営業は、わがままで手強い顧客を相手にする仕事である。
しかも、顧客は一人ひとり気質や性格が異なり、感情や気分が動く。
営業教本0132ご苦労さん!
“バカ”じゃないとやっていけないが、なかなかバカになりきれない。
度量が必要であり、小利口にはことのほか困難。

さて、営業は職種としては昔から人気が乏しい。
仕事に「ストレス」がつきものであり、それへの「耐性」の低い人が増えた今日ではなおさらだ。
営業教本0133とくに若手は育つ過程で気心の知れた内輪でのつきあいに留まり、異なる社会や世代との交わりに揉まれていない。
立場や価値観の違いにぶつかる経験や、嫌な思いを味わう経験をそれほど積んでいない。
ゆえに、現実の営業活動で顧客から侮辱や叱責、拒絶を受けると、すぐにめげたり落ち込んだりしやすい。
しかも気持ちの整理をつけられず、長く引きずってしまう。

心の強さは、営業としてやっていくうえで不可欠なのだ。
こう述べると、本人はもとより社長や上司は絶望的な気分に陥るかもしれない。
しかし、心の強さは仕事に携わるなかで、次第に鍛えられていく。
営業教本0134いわゆる“打たれ強さ”は、先天性がすべてでない。
人は幸い経験を通じてもっとも学習することのできる動物。
営業の仕事には、人生の営みに通じる奥深さがある。

                       ◇

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おもに社長など経営層、部・課長など営業幹部を対象とした講話映像。
無料とはいえ、購読をお申し込みくださった皆さまにまことに申し訳なく思う。
心よりお詫びしたい。

私は3カ月ほどバタバタの状態に陥り、この講演動画の収録がままならなくなった。
仕事の混乱は続いているが、ようやくスケジュールを取れそう。
近々、『月刊トップセミナー』9月号をお届けする。
お約束から2カ月半の大幅遅れ。
いましばらくお待ちを!

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営業の質の低下は深刻!
〜勢いで採用した人が“お荷物”になる
わが人生0630
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りそな総合研究所20091116