私は出張で飛び回っており、いつもパラゴン社の「パスファインダー」を引き連れている。
職人系の仕事は概して持ち物が多くなる。
わが人生0485私は世界的なブランドも試した末、このソフトタイプのキャリーバッグ(トローリー)にたどり着いた。
旅行でなく“出張”に絞り込んだ性能の追求が、他社のスーツケースとの決定的な違い。
なお、パスファインダーとは「先駆者」「開拓者」。
それ以来、パスファインダーは職業講師としての私のプライドになった。
ところが、徹底的に使い込んだせいで修理が不可能なほど痛み、ついに寿命を迎えた。
ここまでは、先日のブログで述べたとおり。

さて、この記事を目にしたマイウィズリが即座に購入を決断した。
私は正直、冷や冷や。
わが人生0486使用頻度にもよるが、“十年物”の買い物である。
また、商品力からすればリーズナブルなのだが、決して安くない。

人(職務内容)によりラゲッジは使い勝手がまるで異なる。
現物で確かめないのは危険!
とはいえ、店頭に商品がほとんど置かれていない。
ウェブショップに親切な写真と解説を載せているものもあるが、それでも一度は現物を手にしたい。
とりわけパスファインダーの最大の持ち味である多様なポケットは、写真ではっきりしない。
わが人生0487マイウィズリはとりあえず気に入ってくれたようで、私は胸をなで下ろした。
氏から丁寧な報告が寄せられた。何と律儀か。

ところで…。
私は、これまでと同一モデルの進化版を「地球の歩き方」で買った。
「パスファインダー レボリューションXT DAXトロリー」。
サイズもスーツバッグが付く22インチと変わらない。

わが人生0488私は商品が届いて言葉を失った。
雑多なアイテムを詰め込んでいたポケットが減っていた。
確かに、大幅な軽量化は図られている。
また、かなりコンパクトになりながら容量は保たれている。
拡張時は容量が増えている。
車輪や持ち手など、よりしなやかで丈夫になっている。
転がすと、一段とスムーズである。
あちこちに改良の跡が見られる。

しかし、ラゲッジの内側に左右のポケットのほかにあった天地のメッシュポケットがなくなっていた。
わが人生0489私はむしろこちらのほうが重宝していた。
地のポケットには折り畳み傘や酸素ボンベなどが、天のポケットには薬品などがうまく収まった。

さらに、外側の最大のポケットのなかに2つの小さなポケットがあり、とても便利だった。
1つには栄養ドリンクなどが、もう1つにはマウスやマウスパッドなどがすっぽり収まった。
これがなくなっていた。
その代わり、取り外し可能な薄っぺらなビニールケースが1つ付いている。

進化版では、私がもっとも使っていた計4個のポケットが消えた。
どういう意図なのか分からない。
ただし、外側の裏面にポケットが1つ増えたが…。
要は、厚みのある雑貨が入れにくくなっている。
わが人生0490私にとり、残念な結果。
ラゲッジの外側と内側に、大方の用途に応えるポケットを持つ昔のモデルは突出して使い勝手がよかった。

だが、パスファインダーに対する私の基本的な評価が損なわれたわけでない。
実際、商品力は図抜けている。
とくに機能性(実用性)が、そして耐久性も素晴らしい。
雑多な商売道具を道連れにしなければならない職人系のビジネスパーソンには、最高のトローリーといえよう。
仕事ができる人は皆、バッグにこだわる。

Copyright (c)2009 by Sou Wada

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