ニュース報道などによれば、今回の衆議院議員選挙は自民党に強い逆風が吹いている。
大物議員さえ、予断を許さない情勢らしい。
はたして“民意”はいずれに?
自民党に別れを告げるのか、それとも自民党に灸を据えるのか。

党内からも「自民党が変わらない限り、追い風は吹いてこない」といった趣旨の発言が相次いだ。
まったくそのとおり。
国民は、従来の延長線では日本はもうやっていけないと感じている。
年々、社会の活力が失われ、暮らしの水準が悪くなる。
現状はどん詰まり!
日本社会を特徴づけた“中流階級”が崩壊してしまった。
モラルも後退…。
民主党への政権交代を阻止しようとするなら、自民党が本気で変わってみせるほかにない。
また、自民と民主の攻防に埋もれて印象が薄れ、議席を減らしそうな他の政党も必死である。

・・・私は当然、各党は渾身のマニフェストを示すと考えていた。
何せ国民は疲弊し、それ以前に将来に希望を見出せない。
生きていて、これほど無力なことはない。
当面に重きを置いた個々の政策もさることながら、どのように日本の再生を図っていくのか骨太のシナリオが描かれる、と。
しかし、日本のビジョンと将来像を掲げたものが一つとして出てこなかった。

各党のマニフェストの根っこは同じ。
思想なし、思惑のみ。
「あなたにカネをあげるから、わが党に投票してほしい」。
つまり、カネで1票を買う。
これを候補者が行うとつかまるが、政党ぐるみでやるとつかまらない。
よかった、よかった。
空前絶後のバラマキ合戦!
日本のセンセーの「志」はこの程度なのだ。
手練手管を尽くし、国民に“媚び”を売ることしか知らない。

私はわが子を含め、次世代が心配だ。
「よい日本を手渡ししたい」。
マニフェストで判断を下そうとしていた私の意気込みは、完全に肩透かしを食らった。
有権者もきわめて難しい選択を強いられる。
恐らくベストは、一人も投票に行かないこと。
ならば、日本の政治を劇的に変えるエポックになる。
猛省する政治家だって何人か現れるかもしれない。

◆書き加え1
テレビ番組などで「党首討論」が行われている。
与野党問わず、真面目な顔で、今回は日本の未来を決める選挙だとの主張を繰り返している。
冗談はたんと休んでから言え。

ならば、国家としての骨太のシナリオと将来的な全体像を示さなくてはならない。
もっとも困難だからこそ、全力で行うべき。
それを放棄したら、もう「政党」と呼べない。
マニフェストが選挙時の票集めのための方便や道具にしかなっていない。

この国の政治家は所詮、自分の“当落”にしか関心がないのだろう。
日本は滅びる。

◆書き加え2
選挙に勝たなければ、政権を担えないのは確か。
それでも、各党は自らの利益に捉われすぎ。
目線の先は、「投票日」。
これを国民不在という。

いまの社会の混迷は簡単に解消できない。
百年と言わない。
十年、二十年、三十年…。
次世代の利益を第一に考えよ。

◆書き加え3
世襲は国会議員の“天下り”のようなもの。
既得権益の留保。
全面禁止すべき。
世襲制限などと、マニフェストは甘くて話にならない。

この国の再生に命を賭す人にしか政治家になってほしくない。
構造改革の本丸は官僚の既得権益の打破だが、そのためにはまず国会議員が襟を正さなければならない。

◆書き加え4
「みんなの党」。
凄いネーミングだ。
真剣なのか、やけくそなのか?

ちょっと気になるので、調べてみよう。

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