民主党の体質がいくらか変わってきた。
このブログで述べたとおり、私は独裁や恐怖というイメージを拭えなかった。
もっとも民主的でない政党の一つ。

その健全化に大きな役割を果たしたのが80歳近い衆議院議員、渡部恒三である。
おじいさんは最後の務めと心得ているのか、言いにくいことを言ってきた。

TBSテレビに「水戸黄門」という長寿番組がある。
私は黄門様を見るような気分。
好々爺ながら悪事を許さない。

渡部恒三は、小沢一郎幹事長のみならず鳩山由紀夫首相についても明確に退陣を求めた。
痛快だった。
党内の雰囲気が明るくなり、風通しがよくなった。

                       ◇

ここまでは10日ほど前に書いた。

渡部恒三は先頃、TBSの「時事放談」で、郵政改革法案を衆議院で強行採決したのは間違いと発言した。
さらに、特定の業界や組織から依頼されて法律を決めたり予算をつけたりし、その見返りに選挙を応援してもらう時代は終わったと…。
正論だ。

渡部恒三は、民主党の支持率回復の陰の立役者である。

                      ◇◆◇

第22回参議院議員通常選挙に関するブログは以下のとおり。

⇒2010年6月15日「したたか与党・民主が勝利…参院選予想」はこちら。

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