カネはどこへ向かうのか?
これまで証券市場や原材料市場などを一呑みにしてきた巨大なマネーが行き場を失った。
どこかに溜まっている?
となれば、爆発するのは時間の問題。
怖いなぁ…。

えっ、私のような貧乏人が心配することでない?
ごもっとも。
だが、一概にそう言い切れない。

農業、農地、農産物へ向かう。
カネはいよいよ人類がもっとも困るところを標的にする。
確実に大儲けできるからだ。
それがカネの論理である。
何せ食べ物なくして私たちは生きていけない。
ここが狙い撃ちされる。

マネーの運用に早急な歯止めが必要!
国際社会が結束し、アメリカの動きに厳しい制約を課すべき。

…農産物が金融商品になってからでは手遅れ。
発展途上国だけでなく先進国もかならず巻き込まれる。
また、貧困層だけでなく中流階級もかならず巻き込まれる。
世界中に餓死者があふれ、世界中で食糧暴動が起こる。
最悪の事態が現実になるまで国際社会は何もできないのだろうか。

「市場原理がすべて」。
カネが人類の幸福を蝕みつつある今日、野放しの自由主義経済は終わらなければならない。

                       ◇

日本でも、大金をはたかないかぎり好きなものを食べられない日が迫っている。

ところで、農産物の次の標的は何か?

Copyright ©2008 by Sou Wada

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