日本海庄や八重洲店。
私たちは飲み放題コースで酔いが回り、言い放題コースになってきた(といっても上野政巳氏と加東仁氏は酒が強い)。
第45回衆院選投・開票日の翌々日であり、当然のように話題が政治に及んだ。
集まったのは中小企業の経営層なので、民主党への政権交代の良し悪しは別にし、経済面の先行きに対して不安を抱く声が少なくなかった。
私は中休みしていた「個別経営相談会」を9月から再開するが、恐らく中小・中堅企業の社長から同様の話が持ちあがるのでなかろうか。
皆、ぎりぎりの状態で会社を回している。

20090906私は直観にすぎないが、経済にマイナス、暮らしにプラスと考える。
むろん、中長期的には国家の繁栄なくして国民の幸福はないはず…。
ここ何年かは、壊れた生活の修復を最優先すべきだと思う。
民主党政権にあれもこれも期待するのは欲張りすぎ。

例えば、街の掃除をしばらく放っておくと、風土まで荒廃してしまう。
それは政治でも…。
“官僚丸投げ”の状態が十年続けば既得権益がはびこり、腐敗が進むのは必然である。
半世紀を経て、日本の大掃除が行われようとしている。
ときの政権によりそうした試みが幾度かなされたが、門をくぐる前に、あるいは門をくぐった直後に迎え撃ちにあって命を落としている。
障壁は幾重にも張り巡らされており、本丸に辿り着けるかどうか分からないが、その扉をこじ開けるだけでも歴史的な意義があろう。
やりたい放題の抑止力として働く。

ところで…。
酒盛りの場で、昨今の政治家に対する失望の声が相次いだ。
昔、使命や責務を全うした政治家はたいていスッカラピンになっていた。
貧乏、極貧、赤貧…。
だれかが「国家や国民のために散財する政治家がいなくなった」と嘆いた。
私は「清貧」という言葉を思い出していた。
広辞苑によれば、「私利を求めず、行いが正しいために、その生活が貧しいこと。」。
この話と次元はまるで異なるが、正社員になれず、嘱託やパートとして高齢まで働きつづけた両親がそうだった。
私は、母が認めた毛筆の色紙を手元に残している。

いつからか政治家が職業になってしまった。
いや職業でなく“商売”になってしまった。
それも、とても楽でおいしい稼業?
だから、世襲を望む子どもが後を絶たない。

私はこのブログで先だって述べた。
「親の苦労に身近で触れ、子どもが政治家だけはなりたくないと思うのが正しい姿である」と。

Copyright (c)2009 by Sou Wada

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