先日、テレビの報道番組で雪に埋もれたクルマが映し出された。
うろ覚えだが、北海道釧路市の国道を走っていた十数台?

今冬、東日本と日本海側が大雪に見舞われている。
年々、降雪が少なくなっていると思っていたが…。

私は新潟県直江津市(現上越市)生まれ。
日本有数の豪雪地帯であり、小学校高学年のときに1階が雪に埋まり、階段の踊り場の窓から出入りした記憶が残っている。
半世紀近く前のことで、それは凄かった。
両親は家がつぶれると、本気で心配した。

「どか雪」。
短時間で“どかん”と積もる。

私は悲しい出来事を思い出した。
昔、岐阜の山奥に暮らす父方の叔父がクルマの運転中にドカ雪に襲われ、身動きが取れなくなった。
周りに民家もなく、むろんケータイもない。
だれにも助けを求められない。
氷点下の極寒。
排気ガスによる一酸化炭素中毒で亡くなった。
子どもが幼く、叔父は無念だったろう。
残された家族は大変な苦労を味わった。

降り積もる雪に美しさや楽しさを感じる方もいるはず。
が、自然は厳しい。
怖い雪もある。

                       ◇

いまや、富山、石川、福井はあまり降らない。
新潟もそれほど降らなくなった。
むろん、山間部を除いて…。

ところが、北陸地方は天気予報で連日のように「雪だるま」のマークがついている。
近年では珍しい。

生まれ故郷の直江津に暮らすテオリアの池田秀敏氏にきのう電話をかけて尋ねたら、平野部の積雪は限られるとのこと。
それでも場所により30〜40センチに達しているらしい。

富山県滑川市に暮らす妹夫婦は屋根の雪下ろし、玄関や道路の雪掻きに追われているのか?
天望町は海から少し引っ込んだ高台なので、かなり積もっているかもしれない。

雪国の住人にとり、雪はかならずしも歓迎すべき存在でない。
生活に多大な影響が出る。

それと、今冬は雷が多いようだ。
こういうときは日本海が猛烈な季節風で荒れ狂っている。
夏の穏やかな表情と一変。
母方の叔父が子どもの頃にこれを見て激しいショックを受けた。
その印象をいまだに引きずっていて、日本海が好きになれないと語っていた。

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