私は公開セミナーと講演が続き、疲労が限界に近い。
声もガラガラ…。
年なので静かに話そうとしているが、受講者の熱を感じると、私もつられて力が入ってしまう。
きのう大阪で行った、みずほ総合研究所主催の「提案営業セミナー」がそれだった。
大阪証券取引所の立派なビル内の北浜ホール。
私は講師稼業が長く、朝、会場で参加者の表情や様子を見た途端におおよそのレベルが分かる。

実際、講義中はあちこちで大きく頷いている。
休憩時間は会話や質問で盛りあがる。
そして、名刺交換の列ができる。
加えて、翌日のメールでも…。
通常の営業セミナーでここまで大きな反響が沸き起こるのは珍しい。

私はきのう、へろへろ。
しかも東京に戻るため、終了後の対応を30分程度に留めたいと思っていた。
ビル1階の上島珈琲に場を移し、受講者数名と質疑応答を兼ねた歓談。
ところが、凄く熱心なため、私は話が止まらなくなってしまった。
結局、「特別セミナー」。
気づくと1時間半近くが経っていた。

私のセミナーや講演の出発点は、「売ろうとして売れる時代はとうに終わっている」。
市場環境は非常に厳しい。
それでも営業は“数字”に責任を負わなくてならない。
しかし、この先は一段階、二段階、三段階売れなくなるだろう。
営業関係者の能力強化を図らずして、業績の維持どころか企業の存続さえ叶えられない。

私はいつも私なりに精一杯、セミナーや講演を行っている。
とはいえ、受講者に営業の見直しと活性化のヒントもしくは材料、あるいは“きっかけ”を差しあげられるにすぎない。
「私の講義など取るに足らない」と繰り返し述べている。

大事なのは、受講後。
「これでいいのか、うちの営業?」。
「これでいいのか、私の営業?」。
はたして従来の営業の延長で社長は会社と社員を守れるのか、社員は自分と家族を守れるのか。
この根源的な問いかけを決して忘れず、営業の高みを目指していただきたい。

名刺交換者には『月刊トップセミナー』を毎月差しあげる。
無料だからといって、手抜きは一切していない。
15分前後の映像だが、コンテンツ(講義内容)の作成に丸3日は割いている。
中身をぎゅうぎゅうに詰め込んだ。
最近、職場や営業会議で視聴してくださる企業が増えている。
また、MBA(社会人大学院)や経済団体などでも配信・配付されている。

「継続は力なり」。
年金は支給開始が遅れ、若い世代は少なくとも70歳前後まで働かなくてなるまい。
職業人生はとてつもなく長く険しい。
どうか向上意識と自己実現欲求を持ち、粘り強く学びつづけていただきたい。
かならずや大きな力となる。

皆さん、どうもありがとう。

                       ◇

ところで…。
充実したセミナーや講演になるかどうか?

むろん、講師は力量が問われる。
プロの端くれとして、つねに自分を戒めている。
しかし、私一人の頑張りでは限界がある。

実は、セミナーや講演は、講師と受講者のコラボレーション(共創)である。
私の場合はとりわけ“変革系”の内容なので、受講者の危機感の強さと問題意識の深さが大事になる。
互いに噛み合ったとき、素晴らしい時間と空間を共有できる。

「この仕事をやっていてよかった」。
そう、心の底から思える。

                       ◇

私は今朝、体中の激しい痛みでベッドからしばらく起き上がれなかった。
「身動きができない」。
日常の動作や仕草がままならなくなってきた。

今夕、三井住友銀行系列のSMBCコンサルティングで「営業変革講演」の講師を務める。
テーマは、「営業を変えて会社を伸ばす」。
経営幹部向けの激辛セミナーであり、大噴火しそう。
最悪のコンディションで、はたして体が持ち堪えられるか。

概要は以下のとおり。

日程◆2010年4月22日(木)
時間◆午後6時30分〜8時30分
会場◆SMBCホール(千代田区麹町)
名称◆SMBCビジネスセミナー
演題◆90分経営塾 変革を起こすリーダーの条件
   「営業変革トップセミナー」
講師◆和田創(わだ・そう)
対象◆経営層、管理職
主催◆SMBCコンサルティング

講演自体は1時間半。
私は、参加者との名刺交換と交流が楽しみだ。
変革志向の強い経営幹部の方々にぜひご参加いただきたい。

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