20日のブログ「新聞が消える、宅配がなくなる」で、新聞社の経営の厳しさについて触れた。
それは首都圏の駅売り中心の夕刊紙でも同じようだ。
創刊60周年の「内外タイムス」が来月から紙名を「REAL SPORT(リアルスポーツ)」に変更する。
略称「リアスポ」。
ウィキペディアによれば、読者はおもに低所得の勤労者層。
芸能、プロレス、ギャンブル、エロなどに強い。
発行元の内外タイムス社は、1993年に倒産を経験している。

年配者は覚えがあるだろうが、昔は「日刊カンコー新聞」とともにかなりの部数を誇った。
が、いまは・・・。
内外タイムス社は、紙名変更をきっかけに紙面の刷新と販売のテコ入れを図れるのか?

ところで、勤め帰りの電車で「夕刊フジ」や「日刊ゲンダイ」に見入るサラリーマンの姿もずいぶん減った気がする。

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