昨秋以降、私は社長を対象とした「個別経営相談」に力を注いできた。
驚いたことに、5〜8割は中小・中堅・準大手の製造業で占められる。
経営と人生の名言0205聞けば、仕事がないと言う。
2〜3割減は当たり前で、半減も珍しくない。
尋常でないのは、地方の中小・中堅の部品メーカーなどの落ち込み。5〜8割減も…。
この状態は年明けも変わらず、年度明けも続こう。

小さな都市では、そこが唯一の働き場所だったりする。
中堅クラスだと、長らく名門とされたきた。
地元に貢献しながら通勤費などを圧縮するため、大多数を市内から採用している。
再建屋ノート4現下の大不況で工場の稼働が止まっている以上、パート従業員の解雇に踏み切らざるをえない。
そうでなければ、会社がつぶれる。
しかし、狭い地方都市では、その人がご近所どころかお隣さんだったりする。
クビを切られる側は生活が壊れかねないが、クビを切る側も断腸の思い。
私はいたたまれない話を幾度も聞かされてきた。

拡販キャンペーン型・提案営業研修昨晩のNHK番組「クローズアップ現代」によれば、小学校では保健室を病院代わりに使う児童が急増している。
親が風邪でも学校へ行かせるのだ。怪我でも…。
学校が見兼ねて親に電話を入れても、そのまま保健室に寝かせておいてくれ。
病状が悪化し、医者に担任が連れていき、親が駆けつけても医療費を払えず、学校が肩代わり。
経営教本2こうした小学校は製造業が集まる地域に目立つとか…。
リストラが主因だろう。

授業料の滞納、さらに給食費の滞納が問題になっているが、これはそれより深刻である。

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