私は10日のブログで、渋谷駅で乗り降りする女子中高生など、若い世代のファッションが地味になったことに触れた。
還暦間近の人間なので、渋谷といえば「ギャル」、ギャルといえば“奇抜”という固定観念を持っていた。
彼女らの変貌振りにおおいに驚いた。

私は10日のブログで、その理由を社会情勢の悪化にともなう彼女らの生活観とライフスタイルの堅実化に求めた。
が、ひょっとしたら昨秋来の不況の前にすでに若い世代のファッションは変わっており、私が単に気づかなかっただけでないかという思いもあった。

また、私は昔、マーケターの端くれだった。
そもそも経済的な要因だけで若い世代のファッションが変わることが考えにくく、業界のトレンドや事情の変化がありそうだという思いもあった。
彼女らにとってのオピニオンリーダーの影響力も少なくなかろうと…。

私はこのところバタバタの状態で、ブログがきわめて雑になっている。
しかも、ファッションに関して無知。
調べる手間もかけられず、調べる術もなく、何となく書いてしまった。

私のブログを見兼ねたのか、その道に詳しい方がコメントを寄せてくれた。
以下にかいつまんで紹介したい。
タイトルは、「女子高生ブランドの崩壊」である。

私は女子高生ブランドの崩壊が原因と考えています。
90年代、コギャルと呼ばれる女子高生がブームになり、それに合わせて109ブランドが乱立しました。
しかし、某ハイビスカスマークで一世を風靡したブランドが倒産。
その間に勢いをつけたのは原宿ファッション。
再生した某ハイビスカスブランドは、デザイナーが変わり、原宿ファッションとして生まれ変わりました。
その直後からギャル達は109内で2、3位の人気を誇っていたクール系、お姉系と呼ばれる“おとなしい服”しか選べなくなりました。
かつては派手さを追い求めることが女子高生ブランドの付加価値になっていましたが、モデルやタレントが自らのライフスタイルを通じて読書や脱ギャルを勧めたことで終息に向かっています。
そもそも1位の会社が倒産した原因は、値段の設定と偽物の存在なので、一部不況が影響していたのは確かです。

以上。
このコメントのおかげで、私はその理由がぼんやりと見えてきた。
主は「桃」さん。
感謝したい。

しかし、悲しいかな、私は109ブランドとか、某ハイビスカスブランドとか、原宿ファッションとか、それすらも皆目分からない…。

Copyright (c)2009 by Sou Wada

a href="http://blog.with2.net/link.php?492499">人気ブログランキング←応援、よろしく!