私は新設間もないSBI大学院大学で講師を務めている。
わが人生0460大学を例に引くまでもなく、学校のブランドづくりには相当な歳月を要する。
まったくこれからのMBA(社会人大学院)といってよい。
教育機関が置かれている経営環境は厳しいが、たくましく育ってもらいたい。
むろん、私も微力を尽くす。

わが人生0461さて、自分で言うのも何だが「教育者」の端くれ。
実学重視との趣旨で声をかけていただいたとき、使命のようなものを感じてわくわくした。
だから、条件面は何一つ尋ねることなく、ボランティアのつもりで引き受けた(無料でない)。

40代前半、日本経済新聞社や産能大学などから「企画」に関わる著作を立てつづけに刊行した。
その際にも話が持ちあがったが、私の事情で叶わなかった。
最近にもあったが、地理的な条件などで難しかった。

わが人生0462私がSBI大学院大学の要請を受け入れた理由はいくつかある。
例えば、地元の横浜・関内。和田創研にとりきわめて重要な顧客のすぐそば。
一番大きいのは、年齢的なもの。
日本の将来を担う人たちに何か伝えられるのでないかという思い。
しかし、本業、つまり収入をあまり犠牲にできない。

営業変革講演なるべく近場でと考えていたので、通信制授業のMBAはぴったり(収録も関内)。
学校もネット講義も初挑戦だった。

私は昨年度の後期から携わったものの、学生の反応が見えないため、講師に大きなストレスが残ることが分かった。
そこで、新年度を迎えるに当たり、MBAの事務方に対し、教室での特別授業と学生とのディスカッションを無償で行うと申し入れた。
学生は経営層が中心であり多忙を極めるが、希望が寄せられるなら喜んで…。
SBI大学院大学《資料請求》私が受け持っているのは「実践営業論」である。
特別授業は「営業」をテーマとするが、その後のディスカッションは「起業」を絡めたい。
営業と起業について考えを深める場になり、さらにビジネスが生まれるきっかけになれば嬉しい。

SBI大学院大学では先週土曜日から前期の過程が始まった。

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わが人生0463私が十余年にわたって行ってきた講演公開セミナー企業研修は、経営トップや営業幹部を含めた社会人が対象となる。
その点で、MBAでの講義に違和感はなかった。

いつか、私にとり未経験の、大学生を相手としたナマの授業を行ってみたい。
営業部門に配属される新卒も多いのだから…。

わが人生0464最終的には、大学、大学院、MBAのすべてで「営業学」の指導を経験できればと思う。
私が目指す営業人と営業職の社会地位、社内地位の向上にもつながろう。

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