私は月曜日、そこで「実践営業論」を指導するSBI大学院大学の忘年会に参加した。
教員と学生が一体になった集まり。
今年スタートしたばかりの、インターネット授業のMBAならではのユニークな試みである。
私は学生とのリアルな交流がとても気持ちよかった。
年齢的な衰えもあり、アルコールを口にする機会がめったにないのだが、私としてはビールが進んだ。

さて、翌日早速、名刺を交換した学生からご連絡をいただいた。
以下に、メールを原文のまま紹介しよう。
                       ◇
いつもお世話になっております。
昨日は大変お世話になりました。

画面越しにしか会えない先生とお会いできて嬉しかったです。
そして、学ぶ姿勢を再認識できたことが非常に有意義でした。

まずは自らのスキルを体系化し、言語化していきたいと思っていたため、先生の講義は非常に有意義です。
直接の特別講義も楽しみにしております。

引き続き宜しくお願いいたします。
取り急ぎ御礼申し上げます。
                       ◇
こちらこそありがとうございます。

私は1字も手を加えていない。
完璧といってよい。
それと、「自らのスキルを体系化し、言語化していきたい」というくだりが素晴らしい。
勉強が目的になっていない!
彼は、これまでの職業人生で積んだ体験を拠りどころに、そこから得た知恵や技術を理論化するつもりで学んでいるのだ。
社会人大学院の学生はこうでなくてはいけない。
彼はまだ若いが、私には近い将来、自らの会社を興す姿が浮かんでくる。
どうか成功してほしい。

別の学生からは電話が入った。
が長らく携わってきた営業強化コンサルティングのほうでご縁を持てそう。
「実践営業論」の授業が勉強に留まらず、実務へつながっていく。
こうしたつきあいの広がりは社会人大学院ならではであり、心より感謝したい。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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