薄型テレビ(TV)の購入を急いではいけない。
2011年7月、地上アナログ放送の終了後、地上デジタル放送への完全移行後のつもりでよい。
カネに余裕のある世帯はともかく、待つのが賢明。

「日経トレンディ」によれば、今年は「2万円高機能テレビ」が大ヒットするという予測だった。
それは恐らく当たるだろう。
しかし、狙い目は来年でなかろうか…。

薄型テレビはエコポイント利用のメリットよりも、価格下落の幅のほうがはるかに大きい?
どうしても急ぐなら、政府の「エコポイント制度」が打ち切られる年末に購入する(現時点の予定)。

実際、店頭価格(実勢価格)は急降下。
2010年1月には平均で初の8万円台に突入した。
歳末商戦で価格競争が激化した2009年12月からさらに1万円強も落ちた。
わずか1カ月。
家電量販店が、2月の新製品発売を前に在庫処分に動いたことも要因。
販売量が一番多い32型が8万円台、40型が14万円台、46型が19万円台となった。
先のエコポイントや流通独自のポイントを加味すると、実質的に2〜3割安くなる。

メーカー各社は地上アナログ放送の終了が迫り、薄型テレビの投入・販売に力を入れる。
価格下落と値引き拡大の両方が加速するのでは?
また、超低価格の企画商品が登場するかもしれない。
私たちは2011年にいったいいくらで最新機種を買えるだろう。

なお、テレビの買い替えが間に合わず、地上アナログ放送が見られなくてもたいした問題でない。
ほんの数日、不便な生活を我慢すればよい。
こうした機会でもないと、テレビのない静かな生活を経験できない。
とても貴重だ。

地上アナログ放送の終了後に、薄型・大画面・高機能テレビは信じられない値段になっている可能性がある。

                     ◇

先日の日本経済新聞によれば、発光ダイオード(LED)搭載液晶テレビの店頭価格が急落した。
3カ月で3割程。
メーカーが高収益を期待した新製品もこのありさま。

◆書き加え1(8月30日)

テレビの買い時に関する内容を大幅に改訂・補強したうえでアップした。
こちらを参考にしてほしい。

⇒2010年8月12日「液晶テレビ(TV)の買い時と選び方…地デジ移行」はこちら。

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