横浜市営地下鉄ブルーラインのセンター南駅近くに「TORAZO(トラゾ)」というスナックがある。
周辺はもとより、港北ニュータウンに根強いファンがいる。
実は、店の率直な評価をもっとも聞かされるのは仕事柄、タクシーの運転手だ。
「客に尋ねられると、安心して勧められる」。

以前、センター南駅前にあった「ブルーシャーク(途中でブルーに変更)」のママを任されていた葵(あおい)が数年前に立ちあげた。
店の名前「TORAZO」は、ママの愛猫「寅蔵(表記は不明)」から取ったとの噂を耳にしたことがある。
飼っている猫でなく、囲っている男の名前では?
それは私の勘違いのようだ。
なお、「トラゾー」と延ばすと、ママに叱られる。
あくまで「トラゾ」であり、しかも「ト」にアクセントを置くのが正しい。

「トラゾ」は、店の入口がとても分かりにくい。
私が初めて店を訪ねたとき、途方に暮れ、しばらく周辺をうろついた。
センター南駅の真下(ガード下)にマクドナルドがあり、そこから32秒程。
至近距離。
食べ物のおいしい居酒屋「よういち流」の店内に入り、階段で地下1階へ。
そこが「TORAZO(トラゾ)」。
つまみは「よういち流」から取り寄せ。
同店のメニューから選べるので、品数も豊富、値段も手頃。
腹を満たしながら酒を飲める。

ところで、たまプラーザなどを含め、この辺り一帯は飲み屋がかなり減った。
キャバクラもさることながら、スナックが姿を消した。
「TORAZO(トラゾ)」は、葵ママの魅力と頑張りもあって優良客が多く、不況を乗り越えて営業を続けている。
もともとスタイル抜群のママだが、年齢とともにいくらか贅肉がついた。
切ない表情で大きなマイクを握り、なぜか腰を振りながら歌う、中森明菜のカラオケはなかなか。
むろん明朗会計であり、私はあの値段でよく店を維持していけるものだと感心してしまう。

私が見るところ、スナックは経営が難しい。
1年から3年くらいは何とか回していけても、継続させるのは至難。
いわゆる“常連客”を育てられないと、売り上げの基盤ができない。
だが、そうした客と馴れ合いが生じると、店の空気が次第によどんでくる。
末期症状…。
店を持たせるのも常連だが、店を潰すのも常連である。
客との“距離”の保ち方が急所!
葵ママは都心のクラブなど水商売の経験が長いだけに、サジ加減はお手のもの。
また、女性は人生経験が豊か。
基本はフレンドリーだが、適度な緊張感を持たせている。

「TORAZO(トラゾ)」は原則として土曜日と祝日も営業を行っている。
地元の方が一人で、あるいは何人かでくつろいで楽しむには打ってつけの夜の遊び場(ナイト・レジャー・スポット)。
港北ニュータウンでもスナックの祝日営業は珍しい。
ぜひ「トラゾ」を探してほしい。
私は、比例代表は「みんなの党」に投票した。
「トラゾ」は中川〜センター北〜センター南〜仲町台で働き、暮らす人々の「みんなのスナック」である。
投票は現金でもカード(JCBなど)でもOK。

初めて行くときには、電話で営業日と営業時間ほかを確かめよ。

Copyright (c)2009 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!