私が講師を務めた「提案営業セミナー」「営業変革トップセミナー」に寄せられた受講者の感想を紹介したい。
ただし、ごく一部。

1人目。
40代・男性、情報システム、営業・マネージャ。
「いままでは、自社にできること(商品など)を「いかにお客さまに適用するか」しか考えていなかった。
したがって、その範囲を少しでも超えると無理と決め付けていた。
受講した結果、お客さまの課題を解決するには、積極的にはみ出して考える必要があると思った。
それが、自社にとってもノウハウなどの拡大につながる。
正直、実践するには勇気がいるが、まずは自分の意識を変えたい」。
一番印象に残った言葉は「顧客が望んでいるのは、商談でなく相談」。

2人目。
50代・男性、部品メーカー・部品商社、常務取締役。
「先生から途中で帰るなと言われ、じっくりと拝聴。
丸一日、ショックの連続でした。
自分の営業観がいかに古臭いか、またいまに通用しないか、悲しくなるほど思い知らされました。
先生は要点を明快に、しかも噛み砕いて説明してくださいましたので、とても分かりやすかったです。
十分に納得しました。
しかし、あまりに衝撃が大きく、少し頭を冷やしてから振り返り、自社の営業にどのように落とし込んでいけるかを考えたいと思います」。
一番印象に残った言葉は「私の講演は途中でどんどん参加者が帰っちゃう(きょうは一人も帰っていないはずです)」。

3人目。
30代・男性、製造業、営業企画課長。
「営業は勉強しないとうまくいかないと、はっきり理解できました」。
一番印象に残った言葉は「提案営業とは、自分ができないレベルの営業活動に挑戦すること。それにより失敗しても、自分を積極的に評価せよ」。

4人目。
40代・男性、製造業、営業・支店長。
「自分がいかに顧客を知らずに営業活動を行っていたかを、講師からいやというほど思い知らされた。
また、自分の営業は作業にすぎず、仕事になっていなかったことに気づかされた」。
一番印象に残った言葉は「顧客理解とは、課題の明確化」。

5人目。
50代・男性、商社、部長。
「和田先生が言われている提案営業の考え方は十分に分かるし、正しいと思う。
講習会内では理解できたような気がしているが、実践に活用するには今後のテクニカルな講習が必須と思う」。
一番印象に残った言葉は「営業マンをやめろ」。

6人目。
50代・男性、製造業、代表。
「感動!の一言です。
これほど中身の濃い講演は初めてです。
地方から足を運んだ甲斐がありました。
数年来、とくにこの半年ほど営業がうまくいかず、ずっと苦しんできましたが、かすかな光が差してきた気がします。
私自身の営業に対する認識の低さが、当社の営業をダメにしてしまったこともよく分かりました。
とにかく理解しやすい内容でした。
ありがとうございました」。
一番印象に残った言葉は「私は頭が悪いので、子どもでも分かる話しかできない」。

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