私がブログを始めて3年以上が過ぎた。
この2年間ほどは自分にブログの更新を課してきた。
半生の振り返り、現在の見直しによい機会になると考えた。
人は、自分と向かい合う時間をなかなか持てないものだ。
私は可能なときに書き溜めるようにしているが、仕事に追われるとストックが底を突き、大慌てで当日分を記している。
筆が極端に遅いため、睡眠時間を大幅に削ることになる。
また、新幹線の移動時間も費やしており、極端に悪い目が悲鳴をあげる。
ブログの更新でへろへろという状態も珍しくない。
ふと思った。
初めは苦痛だった。
いつのまにか満更でなくなっていた。
いまやブログを更新することに夢中になっている。
しかも、それに満足している自分に気づかされた。
最近、MBAから“起業本(共著)”を出すため、十年ぶりくらいに原稿を執筆したことがきっかけである。
人は満たされると、それに流されやすい。
この2年間ほどは仕事で成果を出せないまま、あっという間に終わってしまった。
本の執筆を誓い、ジョイントベンチャーの立ち上げを誓い、自分商品の開発・導入を誓ったのに…。
私は何一つやり遂げていない。
例えば、ブログに注いだエネルギーを本に振り向けていたら、何とか2〜3冊は出せたはずだ。
むろん、ブログの記事を講演や公開セミナー、企業研修の内容にどんどん取り入れてきた。
記事そのものをテキストとして用いることもあった。
しかし、それで終えてはもったいない。
単行本の原稿の土台くらいにはなりそうだ…。
私はブログの更新が“好き”になり、それに飲まれていた。
実際、まれに途切れると悔しいだけでなく寂しい。
ケータイを忘れて外出したときの気分に近い。
体のパーツを失った感覚だ。
ブログの更新は日常の一部になり、いつしか主要な部分を占めるに至った。
私はこのたび「ブログ依存症」という自己診断を下した。
それが仕事の成果に明らかに響いており、ならば悪しき習慣と考えるしかない。
3つの誓いを一気に実現するのは難しいが、とりあえずできそうなことから片付けていきたい。
すべて途中で止まっている。
こうした事情に加え、還暦前年の私は2010年4月から1年がかかりでサードキャリアに挑戦している。
いわば就活中の身分である。
私は頑張っているが、目標とする2011年3月までに成功していると限らない。
過去十余年、長期間かつ長時間の企業研修は最大の収入源だった。
業種や規模を問わず、多くの企業で採用された「和田創方式提案営業研修」である。
“基礎コース”が8日間であり、受講する側からすれば非常に重い。
中級・上級コースへ進むと24日間に及ぶ。
それはしばしば合宿をともなう。
体調と体力が急に衰えた私は激務に耐えられなくなった。
私はおもに企業研修の講師から短時間の講演の講師へ転職を試みているのだ。
前者は企業で受託するが、後者は個人で請け負う。
社員でも行えるビジネスと私しかできない個人商売の違いだ。
それも著名人が行うのが普通であり、これ一本で私が食べていくのは至難と覚悟している。
一般人の講演料は耳を疑う金額である。
私は3つの誓いと転職の実現のために、ブログに注ぐエネルギーを大幅に減らすことにした。
◇
私は、頑張って原稿を書く以上はなるべく大勢に読んでいただきたいと思っていた。
私がおおよそ念頭に置いたのは、次世代のリーダーである。
日本の凋落、経済の衰退が加速する現在、それは「変革リーダー」になるだろう。
挫折と遠回りの末につかんだ私なりの仕事・経営・人生・社会の立て直しのキモを綴ることを目指した。
そこで、ライブドア「和田創 講演講師の引き出し」を基本とし、これをアメーバ「もっとあなたへ 和田創」、FC2「経営コンサル和田創の講演メモ」、ヤフー「変革リーダーの条件」に展開してきた。
いわゆるミラーサイト。
1日に合計で5百人〜千人のユニークユーザーが訪れる。
このところ、私がブログに割ける時間が減り、読者が減ってきた。
それでもかなりの固定読者がついている。
1日数千名に達したこともある。
感謝したい。
ブログのアップは予約機能も使いながら、たいてい社員や家族にやってもらった。
再録込みで1日1〜3本。
かなり手を煩わせてきた。
今後、時間の制約によりブログは駄文が中心になろう。
幸い、書きかけの素材が2〜3百本くらい残っており、これを仕上げながら1日1本を守っていきたい。
が、考えを深められそうもない。
わざわざブログを展開する価値を見出せず、本日をもって3本のミラーサイトを休止する。
2〜3年後、気合いの入ったブログを書けるようになれば復活させることがあるかもしれない。
アメーバ、FC2、ヤフーの読者に心より感謝したい。
ご愛読、まことにありがとうございました。
なお、ライブドアでは細々と更新しており、よろしければこちらをご登録くださればうれしい。
Copyright (c)2010 by Sou Wada
←応援、よろしく!
この2年間ほどは自分にブログの更新を課してきた。
半生の振り返り、現在の見直しによい機会になると考えた。
人は、自分と向かい合う時間をなかなか持てないものだ。
私は可能なときに書き溜めるようにしているが、仕事に追われるとストックが底を突き、大慌てで当日分を記している。
筆が極端に遅いため、睡眠時間を大幅に削ることになる。
また、新幹線の移動時間も費やしており、極端に悪い目が悲鳴をあげる。
ブログの更新でへろへろという状態も珍しくない。
ふと思った。
初めは苦痛だった。
いつのまにか満更でなくなっていた。
いまやブログを更新することに夢中になっている。
しかも、それに満足している自分に気づかされた。
最近、MBAから“起業本(共著)”を出すため、十年ぶりくらいに原稿を執筆したことがきっかけである。
人は満たされると、それに流されやすい。
この2年間ほどは仕事で成果を出せないまま、あっという間に終わってしまった。
本の執筆を誓い、ジョイントベンチャーの立ち上げを誓い、自分商品の開発・導入を誓ったのに…。
私は何一つやり遂げていない。
例えば、ブログに注いだエネルギーを本に振り向けていたら、何とか2〜3冊は出せたはずだ。
むろん、ブログの記事を講演や公開セミナー、企業研修の内容にどんどん取り入れてきた。
記事そのものをテキストとして用いることもあった。
しかし、それで終えてはもったいない。
単行本の原稿の土台くらいにはなりそうだ…。
私はブログの更新が“好き”になり、それに飲まれていた。
実際、まれに途切れると悔しいだけでなく寂しい。
ケータイを忘れて外出したときの気分に近い。
体のパーツを失った感覚だ。
ブログの更新は日常の一部になり、いつしか主要な部分を占めるに至った。
私はこのたび「ブログ依存症」という自己診断を下した。
それが仕事の成果に明らかに響いており、ならば悪しき習慣と考えるしかない。
3つの誓いを一気に実現するのは難しいが、とりあえずできそうなことから片付けていきたい。
すべて途中で止まっている。
こうした事情に加え、還暦前年の私は2010年4月から1年がかかりでサードキャリアに挑戦している。
いわば就活中の身分である。
私は頑張っているが、目標とする2011年3月までに成功していると限らない。
過去十余年、長期間かつ長時間の企業研修は最大の収入源だった。
業種や規模を問わず、多くの企業で採用された「和田創方式提案営業研修」である。
“基礎コース”が8日間であり、受講する側からすれば非常に重い。
中級・上級コースへ進むと24日間に及ぶ。
それはしばしば合宿をともなう。
体調と体力が急に衰えた私は激務に耐えられなくなった。
私はおもに企業研修の講師から短時間の講演の講師へ転職を試みているのだ。
前者は企業で受託するが、後者は個人で請け負う。
社員でも行えるビジネスと私しかできない個人商売の違いだ。
それも著名人が行うのが普通であり、これ一本で私が食べていくのは至難と覚悟している。
一般人の講演料は耳を疑う金額である。
私は3つの誓いと転職の実現のために、ブログに注ぐエネルギーを大幅に減らすことにした。
◇
私は、頑張って原稿を書く以上はなるべく大勢に読んでいただきたいと思っていた。
私がおおよそ念頭に置いたのは、次世代のリーダーである。
日本の凋落、経済の衰退が加速する現在、それは「変革リーダー」になるだろう。
挫折と遠回りの末につかんだ私なりの仕事・経営・人生・社会の立て直しのキモを綴ることを目指した。
そこで、ライブドア「和田創 講演講師の引き出し」を基本とし、これをアメーバ「もっとあなたへ 和田創」、FC2「経営コンサル和田創の講演メモ」、ヤフー「変革リーダーの条件」に展開してきた。
いわゆるミラーサイト。
1日に合計で5百人〜千人のユニークユーザーが訪れる。
このところ、私がブログに割ける時間が減り、読者が減ってきた。
それでもかなりの固定読者がついている。
1日数千名に達したこともある。
感謝したい。
ブログのアップは予約機能も使いながら、たいてい社員や家族にやってもらった。
再録込みで1日1〜3本。
かなり手を煩わせてきた。
今後、時間の制約によりブログは駄文が中心になろう。
幸い、書きかけの素材が2〜3百本くらい残っており、これを仕上げながら1日1本を守っていきたい。
が、考えを深められそうもない。
わざわざブログを展開する価値を見出せず、本日をもって3本のミラーサイトを休止する。
2〜3年後、気合いの入ったブログを書けるようになれば復活させることがあるかもしれない。
アメーバ、FC2、ヤフーの読者に心より感謝したい。
ご愛読、まことにありがとうございました。
なお、ライブドアでは細々と更新しており、よろしければこちらをご登録くださればうれしい。
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