先日のブログ「デフレ嵐で客離れ牛丼は大幅値下げ」で述べたとおり、すき家が先陣を切って牛丼(並)を280円にした。
大手では最安値だ。
ついては、ブレンド米からコシヒカリへ変更。
となると、超お買い得な新商品の登場といってよい。
すき家は勝負をかけた。
これで、吉野家と松屋も大きく動くはず。

牛丼チェーンを取り巻く環境は厳しい。
以前の不況期との決定的な違いは、2百円台の弁当など異業種のライバルが相次いで出現していること。
他チェーンと戦っているだけではない。

企業にとりデフレがなぜ深刻かといえば、採算を弾いて価格設定を行うことができない。
牛丼チェーンは原材料の高騰を理由に、前回のような値段にできないと口を揃えていた。
が、結局、客が買ってくれる(食べてくれる)水準まで落とさざるをえない。

消費者は1円でも安いところへ流れる。
食品、日用品、衣料品は年末、年明けと値下げラッシュを迎えそう。
2万円高機能テレビも現れる。

⇒12月4日「デフレ嵐で客離れ牛丼は大幅値下げ」はこちら。

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