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私は午後、和田創研の重要な顧客を東京・丸の内に訪ね、社長とお会いした。
私どもが受託した「提案営業研修8日間コース」の実施報告である。
第1回では、社長自ら冒頭に挨拶に立ってくださった。

そして1カ月後くらい…。
私はその会社の別のオフィスで別の研修を行っていた。
休憩時間、社長と出くわし、手招きされた。
隣の部屋で、幹部を集めた会議を開いているとのこと。
社長は早速、研修の感触を尋ねてきた。
受講者(社員・管理者)の反応がずっと気にかかっていたようである。

提案営業研修は、第1組の24名を対象に、全4回・計8日間を半年がかりで終えた。
私どもは十余年にわたり、さまざまな業種や会社、そして営業を見てきた。
生意気だが、外部の講師やコンサルタントは“客観視”が可能である。
きょうは、提案内容(ソリューション)の水準や提案書(プロポーザル)の出来を含め、私どもが感じた事柄を率直に述べた。
仮説とはいえ、営業に関わる問題点らしきものも…。
それに対し、社長から突っ込んだ質問をいただく。

オフィス街を見下ろす応接室でのやり取りは1時間に及んだ。
社長のお話から、「顧客第一」はもとより「営業重視」の気持ちが伝わってくる。
それは当然でないかと思う方がいるかもしれないが、メーカーのトップとしては決して多くない。
この会社は昨年、価値提供型の営業活動へ転換しようと、記念すべき第1歩を踏み出した。
研修はまもなく第2組、第3組、第4組がスタートする。
大手企業だから対象者は多い。

私は、彼らの勝ち残りを信じている。
また、そのお手伝いができることを誇りに思う。

                    ◇

あすのブログは「コンペは、営業の恥」と題して。
顧客との関係が“受け身”になっていないだろうか。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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