私が理事長を務める「NPO法人営業実践大学」では第169回公開講座を行う。
実は、本大学は現在のスタイルでの運営を2011年3月に終了する。
ついては、2010年1月〜9月を過去の好評セミナーのアンコール企画とした。
8月は夏休みのため、今回を含めて残り2回の開催である。
長らくのご支援に対し、心より感謝する。

第7弾の案内文は以下のとおり。

巧みな話術で顧客を説得して商談を成立させる…。
これが営業パーソンがイメージする商談ではないでしょうか?
しかし、いまや「トークを磨いても売れない」「話すほど顧客は引いてしまう」のが現実です。
売れる時代で武器となったやり方は、売れない時代ではマイナスとなります。
商談はトークの良し悪しでなくプロセスの適否で決まります。
ゲストの渡瀬謙氏は内気な性格を強みとし、独自の営業手法を生み出しました。
それが「ステップ営業法」です。
氏は話さず、ステップを大切にすることで、顧客の相談相手として商機を見出し、クロージングに結び付けます。

概要は以下のとおり。

日 程◆2010年7月14日(水)
時 間◆午後7時40分〜9時20分(1時間40分)
会 場◆ジェイック(地下鉄神保町駅至近)
演 題◆渡瀬謙「サイレントセールス」セミナー
副 題◆内気で無口な男がリクルートでトップ営業マンに!
ゲスト◆渡瀬謙(有限会社ピクトワークス代表取締役)

講師略歴は以下のとおり。

精密機器メーカーを経てリクルートに入社。
内向的なため、まったく売れない日々を過ごす。
その後、自分の性格に合った営業スタイルへ転換させ、1年目にしてトップセールスを達成した。
ピクトワークスを設立し、持論の「サイレントセールス」を中心に執筆やセミナーなどで活躍する。
『アポ取りの達人』など著書は多数。

ゲストの渡瀬謙氏は、内気で無口な人でも売れる営業とはどのようなものかを探りつづけてきた。
折しも、市場の成熟化につれ、PUSH型の営業からPULL型の営業への転換が求められるようになった。
さらに、技術スタッフやサービススタッフなど口下手な人でも営業活動の一端を担うようになった。
渡瀬謙氏は、市場環境や経営環境の変化も追い風となり、「しゃべらない営業」の第一人者として教育指導に奔走している。
今回は、そのエッセンスを披露していただく。

私・和田創は前座として、「社長スクール」で講演を行う。
演題は、「終わりから始まる 〜行うために学ぶ」。
時間は、午後6時50分〜7時20分(30分間)。

私はこれまで大勢の方々に和田創方式の「提案営業研修」や「提案営業セミナー」を受けていただいた。
ところが、講師として幕引きが迫るいまになり、それがどれくらい役立っているか、不安に駆られている。
すでに受講してくださった方、これから受講してくださる方へ、成果向上の観点から研修やセミナーの生かし方についてメッセージを届けたいと考えた。
私が最近気がかりなのは、知るために学ぶ人が増えていることだ。
研修もセミナーも終わってからの勝負である。
受講者は自らの意識と姿勢が問われている。

当日の受講料は一般4千円、会員2千円。
NPO法人なので、収益事業でなく社会貢献事業。
ぜひお気軽にご参加ください。

なお、途中の20分間はフリータイム(名刺交換会&休憩)。
毎回、ゲストと参加者、参加者同士で大盛りあがり。
どうか名刺をお忘れなく。

Copyright (c)2010 by Sou Wada

人気ブログランキング←応援、よろしく!