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ナンバーワン企業が、その地位から陥落する事態が起こっている。
営業教本0030しかし、それは大きな経済ニュースになることからも分かるように、きわめて異例である。
しかも、昨今は、下位企業が首位を実力で引きずり落とすというより、業界再編の流れに乗って合併や統合で首位に躍り出るケースが増えている。

実は、長らく2番手や3番手に留まっていると、負け癖が企業体質、組織風土として染みついてしまう。
1番手を追撃する気迫や姿勢を失うだけでなく、プライドまでなくしかねない。
首位奪取を永久に果たせない道理である。
営業研修0031
2番手を「チャレンジャー」と呼ぶことがあるが、実情は怪しい。
私がコンサルタントとして知る限りでは、とっくに勝負を諦めている企業が少なくない。
戦意喪失どころか、コンプレックスの塊!
本気で首位を目指せる状態にさえなれない。

では、どうすればよいか?
そのヒントはきのうのブログ「変わったね、と顧客」にある。
いきなり会社が頂点に立つのは難しいが、特定の領域や分野ならナンバーワンになれるかもしれない。
まず、小さな勝ちを収める。
そして、小さな勝ちを広げていく。
やがて、社員が勝ち味を知り、勝ち方を覚える。
その積み重ねがいつか首位の座をもたらす。
営業教本0032
そう、経営トップは自社に“勝ち癖”をつけさせよ。
着手は、顧客接触の窓口であり収益獲得の入口となる「営業」を元気にすること!
実際、営業に勝ち癖がつくと、社内が明るくなり、会社全体に勢いが出てくる。
みなぎる自信…。

だが、そのためには強敵に立ち向かえる“営業力”が必要になる。
それが、勝ち組の商談手法として注目される「ソリューション」にほかならない。
営業教本0033
今後の内需縮小と景気後退が取り沙汰されるなか、営業の活性化革新は最重要の経営課題といえよう。
その実現を支援するのが、の使命である。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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