トヨタディーラーは3系列へ再編すべき。
このブログで述べたとおり。
それは経営上の理由もさることながら、トヨタユーザーの実感である。
「馴染みのトヨタディーラー、懇意のトヨタセールスから買うクルマがない。でも、これまで面倒を見てくれた彼らと縁を切りたくない」。
私はそうした声をよく耳にする。
顧客に不便や不満を強いるチャネル政策は即刻改めよ。

まして世界同時不況を背景に、欧米など海外のみならず国内もクルマの販売不振は非常に深刻である。
決断のトヨタはなぜ先送りするのだろう。
躊躇するなど、らしくない。
トヨタ店とトヨペット店を統合して「トヨタ店」へ。
カローラ店とネッツ店を統合して「ネッツ店」へ。
そのわけはすでに明かした。
これで「レクサス店」を含めて3系列に集約。
ユーザーにとり分かりやすい。また、つきあいやすい。

トヨタディーラーは内部留保の大きな優良企業が多いが、それでも昨今は経営が楽といえない。
日本のカーディーラー全体を見渡せば、資金繰りが綱渡りのところも少なくない。
先日のNHKの報道番組。
弱小メーカー系列のカーディーラーが何と他メーカーの新車を並べる店頭が映し出された。
「軽」の売れ筋、人気車種。
つい最近まで予想できなかった光景である。
ここも軽を豊富にラインナップしているのに…。
生き残りになりふり構っていられないのだ。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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