私が都市銀行系シンクタンクで「提案営業」セミナーを行っている隣の会場で、「メンタルヘルスケア」のセミナーを行っていた。
営業教本0140休憩時間にドアが開放されていて中の様子が見えたが、かなりの盛況だった。
企業の関心が、社員のメンタルヘルスケアに向かっている。

が指導する提案営業でも、営業パーソンのメンタルヘルスケアの要素を重視している。
わがままで手ごわい顧客を相手にする営業活動は、相当な「ストレス」がつきものだ。
私が理事長を務めるNPO法人営業実践大学では、毎月おもにトップセールスパーソンをゲストに招いてきた。
営業教本0141そして、彼らが行動と苦悩を通じて掴んだ最良の営業ノウハウなどを学んできた。
驚かされるのは、彼らのなかに“飛び込み”を行っても、ストレスをまったく感じないという猛者がまれにいること。
しかし、凡人はそうでない。
私自身は、営業活動でストレスをゼロにすることはできないと思う。

そうした認識が提案営業の前提になっている。
いくらかでもストレスの少ないやり方を行い、自分の心を守るのだ。
営業教本0142私がメンタルヘルスケアの専門家に伺ったところでは、仕事に起因する“精神疾患”を病んでいる人は少なくない。
とくに過酷な営業職は、心を壊しやすい。

ところで、営業ストレスの原因とは?
言い換えれば、なぜ営業活動でストレスが大きくなるのか。
ずばり、「売ろうとするから」に尽きる。
飽和市場では、「新規顧客」でさえライバルの既存顧客であり、商品の既購入者である。
営業教本0143つまり、すでにつきあっている、買っている。
もの欲しげなアプローチを行っていては、行く先々で邪険にあしらわれよう。
営業活動が辛くなるばかりで、いつまでたっても好きになれない…。

今日、売ろうとする意識、発想、行動が営業パーソン自身をおおいに苦しめ、成績の低迷や低下を招いている。
営業教本0144私は指導に当たり、この最大の“ネック”を取り除くように努める。
それはまた、多くの企業が社是や社訓、行動指針といったクレドで謳う、「顧客第一」の営業をつくる最初の一歩。
同時に、価格提示型から「価値提供型」への転換を促す重大な契機。

目をおおう営業活動の実態市場環境はすでに厳しいが、この先はもっと険しくなろう。
それゆえ、社員や部下にストレスを軽減するやり方を指導できない社長や上司は、営業から上がってくる数字に絶望しつづける。

                       ◇

月刊トップセミナーところで、私が発行する『月刊トップセミナー』が9月号からストップしている。
おもに社長など経営層、部・課長など営業幹部を対象とした講話映像。
無料とはいえ、購読をお申し込みくださった皆さまにまことに申し訳なく思う。
心よりお詫びしたい。

私は3カ月ほどバタバタの状態に陥り、この講演動画の収録がままならなくなった。
仕事の混乱は続いているが、ようやくスケジュールを取れそう。
近々、『月刊トップセミナー』11月号をお届けする。
お約束から半月の遅れ。
いましばらくお待ちを!

◆2009年11月号
営業社員のメンタルヘルスケア
〜売り上げにブレーキをかける要因とは?

わが人生0632私は、会社の繁栄と社員の幸福を願う大勢の皆さまに視聴していただきたいと思う。
生意気ながら、“精鋭”を育成したいのだ。
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りそな総合研究所20091116