経営と人生の名言0151不況だからだろうか?
きのう「ラーメン番組」をやっていた。
テレビ東京。
あちこちで放映されていたラーメンものが画面からしばらく姿を消していた。
好況期には世間の関心が薄れてしまうのか。
私は例により、ながら視聴。しかも一部のみ。
再建屋雑記帳0576内容はほとんど分からない。
だが、ラーメンをつくることの厳しさが伝わってくる。

私は食べ物に無頓着。
グルメでなく、まして“ラーメンおたく”でない。
いくらおいしいという噂を耳にしても、行列する気は起こらない。
再建屋雑記帳0577食を語る資格がないのかもしれないが、料理のなかで「ラーメン」が一番難しいと思う。
日本人はその味に対して容赦がない。
なぜあそこまでうるさいのだろうと、つくっている人に同情したくなる。

客により味の好みはまるで違うが、名の知れた店はどこもそれなりにおいしいはず。
経営◇勝ち残りの条件2主の苦労は並大抵でない。
例えば、チャーシューや卵。
素材にこだわり、味付けにこだわる。
ゆえに具材も素晴らしい。
再建屋雑記帳0578しかし、あくまで私の場合だが、仮にどんなにうまいとしても食べたいのはそれでない。
私がラーメンでもっともおいしさを感じるのは、麺とスープである。
たった2つしかない。
恐ろしくシンプル!

再建屋雑記帳0579こうしたなかで、これまでにない“おいしさ”をつくらなければ見向きもされない。
だが、世間には星の数ほどラーメン屋がある。
私がつくり手なら絶望的な気分になる。
それも一流と呼ばれるには、感動をともなうおいしさを提供しなければならない。
しかも千円は超えられない。
厳しさを通りすぎ、条件は過酷としかいいようがない。
やはり、料理で一番難しいのは「ラーメン」。

再建屋雑記帳0580私が暮らす港北ニュータウンには「くじら軒」「老麺魂」という名店がある。
どちらも自宅から徒歩で遠くない。
最寄りのセンター北駅ビル「あいたい」の3階には「ラーメン甲子園」もある。「麺屋空海」などが入る。
醤油らぁ麺また、「新横浜ラーメン博物館」があり、そこに佐野実「支那そばや」も入る。
それらはすべて主の「一途(いちず)」から始まり、今日に至っているのでないか。
永続性のある一途をラーメンに持てることが驚き。

このブログで述べたが、佐野実の醤油らぁ麺は哲学の味がした。極めるとこうなってしまうのかと納得させられたもの。

再建屋雑記帳0581人気のラーメン屋でも、主がちょっと気を抜いた途端に忘れ去られる世界である。
味がきわめてデリケートな証拠。
しかし、守りに入ったらお仕舞い。
難しい。
人生のすべてをラーメンに捧げる覚悟がないと、名店でありつづけることができない。
狭いドンブリが己を表現する唯一のメディア。

再建屋雑記帳0582番組の感想。
それがたとえ、どんなに狭い世界でもよい。
自分の肩幅や歩幅ほどの・・・。
そこで頂点を目指そうとすることが人に生きる勇気と誇りを与える。
「参りました」。
私はラーメンが無性に食べたくなった。

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