私は昔、買い物のポイントが貯まり、東京湾クルージングのアフターヌーンクルーズ券と引き換えた。
仕事と家事、育児で疲れていた妻にあげたかった。
妻と子、友人と子の4人が日の出ふ頭から乗り込んだ。
それなりに楽しめたとのこと。
人はときどき心のビタミンが必要だ。
食事はなく、コーヒーかティーがつく。
二人から様子を聞き、私はディナークルーズを一度味わってみたいと思った。

そして以前、その機会に恵まれた。
私はコンサルタントという仕事柄、企業経営者とのつきあいが多い。
私が仕事で頑張ったせいか、放っておかれる家族が気の毒になったせいか、顧客がディナークルーズ券をプレゼントしてくれた。
ただし、「マリーンルージュ横浜クルージング」。
社長は、会社は東京だが、自宅は横浜。
時間のない私は、むしろ地元がありがたかった。
ランチクルーズとディナークルーズでは景観もさることながら、食事への期待度が違う。

乗り場は横浜・山下公園桟橋。
手前の山下公園は昔、屈指のデートスポットだった。
目の前の「ザ・ヨコ(ザホテルヨコハマ)」は週末、大勢のカップルで賑わい、宿泊の予約が難しかった。
このホテルは「ザヨコハマノボテル」を経て「ホテルモントレ横浜」に名称が変わった。
経営母体が移ったのだ。

ホテルモントレ横浜では、旧米国領事館の雰囲気を再現したザ・ヨコの内装を残しながら本格的なリニューアルを施した。
確か耐震補強工事も…。
私は、この近くの顧客の仕事でかなり利用した。
古さは否めないが、客室などはわりと快適である。
ただ、みなとみらいに外資系ホテルや大手ホテルができ、観光客はそちらへ流れてしまった。
集客に苦労しそうだ。

マリーンルージュ2私たち3人は、山下公園桟橋からマリーンルージュに乗り込んだ。
そして、フレンチのコース料理をいただいた。
基本はクルージングを楽しむものなので、街なかのレストランと味を比べてはいけない。
有名店でなくても夕食代は1〜2万円を覚悟しなくてならない。
しかし、窓外に流れる夜景を眺めながらの食事は非日常のときめきがあり、私には十分においしかった。
会話が弾んだ。

なお、夏場はともかく、海を渡る風が寒いので1枚羽織れるものを忘れずに。
時間はちょうどよかった。

                       ◇

いまインターネットの公式サイトで調べた。
マリーンルージュ横浜クルージングには、夜間の「ディナークルーズ」のほかに、昼時の「ランチクルーズ」と夕刻の「サンセットクルーズ」がある。
昼時と夕刻は90分、5千5百円。
夜間は2時間、1万1千円。
乗船料・食事代込みのセット料金。
なるほど、「ギフト券」の販売に力を入れていた。

また、乗り場は「山下公園」のほかに、「みなとみらい」と「ピア赤レンガ」がある。
そういえば、途中で2カ所の桟橋に立ち寄った。
山下公園⇒みなとみらい⇒ピア赤レンガの順序。

いずれのクルーズにおいても結婚披露宴やパーティなどで個室の貸し切りが可能。
思い出深いイベントになりそうだ。
どのクラスの都市ホテルを利用するかにもよるが、それと比べて費用は決して高くないはず。
船丸ごとの貸し切りも可能か…。
船内での調理には限界があり、食事を最重視する向きにはお奨めできない。

私たちはマリーンルージュの乗船体験におおいに満足した。
顧客に感謝!

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