日本も豚インフルエンザの感染が拡大しそうな気配である。
神戸に次ぎ、大阪も騒がしくなってきた。
前者の8名は確定、後者の8名は濃厚。
全員、渡航歴がないというから厄介である。
つまり、だれかに国内でうつされた。
彼らは普通に暮らしていたわけで、大勢と接触したことになる。
豚インフルエンザはいまのところ季節性インフルエンザと毒性が同じくらいで、またタミフルが効くというので、冷静に受け止めるべきだろう。

ただし、政府の対応は難しい。
接触者の限定は不可能では?
仮にそれができたとしても膨大な人数に上るはず。
接触者の隔離は不可能では?

私は土曜日の深夜に博多から「のぞみ」で戻ってきた。
中洲では半年でクラブなど3百店が閉まり、タクシーはやっていけないと、運転手にこぼされた(真偽は不明)。
どんどん景気が悪くなっているらしい。
新横浜でも運転手に同じ話を聞かされた。
景気の街角指数と実感には大きな隔たりがある。
私などは真綿で首を絞められている気がする。

感染拡大が現実になり、厳戒態勢が敷かれるようなことがあれば、経済活動だけでなく社会活動まで停止してしまう。
現下の大不況で体力の弱り切っている零細・中小などの企業や店舗のなかには倒産に追い込まれるところも出てこよう。
私は、豚インフルエンザへの過剰反応のほうが怖い。
人の集まりが避けられるので、講師は飯の食い上げ。
繁華街は閑古鳥が鳴く。
そうだ、衆院選も先送り。



ところで、私はだいぶ前にブログのストックが底を突いた。
このところ時間をほとんど割くことができない。
自分の思いや考えをまとめる機会になっていたので、残念。

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