社会が閉塞感に覆い尽くされている。
戦後政治のツケは暮らしの隅々に回ってきた。
が、私は「政治」を諦めていた。
再建屋雑記帳0856どうせこの状況は変えられまい。
ならば、ベテランドライバーの運転が無難…。
そんな気持ちを捨て切れなくて衆院選の神奈川7区で自民党の候補者に一票を投じた(みんなの党は候補者を立てず)。
マニフェストで明らかなように、民主党政権に変わると景気が悪くなるのが目に見えていたからだ。
しかし、鳩山内閣は日本を本気で変えようとしている。
実は、これほど毅然とした態度で突き進むとまったく予想していなかった。
恐れ入谷の鬼子母神(古いぞ)。

時代は変わった。
成長社会から成熟社会へ。
右肩上がりの経済から右肩下がりの経済へ。
再建屋雑記帳0857人口増加から人口減少へ。
要は、真逆(まぎゃく)!
これにともない、税収が落ち込んできた。
そして、今後も落ち込みつづける。
従来の制度は経済の成長や人口の増加を前提につくられていたために、財政が破綻することに…。

鳩山由紀夫内閣は、小泉純一郎内閣も真っ青の“独断専行”だった。
「鳩」から連想するイメージと対照的。
民主主義を大切にしたら日本の再生は遅れるばかりと考えているのか?
再建屋雑記帳0858有権者の絶大な支持を後ろ盾に、これほど手続きを端折って強権を発動するとは…。
野党との話し合いはもとより、党内でのすり合わせを経ない。
蚊帳の外に置かれた民主党の国会議員はストレスが募りそう(もともと定数が多すぎる)。
それにしても鳩山内閣の閣僚は一度言ったら絶対引かない。
高速道路無料化など、国民が疑問を呈してもお構いなし。

確かに、過去の延長で突っ走ったら日本は破滅へ向かう。
毎年の衰退、将来の凋落は止められない。
どこかで思い切った過去の清算が必要だった。
再建屋雑記帳0859有権者は、戦後初の野党への政権交代という選択を行った。
これにより国の事業とカネの流れがいったん止まり、新たな分野へ向かいはじめる。
それがいくらか軌道に乗るまで、ひどい低迷に陥るかもしれない。
とくに企業の経営は…。ほどなく家計の運営も…。

かくなるうえは中長期にわたる経済の成長戦略を合わせて策定し、持ち前の強権で断行してほしい。
現状では肝心のところが見えてこない。
再建屋雑記帳0860これを欠いたまま進んでは、社会に大混乱しか残さない。
新政権の責任は重大。
そして、ゆくゆくは国家の活力、国民の元気を取り戻してほしい。
私は、鳩山内閣の誕生により日本が変わるのは分かったが、最終的によくなるか悪くなるかがいま一つつかめない。

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りそな総合研究所20091116