出張から自宅に戻り、一番気が重いのは新聞が溜まっていること。
うんざり。
わが人生0585九州帰りの私を「日本経済新聞」が待ち受けていた。
日本経済新聞社の奨学生制度を利用して明治大学に進学して以来のつきあいなので、恐らく40年程。

私は、宿泊先のホテルではなるべくブロック紙や地方紙を読むようにしている。
講師やコンサルタントという仕事柄、地元の経済や様子を知っておきたい。
わが人生0586今回は「西日本新聞」などを読むことができた。
また、それが物足らなかったわけでない。
しかし、私は1951年(昭和26年)生まれの古い人間なので、取った以上は読まなければならないとの強迫観念がいまだに抜け切らない。
1週間を超える出張では、溜まった日本経済新聞は憂鬱というより恐怖。
疲労性の重い腰痛に苦しみながら、日付順に片付けていく。

ここまで書いてきて、誤解する方がいるかもしれないと思った。
私の場合、新聞を読むといっても“眺める”感じ。
わが人生0587見出しを拾う程度。
決して律儀な性格でない。
まして、いまや視力が衰え、本文が見えない。
それでも新聞がうず高く積もっていると、うんざり。
購読を取り止めればよいのだが、なかなか踏み切れない。
日本経済新聞が紙でなくデジタルに変われば、こうしたストレスも解消されよう。
私は待ち遠しい。

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