27日のブログの内容に関し、和田創研の顧客先企業の役員の方から、異議を唱えるメールをいただいた。
わりと長文で、行間に怒りが感じられる。
「社長は、社員を守らない」。
一度もリストラを行っていない会社である。この役員の方は、社長を尊敬しておられるのだろう…。
私は、それほど難しい話をしたつもりはない。
「社員をリストラしないと会社がつぶれるというぎりぎりの状態に追い込まれたとき、社長はそれを行う」。
実際、私がコンサルタントとして十余年見つづけてきたのは、リストラである。
社長は心のなかで社員に詫び、その家族を案じるが、そうするしかない。
つまり、会社がつぶれるか、社員をリストラするか、究極の選択では後者を選ぶと…。
私は、そんな状態に陥らないことを切に願う。
しかし、いよいよとなれば、そうした決断を絶対にダメと退けるわけにいかない。
だって、会社がなくなってしまうのだから…。
長い職業人生では、いろんな“大波”に見舞われるので、社員はしっかりと考え、ちゃんと備えよう。そうでないと、自分と家族の生活を守れないと…。
私が和田創研の社長として、社員に繰り返し述べている言葉がある。
「会社はつぶれるという前提で働いてほしい」。

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