大相撲秋場所千秋楽は朝青龍が14勝1敗で優勝!
私は深夜のスポーツニュースで知った。
再建屋雑記帳0803本割での白鵬の鋭い立ち合い、一気の攻め込み。
優勝決定戦での朝青龍のなりふり構わぬ食い下がり、豪快なすくい投げ。
両横綱の意地と力が激突して見応え十分、素晴らしい取り組みだった。
白鵬は初場所と同じ展開で、苦杯をなめた
結びの大一番は、史上2番目に多い50本の懸賞がかかったらしい。
それに恥じない内容で、両国国技館を埋め尽くした観客は酔いしれたはず。

朝青龍の優勝は4場所振り通算24回目。
憎たらしいほど強かった北の湖に並ぶ、歴代3位の記録。
再建屋雑記帳0804大横綱!
ワープロの変換でも一発で「朝青龍」と出る。
私はもっと長い間、優勝から遠ざかっている気がしていた。
よほど嬉しかったのだろう、投げの勢いで土俵に転がりながら軽くガッツポーズ。
高砂部屋の打ち上げパーティーで、記者団を前に「やっちゃいました」とお詫び。
師匠の高砂親方にとがめられたのか、文句あるかの本音を神妙な表情で隠した。
これこそが朝青龍を大横綱に押し上げた原動力!

表彰式では、何でも腰を痛めていた鳩山由紀夫首相が初めて内閣総理大臣杯を渡した。
しかも、朝青龍の29歳の誕生日。

再建屋雑記帳0805私はへそ曲がりなせいか、皆からこき下ろされている人を応援したくなる。
憎まれ役の朝青龍が強くなくては、大相撲は盛りあがらないぞ!
ただ、年齢的な衰えもあり、白鵬との実力差はかなり開いているとの印象を、私は持った。
いい意味でも、「二度あることは三度ある」。
同じ展開で、九州場所も勝ってしまえ!
私は白鵬も大好き。
ホント、申し分ない横綱だ。

…きのう、千秋楽で横綱同士が優勝を争った。
二人はモンゴル出身。
再建屋雑記帳0806日本人力士が不甲斐ないのか、大相撲が世界的なスポーツになったのか。
ここは前向きに考えるしかない。
が、栃若時代、柏鵬時代、輪湖時代を知っている私は、正直さみしい。

◆書き加え1
このブログはきのうの深夜の執筆。
朝方、朝青龍は勝ち名乗りを受けた後に観客席へ向かって両腕を高く突き上げたとの報道に接した。
土俵を下りる前のこと。
それがガッツポーズに当たるかどうかはともかく、これは確信犯。
さらに、花道で観客と握手とハイタッチを繰り返した。
う〜ん、擁護が厳しい。
何かと物議を醸す男である。

初場所同様、横綱審議委員会で批判が噴出しそう。
高砂親方は頭を抱え込んでいるだろう。

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