クルマは止まっているもの。
言われてみれば、そうかもしれない。
私は、クルマは走るものだと思い込んでいた。
常識の盲点・・・。

クルマは走行途中の信号待ちや停車もさることながら、駐車場にほとんど止まっている。
いや止まりっ放し。
ならば、この時間を活用することにより、いろいろ行えそう。
オーナー(ドライバー)はさまざまなサービスを受ける時間を奪われなくて済む。
そのために順番を待つ時間もなくなる。
大規模な駐車場ビジネスにとり付加価値創出のビッグチャンスが訪れようとしているのかもしれない。
駐車場はサービスステーションへ?

政府による景気刺激策(エコカー補助金)の追い風もあり、トヨタプリウスとホンダインサイトは販売が絶好調。
新車販売ランキング2009年のベストテンは顔ぶれががらりと変わりそう。
不況下での驚きは、レクサスHS250hも好調。
こうしたハイブリッド車に、まもなく「プラグイン方式」が加わる。
最近よく耳にするのは、電気自動車(EV)。
また、トヨタは、豊田章男社長が2015年までに燃料電池車を市場投入すると言い切った。

私のような素人にも、クルマメーカーの技術競争・新車開発の動向から、ガソリンの消費量が激減することが容易に推察できる。
ガソリンスタンド(GS)、サービスステーション(SS)はあっという間に廃業や倒産に追い込まれる?
となると、幹線道路は風景が一変。
ガソリンスタンドとして立地がいいからといって、駐車場ビジネスにも適しているとは限らない。
何かの店舗、あるいはマンション…。
それを果たせなければ、駅前商店街のようにシャッターを下ろすしかない(実際はシャッターがない)。
大型のGSやSSを数十個所以上展開するスーパーディーラーは厳冬の時代を迎える。

いまはコストでしかない複合商業施設の駐車場が近い将来、カネを生むようになる?
将来的には大型スーパーの駐車場などにも広がるのか。
GS、SSが消える日が迫っている?
約10年後の2020年に生き残っている店舗はどれくらいか。

余談。
ガソリン車の下取り価格が大幅に下落しそう。
例えば、3年後の2012年に相場がどうなっているか想像もつかない。

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