知らなかった…。
クリスマスが終わっていた。
私にとりクリスマスとは「イブ」。
気づいたのは、きのう。取り返しがつかない。
外で食事も楽しまず、自宅でケーキも食べていない。
後の祭。

私は昨夜、横浜・関内のSBI大学院大学(MBA)「実践営業論」の授業の収録を行った。
大炎上! 大爆発! 大噴火!
レンズに向かい、怒鳴りっ放し。
かれこれ十余年にわたり公開セミナー企業研修で指導を行ってきた「提案営業」なので、即興でも2〜3日は話せる。
生意気を言えば、十八番(おはこ)
しかし、私は1時限の講義の準備に4〜5日、60〜80時間はかけている。
真剣な学生の期待に少しでも応えたいのだ。
その学生は、社長経営幹部が中心。

提案営業は観点により「ソリューションセールス」「コンサルティングセールス」などと呼ばれ、非常に奥深い。
その魅力と真髄を余すところなく伝えるのが使命だが、とても骨が折れる。
ポキッ。
しかもは欲張りだから、エンターテイメントとエデュケーションを融合させたい。
どうせなら学生に楽しく学んでもらいたいのだ。
平たく言おう。
「面白くてためになる」講義を目指している。

それゆえ、秋口から全15時限の授業の準備に忙殺されてきた。
寝不足、寝不足、寝不足・・・。
そして、年末が近づくにつれ、いよいよ追い込まれてしまった。
川柳20081224-01とくに今週はすっかり心の余裕を失っていた。
我に返ったとき、TBSで小田和正が歌っていた。
あらら…。

私は髪が伸び放題。
でも年だから、てっぺんが薄く、周囲がボサボサ。
出来損ないのカッパみたい。
はたしてバーバー(床屋)に行けるのか。
年末年始も経営トップを対象とした個別経営相談などで目が回りそう。
製造業の社長がかなりの比重を占める。
テーマは、営業の緊急テコ入れにより受注低下、販売減少に歯止めをかけること。
年明けに一段と深刻化する大不況を乗り切るのは容易でない。

                       ◇

ところで、この「実践営業論」をより実践的にアレンジし、「MBAソリューションセールス研修」として一般企業で実施することにした。
営業現場で即役立つワークショップとロールプレーをふんだんに散りばめている。
受講者が現実の営業活動、それもビッグディール(大型案件)を絡めながら学ぶ。
自社や自部門の稼ぎ頭となるソリューションスペシャリストを養成する。
あるいは、ソリューションマネジャーを育成する。今日の営業管理者は部下へ提案営業を指導できなければ務まらない。

Copyright ©2008 by Sou Wada

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