日本選手では、男女を通じて初めての快挙。
宮里藍(みやざと・あい)が米女子プロゴルフツアーの今季第2戦で2週連続の優勝を飾った。
ということは、開幕連勝。
バンクーバー冬季五輪(オリンピック)の熱狂に隠れ、あまり目立たなかったが、金メダルに匹敵する活躍だろう。
しかも、日曜日はチリ巨大地震の津波が日本に押し寄せるとの予報にテレビ画面が占拠された。
そもそも開幕連勝は1966年以来44年振り。
凄いというしかないでしょう。

宮里藍は昨季、初制覇と賞金ランク3位の成績を残し、自信をつけたようだ。
今季、すでに獲得賞金は3千5百万円。
第3戦は3月下旬に行われるため、間が空く。
私は、開幕3連勝、3大会連続優勝への挑戦が楽しみ。
目力(めぢから)がさらに強くなり、きらきら輝いている。

宮里藍は米ツアー本格参戦5年目の今季、最優秀選手賞と賞金女王を目標に掲げる。
とくに前者を重視。
それは私たちが期待するメジャー制覇より、彼女のなかでプライオリティが高い。

私は爆発の予感がする。
メジャーリーグベースボールのイチロー並みの活躍を見せるのだろうか。
ならば将来、国民栄誉賞も…。
元気のない日本人に海外から“熱”を送ってほしい。

                       ◇

日本人がオリンピックで活躍できない理由がインターネットに書き込まれているらしい。
おもに韓国人の指摘か。
バンクーバー五輪で金メダル6個、銀メダル6個、銅メダル2個を取った。
しかも五輪出場選手のほぼ3人に1人がメダリスト。

「日本人は内にこもり、外へ出ようとしない」。
なるほど、いくらか当たっているかもしれない。
しかし、韓国では選手の強化・育成に対するカネのかけ方が違う。
さらに、競技の絞り込みがシビアだ。
加えて、メダリストへのインセンティブが大きい。
日本では競技の多様性が確保され、いいか悪いかはともかく機会均等が尊重される。
国情も国民性も別。

極度の経済混乱が収まり、韓国人は自信を取り戻しつつあるのか…。
2018年に冬季五輪の招致を目指している。
バンクーバーとソチに敗れ、3度目の正直。

                       ◇

バンクーバー冬季五輪に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年2月13日「バンクーバー五輪開幕、日本メダル予想」はこちら。
⇒2010年2月14日「モーグル上村愛子、ソチ3位へ挑戦?」はこちら。
⇒2010年2月16日「男子5百歓喜、長島銀、加藤銅メダル」はこちら。
⇒2010年2月17日「男子フィギュアSP、高橋3位、織田4位」はこちら。
⇒2010年2月18日「日本電産・永守重信、メダルに報奨金」はこちら。
⇒2010年2月19日「高橋大輔、攻めか守りかメダル予想」はこちら。
⇒2010年2月19日「高橋大輔、4回転失敗も銅メダル!」はこちら。
⇒2010年2月21日「葛西紀明、伊東大貴…ラージヒル決勝」はこちら。
⇒2010年2月21日「浅田真央、金メダル極秘練習全記録…NHKスペシャル」はこちら。
⇒2010年2月24日「浅田真央と荒川静香、金メダルの苦闘」はこちら。
⇒2010年2月28日「浅田真央敗因分析、ソチ金へ新コーチ」はこちら。
⇒2010年3月1日「日本金メダル逃す…女子団体追い抜き」はこちら。
⇒2010年3月2日「国母和宏…伝統の夏季、革新の冬季」はこちら。
⇒2010年3月3日「人間国宝コロッケ&キムのアイスショー」はこちら。

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