身を削り、身を潜めて“嵐”の通り過ぎるのを待つ。
今回の不況は、消極的なやり方で絶対に乗り切れない。
そんなに甘くない。戦後最大級!
正面から立ち向かい、大胆な「変革」に挑むところだけが生き残りを許される。
それを先延ばしするほど経営が苦しくなることに社長は気づかなければならない。

大変なときは、つぶれる企業だらけ。
ゆえに、自社が持ち堪えられるなら大きな「残存者利益」を手にすることができる。
ライバルの市場、顧客、売り上げ、シェアなどを何の苦労もなくいただける千載一遇のチャンスである。
場合により会社ごとタダ同然で丸呑みできるかもしれない。
思わぬ業容拡大が図れる。
それはチャレンジのご褒美。

年明け、年度明けと、景気後退は一段と加速し、闇はどこまでも深くなる。
こちらから果敢に打って出なければ、受注や販売が半分以下に落ち込む可能性がある。とくに製造業が深刻。
とはいえ、好況期の考え方ややり方は通用するはずもない。
経営、マーケティング、事業、商品、営業…。
社長は何もかもこれまでと逆にするくらいのつもりで、大ナタを振るうしかない。

いよいよ日本は厳冬に突入。
身をかがめてじっとしていると、凍死しかねない経済情勢である。
社長よ、変革をためらうな。
1日延ばすごとに確実に自分の首が締まる。
大きく変えられるのは、大変ないま。

                       ◇

少し先の話になるが…。
私は経営コンサルタントして、名古屋と大阪で社長や取締役など経営トップを対象にした講演会を行う。
主催はいずれも三菱UFJリサーチ&コンサルティング。日本最大の三菱東京UFJ銀行グループのシンクタンク。
年明け2月は景気が厳冬状態のはず。
受注低下、販売不振は一段と深刻化していよう。
演題は「営業強化・収益向上・不況克服、12の鉄則」
テーマは「景気に左右されない営業の構築」。
悩める社長は、営業見直し・テコ入れのヒントがかならず得られるので、ご参加いただきたい。

ちなみに、は年末年始休暇を返上し、都心のホテルで「個別経営相談」に応じる。
大晦日と三箇日も休まない。事前予約制
どうか経営革新・再生を果たしていただきたい。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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