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私の生まれ故郷、新潟・直江津(現上越市)に2人目のマイミクができた。
それは、げらっち氏。
やり取りを以下に紹介しよう。
                    ◇
放浪の旅から偶然、和田さんのページにたどり着きました。
私は上越市在住の「げらっち」と申します。
プロフィールを拝見し、和田さんが直江津出身であることを知りました。
いまでもお帰りになることはありますか?

新潟日報に先日、北陸新幹線の長野県飯山市と上越市(旧板倉町)を結ぶトンネルが開通して竣工式が行われたという記事が載っていました。
今春には高田の郊外に大型ショッピングセンターが開業する予定です。
年々便利になっていくのは結構なのですが、3年前に周辺町村と合併してからは上越市としての一体感が希薄な印象を持っています。
わが故郷だけに少し気がかりです。
                    ◇
ご返事が遅くなり、ごめんなさい。
1月半ばから2カ月、講演やセミナー、研修やコンサルティングなどで全国を駆け回っています。
私は直江津小学校の卒業で、3〜4年生はNHKの桜井洋子さんとクラスが一緒でした。
彼女の長年にわたる目覚しい活躍は、大きな励みになっています。

私にとり楽しい思い出の大半は直江津に集中しており、やはり「故郷」と呼べる存在です。
私はNPO法人営業実践大学を主宰していますが、会員に直江津在住の池田秀敏さんがおり、わざわざ通ってくださいます。
都合が許せば今年、直江津の大花火大会に出かけてみたいと考えていますが、はたして叶うでしょうか。

これも何かのご縁ですから、マイミクになっていただければ幸いです。
                    ◇
ご丁寧な返信ならびにマイミクの申請、ありがとうございました。
和田さんが卒業された直江津小学校は昨年改築され、大変きれいな校舎に生まれ変わっています。
直江津の町も他の地方都市の例にもれず、寂れてきてシャッター商店街化しつつあり、活気のあった昔を知る者としては寂しい限りです。

直江津の花火は有名なのでしょうか?
私は当たり前のように捕らえてしまいがちですが、地元を離れて久しい同級生たちも同じようなことを話していましたね。

お礼のご挨拶はこれくらいにて…。
これからもよろしくお願いします。
                    ◇
以上。

私は昨年4月24日、富山市での提案営業セミナーの帰路に直江津で途中下車し、ホテルセンチュリーイカヤに1泊した。
その様子は「生まれ故郷・直江津へ自分探しの旅」と題し、ブログに詳しく記した。
私は駅前に降り立ち、懐かしさが込みあげてきた。
しかし、訪れた生家は更地になっていた。
真行寺幼稚園の前に、呉羽紡績(現東洋紡績)の出張所を兼ねた自宅があった。
取り壊されてからそれほど歳月が経っていると思えず、もう少し早く尋ねればと悔やんだ。
思い出までかき消されたようで、ほんとうに寂しい。

さて、人を別にし、直江津の記憶ベスト3は、海、祭、雪の順である。
夏は海水パンツ1枚で連日、泳ぎにいった。全身真っ黒。
年1回の祇園祭を待ち侘び、町内の屋台(山車)を引き、花火大会を楽しんだ。
小学校高学年の頃の豪雪では1階が埋もれてしまい、2階か階段の踊り場の窓から出入りした。

2人目のマイミクができ、私はうれしい。
故郷とつながっている気持ちがする。
遊びに行き来した畳屋の野口君はお元気だろうか。

ところで、げらっち氏の名前の由来となった「げら」は、「〜したらしい」の方言とのこと。
私は、直江津は小学校卒業までだから、こうした言葉を使っていたかどうか、すでに記憶がなくなっている。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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