9月に入り大手企業の経営危機が相次いで表面化している。
特徴は、非製造業へ破綻が広がりそうなこと。
再建屋雑記帳0780製造業は景気回復が鮮明になっているが、サービス業と流通業はむしろ悪化が加速しているということはないか。
講師やコンサルタントとして社長に接する機会が多いは、そうした実感を持っている。
経営者の苦悩と疲労は深まるばかり。
昨秋来の真っ逆さまの景気降下は乗り切ったものの、その後も業績が戻らず、真綿で首を絞められるような状態が続いた。
脳裏に「倒産」の二文字がちらつき、それを懸命に打ち消す日々…。

下期に入り大手流通業の経営危機が深刻になるのでないか。
客数も客単価もガタ落ち。
店頭価格を下げても、消費者が手を出さない。

再建屋雑記帳0781大手がぎりぎりで凌いでいるくらいだから、中堅・中小・零細は経営が崖っぷちまで追い詰められている。
年末、年度末へ向け、資金繰りが行き詰まるところが続出しそうだ。

私が暮らす横浜も“街角景気”はかつてないほど冷え込んでいる。

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