまで「グランプリ東海クラブ」でした。
(所属先のトヨタ自動車は変わらないのでしょうか。)
自身のホームページで発表しました。

それによれば、今後のことは具体的に決まっていないとしています。
自分の背中を押して送り出してくれた先生、長く支えてくれた周囲に感謝の気持ちを表しています。

重大な覚悟を決めて飛び出すはずですから、少なくとも移籍先の有力候補は絞り込まれているでしょう。
そうでないと、今シーズンを棒に振りかねません。
なぜ4月でなくこの時期なのか。
コーチやクラブなどとの話し合いが難航したのかもしれませんが、互いに大人ですので円満な移籍という形になると思います。

宇野昌磨はまだ21歳ともいえます。もう21歳ともいえます。
平昌五輪後は伸び悩んでいるように見受けられました。
2022年北京五輪へ向け、いまの状況を何とか打破したかったのでしょう。

名伯楽は練習の量でも質でも妥協なし!

宇野昌磨は平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワなどトップ選手を輩出してきたロシアの名伯楽エテリ・トゥトベリーゼコーチのサマーキャンプに参加します。
コーチがインスタグラムに投稿しました。

エテリ・トゥトベリーゼコーチは目つきも表情も険しく、恐ろしく厳しそうです。
「鉄の女」「氷の女王」の異名を持ち、鬼の指導で鳴らしています。
選手に課す練習の量でも質でも妥協が一切ありません。
モスクワの「サンボ70」を拠点にしています。
昨シーズンに高難度のルッツを含む4回転ジャンプを成功させたアンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワらのジュニア選手も門下生です。
平昌五輪銀メダリストで、いまはカナダのブライアン・オーサーコーチのもとで練習するエフゲニア・メドベージェワもかつては師事していました。

世界のトップクラスの選手は心身の活性化、競技者としての課題克服のため、生活環境も含めて一新するという大決断を下すこともあるのでしょう。
住み慣れた地元・愛知を離れることにもなります。
この海外合宿は移籍を前提としたものなのでしょうか。
それとも「武者修行の一環」として行うのでしょうか。
新しいコーチと練習拠点がまもなく最終決定するはずです。
どうやら海外とか。

来季振り付けも海外(カナダ人)に依頼

また、宇野昌磨は来シーズンの試合用プログラムを初めて海外の振付師に依頼することを発表しました。
ショートプログラム(SP)がシェイリーン・ボーン、フリースケーティング(FS)がデビッド・ウィルソンと、どちらもカナダ人です。
やはり心境の変化があったのでしょうか。

category:宇野昌磨ブログはこちら。

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宇野昌磨に関するブログは以下のとおり。

⇒2019年4月9日「童顔の宇野昌磨がようやく大人になったわけ」はこちら。

⇒2019年3月14日「宇野昌磨が羽生結弦とネイサン・チェンに挑戦状」はこちら。

⇒2019年3月11日「宇野昌磨、胸に響いた出水慎一トレーナーの言葉」はこちら。

⇒2019年2月22日「宇野昌磨、遅すぎた主要国際大会初優勝」はこちら。

⇒2019年2月16日「宇野昌磨は勘弁、「僕の生き方」という人騒がせ」はこちら。

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