私は、NHKで「日本の祭2009 徳島阿波おどり」を見た(ながら視聴)。
40年以上前に家族で楽しんだ記憶が蘇ってきた。
同時に、徳島の経済的な貧しさ(当時の私の印象)を思い出した。
その一つが、ご飯とセットになった「中華そば」。
今日のように、ご当地ラーメンという言葉がなく、したがって「徳島ラーメン」という呼び名もなかった。
1999年に徳島市のラーメン店「いのたに」が、私の地元・新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店してから有名になったとのこと。
際立った個性はないが、いくつか特徴があった。
この特徴のせいで、ラーメン好きの私は徳島ラーメンが苦手だった。
2〜3回食べただろうか?
第1に、ラーメンをおかずにしてご飯を食べる。
ゆえに、ラーメンは量が少なめだ。
自分の意思でそうするのは構わないが、セットが決まり。
第2に、スープが甘い。
私はもともと甘味が苦手で、とくにラーメンはしょっぱくないとダメ。
第3に、ご飯が進むよう、スープは濃い豚骨醤油味だ。
ならば、甘ったるくしなければよいと思ってしまう。
真っ茶色。
県内のハム工場から大量の豚骨が出るため、簡単に手に入れられたらしい。
やはり貧しい事情を反映している。
なお、麺はごく普通。
第4に、具材(トッピング)は豚ばら肉、メンマ、ネギ、モヤシ、生卵など。
私はトンカツやハム、チャーシューを除き、豚肉が不得手である。
なかでも薄めに切られた、ひらひらした豚肉が嫌い。
私に言わせれば、「肉そば」。
それと、ラーメンに生卵は合わない気がする。
生卵そのものは好き。
また、日本そばならまったく平気。
地元の人は、このラーメンをおかずにしてご飯を食べる。
徳島でなくても、昔は中華屋でラーメンライスがメニューに乗っていた。
が、徳島ラーメンとライスは相性がよくないのでは…。
それぞれの地域で育まれた食の文化や味の嗜好があり、新潟生まれの私がとやかく言うことでないか?
わりと最近、徳島ラーメンの具材をご飯にかけた「徳島丼」が登場したと知った。
しかもそれなりの人気を得ているらしい。
私は正直、ちょっと怖い。
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同時に、徳島の経済的な貧しさ(当時の私の印象)を思い出した。
その一つが、ご飯とセットになった「中華そば」。
今日のように、ご当地ラーメンという言葉がなく、したがって「徳島ラーメン」という呼び名もなかった。
1999年に徳島市のラーメン店「いのたに」が、私の地元・新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店してから有名になったとのこと。
際立った個性はないが、いくつか特徴があった。
この特徴のせいで、ラーメン好きの私は徳島ラーメンが苦手だった。
2〜3回食べただろうか?
第1に、ラーメンをおかずにしてご飯を食べる。
ゆえに、ラーメンは量が少なめだ。
自分の意思でそうするのは構わないが、セットが決まり。
第2に、スープが甘い。
私はもともと甘味が苦手で、とくにラーメンはしょっぱくないとダメ。
第3に、ご飯が進むよう、スープは濃い豚骨醤油味だ。
ならば、甘ったるくしなければよいと思ってしまう。
真っ茶色。
県内のハム工場から大量の豚骨が出るため、簡単に手に入れられたらしい。
やはり貧しい事情を反映している。
なお、麺はごく普通。
第4に、具材(トッピング)は豚ばら肉、メンマ、ネギ、モヤシ、生卵など。
私はトンカツやハム、チャーシューを除き、豚肉が不得手である。
なかでも薄めに切られた、ひらひらした豚肉が嫌い。
私に言わせれば、「肉そば」。
それと、ラーメンに生卵は合わない気がする。
生卵そのものは好き。
また、日本そばならまったく平気。
地元の人は、このラーメンをおかずにしてご飯を食べる。
徳島でなくても、昔は中華屋でラーメンライスがメニューに乗っていた。
が、徳島ラーメンとライスは相性がよくないのでは…。
それぞれの地域で育まれた食の文化や味の嗜好があり、新潟生まれの私がとやかく言うことでないか?
わりと最近、徳島ラーメンの具材をご飯にかけた「徳島丼」が登場したと知った。
しかもそれなりの人気を得ているらしい。
私は正直、ちょっと怖い。
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