私が講師を務める、インターネット授業の「SBI大学院大学」(横浜メディア・ビジネスセンター6階)。
わが人生0504通信制のMBA(社会人大学院)である。
ここで、私は「実践営業論」を指導している。
コンテンツは、私自身の体験と、私が理事長を務める「NPO法人営業実践大学」で学びつづけたトップセールスパーソンの事例に基づく。
私の信念、「コンサルティングセールス」の思想と「ソリューションセールス」の技術を叩き込む。
とはいえ、学生に教えるのでなく、学生に考えさせる。

さて、私は先日、半年に1回訪れる「実践営業論」最大の課題の採点に取り組んだ。
わが人生0505各人が現実の有力顧客に対して大型案件(ビッグディール)を仕掛けた際のツール、つまり「プロポーザル(提案書)」の優劣を定めなくてはならない。
いわば本講義の“修了試験”に当たる。
これが実に骨が折れる。
それ以前に気を遣う。
なぜなら、この採点を踏まえて成績を決定するからだ。

MBAソリューションセールス研修私は職業人生でもっとも大切なのは困難な仕事に立ち向かうことであり、そのために粘り強く学ぶ姿勢だと考える。
忙しく働きながらさらに学ぼうとするMBAの学生に対し、大きな尊敬の念を抱いている。
わが人生0506許されるなら、点数などつけたくない。

学生と呼んだが、社長や役員として成功した人、高学歴を持つ社会人が中心である。
明治大学中退の私が、自分より上の彼らを評価するわけだから、汗だく。
もちろん、冷や汗・・・。
気が重く、逃げ出したかった。
明治大学中退の鏡、北野武(ビートたけし、立川錦之助)も私の気持ちを分かってくれるはず。

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