←応援、よろしく!
「固定給やーい!」。
私たちは育つ過程で、そして最高学府を卒業する頃には、給料を欲しがるようにつくられる。
家庭が、学校が、仲間が、世間が、マスコミが、寄ってたかってサラリーマンへの道を敷いてくれる。
その甲斐あってか、大多数はやがて、もっとも面白みのない固定給をもっとも強く望む。
私はふと思った。
彼らは案外、「固定給は魅力的でない」と承知しているのかもしれない。
しかし、決定的に勘違いしているのでないか。
「固定給は安定している」。
例えば、会社がつぶれる、会社を追われる、勤めを辞める、勤めを終える…。
固定給の最大の問題は、サラリーマンでなくなった時点で途絶えてしまうこと。
したがって、固定給が欲しいためにサラリーマンを続けるという本末転倒の状態に陥りやすい。
自己実現とまったく無縁の働き方である。
「固定給」という言葉自体に大きな落とし穴があるわけで、それは幻想にすぎない。
月単位や日単位で労働を給料に変えるだけであり、これをはたして安定と呼べるだろうか。
したがって、働きつづけないと食べていけない、生きていけない。
勤め先が存在し、そこに拘束されることが、収入の前提となっている。
固定給とは、不自由に固定されることでないかと思えてくる。
私たちは生まれてから社会ぐるみの洗脳を受けてきた。
しかし、敏感で柔軟なはずの大学生や大学院生でさえ、この事実にほとんど気づいていない。
Copyright ©2008 by Sou Wada
←応援、よろしく!(1日1クリック)
毛筆で味わう
「固定給やーい!」。
私たちは育つ過程で、そして最高学府を卒業する頃には、給料を欲しがるようにつくられる。
家庭が、学校が、仲間が、世間が、マスコミが、寄ってたかってサラリーマンへの道を敷いてくれる。
その甲斐あってか、大多数はやがて、もっとも面白みのない固定給をもっとも強く望む。
私はふと思った。
彼らは案外、「固定給は魅力的でない」と承知しているのかもしれない。
しかし、決定的に勘違いしているのでないか。
「固定給は安定している」。
例えば、会社がつぶれる、会社を追われる、勤めを辞める、勤めを終える…。
固定給の最大の問題は、サラリーマンでなくなった時点で途絶えてしまうこと。
したがって、固定給が欲しいためにサラリーマンを続けるという本末転倒の状態に陥りやすい。
自己実現とまったく無縁の働き方である。
「固定給」という言葉自体に大きな落とし穴があるわけで、それは幻想にすぎない。
月単位や日単位で労働を給料に変えるだけであり、これをはたして安定と呼べるだろうか。
したがって、働きつづけないと食べていけない、生きていけない。
勤め先が存在し、そこに拘束されることが、収入の前提となっている。
固定給とは、不自由に固定されることでないかと思えてくる。
私たちは生まれてから社会ぐるみの洗脳を受けてきた。
しかし、敏感で柔軟なはずの大学生や大学院生でさえ、この事実にほとんど気づいていない。
Copyright ©2008 by Sou Wada
←応援、よろしく!(1日1クリック)
毛筆で味わう
いつも勉強になります!(^^)!